「ガリルナガン」の版間の差分

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**[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
 
**[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
 
**[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END|魔装機神F COFFIN OF THE END]]
 
**[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END|魔装機神F COFFIN OF THE END]]
*分類:[[パーソナルトルーパー|ハイ・パーソナルトルーパー]]
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*分類:
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**フーム・ツェレム
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**[[パーソナルトルーパー|ハイ・パーソナルトルーパー]]
 
*全高:22.0m
 
*全高:22.0m
 
*重量:80.3t
 
*重量:80.3t
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*形式番号:GSBM-002(HPT-001)
 
*[[動力・エンジン・エネルギー|動力]] :[[トロニウム|トロニウム・レヴ]]
 
*[[動力・エンジン・エネルギー|動力]] :[[トロニウム|トロニウム・レヴ]]
*MMI:不明
+
*MMI:不明(ゼ・バルマリィ製)
 
*設計:[[アルテウル・シュタインベック]]([[ユーゼス・ゴッツォ]])
 
*設計:[[アルテウル・シュタインベック]]([[ユーゼス・ゴッツォ]])
 
*開発:[[ゼ・バルマリィ帝国]]
 
*開発:[[ゼ・バルマリィ帝国]]
*所属:バルマーに属していたが、放浪の道へと放り出された
+
*所属:現在はシュウ・シラカワの庇護下
 
**[[ガイアセイバーズ (OG)|ガイアセイバーズ]](地上)
 
**[[ガイアセイバーズ (OG)|ガイアセイバーズ]](地上)
**[[シュウ・シラカワ]]配下(ラ・ギアス)
+
**在野(ラ・ギアス)
 
*主なパイロット:[[アーマラ・バートン]]
 
*主なパイロット:[[アーマラ・バートン]]
 
*メカニックデザイン:カトキハジメ
 
*メカニックデザイン:カトキハジメ
  
[[アーマラ・バートン]]の駆る漆黒の人型機動兵器。遠近両用の銃斧「バスター・アックス・ガン(バスタックス・ガンと略称される)」を武器に戦闘を行い、高い機動性を持つ。パイロットは「ハイパー・パーソナルトルーパー」と自称する(「ハイ・パーソナルトルーパー」はその略)。
+
ハイ・パーソナルトルーパーと呼ばれる高性能機。動力源の「トロニウム・レヴ」は、太陽系外産の希少金属物質(トロニウム)から莫大なエネルギーを取り出して動力に転換する機関。地球で開発されたトロニウム・エンジンの上位種、またはオリジナルにあたる存在で、地球圏に現存するトロニウム製動力機関とは比較にならない安定性を誇る。
  
[[アルテウル・シュタインベック]]の命を受けたアーマラにより運用され、初登場時にはオーバーホール中だった[[ヒュッケバインシリーズ]]を全機破壊、[[ヒュッケバインMk-III]]から[[トロニウム]]を強奪するという衝撃的な登場を果たしている。その正体は、「[[ヒュッケバインシリーズ]]」のデータを応用して製造された'''[[ゼ・バルマリィ帝国]]の兵器'''であり、[[R-GUNリヴァーレ]](引いては[[アストラナガン]]や[[ディス・アストラナガン]])を髣髴とさせる武装を持つ。「トロニウム・レヴ」と言う独自の機構で稼動しており、アキシオン・アッシャー使用時のエネルギー反応や、トロニウム・レヴを気にかけるアーマラの被弾台詞が多いことから、本物のトロニウムが使用されている可能性が高い。そもそも[[メテオ3]]とトロニウムを送り込んだのがアルテウルこと[[ユーゼス・ゴッツォ]]であることを考えると、メテオ3由来とは別のトロニウムという線もあり得る。
+
本機は、表向きには地球のアイドネウス島の軍事基地グランド・クリスマス(特殊作戦部隊「ガイアセイバーズの本拠地)で開発された人型機動兵器ということになっているが、その実態は違う。ゼ・バルマリィ帝国監察軍に所属する軍人[[ユーゼス・ゴッツォ]]が彼の故郷(バルマー星)で開発させた「フーム・ツェレム」と呼ばれる機動兵器シリーズの一機……それこそがガリルナガンの真の姿である。本来の外観は[[ヒュッケバインシリーズ]]と異なる姿形だが、連邦政府大統領特別補佐官[[アルテウル・シュタインベック]]として行動するユーゼスにいらぬ猜疑がかからぬように、地球産の素材で作られた外装を取り付けている。得物と機体各部を飾る炎の如き紋様は「エシュ・アナフ・オート」と呼ばれる呪術的儀式具であり、システム「メラフティー・ディーン」の起動に必要なもの。
  
