惑星アトリーム
惑星アトリームとは、『スーパーロボット大戦K』に登場する惑星。
概要[編集 | ソースを編集]
ミスト・レックス、アンジェリカ・シャルティール、エルリック・シャルティールの故郷である惑星。イスペイル率いるイディクスの攻撃を受け滅亡してしまった。
アトリームは2000年前に起きたル=コボルとの戦いにより滅んだ惑星クルスの人々が移り住んだ星の一つ。移民以来大きな争いは起こらなかったらしく、比較的平和な星であるが、地球を凌ぐ規模のアトリーム防衛隊という軍事力は存在している。ただし、アトリームには巨大生物やクルス人より後に移住してきた異星人等も存在しているようで、軍事力は当然必要であったと考えられる。
アトリームは既に滅亡しているため、その実態はミストやアンジェリカの台詞などからしか窺い知ることは出来ない。そのためアトリームは星全体が統一された惑星単一国家としてまとまっていたのか、地球連邦のように多数の国による連邦制だったのか、具体的な政治形態や惑星の規模などは不明である。また、人類同士の戦争は起こらなかったにしても、差別やいじめなどは存在しており、加えて暴動が比較的頻繁に発生する程度には問題を抱えていたらしく、ミストは「差別やいじめ程度ならどんな星にでもある」「(新人ながらも)自分は暴徒鎮圧の任務に慣れている」等の発言をしている。だが、暴動に関してはル=コボルは星を侵略する前に『欠片』を有する者の意識を刺激するため、それによって暴徒が増え、鎮圧任務が増加したせいだと説明できなくもない。
他にもル=コボルを刺激しないようにする為か、惑星クルスから移り住んだ事や2000年前は二つの陣営に分かれて同胞同士で戦争をしていた事は最重要機密として扱われ、上層部の人間にしか知ることが出来ないような措置がとられていた様である。
なお、歴史や文化的に地球とは独立しているはずなのだが、「ミスト」、「アンジェリカ」、「エルリック」と登場人物のファーストネームは英語圏のものである。また、レヴリアスを始めとするアトリーム系メカは、戦闘アニメ中のディスプレイ表示にアラビア数字とドイツ語表記を用いている。
過去の作品では言語面に関して一定の説明を加え、説得力を与えようとしていた前例もあるが、Kの場合はその点に関して特に説明されることはない(余り気にしてはいけないが)。一応作中で地球、もう1つの地球、アトリーム、ベザードの間に何かしらの繋がりがあるらしい事は仄めかされているが詳しい事は不明のままである。
登場作品[編集 | ソースを編集]
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
関連人物[編集 | ソースを編集]
関連用語[編集 | ソースを編集]
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