皇帝ワルーサ
(ジャーク皇帝ワルーサから転送)
ナビゲーションに移動
検索に移動
ワルーサ | |
---|---|
登場作品 | |
声優 |
笹岡繁蔵 大友龍三郎(SRW代役) |
デザイン | 武内啓 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦GC |
SRWでの分類 |
機体 パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 五次元人 |
性別 | 男 |
所属 | ジャーク帝国 |
称号 | 皇帝 |
皇帝ワルーサは『絶対無敵ライジンオー』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
ジャーク帝国に君臨する五次元世界の支配者。全次元の支配を目論み、ベルゼブ達を尖兵として四次元を制圧。次に三次元に狙いを定め、侵略の魔手を伸ばした。
冷酷で残忍かつ非情な性格を持ち、無能と判断すれば自らの忠臣であろうとも殺戮を楽しむような感覚で処刑する。エルドランとは太古より対立関係にあるとされ、その姿は暗黒の塊で上空数百メートルに達する巨大さを持つが、これは実体ではなく本質的にエネルギー生命体である。
宇宙に浮かぶ要塞の奥に潜んでベルゼブに指示を送り、幾多のチャンスを与えるが、度重なる失態に業を煮やし、自ら最終決戦に出陣した。目から脅威的な破壊力の光線を発射し、全身の闇を実体化させた触手は、伸縮自在に敵を攻撃、または拘束して電撃を走らせる。更に高い防御力を持つ。唯一、弱点とされる頭部は、戦闘時は巨大な顎に変形し、鋭い四本の牙で如何なる物質も破壊して、口部からは高出力ビームを放つ。
圧倒的な力を見せるが、最後はゴッドライジンオーのゴッドライジンオーフルパワーに両断され、大爆発とともに消滅する。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
当然ながらどの作品においても敵陣営の中でも中核を担う大物扱い。むろん、その傲慢にして凶悪な性格は主人公達から存分に唾棄されている。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦BX
- 最後の版権ボス。原作より先に完全敗北を認めたベルゼブを取り込み、BXにジャークドリームを仕掛ける。が、案の定防衛組以外のBXメンバーも次々と悪夢を克服、しかも地獄コンビ相手にはそもそも効かなかった。
- ユニットとして性能は強いが、回復イベントも起こさないのでここまできたならば勝てるはず。一度撃墜された後も復活するが、自軍部隊全機体のエネルギーを結集させたハイパーサンダークラッシュにより遂に引導が引き渡された。
- キャンペーンマップ「Brand new X」では時系列上唯一見識の無い敵として登場する。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦GC
- 初登場作品。本作の版権作品最後の敵。
- 最後の版権ボスなだけあり、回避以外の全ステータスが高く、MAP兵器まで持つ作品屈指の強敵。彼との戦闘デモは特殊なものになっている。
- スーパーロボット大戦XO
- 大量にリペアキット持ちのジャークライジンオーを繰り出すようになった。ただでさえキツイシナリオで全てを相手にするのは難しいが、ワルーサを倒せば全機撤退する。しかし、資金と強化パーツを考えれば相手にするのもいいかもしれない。
- スーパーロボット大戦NEO
- 第33話で対決することとなる。大型ユニットであるために包囲効果を発生させやすい。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
- 触手
- 全身の闇を実体化させた伸縮自在の触手。拘束して電撃を走らせることもできる。
- 『NEO』ではガードアーム特性付き。
- 怪光線 / フレア
- 目から脅威的な破壊力の光線。
- 『NEO』では押し出し特性付き。
- 怪光線/M / フレア
- マップ兵器版。着弾指定型。『BX』では方向指定型。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- L
- 9
- 『NEO』のみ。
機体BGM[編集 | ソースを編集]
- 「ドリーム・シフト」
- 『GC(XO)』、『BX』で採用。
- 「邪悪なる行進曲」
- 『NEO』で使用されているオリジナル曲。他には三大魔王のBGMに使用されている。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]