その後は[[イーグレット・イング|イング]]を狙って何度も姿を現しており、[[鋼龍戦隊]]は二度目の遭遇後に「コード“エビル”」と言う名で登録し、敵性体と認識されている。そんな本機だが、素体の都合から一応ヒュッケバインシリーズに分類される。
+
専用の武器は「バスター・アックス・コンポジット・ガン」(バスタックス・ガンと略称される)という重金属粒子砲。銃と斧が合体した独自の形状を持つ。
  
 
=== 魔装機神F COFFIN OF THE END ===
 
=== 魔装機神F COFFIN OF THE END ===
クロスゲート空間内の戦闘で[[アダマトロン]]に取り込まれてしまったが、戦隊が新人祖を撃墜したことで[[ラズムナニウム|金属細胞]]の浸食からは解放され、クロスゲートの悪戯かラ・ギアスに流れ着いてたらしい。何故か修復されはしていたが、動力機関のレヴが不調をきたしており、本来の実力を発揮できない状態にある。
+
クロスゲート空間内の戦闘で[[アダマトロン]]に取り込まれてしまったが、戦隊が新人祖を撃墜したことで[[ラズムナニウム|金属細胞]]の浸食からは解放され、クロスゲートの悪戯かラ・ギアスに流れ着いてたらしい。王都ラングラン市の地下最深部で本機を回収した[[ヨーテンナイ]]はガリルナガンに利用価値を見出し修復作業を施したが、なぜか完全修理まではしていない。
  
中盤クライマックスにて、ヨーテンナイがシュウへの刺客として準備した捨て駒だったことが判明。不意を突いたとはいえ、ヨーテンナイのレヱゼンカヰムとともにネオ・グランゾンを大破させるも、脱出するネオ・グランゾンに組み付いたところを逆に捕獲され、そのまま結界外へと連れ出された。そして、シュウがアーマラを自分達の味方に引き込んだため、乗機のガリルナガンもシュウ一行の戦力となった。修復されていた理由はヨーテンナイが捨て駒とするために修理を施したためだが、PT関連の技術が不足していたのか意図的なものかは不明だが完全な修理は成されていない。シュウ一行の戦力になった後も、制御関連の不安定さ(明言されてはいないが恐らくトロニウムの暴走を危惧してのもの)を理由に完全な修理はされていない。
+
愛機の大破と引き換えにガリルナガンを回収したシュウも動力源(メラフティーやレヴ)の調整を見送っているため、作中にて最後まで本来の実力を発揮できない状態のまま終わった。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
=== [[OGシリーズ]] ===
 
=== [[OGシリーズ]] ===
 
;[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
:アーマラ機として中盤から登場。敵対時は執拗にイングを狙って来るため、叩くならそこを上手く狙う必要がある。ハードルートに進むと[[アダマトロン]]に取り込まれてしまうのだが、このイベント戦闘ではHPが8000まで落ちている。このため「味方版データが存在したのでは?」とみるユーザーも少なくない。
+
:中盤から登場する強敵。イングの搭乗する機体を狙うように仕込まれているため、誘導は容易い。敵対するゾヴォークに強奪されかけた地球の高性能機[[ヒュッケバインシリーズ]]を全機破壊、[[ヒュッケバインMk-III]]から[[トロニウム]]を強奪するという衝撃的な登場を果たした。ちなみに、このとき強奪されたトロニウムはレヴとは無関係。どこに持ち運ばれたかは続編以降で明らかにするのだろう。
 +
:ハードルートの最後で[[アダマトロン]]に取り込まれるのだが、このときのイベント戦闘で表示されるHPは約8000ほどに落ち着くため、「味方版データが存在したのでは?」とみるユーザーも少なくない。
 
