「ガンダム試作3号機」を編集中
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− | + | == RX-78GP03 ガンダム試作3号機(Gundam GP03) == | |
− | + | *登場作品:[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]] | |
− | + | *コードネーム:デンドロビウム(Dendrobium) | |
− | * | + | *分類:宇宙戦用試作型[[モビルスーツ]] |
− | + | *型式番号:RX-78GP03 | |
− | + | *全高:38.5m | |
− | + | *全長:140.0m(メガビーム砲の砲身を含まない場合:73.0m) | |
− | + | *本体重量:226.4t | |
+ | *全備重量:453.1t | ||
+ | *[[動力]]:核融合炉 | ||
+ | *ジェネレーター出力:38900Kw | ||
+ | *スラスター推力:2265000kg(377500Kg×6) | ||
+ | *装甲材質:ルナ・チタニウム合金 | ||
+ | *内蔵機体:[[ガンダム・ステイメン]] | ||
+ | *開発:[[アナハイム・エレクトロニクス]]社 | ||
+ | *所属:[[地球連邦軍]] | ||
+ | *主なパイロット:[[コウ・ウラキ]]、デフラ・カー | ||
+ | *メカニックデザイン:カトキハジメ | ||
− | + | [[アナハイム・エレクトロニクス]]社が開発した[[地球連邦軍]]の試作型[[モビルスーツ]]。 | |
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− | + | コードネームは「'''デンドロビウム'''」花言葉は「わがままな美女」。 | |
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− | == | + | === 機体概要 === |
− | [[ | + | 「[[ガンダム開発計画]]」によって製造された3機のガンダムのうちの1機で、モビルスーツの高い汎用性と[[モビルアーマー]]の圧倒的な攻撃力を併せ持つ機動兵器というコンセプトで設計されており、[[ガンダム試作1号機]]と同様にクラブ・ワークス事業部が開発を担当している。担当者は[[ルセット・オデビー]]。 |
− | + | アームドベース・オーキス(オーキスは「野生のラン」の意)と呼ばれる大型ウェポンコンテナと、それを制御するコア・ユニットである[[ガンダム・ステイメン|ステイメン]]と呼ばれる[[モビルスーツ]]で構成されており、その2つがドッキングした状態が本機である。勿論、分離してステイメン単機で運用する事も可能。このような構成となっているのは連邦軍からの「宇宙における拠点防衛用の機体」という要求を満たすためである。 | |
− | + | オーキスの後部には6基の大型スラスターが装備され、高い機動性を発揮する。また、巨大なコンテナには各種武装がユニット化されて大量に格納されており、その戦闘力はモビルスーツ1個大隊にも匹敵すると言われる。それに伴って火器管制システムが複雑化しており、さらにステイメンとデンドロビウムと言う運用法が決定的に異なっている2つの形態を制御するためにOSには新開発の物を採用している。 | |
− | + | しかし、その巨大さ故に宇宙空間で整備・補給を行う必要があるなど整備性はずば抜けて劣悪であり、運用にかかるコストも馬鹿にならない。さらに前述の火器管制システムの複雑化がパイロットに多大な負担を強いるという問題もある。 | |
+ | 「わがままな美女」を花言葉に持つ「デンドロビウム」がコードネームに選ばれたのも、こうした様々な問題を抱えていることにちなんでいるのかもしれない。 | ||
− | + | なお、この当時の連邦軍の兵器区分にモビルアーマーが存在しない為、本機は「[[モビルスーツ]]」に分類される。 | |
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− | + | 名前が長いため、ファンからは「デンドロ(ビウム)」「GP03」などと呼ばれるのが常。 | |
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− | + | === 劇中での活躍 === | |
+ | 当初は[[ラビアンローズ]]に係留されていたが、[[アルビオン隊]]が強引に本機を受領して[[星の屑作戦]]阻止に投入している。 | ||
− | + | パイロットは[[コウ・ウラキ]]が務め、その圧倒的な火力を持って多数の敵機を撃滅していった。しかし、[[アナベル・ガトー]]の駆る[[ノイエ・ジール]]との戦闘で劣勢を強いられ、さらに[[ソーラ・システム|ソーラ・システムII]]の攻撃に巻き込まれてオーキスが大破している。 | |