人間関係[編集 | ソースを編集]
- ベルゼブ、ファルゼブ、タイダー
- 部下。最後に離反される。
- エルドラン
- 太古からの宿敵。
- 大宮恵津子
- SRW未登場。小説版では平行世界の彼女を仲間に取り込み、こちら側の大宮恵津子を操る事で地球防衛組の動きを封じようとした。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
- ムゲ・ゾルバドス帝国、ガディソード
- 『GC(XO)』において、彼等と異次元同盟を結成する。
- 海動剣、真上遼
- 『BX』において、ジャークドリームで悪夢を見せようとするも全く通用していなかったという皇帝にとっても予想外極まりない敵であった。
- バルギアス
- 『BX』では顔見知り。3万年前に一度会ったことがあるらしい。
- 闇の皇帝ジークジオン、暗黒大将軍
- 同じく『BX』では顔見知り。騎士ガンダムをして、「あの凶悪さはジークジオンや暗黒大将軍にも匹敵する」と言わしめた。類は友を呼ぶと言うべきか。
- 刹那・F・セイエイ、キオ・アスノ
- 『BX』においては異種族とも対話を試みる彼らの優しさを嘲笑し、もはや対話不可能と断ぜられた。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「我がジャーク帝国には敗北と後退という言葉はない。何としてでもこの次元を制圧せよ。さもなければお前が処分されると心得ておけ」
- 第2話より。ベルゼブの前に現れた際の台詞。ゲーム中では前半部分が反撃台詞に採用されている。
- 「いつまでも邪悪獣任せではライジンオーは倒せん。これからはお前自身が戦うのだ!」
「お前に新たな力を与えた。ライジンオーを倒さねば、命は無いものと思え」 - 第21話より。三次元の制圧に失敗を重ねるベルゼブにジャークサタンを与える。
- 「ベルゼブめ、最後の最後まで無様な姿を晒しおって、無能者めが!」
- 第49話より。ベルゼブの駆るグレートジャークサタンが敗れ、地球防衛組が歓喜する中、この台詞とともに遂に姿を現す。
- 「我が名はジャーク帝国皇帝ワルーサなり。ライジンオーよ、今度は余が自ら相手にしてくれる。光栄に思うが良い。フフフフフフフハハハハハ…!」
- 同話に於ける締めの台詞。この後に吼児のナレーションとともに続く。
- 「このわしに指図するつもりか! 一人前の口を叩くでない!」
- 第50話より。エネルギーのなくなった剣王、鳳王、獣王を攻撃するも、止めは自分達が刺すと出たベルゼブらが目ざわりと見て、触手で拘束。先にベルゼブ達から始末しようとする。
- 「三次元征服の失敗は貴様の命を償ってもらうぞ。死ねい!」
- グレートジャークサタンを拘束しながらの台詞。第2話から言い続けてきた処刑宣告を突如実行。この扱いにベルゼブとタイダーは戦ってきた目的を見失い始める。
- 「うぐぁぁぁぁぁっ、おのれぇぇぇぁあぁぁっ!!」
- 最期の台詞。ゴッドライジンオーのゴッドライジンオーフルパワーで両断され、一瞬元に戻るかと見せかけて爆発した。ベルゼブの離反があったとは言え、意外と最期はあっけなかった。
スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「フフフ…この地球に満ちあふれる負の力が余にジャークパワーを与えてくれるわ!」
- 『GC』『XO』第58話「皇帝ワルーサを倒せ!」より。戦争や侵略だらけで原作より遥かに治安の悪いスパロボ世界であれば迷惑の種は尽きないだろう。
- 「蚊トンボがいくら騒いだところで痛くもかゆくもないわ!」
- 同58話より、アムロ・レイとの戦闘会話。どことなく別の人を思わせるセリフ回しである。原作ではライジンオー以外の地球の戦力をこのように侮ったのが彼の命運の尽きだったのだが。
- 「ほぅ……打ち破るどころか、ジャークドリームが効かぬ人間がいるとは……」
- 『BX』第47話「自分達の信じるモノの為に!」より。登場後防衛組も含め自軍の面々にジャークドリームを仕掛けるが、海動と真上の地獄組には全く効いていなかったことに驚いた台詞。
- 口ぶりからすると何かしらの夢を見せられてはいたようだが、地獄にとっては現実にあり得る幻覚程度の認識だったのだろう。
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ジャークサタン
- ベルゼブに与えた機体。
- グレートジャークサタン
- ジャークサタンにジャークパワーを与え、この形態へと強化させた。