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END]]
 
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END]]
:アーマラの搭乗機として終始味方として参戦。ランクアップ武器やアキシオン・アッシャーこそ無いがバランスが良く最後まで活躍させる事ができる。[[デュラクシール|ある機体]]を援護すると解放されるトロフィー「バニシング注意報」なるものが存在する。
+
:アーマラの搭乗機として参戦。武器改造の効率こそよいがランクアップ武器と追加武装はない。終盤突入後の最終的な火力は中堅(六番手)未満まで下がる。追い討ちをかけるかのように武器に付随する特殊効果もないという。パイロット自体の能力は優秀なため、後方支援に徹するか、回避率強化パーツを優遇して前線で援護攻撃に徹するのが無難である。とくに終盤の出撃時、耐久力的に一度でも敵の反撃を受けると赤信号が灯るため、敵を打ち落とすと決めたときは「魂」を惜しむべきではない。
 +
:トロフィーに[[デュラクシール|ある機体]]を援護すると解放される「バニシング注意報」なるものが存在する。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
;クロー
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;ツイン・クロー
:手の甲側に伸びている爪。第2次OGではMk-IIIのエンジンを抉り出す際に使用したが、戦闘では使わない。COEの「バスタックス・マッシャー」の〆に使用。
+
:両手首に設置された鋭利な斬撃用武器。接続基部に稼動軸を設けているため銃の取り回しを損なわない仕組みになっている。
 +
:[[魔装機神シリーズ]]にて「バスタックス・マッシャー」の〆に使用する。
 
;トライ・スラッシャー
 
;トライ・スラッシャー
:背部に搭載された遠隔誘導兵器。リープ・スラッシャーやファング・スラッシャーの強化発展型。
+
:背部の「[http://www.1999.co.jp/itbig28/10289618k4.jpg アクティブ・ウィング・ユニット]」の一部を切り離して構成する2基の遠隔誘導兵器。攻撃手法は斬撃。
:*'''COE''':射程5のP属性武器で非常に使いやすい。ただし弾数が6とやや少ないので、弾切れに注意。
+
:*'''OG''':P属性武器としては珍しい長射程。魔装機神シリーズでも優秀な射程距離をみせたが、威力の低さと弾数制限が玉に瑕。
 
;バスタックス・ガン
 
;バスタックス・ガン
:左手に保持しているメイン兵装。正式名称「バスター・アックス・ガン」。銃身の先端部分に斧の刃があり、高出力のビームによる遠距離攻撃にも対応。また、銃口を破損しないよう、先端部に打突用のパーツがある。22話のイベントではさりげなく空中から召喚している。ちなみに、ガリルナガンの攻撃はほとんどこの武器を使用するため、万が一失うとクローとスラッシャー以外に攻撃手段がなくなる。
+
:長い正式名称をもつ専用武器。銃身の上部に鎌状に湾曲した刃、下部には斧刃、トリガー・ガード(用心金)とマズル・ブレーキ(銃口制退器)に打突用スパイクを装着した大型万能銃。
:単独武器としては、ビームを放つ全体攻撃。
+
:ちなみに、ガリルナガンの攻撃はほとんどこの武器を使用するため、万一武器を破壊されるとクローとスラッシャー以外の攻撃手段がなくなる。
:*'''COE''':射程3~8の長射程武器。アーマラの狙撃を使えば10まで伸びる。敵の射程外からの攻撃にも、そして援護にも有用な武器。OGではライフルよろしく両手で構えていたのが、右手だけで保持している。
+
:*'''OG''':[[全体攻撃]]を可能とする長射程の武器。頭身の高い[[魔装機神シリーズ]]では片手撃ちを披露している。
 
