「アレス・ガイスト」の版間の差分

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2016年2月18日 (木) 17:34時点における版

アレス・ガイスト(Alles Geist)

ドゥバンの乗機。オヅヌ博士によってフリッケライ・ガイスト以前に開発された機体。名称はドイツ語で『全ての亡霊』を意味する。パーツの関係で汎用型の能力を備えることとなったフリッケライに対し、こちらはガイストシリーズ本来の仕様どおりに設計されたため、大型で特機に近い性能を有する。

最終戦では、自分の能力が不完全と自覚したドゥバンが、「不完全であるという事は、自分は未完成であり、ならば成長することも出来るはず。それはアレスも同じであるはずだ」と考え、機体崩壊の危険を伴いつつも無理な巨大化をさせるという賭けに出た。大きくなるだけでなく形状も、蝙蝠のような翼が生えるなど禍々しい姿へと進化している。

第2次OGではファウ・ケルンがイェッツトを転用したコアであることが判明。フリッケライと違い完全であるが、それゆえに機体ごとドゥバンもイェッツト化する恐れがあった(ある意味、MX本編で復活したデビルガンダムの立ち位置を担ってると言えなくもない)。ドゥバン本人はイデアラントの宿命から脱するため、アインスト・アルフィミィをペルゼインごと取り込み、アレスを活性化させる。ノーマルならばそのまま行方不明だが、ハードルート60話「ラスト・クライ」では決着。

鋼龍戦隊に敗れた後、クロスゲートからエネルギーを取り込んで(勘違いされがちだが、この時点で「破滅の王」はウェントスとクリスによって世界の外へ放逐されている)さらなる進化を遂げようとしたが、そんな膨大なエネルギーを制御できるはずもなく暴走。アルフィミィにも脱出された挙句、ガルベルスに取り込まれてAI1の進化の糧とされてしまった。

登場作品と操縦者

単独作品

リアルロボットレジメント
ラストボス。ドゥバンの対になる生体マシン。概ねプロフィール通りの行動を取る。

OGシリーズ

第2次スーパーロボット大戦OG
『RRR』とほぼ同様の理由で活動を開始。並み居るボスキャラクターがひしめく同作品において、かなり終盤まで生き残る。ハードルートでのみ決着をつけることになる。気力がたまればバリア貫通攻撃、離れれば全体攻撃と死角がなく、ドゥバンが天才とリベンジ技能を持つため、数値の印象以上に激しい抵抗を見せる強敵。特に「ラスト・クライ」ではC.U.Nのダメージが大変な事になるので、接近戦では精神コマンドを惜しまず使おう。
回復能力は低く、バリアもブロックもないが、それを潤沢なHPと2200超えの装甲で補って来る。ちなみに今回は第2形態は未登場。

装備・機能

武装・必殺武器

ビッグ・ライト
右腕のスタン・ライトから高出力エネルギーを放つ。国民的アニメ『ドラえもん』に出てくるひみつ道具「ビッグライト」と同名であるため、プレイヤーからネタにされている。恐らく「Big right」なので関係はないが。
スタン・ライト
右腕で殴りつける。これ自体が巨大なスタンガンであり、電撃を発する。
ヒュージ・レフト
左腕で殴りつけてレッド・ホーンで串刺しにする。コンボ武器なので迂闊に固まるとまとめて吹っ飛ばされる。
レッド・ホーン
頭部の角。
ストーム・レイ
両肩部に搭載したレーザー砲で、フリッケライの「フォース・レイ」に対応する武器。単独武器としては未登場。
C.U.N.
第2次OGで使用する必殺攻撃。「Canny Ultimatum Nails」の略。ヒュージ・レフトで吹き飛ばし⇒ビッグ・ライトで追撃⇒スタン・ライトで叩き落とし⇒ストーム・レイでトドメ。「ラスト・クライ」ではドゥバンの台詞パターンが変更されており、焦燥に満ちたものが聞ける。
この機体の必殺技と酷似した名称だが、本機はこの機体のパーツを流用したフリッケライよりも以前に開発された物なので関連性は現在の所不明。

特殊能力

HP回復(小)
EN回復(小)

移動タイプ

サイズ

M

機体BGM

「うつろな魂」
専用曲。本来はRRRのボス戦の曲。

関連機体

フリッケライ・ガイスト
機体コンセプトは異なるが、接近戦主体の機体。
エントリヒ・ガイスト