「グランティード・ドラコデウス」の版間の差分

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他の二人と異なり、肉体にあたる「機神体」が既に滅んでおり、魂のみがコアである「神核」に宿っている。その神核がグランティードの中枢コアに流用されているため、覚醒状態になるとグランティードを自力で動かせる。ただし、玉座機は本来の肉体ではないため適合が完全ではないのか、覚醒状態を長時間維持できない。
 
他の二人と異なり、肉体にあたる「機神体」が既に滅んでおり、魂のみがコアである「神核」に宿っている。その神核がグランティードの中枢コアに流用されているため、覚醒状態になるとグランティードを自力で動かせる。ただし、玉座機は本来の肉体ではないため適合が完全ではないのか、覚醒状態を長時間維持できない。
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なお、フューリーの世界にもクロスゲートがある事から、少なくともクロスゲートから現れた存在と思われる(この場合、他の同族の経緯とも重なる)。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==

2016年7月30日 (土) 12:31時点における版

概要

スーパーロボット大戦J

スーパーロボット大戦J』に登場する、主人公用後継機の1つ。

グランティードが危機に陥った際、それに呼応して現れた謎の竜型機動兵器「バシレウス」と合体する事によって誕生したスーパーロボット

オルゴンモード時には、たたまれた状態の背面パーツが外側へ開き、カバーが上下に展開、内部のオルゴン放出部(?)が露出する。さらに4つのバックパック先端が展開して4頭の竜が出現、咆哮とともに強大な力を得る。その姿はフューリーの創世神「フューレイム」の姿に似ているとされている。

オルゴン・クラウドの発生によって短距離の空間転移や、バリアフィールドの形成が可能。またグランティード同様「ラースエイレムキャンセラー」が機体コアに組み込まれており、騎士機ラフトクランズの時間制御装置「ラースエイレム」を無効化できる。

なお、ゲーム中においては他の機体と後継機入手イベントを統一するために設定が変更され、「グランティードの強化ボディ」ということになっている。

スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ

グランティードがバシレウスと合体した姿で、玉座機の真の姿。「皇家の真剣」と称されるフューリー最強の機体であり、ルイーナとの決戦兵器の一つでもある。

自立起動したグランティードに救出され、脱出を試みるトーヤ達がフー=ルーに追い詰められ危機に陥った際、起動したバシレウスが飛び込んできて合体したことでラースエイレムが無効化され、この姿となった。

グランティードをさらに上回る凄まじい力を発揮するが、バスカー・モードを発動するには創世神フューレイムの末裔たるフューリーの皇族と、それを守るシューン家の騎士が乗っていなければならない。

クロスゲートを閉じて封印する鍵として伝えられていたが、その真の力は多くの人の意志を集めることにより、クロスゲートを破壊する剣となることである。

神竜バシレウス

フューリーにおいて、グランティードとならび特別な存在とされる最強の兵器。創世神話に出てくる龍の神を模して建造された機体で、由来どおり翼を持った龍の姿をしており、これ自体もラースエイレムを搭載している。パイロットはおらず、自立機動する。

戦闘力は折り紙つきで、フューリア騎士団では切り札として保有している。だが、この機体はフューリーの守護ではなく、グランティードという機体の守護を第一目的として動いており、グランティードが危機に陥った場合は例え敵の手に渡っていようともすぐさま駆けつける。

真の姿は本体を含め5本の首を持った多頭竜であり、合体時にその力の全てが解放される。

創世神フューレイム

OGシリーズにおいて、玉座機の外見モデルであるフューリーの創造神。その正体は巨人カドゥム・ハーカームの一人であり、フューリーを教化した存在。

ラ・ギアスのハーカームやマシンヒーロー世界のXN-Lを名乗った個体と異なり、外敵に遭遇しなかったのか元々そうなのか、フューリーや地球の人類に対して協力的であり、特に自身の末裔とされる皇族、それを守るシューン家の騎士に対して力を強く貸し与える。また、彼らの意思を歪めるものはたとえフューリーであろうとも決して許さず、OGMDではトーヤの危機に反応してグランティードを勝手に動かし救出に向かっている。

他の二人と異なり、肉体にあたる「機神体」が既に滅んでおり、魂のみがコアである「神核」に宿っている。その神核がグランティードの中枢コアに流用されているため、覚醒状態になるとグランティードを自力で動かせる。ただし、玉座機は本来の肉体ではないため適合が完全ではないのか、覚醒状態を長時間維持できない。

なお、フューリーの世界にもクロスゲートがある事から、少なくともクロスゲートから現れた存在と思われる(この場合、他の同族の経緯とも重なる)。

登場作品と操縦者

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦J
字数制限のため機体名は『G・ドラコデウス』名義。名称変更可能。接近戦用のP属性武器は格闘系、移動後使用不可能の遠距離攻撃は射撃系と分かれている。武器名は全てインターミッションで変更可能。イベント後に入手する。グランティード時と比べて移動力が1プラスされ、機体・武器性能が一回りずつ強化された他、特殊能力オルゴン・クラウドが追加。元々の装甲値の高さと相まって防御面はトップクラス。武装も遠近双方に対応している上に改造による攻撃力上昇がスーパー系にあるまじき高さに設定されており、非常に高いレベルでバランスの取れた機体である。
スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
クロガネルート第31話「皇家の真剣」にてトーヤが乗り換える。しばらくはトーヤとパートナーの二人乗りだが、第37話「静死からの帰還」でシャナ=ミアがサブパイロットとして参戦し、三人乗りになる。
性能はさらに上がっており、ラースエイレムの追加で特殊回避が出来るようになったこと、オルゴン・クラウドの強化により特に防御性能が大幅に上昇。移動力も上がっている。無論攻撃力もトップクラスだが、インフィニティ・キャリバーの解禁が遅すぎるのが難点。その反面P武器の射程が上がったことで一気に進撃戦が得意になっているため、ブリガンティと並んで切り込ませるのがベター。
性能もさることながら設定面が凄いことになっている。