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
[[UC]]ガンダム系パイロット内で[[乗り換え]]可能で、デフォルトパイロットは[[コウ・ウラキ]]少尉。最大の特徴はガンダム系としては規格外の[[HP]]と[[装甲]]、そして[[サイズ]](LかLL)。さらに撃墜されても[[ガンダム・ステイメン]]として[[分離]]可能なことである。 | [[UC]]ガンダム系パイロット内で[[乗り換え]]可能で、デフォルトパイロットは[[コウ・ウラキ]]少尉。最大の特徴はガンダム系としては規格外の[[HP]]と[[装甲]]、そして[[サイズ]](LかLL)。さらに撃墜されても[[ガンダム・ステイメン]]として[[分離]]可能なことである。 | ||
− | [[旧シリーズ]]では地上マップに移行すると自動でステイメン状態になってしまうものの、[[ミノフスキークラフト]] | + | [[旧シリーズ]]では地上マップに移行すると自動でステイメン状態になってしまうものの、[[ミノフスキークラフト]]を付ければ空飛ぶデンドロビウムとして出撃可能。ただし、α外伝やCOMPAT2等の一部作品では原作設定を無視し、ゲームでの運用を優先してかあらかじめ飛行能力が付加されている場合もある。 |
− | 能力的には一年戦争~グリプス戦役の間の機体ということだからか、旧シリーズでは加入(或いは換装可能時期)が遅いのに[[運動性]]や限界反応が低く非常に扱いづらく、また大型機だからなのか[[強化パーツ]] | + | 能力的には一年戦争~グリプス戦役の間の機体ということだからか、旧シリーズでは加入(或いは換装可能時期)が遅いのに[[運動性]]や限界反応が低く非常に扱いづらく、また大型機だからなのか[[強化パーツ]]スロットが1つしかなく補強もする事もままならず、リアル系というよりマップ兵器を有する壁・ビーム兵器砲台というイメージが強かった。しかしα以降からは能力が大幅に見直され、能力の底上げ、必殺技と言える零距離メガビーム砲、強化パーツスロットが2つなど、終盤まで使っていける機体となっている。 |
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=== [[旧シリーズ]] === | === [[旧シリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦]] |
− | : | + | :初登場作品。最初から合体形態で入手できるが、名前はデンドロビウムではなく「'''オーキス'''」と表記されている。[[ルセット・オデビー]]から[[コウ・ウラキ|コウ]]に託される。通常の武装はあまり強いとは言えないが、[[マップ兵器]]のマイクロミサイルは攻撃範囲・弾数・命中率に優れ、かなり強力な武器である。 |
− | : | + | ;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦|S]]) |
+ | :終盤、[[ラビアンローズ]]でオーキスがようやく追加され、この形態となる。 | ||
+ | :[[月|月面]]では普通に出撃出来るが、ラスト2面の[[火星]]では[[ミノフスキークラフト]]がないと出撃できない。更に本作のミノフスキークラフトは空適応をAにする効果が無かったため、出撃させたところで攻撃力と防御力がガクッと下がってしまう。性能を発揮できるマップはほとんど無く、かなり不遇と言えよう。 | ||
+ | ;[[スーパーロボット大戦F完結編]] | ||
+ | :「'''GP-03デンドロビウム'''」表記。序盤に[[ラビアンローズ]]にて[[ロンド・ベル]]の戦力になる。大型機という事もあり、サイズ補正に加えて[[運動性]]が低く、何より[[限界反応]]が低すぎて[[ニュータイプ]]パイロットを乗せても本来の[[命中]]、[[回避]]率が発揮できない。そのため命中率補正のため強化パーツを装備したいところだが、強化パーツのスロットが1なのが難点。地上シナリオでは出撃させるために[[ミノフスキークラフト]]を装備する必要があるため、必然的にスロットが埋まってしまう。ちなみにその場合地上に着陸できる。それらの難点の割には攻撃力もさほど高くなく、メイン武器のメガビーム砲の攻撃力は[[Ζガンダム]]のハイパー・メガ・ランチャーにも劣る(射程は1長い)。マップ兵器も弱体化した。HPはもちろん[[装甲]]はモビルスーツにしては高い方なので、強化と相手次第では[[Iフィールド]]と共に防御面が役に立つが。 | ||
+ | :宇宙ルートの「灯火は炎となりて」でコウと共に強制出撃だが、[[超合金ニューZ]]でもつけて壁になるのが関の山である。一応、装甲5段階改造、ニューZ装着でコロニーに篭城して防御すれば、クリティカルが出ない限りはオージェのパワーランチャーも防ぎ切れる。 | ||
