「フォリア・エスト」の版間の差分
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:初出演作品であるOG外伝で用意されたフォリアのテーマ。父アルベロの「Shouting Black」をさらにアレンジした内容となっている。父と比べ透明感のある曲調だが、どこか寂しげな旋律が彼の運命を暗示している。 | :初出演作品であるOG外伝で用意されたフォリアのテーマ。父アルベロの「Shouting Black」をさらにアレンジした内容となっている。父と比べ透明感のある曲調だが、どこか寂しげな旋律が彼の運命を暗示している。 | ||
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:父親であるが、戦場における関係は微妙。戦場で親子の情を捨て「兵士」に徹することが出来るかをアルベロに試されていたのだが、フォリアはそんな父を慕い庇って戦死。彼の死は、アルベロの信念に揺らぎを生じさせる大きなターニングポイントとなった。 | :父親であるが、戦場における関係は微妙。戦場で親子の情を捨て「兵士」に徹することが出来るかをアルベロに試されていたのだが、フォリアはそんな父を慕い庇って戦死。彼の死は、アルベロの信念に揺らぎを生じさせる大きなターニングポイントとなった。 | ||
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2015年8月17日 (月) 08:52時点における版
フォリア・エスト(Foria Est)
父親であるアルベロ・エストが隊長を務めるクライ・ウルブズに所属する新人パイロット。
ヒューゴ・メディオとは親友同士。性格はヒューゴに似た熱血漢だが、彼に比べ感情を平静に保つことが苦手。また、周囲の評判を気にして手柄に固執したり力を求めたりと、兵士しては未熟な部分がある。
MXではデビルガンダム細胞の侵蝕を受け、デスアーミーに変貌してヒューゴに致命傷を負わせてしまう。その後どうなったかは不明だが、恐らくアルベロによって倒されたと思われる。
OGでは父であるアルベロの計らいによりクライ・ウルブズに所属することとなったが、戦場においては親子関係を断ち切り「兵士」としての関係に徹することを貫かんとするアルベロの信念から、他の隊員と一切変わらぬ扱いを受けていた。そのような厳しい指導方針の下、数多の戦場を潜る中で兵士としての力量は徐々に身についていったものの、心の奥底にある父への思慕を完全に断ち切ることはできず、最期は父アルベロを庇って戦死する。
彼の登場は『スーパーロボット大戦MX』からであるが、実質的には『スーパーロボット大戦 OG外伝』初登場。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦MX(PORTABLE)
- この時は回想シーンにおいて登場。対デビルガンダム戦において、DG細胞に機体ごと侵食されてゾンビ兵となり、ヒューゴを撃ってしまう。この一件はヒューゴにとっては忘れられないトラウマとなった。OG外伝からプレイした人には衝撃的な展開である。
OGシリーズ
- スーパーロボット大戦 OG外伝
- 「フォリア・エスト」としての実質的な初出演作品。専用BGMと専用機体が用意されての破格の扱い。時系列ではMXの前日談。最期はイェッツトレジセイアの攻撃から父アルベロを庇い戦死する。その最期は、MXをプレイした人にとってはなおさら悲壮感を感じさせるものといえるかもしれない。
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- ヒューゴの回想シーンで登場するのみ。すでにイェッツト戦で死亡していたが、アルベロはザパトから「まだ生きている」と告げられ、巧妙につくられた偽のフォリアの体まで用意されていたため、騙されて従っていた。
パイロットステータス設定の傾向
アルベロの能力が高いため目立たないが、能力値だけで見ればそこそこの水準である。
能力値
抜きん出て高いわけではないが、平均的でバランスの取れた能力を持つ。突出しているのは防御で、レベル1の時点で140とPT乗りらしからぬ高さを誇る。
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
固有エースボーナス
- 反撃時に与える最終ダメージ+5%、回避率+5%
- 能力とはミスマッチなボーナス。まあ、これを得るには相当狙わなければ無理だが。
パイロットBGM
- 「Going Ocher」
- 初出演作品であるOG外伝で用意されたフォリアのテーマ。父アルベロの「Shouting Black」をさらにアレンジした内容となっている。父と比べ透明感のある曲調だが、どこか寂しげな旋律が彼の運命を暗示している。
- (実際アルベロの「黒」、ヒューゴの「赤」と比べて分かりにくいが、フォリアの「Ocher」は「黄土色」であり、「Going Ocher」を直訳すると「進む黄土色」→「黄土色へ進む」→「土へ進む(帰る)」で暗に死亡フラグがたっている)
人間関係
- アルベロ・エスト
- 父親であるが、戦場における関係は微妙。戦場で親子の情を捨て「兵士」に徹することが出来るかをアルベロに試されていたのだが、フォリアはそんな父を慕い庇って戦死。彼の死は、アルベロの信念に揺らぎを生じさせる大きなターニングポイントとなった。
- ヒューゴ・メディオ
- 親友であり、戦友。お互い信頼しあう親しい仲であったが、彼の死はヒューゴにも暗い過去として刻まれる(特にMXではヒューゴのトラウマになってしまうほど)。
- ミタール・ザパト
- ツェントル・プロジェクトの総責任者。フォリアは学者連中に振り回されることに、強い不満を抱いていた。
名台詞
- 「な、何だ、こいつは!?」
「うわぁぁぁぁぁっ!!」 - MXでの最期の台詞。「悪夢のガンダムファイト」におけるヒューゴの夢の中で。
- 「退治してやるぜ、アインスト!!」
- 対アインスト戦闘台詞。実質OG外伝第1話「凍結した過去」でしか聴く機会がない。
- 「チッ! もう大概のことじゃ驚かねえぞ!!」
- OG外伝第18話「放たれた凶獣」にて、熱源の接近を告げられて。イェッツトレジセイア、テュガテール、ソウルゲイン、ペルゼイン・リヒカイト……と立て続けに現れた後なので、そうそう驚くほどの何かが来るはずもない、と思っていたのだが……。
- 「ぜ、前言撤回……驚きました!!」
- 直後の台詞がこれ。現れたのはなんとグランゾン。そりゃ、驚くだろう。ちなみにこの一連の流れを差して、ネットでは「フォリア状態」という言葉が作られている。
- 「親父ぃぃぃぃぃっ!!」
「お、俺は……っ!!」 - 父アルベロを庇った瞬間のセリフ。声優の勝杏里氏の演技が熱く、思わずフォリアに感情移入する瞬間。
- 「そ……そんなの……決まってるじゃねえか……あんたが……クライウルブズの隊長である……以前に……俺の親父……だからさ……」
「親父……ヒューゴ……早く逃げろ……」 - OG外伝での最期の台詞。アルベロになぜ庇ったのかと問われ、上官である以前に父親だからだと即答する。この直後、ゲシュペンストMk-IIは爆炎に消える……。
搭乗機体
- 量産型ゲシュペンストMk-II
- 専用機には黄銅色で、基本武装も充実。
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