ベルゼルガ
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ベルゼルガ | |
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登場作品 | |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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正式名称 | ベルゼルガWP |
分類 | クエント製ヘビィ級アーマード・トルーパー |
型式番号 | ATH-Q64 |
全高 |
4.274 m
|
乾燥重量 | 8.103 t |
基本待機重量 | 8.333 t |
最大出力 | 360馬力 |
最大トルク | 76 kg/m |
マッスルシリンダー | 1P-NJ-S4 |
ポリマーリンゲル液 | DT-M/DT-MO |
巡航速度 | 42.0 km/h |
最高走行速度 | 69.0 km/h |
装甲厚 | 8-14 mm |
PR液総量 |
180リットル
|
開発者 | クエント星の技師 |
乗員人数 | 1名 |
主なパイロット | ル・シャッコ |
概要[編集 | ソースを編集]
クエント製ヘビィ級AT。
ギルガメス製ATを参考にしてクエントの技師がハンドメイドで製造しており、マッスルシリンダーなどにギルガメス製のものが使用されている。
型式番号は傭兵センターへの登録順であり、各機が雇い先の戦場とパイロットに合わせてカスタム化されている。そのため、旧式の方が形式番号が若いとは限らない様子。
ダイビングビートルの脚部をそのまま流用しているとしている資料が多いが[1]、真偽の程は不明である。
本体と武器に搭載されているクエント素子を用いた金属センサーは極めて優秀な性能として広く知られており、「(クエント製のレーダーに)ミスは考えられない」と言わしめるほど。
外観は中世騎士を思わせるヒロイックなものでカメラはドッグ系ATのようなターレット式ではなく固定式となっている。また、パイルバンカーを搭載したロボットの元祖として非常に有名であり、これらもあってかATの中では非常に人気が高い一方、逆にそのヒロイックなデザインが「ボトムズらしくない」として否定的な声も多く、いろいろと賛否両論が分かれた機体であった。
なお、「ベルゼルガ」とは北欧神話に登場する狂戦士「ベルセルク」のドイツ語読みが元ネタである。[2][3]
ベルゼルガWP[編集 | ソースを編集]
クメン篇でシャッコが搭乗していた水陸両用仕様の機体。一般的に「ベルゼルガ」は本機を指す。シャッコ機はイプシロンとの戦闘で破壊された。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 初登場作品。ベルゼルガWPがベルゼルガ名義で登場。クメンルートと第20話でスポット参戦した後、終盤で正式加入。原作で登場したベルゼルガDTを兼ねており、ベルゼルガDTの参戦は次回作までのお預けとなる。
- ちなみに、クメンルートを通ると、離脱の際に改造資金が返還されるが、改造段階がそのまま残る。第20話でのスポット参戦、そして正式加入時にもそのまま残るため、非常にお得。
- なお、第20話でパイルバンカーを使うと、ダイ・ガード組が驚くイベントがある。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- ル・シャッコの乗るベルゼルガWPが登場。パイルバンカーには通常版と突破攻撃版がある。通常版には「貫通」特性が付いているため数値以上のダメージが出やすく、また「ショック」特性も持っているので敵の防御をダウンさせることがある。消費ENが20とやや多いが、命中補正も高いのでパイルバンカー主体で戦っていくことになるだろう。シールド防御があるので、ATとしては打たれ強いのもポイント。キリコのスコープドッグ・レッドショルダーカスタム及びバニラのATフライとグループ出撃可能。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
- 格闘
- アームパンチ機構は搭載されていないが、ヘビィ級AT故にパワーは高い。第21話ではスタンディングタートルを抱き潰していたシーンもあった。
- 『再世篇』ではシンプルに敵をぶん殴る。
武装[編集 | ソースを編集]
- 盾
- 左腕に装着。
- パイルバンカー
- クエント人伝統の狩猟具をもとにしたベルゼルガを象徴する武器。盾に付けられており、圧搾空気により金属製の杭を発射する。なお、本来はアームパンチの代替品である。