装備・機能

武装・必殺武器

ドラコ・ナックル
OGシリーズで追加された攻撃。両腕にオルゴナイトの刃を作り出し、ロケットパンチの要領で射出して貫く。
オルゴンドラコブラスター
頭部リング状パーツからオルゴンエネルギーを発射する。オルゴン・ブラスターの強化版。
フィンガードラコバスター/フィンガー・ドラコ・クラッシャー
敵機に突撃して両手からの貫手を連続で放ち、トドメにアッパー貫手を食らわせる格闘攻撃。
オルゴン・ドラコ・スレイブ
跳躍し、上空よりオルゴナイト混じりのエネルギー波を胸部の竜の顎から放つ。オルゴン・スレイブの強化版。
オルゴナイト・バスター
OGシリーズで追加された攻撃。
バスカー・モードを起動し相手に肉薄、バシレウス頭部の噛みつきと4つの首から現れたドリルで拘束し、小竜のブレスとドラコ・スレイブで敵機を粉砕する。
ドラコ・ヘッズ
バシレウスの本体以外の4つの首の総称。舌はロングドリルとなる他、本体同様にブレスを吐き出すことも出来る。但しバシレウス単独では使用できず、合体時にグランティード側から制御することで初めて姿を現す。
インフィニティキャリバー
グランティード・ドラコデウスの必殺技。
尾部の先端が柄に、頭部の角状パーツが鍔になり、機体本体の3倍ほどもあるオルゴン結晶の刀身を有す大剣「インフィニティキャリバー」による攻撃。
使用するためには同乗するパートナーの搭乗回数が20回以上必要(周回プレイの場合、以前のプレイで条件を満たしていれば最初から使用可)。攻撃力等に差異は無いが、パートナーによって演出が変わる。
Jでは共通して攻撃開始時にオルゴンモードを発動する。
カティア
5つの竜の頭から発射したオルゴンエネルギーで相手をクリスタルに封じた後、インフィニティキャリバーを形成し両断する。
テニア
体当たりからオルゴン・エネルギーによる封印に繋ぎ、最後にキャリバーを投げつける。
メルア
分離した後オルゴンエネルギーを纏い突撃、内部で再合体して粉砕する。キャリバーは一切使用しない
フェイスガードを外したグランティードと分離したバシレウスが見られるのはここだけ。
OGMDでも最強武器で、パートナーによって演出が変わるのも同じだが、如何せん解禁が遅すぎるのが問題。XN-Lが最後に控えているので、こいつに叩き込むべし。演出はエネルギー解放→バシレウス分離と同時にバスカー・モード発動、オルゴン・コーティングの後突撃して戻るまでは同じ。
カティア
再合体後、ドラコ・ナックルからドラコ・クラッシャーにつなげ、ドラコ・ヘッズから照射したブレスで相手をオルゴナイトの塊に閉じ込め、キャリバーで突き刺して粉砕する。
テニア
再合体後、ドラコ・スレイブで攻撃しつつオルゴナイトの結晶を大量に形成し、それにドラコ・ブラスターを叩き込んで乱反射させて追撃、生成したキャリバーを構えて上空から切りかかり、すれ違いざまに横薙ぎに一刀両断する。
メルア
合体せずにグランティードがバシレウスの上に飛び乗り、テンペスト・ランサーを展開。そのままバシレウスの機動力で高速移動しながらランサーで連続攻撃を叩き込み、穂先ごと吹き飛ばした後に全身にオルゴナイトを纏って突撃、一瞬で合体しエネルギー放出で内部から破壊する。

特殊能力

剣装備
切り払いを発動する。
オルゴン・クラウド
無条件で全属性のダメージを軽減するバリア。更に気力130以上になると、分身による回避効果が加わり、地形&ENコストや敵機を無視して移動できる。フューリーの上位機体の特徴と言える能力。
EN回復S
毎ターン自軍フェイズ開始時に、ENが最大値の10%回復。EN制の武器が多いグランティード・ドラコデウスにとって、非常に有難い能力。
ラースエイレム
気力120以上で、一瞬だけ時間をとめることによって特殊回避を発生させる。要は必要気力の下がった分身。

移動タイプ

飛行可能。ユニットの地形適応はAABA。移動力6。

サイズ

L

カスタムボーナス

格闘武器の攻撃力+200、攻撃対象の特殊能力「ラースエイレム」無効
OGMDより。ブリガンディ同様、事前にフル改造していても外されているので、インターミッションに入ったら改めて付け直すこと。

機体BGM

「Limit Over」
男主人公時のデフォルトBGM。
「Guardian Angel」
女主人公時のデフォルトBGM。
「Resolution」(カティア) / 「Powerful Eater」(テニア) / 「Sweet Suite」(メルア)
インフィニティキャリバー使用時に限り、選択したサブパイロット別の専用BGMが流れる。機体に設定した戦闘BGMより優先される。『J』ではBGMセレクトからの選択は不可能。

関連機体

グランティード
本体となる機体。OGシリーズにおいては「玉座機」と呼ばれ、皇族に連なる者のみが操れる特別な機体。
創世神フューレイム
フューリー創世神話に登場する主神。ドラコデウスはこの神を模した外見となっている。なお、設定そのものは『J』の段階で存在していた。

余談

  • 全長・重量が強化前のグランティードと全く同じである。さすがに有り得ない(他の後継機はちゃんと全長・重量が変わっている)ので、バンプレ側か攻略本の編集側が誤植したものと思われる。