;バスタックス・マッシャー
 
;バスタックス・マッシャー
 
:弾き飛ばした敵をビームで撃ち落とす。
 
:弾き飛ばした敵をビームで撃ち落とす。
:*'''COE''':直線型射程2の格闘武器。大きく流れが変わり、上空からアックスで強襲⇒背後に回りこんでバスタックス・ガンで打突⇒クローで一撃⇒打突で追撃。上記2つの武器の利便性の影に隠れがちだが、燃費の節約という意味では使える状況なら使っていきたい。また終盤はスキルの関係でこの武器の方がアーマラと噛み合っている。
+
:*'''COE''':直線型射程2の格闘武器。大きく流れが変わり、上空からアックスで強襲⇒背後に回りこんでバスタックス・ガンで打突⇒クローで一撃⇒打突で追撃。
 
;バスタックス・シーケンス
 
;バスタックス・シーケンス
:接近戦用のアクション・コンバット・パターン。切っ先で地面を削るように構えた後、ランスチャージよろしく突っ込んでガンの先端で捉え、零距離からビームを撃ち込んで吹き飛ばす。その敵を追い越して回り込み、アックスの背の部分に引っ掛けて逆方向に跳ね飛ばし、さらに追撃で回り込み、飛んできた敵機を勢い任せに両断。なお、OG・COEとも、アーマラのカットインが入る唯一の攻撃。
+
:接近戦用のアクション・コンバット・パターン。切っ先で地面を削るように構えた後、突進⇒接射(零距離射撃)⇒背面攻撃⇒追撃⇒両断。
:*'''COE''':直線型射程4の必殺武器。格闘属性で、モーションはやや簡略化されているが大体同じ。素の威力は終盤戦だと物足りなくなるが、アーマラは自力で魂を覚えるため実用には耐え得るレベル。
+
:*'''COE''':直線型射程4の必殺武器。属性は格闘。モーションはやや簡略化されているが大体同じ。終盤は一撃で敵機を撃墜できなくなるため、一撃必殺を狙うならば「魂」必須。
  
 
==== 必殺技 ====
 
==== 必殺技 ====
 
;アキシオン・アッシャー
 
;アキシオン・アッシャー
:「凶鳥は三度死ぬ」から使用を解禁。クルセイドのフレイバーテキストによれば、「トロニウム・レヴをフル稼働させる事で放つ一撃。敵機を虚空の淵に叩き落とし、両断する」という技。
+
:クルセイドのフレイバーテキストによれば、「トロニウム・レヴをフル稼働させる事で放つ一撃。敵機を虚空の淵に叩き落とし、両断する」という技。
:バスタックス・ガンを空中に浮遊させた後、トロニウム・レヴの出力を全開にし、赤いラインから迸ったエネルギーで魔法陣を描き、そこに両手から放った赤黒い光球を叩き込んで起動。落下して来たガンを魔法陣に突き刺し黒いビームを放って敵を魔法陣に閉じ込めた後、球体による連続攻撃で動きを止め、最後にバスタックス・ガンで両断する。ちなみにこの魔法陣以後の展開はリヴァーレの「アキシオン・バスター」と同じ。初使用時の魔法陣展開やクォヴレーでおなじみの台詞で「まさか」と驚いたプレイヤーもいるはず。
+
:システム(メラフティー・ディーン)の稼動で赤黒く輝く炎の紋様(「エシュ・アナフ・オート」)から発現した上位界の火の力で、「生命の樹の枝」(セフィラの小径)の陣を構成。前面に展開した陣に突き刺した得物の銃口から光線を放射して敵機を虚空の淵に追いやった後、連続で叩き込む無数の光球で身動きを封じ斧の刃で両断する。
:攻撃方法が如何にもバルマー的な物であるため、この武装を見たライはR-GUNリヴァーレとの関連性に気づき、エアロゲイター関係者がガイアセイバーズに協力している可能性を指摘。同時にアルテウルに対する疑惑も増大することとなるが、さすがに彼自身がその[[ユーゼス・ゴッツォ|張本人]]だとは想像もできなかった。
+
:魔方陣展開後の演出はリヴァーレの「アキシオン・バスター」と酷似しているため、クォヴレーおなじみの台詞を知るプレイヤーにはバルマーの関与がすぐに知れたという。
:なお、攻撃開始時に画面上部へ消えるバスタックス・ガンは、さりげなくエグゼクスのバスターキャノン同様'''念動フィールドらしき緑の光で覆われている'''。
+
:作中では、この武装を見たライがR-GUNリヴァーレとの関連性に気づき、エアロゲイターの関係者がガイアセイバーズに協力している可能性を指摘している。同時にアルテウルに対する疑惑も増大することとなるが、さすがに彼自身がその[[ユーゼス・ゴッツォ|張本人]]だとは想像もできなかった。
:*'''COE''':ガリルナガンの動力の問題から使用不可。実のところ使えなくても便利すぎる性能なので、ゲーム的には正解だったかもしれない。
+
:なお、攻撃開始時に画面上部へ消えるバスタックス・ガンは、さりげなく'''念動フィールドらしき緑の光で覆われている'''。
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:*'''COE''':システム「メラフティー・ディーン」の動作不良につき使用不可。
  
