「金田正太郎」の版間の差分

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(何も断りなしに削除ってのはやめましょうや。こちらは3次Zのクランの台詞があってそれに関する補足として書いてるのに)
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*金田正太郎は、いわゆる「'''[[俗語・俗称|ショタコン]]'''('''正太郎コンプレックス'''。小さな男の子を好む性的嗜好)」の語源としても有名である。
 
*金田正太郎は、いわゆる「'''[[俗語・俗称|ショタコン]]'''('''正太郎コンプレックス'''。小さな男の子を好む性的嗜好)」の語源としても有名である。
 
**ちなみに、発案者はアニメ投稿雑誌『ファンロード』の編集長である「イニシャルビスケットのK」こと浜松克樹氏である(ただし、浜松氏は『[[太陽の使者 鉄人28号|太陽の使者]]』版の正太郎ではなく、原作漫画等の旧作の正太郎を意識していた様子)。
 
**ちなみに、発案者はアニメ投稿雑誌『ファンロード』の編集長である「イニシャルビスケットのK」こと浜松克樹氏である(ただし、浜松氏は『[[太陽の使者 鉄人28号|太陽の使者]]』版の正太郎ではなく、原作漫画等の旧作の正太郎を意識していた様子)。
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*また、大友克洋の漫画『AKIRA』の主人公・金田とはフルネームがまったく同名であるが、ファンブック「AKIRA CLUB」(講談社刊)によると『鉄人28号』の正太郎がネーミングの由来となっているという(この他もう一人の主要キャラである「鉄雄」の名前など、『鉄人28号』モチーフと見て取れる点は少なくない)。
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**SRWでは『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』において、[[クラン・クラン|版権作品のキャラの一人]]がその『AKIRA』の金田の台詞を元にした発言をする場面があるが、該当の場面ではいずれも正太郎が関わることはない。そもそもその台詞自体ネットスラングとして広まっており、それをネタとして使ったという側面も大きいものと思われる。
  
 
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2018年2月5日 (月) 22:14時点における版

金田正太郎
外国語表記 Shoutarou Kaneda
登場作品 太陽の使者 鉄人28号
声優 山田栄子
種族 地球人(日本人)
性別
年齢 10歳→11歳(第5話以降)
所属 ICPO
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概要

太陽の使者 鉄人28号』の主人公

幼い頃に母を亡くし、鉄人を開発していた父・金田賢太郎博士も喪っている。現在は敷島邸の離れに住み、敷島一家と家族同様に接している。少年ではあるが、その行動力と判断力は大人顔負けであり、敵を手玉に取る事も多い。一方で、鉄人のリモコンを奪われてしまった際などに感情的になる事も多く、歳相応の一面も併せ持っている。

悪党が相手の場合は全く容赦をしないことでも有名で、敵ロボットを攻撃する際は的確にコクピットを狙う。特にフライング・キックの時は、あっさりとパイロットごとコクピットを蹴り砕いていた。しかし、自身と交流を持った相手の場合、戦った後に寂しげな表情を見せることもあった。

登場作品と役柄

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
初登場作品。山田栄子氏は『IMPACT』以来約10年振りの新録となる。世間ではテロリスト扱いのソレスタルビーイングやコロニーのガンダムパイロット、および黒の騎士団と共闘することに関しては複雑な思いを抱いていた。
原作主人公が子供のパイロット(厳密には正太郎は少し違うが)は正太郎を含めてZシリーズで目となり、なおかつ最年少キャラクターでもある。原作では正太郎の年齢は10歳とされているが、本作では「正太郎は小学6年生のワッ太と同級生」とされている。
なお、正太郎は「ショタコン」の語源(詳しくは、余談を参照)になってしまった故か、「アッシュフォード・ラプソディ」ではキューピッドの日イベントで女子生徒から狙われる場面も…。
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
今回は鉄人後半のストーリーが展開されるため、かなり目立つ。同じ横山光輝氏原作・原案の『六神合体ゴッドマーズ』とのクロスオーバーが豊富でストーリーを盛り上げていく。
なお、本作で「正太郎が5年生という」事実が明らかになったので、実は「ワッ太の方が正太郎側に合わせた年齢設定になっていた」模様。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
戦闘時の顔グラフィックが変更された。

パイロットステータス

能力値

版権主人公だけに高くはあるが、エース級に比べると少々微妙。防御・格闘に優れるテンプレート。ただし、エースボーナスによって命中・回避が補強される。

精神コマンド

第2次Z再世篇
信頼加速不屈必中気合勇気
鉄人28号を使うには十分なラインナップだが、「勇気」を習得するまで火力不足に悩まされる。
第3次Z時獄篇
信頼必中不屈+、友情勇気
「加速」がなくなったおかげで進軍がしにくくなったが、ブラックオックスとタッグを組めば解決。

特殊技能(特殊スキル)

第2次Z再世篇
底力L5、援護攻撃L2、援護防御L7
第3次Z時獄篇
底力L5、援護攻撃L2、気力+(ダメージ)