− | ; | + | === COMPACTシリーズ === |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT]] | |
− | :[[ | + | :性能はそこそこだが、本作では敵陣営のMAを([[ノイエ・ジール]]、[[クィン・マンサ]]、[[α・アジール]]など)多数入手にできるため、それらと比べると能力的に貧相。 |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT for WSC]] | |
− | : | + | :零距離メガビーム砲が追加された。零距離メガビーム砲は[[射撃]]扱い。 |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第2部]] | |
− | + | :パーツの自由度を圧迫している点を考慮したのか、それとも続編が地上面メインでは[[EX]]のような事になると思ったのかは不明だが、遂に'''素で飛べるようになった。'''零距離メガビーム砲が初登場した作品。気力が必要だが燃費もよく威力も高い。コウが援護の鬼なため、[[援護攻撃]]、[[援護防御]]と活躍する。当時の零距離メガビーム砲の名称は'''零距離メガビームキャノン'''だった。ビームライフルはない。 | |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]] | |
− | ; | + | :第2部と同様で遠距離、接近戦ともに強力な武器を持ちコウの[[援護]]で活躍できる。 |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦IMPACT]] | |
− | : | + | :優秀な武装を備えているが、改造段階で勝るGP01と凶悪なMAP兵器を持つGP02の影に隠れ、やや不遇。 |
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=== [[αシリーズ]] === | === [[αシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦α]] |
− | : | + | :中盤で入手。例によって[[地球]]で使うにはミノフスキーが必要。以前よりだいぶ能力が見直され、[[運動性]]においては[[νガンダム]]や[[F91]]と肩を並べるほど高い。また、ほとんどの主人公クラスMSは主要武器が気力が必要なのに対し、本機のメガビーム砲は気力制限がないのも利点。コウの[[能力]]が底上げされたので使える機体となった。 |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]] | |
− | + | :[[Ζガンダム]]および[[ΖΖガンダム]]との[[合体攻撃]]が追加された。メガビーム砲が射程が伸び、燃費も向上し上方修正が施されている。 | |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦α外伝]] | |
− | ; | + | :零距離メガビーム砲が追加され、出撃できる宇宙マップが入手以後1マップしかないためか素で飛べるなど、C2に近い仕様になった。零距離メガビーム砲は強力だが、メガビーム砲と共に燃費が悪いため、ENの改造などでフォローが必要。 |
− | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦α]] | |
− | : | + | :最初はステイメンのみで、中盤で[[換装]]パーツが貰える。ダメージ計算式にサイズ差補正が導入された為、攻撃力・防御力ともに高い。使いやすい[[全体攻撃]]武器もあり、全体的にかなり恵まれていると言える。ちなみに「防塵装置」を付けると、地を這う姿を見る事が出来る。宇宙適応がSなのとコウの能力が底上げされたことでサイズと見た目に反して結構な確率で避けてくれる。 |
− | ; | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦α]] |
− | :最初はステイメンのみで、中盤で[[換装]] | + | :序盤から使える。途中の地球降下ルートで登場した際はステイメンになっているが、実は換装パーツは一緒についてくる。<br />前作同様、サイズ差補正による高い攻撃力・防御力とMS離れした打たれ強さ、[[ニュータイプ]]技能や[[気力]]に左右されないALL兵器の使い勝手の良さから、序盤から使えるにもかかわらず、終盤まで息切れせずに使う事が出来る強力な機体。 |
− | + | :実はメガビーム砲使用時に入るグリップ部分に手を掛ける際のカットインが'''リアル頭身'''。腕だけとは言えこれが初のガンダムのリアル頭身カットインである。 | |
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=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦A]] |