 
=== [[特殊能力]] ===
 
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:ミサイル系を逸らす。運動性の高いガリルを相手にするなら普通は「必中」を使うだろうが。
 
:ミサイル系を逸らす。運動性の高いガリルを相手にするなら普通は「必中」を使うだろうが。
 
;ロボットブロック
 
;ロボットブロック
:「装甲低下」「攻撃低下」「射程低下」「移動不能」を無効。
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:「装甲低下」「攻撃低下」「射程低下」「移動不能」を無効化する。
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=== 特筆機能 ===
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;[http://www.1999.co.jp/itbig28/10289618k.jpg メラフティー・ディーン]
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:数秘法(ゲマトリア)を応用して現世(物質界)と上位界を繋ぐゲートを開く未完成のシステム。動力源として「トロニウム・レヴ」を凌駕する可能性を秘めている。
  
 
=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
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== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 
;[[R-GUNリヴァーレ]]
 
;[[R-GUNリヴァーレ]]
:同様の技術を用いていると思われる。
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:よく似た必殺攻撃をもつ機体。
 
;[[ベルグバウ]]、[[ディス・アストラナガン]]
 
;[[ベルグバウ]]、[[ディス・アストラナガン]]
:動力源周りにこれらのモチーフが見られる。
+
:よく似た動力源をもつ機体。
;[[ヒュッケバインシリーズ]]
 
:もう一つの原型機にして被害者。
 
 
;[[グランゾン]]
 
;[[グランゾン]]
:第2次OGではグランゾンと対決することはなかったものの、没となったシュウの特殊台詞で「ある意味似た存在」と評している。共通点があるとすれば「[[ゾヴォーク|地球外由来]][[ゼ・バルマリィ帝国|の技術]]が使用されている」というところか。
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:『第2次OG』で没となったシュウの特殊台詞で「ある意味似た存在」と評している。共通点があるとすれば「[[ゾヴォーク|地球外由来]][[ゼ・バルマリィ帝国|の技術]]が使用されている」というところか。
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
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2014年12月21日 (日) 02:41時点における版

ガリルナガン(Galilnagant)

ハイ・パーソナルトルーパーと呼ばれる高性能機。動力源の「トロニウム・レヴ」は、太陽系外産の希少金属物質(トロニウム)から莫大なエネルギーを取り出して動力に転換する機関。地球で開発されたトロニウム・エンジンの上位種、またはオリジナルにあたる存在で、地球圏に現存するトロニウム製動力機関とは比較にならない安定性を誇る。

本機は、表向きには地球のアイドネウス島の軍事基地グランド・クリスマス(特殊作戦部隊「ガイアセイバーズの本拠地)で開発された人型機動兵器ということになっているが、その実態は違う。ゼ・バルマリィ帝国監察軍に所属する軍人ユーゼス・ゴッツォが彼の故郷(バルマー星)で開発させた「フーム・ツェレム」と呼ばれる機動兵器シリーズの一機……それこそがガリルナガンの真の姿である。本来の外観はヒュッケバインシリーズと異なる姿形だが、連邦政府大統領特別補佐官アルテウル・シュタインベックとして行動するユーゼスにいらぬ猜疑がかからぬように、地球産の素材で作られた外装を取り付けている。得物と機体各部を飾る炎の如き紋様は「エシュ・アナフ・オート」と呼ばれる呪術的儀式具であり、システム「メラフティー・ディーン」の起動に必要なもの。

