「ラフトクランズ・アウルン」の版間の差分
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2016年8月5日 (金) 12:31時点における版
- 登場作品:バンプレストオリジナル
- 分類:騎士機
- 動力:オルゴン・エクストラクター
- 補助MMI:サイトロン・コントロール・システム
- 全長:34.0m
- 重量:85.2t
- 所属:フューリア聖騎士団
- 主なパイロット:アル=ヴァン・ランクス
- メカニックデザイン:柳瀬敬之
概要
フューリー達の軍事組織であるフューリア聖騎士団において、各隊を率いる隊長格の騎士が乗る「騎士機ラフトクランズ」のカスタムモデルの1機。このアウルンはオルゴン・ソードを用いた近接戦を得意とするアル=ヴァン・ランクス専用機。 スーパーロボット大戦Jにおける、アル=ヴァンの黒いラフトクランズに当たる機体だが、色は灰色になっている。
アル=ヴァンの専用機として調整されているので、彼以外には扱えない。過去の大戦では同型のアウルンが複数いたが、アル=ヴァン機を除いたすべてが失われている。[1]。
OGMDのラフトクランズシリーズでは唯一、J版ラフトクランズと同じデザインをしている。
登場作品と操縦者
OGシリーズ
- スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
- オープニングから早速姿を見せるが、実際に交戦できるのは地上ルートオンリー(分岐で宇宙を進むと全く出てこない)。威力の高い軽減バリアが面倒だが、分身能力は封印されたままなので特殊回避に怯える必要はない。
- ラフトクランズの中では割と常識的な性能であり、攻撃能力も接近戦特化ゆえ大技の射程が短く、さほどではない。ただし、他の機体同様地形効果を利用するために地上に降りているため、耐久力はスペック以上に高い(しかも出てくる全てのステージにおいていわゆる「逃げボス」であるため、下手をすると一度も落とせずに終わる)。
- この機体はソードに専用モーションが用意されている。
- 第44話で正式参入。Jでは出来なかったインターミッションでの改造も可能である。加入が遅い分機体性能は高く、武装のバランスも良好でEN回復(中)のおかげで継戦能力もばっちり。短所としてバリア貫通効果のある武装がない点と気力114以下だとどこぞの皇帝機よろしく隣接機への通常攻撃手段がない(MAPWは例外)点があるが、味方側なので激励や強襲等その辺のカバーは幾らでも効く。
装備・機能
武装・必殺武器
- オルゴン・キャノン
- 唯一の内蔵武器でマップ兵器。バックパックから迫り上がってきた二門、腹部の一門の高エネルギー砲をまとめて敵にぶつける。今までのシリーズと違い、射程内に1ユニットしかいなくても構わず撃って来る。
- オルゴン・ソード・ライフル
- 二つある携行武器の一つ。ビーム弾を撃ち出す銃であるが、引っ繰り返してオルゴン結晶の刀身を出力する剣としても使える。
- オルゴン・ライフル
- ソードライフルを変形させてエネルギー波を撃ち出す。ALL武器。
- オルゴン・ソード
- ソードライフルの両側面にオルゴンの結晶で刃を造り出し、斬撃で吹き飛ばした後、高速機動の残像からオルゴナイト・ミラージュを形成して相手を串刺しにし、オルゴナイトで固めて動きを止めたところを本体がすれ違いざまに両断する。
- 元になった演出は『J』におけるジュア=ム機のオルゴンクローFモードと思われる。オルゴナイトの分身で相手を拘束する点などがよく似ている。
- オルゴナイト・バスカー・ソード
- 必殺技。ソードで敵を切りまくり、吹き飛ばした後に刀身を展開してオルゴナイトの刃を形成。突撃すると見せかけて空間跳躍で背後に回り込んで切り裂き、そのまま大上段の一撃で一刀両断する。味方時のみアル=ヴァンのカットインとトドメ演出が入る。他のカスタムの必殺技とネーミングが違うのは、ファウネアのライフル、カロクアラのクローが「バスカー・モードを起動して対応する武器で攻撃する」技なのに対し、これは「オルゴナイトで出来た剣をバスカー・モードのパワーで振り回して攻撃する」技だからである。邪魔になるためか、途中でクローシールドは投げ捨てられる。
- クローシールド
- 二つある携行武器の一つ。堅牢な手持ちの盾である他、腕に装着して先端を展開すると近接戦用のクローとしても使える。
- オルゴン・クロー
- シールドを展開させ、腕に装着する大型のクロー。クローで掴んで引きずりまわし、投げた上に追撃を加えるかなり動きのある演出になっている。
- 本機に限った話ではないが、『J』におけるジュア=ム機のモーションと同じ。
特殊能力
- 盾装備
- シールド防御を発動。アウルンはアル=ヴァンの思考ルーチンの問題で防御を選択することが少ないのでさほど脅威ではない。
- オルゴン・クラウドS
- 気力130以上で全属性ダメージを1軽減し、かつ空間跳躍によって移動時のEN消費と移動コストを無視する。Jにあった分身はラースエイレムとして分割された。
- ラースエイレム
- 気力120以上の時、一瞬だけ時間を止めることで攻撃を特殊回避する。シャナ=ミアの許可が出ていないため、敵仕様は終始封印状態で検索にも引っかからないが、味方仕様は最初のステージのみ封印、次のステージ冒頭で許可が降り、解禁される。
- EN回復(中)
- ターンごとに最大ENの20%を回復。OGMDでは地形ボーナスも重なりかなりの量が回復するが、敵ユニットゆえにENが莫大なのでそもそも誤差の範囲である。意味を成すのは味方になってからだろう。
移動タイプ
サイズ
- L
- 実は巨大。
カスタムボーナス
- 格闘武器の攻撃力+300
- OGMDで採用。メインの武器が順当に強くなる。加入時期の都合でドラコデウスやブラキウムにおけるラースエイレム無効化は無い。
機体BGM
- 「Moon knights」
- フューリーの騎士達のテーマ。
- 「The Knight of the Fury」
関連機体
- ラフトクランズ
- スタンダードモデル。アウルンはこの機体をソードによる短距離接近戦特化に調整した機体。
- ラフトクランズ・ファウネア
- フー=ルー・ムールー機。こちらはライフルによる遠距離射撃戦特化に調整されている。
- ラフトクランズ・カロクアラ
- カロ=ラン・ヴイ機。両腕にクローシールドを装備した格闘戦特化型。
- ズィー=ガディン
- 『OGMD』ではアウルンの分身を生成する。
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- ↑ ズィー=ガディンのオルゴ=ラ・ガディンにおいてアウルンのミラージュのみが生成されるのも「過去には多くのアウルンが存在した」という事を物語っているのかもしれない。また、生成されるオルゴナイト・ミラージュの外見が機体に依存している場合、ズィー=ガディンの素体がアウルンという可能性もある。