− | : | + | :今回も零距離メガビーム砲がある([[格闘]]扱い)。能力的には運動性が本作でも[[νガンダム]]や[[ウイングガンダムゼロカスタム]]などと同レベルという高さ。デンドロビウムに[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]を乗せて[[自爆]]すると[[気力]]や[[底力]]を無視して大ダメージを与えることができる。[[ニュータイプ]]が乗れば、回避もそれなりに行うため、敵軍真っ青な巨大な砲台になる。敢えて弱点を挙げるとすれば近距離戦だろうか。 |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]] | |
− | + | :零距離メガビーム砲は[[射撃]]扱い。フル[[改造]]でパーツスロットが一つ増えるが、今回は命中率の高い[[ニュータイプ]]用[[モビルアーマー]]相手では分が悪い。 | |
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=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦64]] |
:何らイベントもなく、強制乗り換えも無いため、ストーリーを読み飛ばしていると、参入したのにも気付かない。[[限界反応]]が作動していないバグのため、機体の性能を極限まで発揮できるようになり、改造段階もそこそこ高い事もあり、非常に強力なユニットのひとつとなった。 | :何らイベントもなく、強制乗り換えも無いため、ストーリーを読み飛ばしていると、参入したのにも気付かない。[[限界反応]]が作動していないバグのため、機体の性能を極限まで発揮できるようになり、改造段階もそこそこ高い事もあり、非常に強力なユニットのひとつとなった。 | ||
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== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
=== 武装・[[必殺武器]] === | === 武装・[[必殺武器]] === | ||
− | + | ;メガビーム砲 | |
− | ; | + | :オーキスの右側面に装備された全長90mのビーム砲。ステイメンのマニピュレーターでグリップを保持し、発射するようになっている。 |
− | : | + | :;零距離メガビーム砲 |
− | + | ::原作で突撃する[[シーマ・ガラハウ]]の[[ガーベラ・テトラ]]を串刺しにしてビームを発射したのを再現した技。スパロボではCOMPACT2より追加されて以降、最強武器に。シリーズ初期は格闘武器扱いだったが、最近は使い勝手が考慮されて、射撃武器扱いへと改められた。なお、第3次αのトレーラーでは、アルビオンのメガ粒子砲をこれで援護していた([[νガンダム]]と[[ラー・カイラム]]でも同じような事例があるが、どちらも援護相手が全体攻撃を使っているため実機では不可能)。 | |
− | + | ;クローアーム | |
− | + | :オーキスの下部に2基装備されている。[[モビルスーツ]]を簡単に潰せるほどのパワーがある。 | |
− | ; | + | ;;大型ビームサーベル |
− | : | + | ::両手のクローアームに1基ずつ(計2基)内蔵された高出力の大型ビームサーベル。[[ムサイ級]]ペールギュントのブリッジを寸断した。 |
− | ; | + | ;武器コンテナ |
:オーキス本体に2基装備されている。1基につき、内部には8つのスロットが存在し、対艦用の武装やステイメンの武装などが格納されている。 | :オーキス本体に2基装備されている。1基につき、内部には8つのスロットが存在し、対艦用の武装やステイメンの武装などが格納されている。 | ||
− | + | ;;マイクロミサイル | |
− | :: | + | ::三角柱状のコンテナから発射される。1面につき36発、3面合わせて計108発もの小型ミサイルが内蔵されており、その弾幕から逃れるのは非常に困難である。ゲームでは[[マップ兵器]]だったり、[[全体攻撃]]だったりと扱いは様々。 |
− | + | ;;大型集束ミサイル | |
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::ミサイル3発が一纏めでコンテナ内に搭載されており、発射後に分離する。本来は対艦用の武装と思われる。 | ::ミサイル3発が一纏めでコンテナ内に搭載されており、発射後に分離する。本来は対艦用の武装と思われる。 | ||
− | + | ;;爆導索 | |
− | :: | + | ::コンテナ内から爆薬を内蔵したワイヤーを発射して敵を拘束し、爆発する。シーマ艦隊の[[ムサイ級]]を一撃で撃沈した武器。射線指定型の[[マップ兵器]]だったが、扱い方が難しい為か、最近では出番がない。2基装備。 |