専用の武器は「バスター・アックス・コンポジット・ガン」(バスタックス・ガンと略称される)という重金属粒子砲。銃と斧が合体した独自の形状を持つ。

魔装機神F COFFIN OF THE END

クロスゲート空間内の戦闘でアダマトロンに取り込まれてしまったが、戦隊が新人祖を撃墜したことで金属細胞の浸食からは解放され、クロスゲートの悪戯かラ・ギアスに流れ着いてたらしい。王都ラングラン市の地下最深部で本機を回収したヨーテンナイはガリルナガンに利用価値を見出し修復作業を施したが、なぜか完全修理まではしていない。

愛機の大破と引き換えにガリルナガンを回収したシュウも動力源(メラフティーやレヴ)の調整を見送っているため、作中にて最後まで本来の実力を発揮できない状態のまま終わった。

登場作品と操縦者

OGシリーズ

第2次スーパーロボット大戦OG
中盤から登場する強敵。イングの搭乗する機体を狙うように仕込まれているため、誘導は容易い。敵対するゾヴォークに強奪されかけた地球の高性能機ヒュッケバインシリーズを全機破壊、ヒュッケバインMk-IIIからトロニウムを強奪するという衝撃的な登場を果たした。ちなみに、このとき強奪されたトロニウムはレヴとは無関係。どこに持ち運ばれたかは続編以降で明らかにするのだろう。
ハードルートの最後でアダマトロンに取り込まれるのだが、このときのイベント戦闘で表示されるHPは約8000ほどに落ち着くため、「味方版データが存在したのでは?」とみるユーザーも少なくない。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END
アーマラの搭乗機として参戦。武器改造の効率こそよいがランクアップ武器と追加武装はない。終盤突入後の最終的な火力は中堅(六番手)未満まで下がる。追い討ちをかけるかのように武器に付随する特殊効果もないという。パイロット自体の能力は優秀なため、後方支援に徹するか、回避率強化パーツを優遇して前線で援護攻撃に徹するのが無難である。とくに終盤の出撃時、耐久力的に一度でも敵の反撃を受けると赤信号が灯るため、敵を打ち落とすと決めたときは「魂」を惜しむべきではない。
トロフィーにある機体を援護すると解放される「バニシング注意報」なるものが存在する。

装備・機能

武装・必殺武器

ツイン・クロー
両手首に設置された鋭利な斬撃用武器。接続基部に稼動軸を設けているため銃の取り回しを損なわない仕組みになっている。
魔装機神シリーズにて「バスタックス・マッシャー」の〆に使用する。
トライ・スラッシャー
背部の「アクティブ・ウィング・ユニット」の一部を切り離して構成する2基の遠隔誘導兵器。攻撃手法は斬撃。
  • OG:P属性武器としては珍しい長射程。魔装機神シリーズでも優秀な射程距離をみせたが、威力の低さと弾数制限が玉に瑕。
バスタックス・ガン
長い正式名称をもつ専用武器。銃身の上部に鎌状に湾曲した刃、下部には斧刃、トリガー・ガード(用心金)とマズル・ブレーキ(銃口制退器)に打突用スパイクを装着した大型万能銃。
ちなみに、ガリルナガンの攻撃はほとんどこの武器を使用するため、万一武器を破壊されるとクローとスラッシャー以外の攻撃手段がなくなる。
バスタックス・マッシャー
弾き飛ばした敵をビームで撃ち落とす。
  • COE:直線型射程2の格闘武器。大きく流れが変わり、上空からアックスで強襲⇒背後に回りこんでバスタックス・ガンで打突⇒クローで一撃⇒打突で追撃。
バスタックス・シーケンス
接近戦用のアクション・コンバット・パターン。切っ先で地面を削るように構えた後、突進⇒接射(零距離射撃)⇒背面攻撃⇒追撃⇒両断。
  • COE:直線型射程4の必殺武器。属性は格闘。モーションはやや簡略化されているが大体同じ。終盤は一撃で敵機を撃墜できなくなるため、一撃必殺を狙うならば「魂」必須。