- 後のアルトアイゼンなどのように「ダメージを与える武器」ではなく、コクピットを撃ち抜いて確実にパイロットを仕留めるための武器である。
- 意外にも『装甲騎兵ボトムズ』本編中では2回しか使用されておらず、実のところそれほど扱いの大きくない武装である。本格的に注目されるようになるのは小説『青の騎士ベルゼルガ物語』やOVA『機甲猟兵メロウリンク』といった外伝作品を待つことになる。
- 唯一の欠点は空中の敵に攻撃できない事だが、『第2次Z再世篇』ではフライトモジュール等を付けることで解消できる。『OE』では地形適応を変えられないため空中の敵には上記のアサルトライフルでしか攻撃できない。
- GAT-40 アサルトライフル
- ベルゼルガ専用武器で、本体と同じくクエント素子を用いたセンサーが装備されている。装弾数が32発と少ないため、作戦時にはミッションパックに予備弾倉を3個懸架する。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
- 盾装備
- シールド防御を発動。
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- S
- 第2次Z再世篇
- SSまたは1
- OE
カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]
- 装甲値+300、運動性+20、照準値+20
- 第2次Z再世篇
機体BGM[編集 | ソースを編集]
- 「炎のさだめ」
- TVシリーズOPテーマ。
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ATH-Q58 ベルゼルガDT
- 旧式の機体。脚部に砂漠走破装備「サンドトリッパー」が装着されている。クエント編にてフィアナが搭乗した。
- ATM-09-HC ベルゼルガ・イミテイト
- OVA『ビッグバトル』に登場するベルゼルガを模したスコープドッグ。SRW未登場。
- ATH-QX ベルゼルガ・プレトリオ
- OVA『幻影篇』に登場。ベルゼルガの基本モデルで、銃器やローラーダッシュ機構・高性能センサーを装備していない。パイルバンカーと槍を組み合わせた「ジョルトパイク」という武器を使う。SRW未登場。
- ATH-Q63-BTS ベルゼルガBTS
- 外伝作品「青の騎士ベルゼルガ物語」に登場。バトリング用にカスタマイズされており、稼働時間の短縮と引き換えに出力を強化している。パイルバンカーはアームパンチ用の液体炸薬2発分を使用して射出するようになっており、通常タイプより貫徹力が高い。秘密結社の高性能ATシャドウフレアとの戦いで大破した後に修復されたタイプには、「スーパーエクスキュージョン」と名付けられた。SRW未登場。
- ATM-FX∞ ベルゼルガ・テスタロッサ
- 外伝作品「青の騎士ベルゼルガ物語」に登場。型番の「∞」は「アンフィニ」と読む。未知の技術を用いて「ATでは倒せない相手に対抗する」というコンセプトで造られた兵器で、文字通りATとは思えない超性能を誇るシリーズ最強の機体。こちらも凄まじい性能を誇る同作のラスボス・古代兵器レグジオネータとスーパーロボット顔負けの超常バトルを繰り広げ、ファンの賛否が分かれる。レグジオネータが単独で800機のATを軽く壊滅させ、こちらもまたATというには怪物マシンにもほどがあるFXタイプですらまるで相手にならないほどの戦闘力を持つと言えば、それと互角に戦うテスタロッサの性能が規格外であることは想像に難くない。[4]SRW未登場。
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ 設定スタッフの井上氏は「どこから出てきた話なのだろう、デザインは似てるが部品のサイズが合わない」とコメントしている。
- ↑ 英語読みでいう「バーサーカー」。
- ↑ ちなみに、外伝作品「青の騎士ベルゼルガ物語」ではこの名称がクエントから異能者を追放した人物「旧劣等種(ベルゼルガと読む。ちなみに、意味合いとしては北欧神話のベルセルクとほぼ似たような性質を持つ。)」からとられたということになっている。ただし、この作品自体が事実上パラレルワールドとなったため、本編世界観におけるベルゼルガの名称が、具体的に何に由来しているかは不明となっている。
- ↑ 余談だが、雑誌ホビージャパンの企画でフルスクラッチキットを製作したモデラーはデザインを見て、「ATじゃない!」と思わず叫んで頭を抱えたという。
商品情報[編集 | ソースを編集]