− | + | ;;BAUVA・XBR-M-82-05H ビームライフル | |
− | + | ::ステイメンの主兵装。[[ガンダム試作1号機]]と同じ形状で、普段はコンテナ内に格納されている。ステイメンのマニピュレーターで持って使用。 | |
− | ::ステイメンの主兵装。[[ガンダム試作1号機]] | + | ;;フォールディングバズーカ |
− | + | ::折りたたみ式のバズーカ。コンテナ内からステイメンのフォールディングアームで引き出し、ステイメンの手で持って使う。コンテナ内に2基装備。 | |
− | + | ;;フォールディングシールド | |
− | :: | + | ::コンテナ内からステイメンのフォールディングアームで引き出して使う、折りたたみ式のシールド。本形態で使用するにはあまりに小さすぎるため、出番はないと思われる。案の定、本編では未使用。 |
− | + | ;;ハイパーバズーカ | |
− | :: | + | ::[[ガンダムMk-II]]などが装備している物と同型。コンテナ内に格納されている。本編では未使用。アニメのOPでのみ装備。 |
− | + | ;;後方迎撃ミサイル | |
− | + | ::マイクロミサイルと同じ形状のコンテナから発射される武装。放出されたコンテナはY字状に展開し、内蔵された小型ミサイルを発射する。本編でもスパロボでも未登場。 | |
− | ::[[ガンダムMk-II]] | ||
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;Iフィールド・ジェネレーター | ;Iフィールド・ジェネレーター | ||
− | :オーキスの左側面に装備されており、敵機の[[ビーム兵器]]を無効化する。本機は外装式となっている。対決した[[ノイエ・ジール]] | + | :オーキスの左側面に装備されており、敵機の[[ビーム兵器]]を無効化する。本機は外装式となっている。対決した[[ノイエ・ジール]]はビーム兵器主体だったため、当初は3号機が戦闘を優位に進めていた。ちなみに、連邦軍でこの装備を搭載したのは本機が初である。 |
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;フレア・ディスペンサー | ;フレア・ディスペンサー | ||
− | : | + | :敵のミサイル攻撃を無効化する装備。ゲームでは装備されていない。 |
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;ミサイルポッド | ;ミサイルポッド | ||
:ステイメンの上から被せるように装備されていた追加武装。漫画『機動戦士ガンダム0083 星屑の英雄』にのみ登場。 | :ステイメンの上から被せるように装備されていた追加武装。漫画『機動戦士ガンダム0083 星屑の英雄』にのみ登場。 | ||
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=== [[合体攻撃]] === | === [[合体攻撃]] === | ||
;トリプルメガランチャー | ;トリプルメガランチャー | ||
− | : | + | :『α for DC』で[[Ζガンダム]]と[[ΖΖガンダム]]による一斉射撃。3機分の武器改造コストや消費ENの膨大さといった問題からお世辞にも扱いやすい合体攻撃とはいえない。 |
=== [[特殊能力]] === | === [[特殊能力]] === | ||
;剣装備 | ;剣装備 | ||
− | :[[切り払い]] | + | :[[切り払い]]を発動。 |
;[[Iフィールド]] | ;[[Iフィールド]] | ||
: | : | ||
202行目: | 144行目: | ||
=== 移動タイプ === | === 移動タイプ === | ||
;[[空]]・[[宇宙|宇]] | ;[[空]]・[[宇宙|宇]] | ||
− | :[[飛行]] | + | :[[飛行]]可能。本来は完全な宇宙用なのだが、α外伝以降は地上でも運用可能になった。 |
=== [[サイズ]] === | === [[サイズ]] === | ||
212行目: | 154行目: | ||
=== カスタムボーナス === | === カスタムボーナス === | ||
;[[強化パーツ]]スロット+1 | ;[[強化パーツ]]スロット+1 | ||
− | : | + | :A PORTABLEで採用。 |
− | == | + | == 機体[[BGM]] == |
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;「THE WINNER」 | ;「THE WINNER」 | ||
− | : | + | : |
;「MEN OF DESTINY」 | ;「MEN OF DESTINY」 | ||
: | : | ||