必殺技

アキシオン・アッシャー
クルセイドのフレイバーテキストによれば、「トロニウム・レヴをフル稼働させる事で放つ一撃。敵機を虚空の淵に叩き落とし、両断する」という技。
システム(メラフティー・ディーン)の稼動で赤黒く輝く炎の紋様(「エシュ・アナフ・オート」)から発現した上位界の火の力で、「生命の樹の枝」(セフィラの小径)の陣を構成。前面に展開した陣に突き刺した得物の銃口から光線を放射して敵機を虚空の淵に追いやった後、連続で叩き込む無数の光球で身動きを封じ斧の刃で両断する。
魔方陣展開後の演出はリヴァーレの「アキシオン・バスター」と酷似しているため、クォヴレーおなじみの台詞を知るプレイヤーにはバルマーの関与がすぐに知れたという。
作中では、この武装を見たライがR-GUNリヴァーレとの関連性に気づき、エアロゲイターの関係者がガイアセイバーズに協力している可能性を指摘している。同時にアルテウルに対する疑惑も増大することとなるが、さすがに彼自身がその張本人だとは想像もできなかった。
なお、攻撃開始時に画面上部へ消えるバスタックス・ガンは、さりげなく念動フィールドらしき緑の光で覆われている
  • COE:システム「メラフティー・ディーン」の動作不良につき使用不可。

特殊能力

EN回復(中)
ENがターン毎に20%回復。
ジャマー
ミサイル系を逸らす。運動性の高いガリルを相手にするなら普通は「必中」を使うだろうが。
ロボットブロック
「装甲低下」「攻撃低下」「射程低下」「移動不能」を無効化する。

特筆機能

メラフティー・ディーン
数秘法(ゲマトリア)を応用して現世(物質界)と上位界を繋ぐゲートを開く未完成のシステム。動力源として「トロニウム・レヴ」を凌駕する可能性を秘めている。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

M

カスタムボーナス

運動性+25
何とも地味なボーナス。いかにアストラナガンと言えど、イングラムの手が入らなければこんなものだろう。

機体BGM

「黒焔の狩人」
アーマラのテーマ。主旋律は完全に「TIME DIVER」のアレンジ。

対決・名場面など

凶鳥を狩る者
初登場時。オーバーホール中だったヒュッケバインシリーズを次々と破壊し、警備に当たっていた教導隊(とシリーズの参戦を待っていたプレイヤー達)を驚愕に叩き込んだ。

関連機体

R-GUNリヴァーレ
よく似た必殺攻撃をもつ機体。
ベルグバウディス・アストラナガン
よく似た動力源をもつ機体。
グランゾン
『第2次OG』で没となったシュウの特殊台詞で「ある意味似た存在」と評している。共通点があるとすれば「地球外由来の技術が使用されている」というところか。

余談

  • 名前の「ガリル」もやはり銃器関連だが、メーカーではなく銃そのものの名前。イスラエルのIMI社製のアサルトライフル「ガリル」が元ネタ。元ネタのガリルは、考案の経緯からしていわば「コピーのコピー」とでも言うべき銃であり、他国の部品やらで寄せ集めたことで作られている銃器である。アストラナガンのOG版コピーとも言えるリヴァーレのさらにコピーであり、ヒュッケバインのノウハウが組み込まれている機体に引っかけたネーミングであろう。
    • またガリルは銃器なのに栓抜きの機能を持つ事で有名であり、バスタックス・ガンの形状もどことなく栓抜きを思わせるものがある。
  • 初見でいきなりヒュッケバインを破壊したことから、常々話題となっていたヒュッケバイン問題と重ねて「創通の使者」なる俗称が早くもつけられている。
    • 魔装機神Fでラ・ギアスに飛ばされてしまったため、新たな被害者が現れる可能性が浮上してしまった。
  • 初回特典の「電撃スパロボ!SP」ではコード"エビル"の名前で設定画が掲載されている。そこでは正式名称は不明……だったのだが、同誌のアーマラの設定画において正式名称がバラされていた。

商品情報