224行目: | 164行目: | ||
== 対決・名場面 == | == 対決・名場面 == | ||
;対[[ノイエ・ジール]] | ;対[[ノイエ・ジール]] | ||
− | :両者とも[[Iフィールド]]を装備していたため、実弾兵器主体の3号機が優勢であったが、3号機の[[Iフィールド]]が破壊されたのちは[[ノイエ・ジール]] | + | :両者とも[[Iフィールド]]を装備していたため、実弾兵器主体の3号機が優勢であったが、3号機の[[Iフィールド]]が破壊されたのちは[[ノイエ・ジール]]が優勢となった。しかし、決着がつく事は無かった。 |
;対[[ガーベラ・テトラ]] | ;対[[ガーベラ・テトラ]] | ||
:軍の命令を無視して、寝返ったシーマ艦隊に攻撃をしかける。その攻撃力でシーマ艦隊を壊滅まで追い込むと、後がなくなった[[シーマ・ガラハウ|シーマ]]の特攻というべき攻撃に対し、コウは巨体の3号機を反転させて、ビーム砲で[[ガーベラ・テトラ]]を串刺しにした。 | :軍の命令を無視して、寝返ったシーマ艦隊に攻撃をしかける。その攻撃力でシーマ艦隊を壊滅まで追い込むと、後がなくなった[[シーマ・ガラハウ|シーマ]]の特攻というべき攻撃に対し、コウは巨体の3号機を反転させて、ビーム砲で[[ガーベラ・テトラ]]を串刺しにした。 | ||
233行目: | 173行目: | ||
;[[ガーベラ・テトラ]] | ;[[ガーベラ・テトラ]] | ||
:ガンダム試作4号機(SRW未登場)がジオンの手に渡った後の姿。 | :ガンダム試作4号機(SRW未登場)がジオンの手に渡った後の姿。 | ||
− | ;[[ | + | ;Sガンダム ディープ・ストライカー |
− | + | :本機の元ネタとされる[[Sガンダム]]の武装強化プラン。SRW未登場。 | |
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;[[猛虎装孫権ガンダム|孫権ガンダム]] | ;[[猛虎装孫権ガンダム|孫権ガンダム]] | ||
:玉璽の力で呼び出す「天玉鎧・弩虎」との合体形態はデンドロビウムがモチーフ。 | :玉璽の力で呼び出す「天玉鎧・弩虎」との合体形態はデンドロビウムがモチーフ。 | ||
== 余談 == | == 余談 == | ||
− | *デザインの元ネタとなっているのは、この機体のデザインを担当しているカトキ氏のデザインしたMSである[[Sガンダム]]ディープ・ストライカーで、そもそもの大元となっているのは[[ガンダム]] | + | *デザインの元ネタとなっているのは、この機体のデザインを担当しているカトキ氏のデザインしたMSである[[Sガンダム]]ディープ・ストライカーで、そもそもの大元となっているのは[[ガンダム]]MAモードであるとの事。 |
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== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
− | + | 人気がある機体であるが、その巨大さゆえにプラモデルを始めとした商品化が実現する事は少なく、長らく1/400スケールなど比較的小さく収まるサイズでしか発売されていなかったが、2002年3月に遂に1/144スケールのHGUCシリーズとして発売。砲身を入れた全長は1メートルを越えるガンプラ史上最大の一品となった。値段も破格の28,000円。 | |
ちなみに[[サイコガンダム]]のHGUC(1/144)は5,000円、[[Ex-Sガンダム]]のMG(1/100)でも8,000円とその規模において一歩譲る。同じ縮尺で値段も大きさも引けを取らないのは2015年現在[[ネオ・ジオング]]のHGUC(25,000円)のみ。 | ちなみに[[サイコガンダム]]のHGUC(1/144)は5,000円、[[Ex-Sガンダム]]のMG(1/100)でも8,000円とその規模において一歩譲る。同じ縮尺で値段も大きさも引けを取らないのは2015年現在[[ネオ・ジオング]]のHGUC(25,000円)のみ。 | ||
− | <amazon>B00030EU6C</amazon><amazon>B00030EU9Y</amazon><amazon>B001CNS0LU</amazon><amazon> | + | <amazon>B00030EU6C</amazon><amazon>B00030EU9Y</amazon><amazon>B001CNS0LU</amazon><amazon>B00F5Q15M6</amazon><amazon>B000JCE7TO</amazon><amazon>B00AQXD2Z6</amazon><amazon>4894252708</amazon> |
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== 資料リンク == | == 資料リンク == |