固有エースボーナス

移動力+2、命中&回避+20%
『第2次Z再世篇』で採用。ご覧のとおり、鉄人の使い勝手を左右する強烈なエースボーナス。
技量+10、移動力+1、命中率+10%、回避率+10%
『第3次Z時獄篇』で採用。弱体化したものの、再攻撃と相性が良くなった。

パイロットBGM

「太陽の使者 鉄人28号」
主題歌。

人間関係

金田賢太郎
父親。鉄人28号の生みの親である博士。SRW未登場。
敷島大次郎
父である金田博士の後を継ぎ鉄人28号を完成させた。正太郎にとって父親代わりの存在。
敷島牧子
敷島博士の娘で幼なじみ。彼女には「マッキー」の愛称で接している。
敷島歌子
敷島博士の妻。
大塚茂
常に正太郎をバックアップするICPO所属の警部。依頼は基本的に大塚警部を通して伝わる事が多い。後にコスモクラッシャー隊の隊長となる。
不乱拳博士
彼からブラックオックスを託される。
ブラックオックス
不乱拳博士の遺言に従い、ICPOの指揮下に。
ブランチ
ロボットを使い悪事を働くロボット・マフィアの首領であり、金田博士を殺害した張本人。
太陽エネルギー転換装置や鉄人28号を我が物とすべく正太郎や大塚警部と戦うが、宇宙魔王の登場により彼の立場は危うくなっていく。
宇宙魔王
全宇宙支配を目論む鉄人最大の強敵。ブラックホールと融合しており数多の星を滅ぼした後、地球に目をつける。
彼と戦うために戦艦コスモキャットが作られ、鉄人28号も宇宙で戦うことになった。
グーラ・キング・Jr.
宇宙魔王の一人息子。出会った当初はそれなりに友好な関係を築いていたものの、グーラが自身の使命に目覚めてからはライバル関係となる。

他作品との人間関係

スーパー系

明神タケル
同じ横山光輝原作作品の主人公。『第2次Z再世篇』および『第3次Z』にて共演し援護等で特殊台詞を喋る。
竹尾ワッ太
『第2次Z再世篇』および『第3次Z』では同級生。援護等で特殊台詞も喋ってくれる。
神勝平
『第2次Z再世篇』ではワッ太に付き合う形で敷島邸を訪れた彼と直ぐに仲良くなる。彼からマッキーとの仲を何かと冷やかされる事も多い。
兜シロー
『第2次Z再世篇』序盤の日本ルートでは、彼にVコンを通じてローレライへの説得を促した。
敷島博士 (ゲッターロボ)
『第2次Z再世篇』において同じ名字の博士とどういった関係なのかを聞くが、想像を絶する回答をされてしまい、ショックを受けた(冗談だったが)。
ゲシュタルト
『第3次Z天獄篇』ではテンプティからVコンを受け取り、鉄人28号を操ろうとした。

リアル系

早乙女アルト
『第2次Z再世篇』において斗牙から「二股」意味を聞かされたのか、彼に対して「見損なった」とバッサリ言う場面も。
ランカ・リー
『第2次Z再世篇』の初登場時において彼女の護衛をする。ちなみに、彼女のファンでもある。
デュオ・マックスウェルカトル・ラバーバ・ウィナーC.C.紅月カレン
『第2次Z再世篇』におけるシンガポールでの対ブランチ戦終了後、指名手配犯である彼等を拘束しようとするも街を守って戦ったその行為に迷いを見せ、大塚長官の進言も有り見逃す事に。
その後は和解し、仲間として共に戦っていく。

バンプレストオリジナル

楽しみのテンプティ
彼女にVコンを盗まれる。

名台詞

「悪い奴には、乗せるな!」
放送当時、ブリヂストンから発売された子供用自転車CMの決め台詞。
「鉄人…鉄人ーッ!!」
「鉄人が何をしたって言うんだー……悪い事をしたのは人間じゃないかぁ……鉄人を動かして悪いことをしたのは人間じゃないかー!!」
第33話「破壊された鉄人!」より。敵に鉄人を奪われてしまい悪事の限りを尽くされた事で国連により破壊されてしまった鉄人の姿を見ての慟哭。
もっとも、破壊されたのは偽物であり、直後に本物の鉄人が地中から現れたのだが…。
「だって……みんな勝手です……! 自分たちの都合だけで鉄人を壊せといったり…鉄人に助けて欲しいと願ったり……」
上記のやり取りの後、鉄人を出撃させるよう言われるが大人たちの勝手な都合に愛想を尽かし拒否してしまう。しかし、敷島夫妻から説得を受け出撃する事を決める。
第33話は「鉄人も道具であり善いも悪いも人間次第である」事を再確認させられるエピソードである。
(ブラックオックスが泣いている…心を持ったばかりに…悲しいんだ…)
第34話、不乱拳博士の死に涙するブラックオックスを見て。
「今度会う時は剣を捨ててこいよ…」
第50話「グーラ王子、死す!」より。宇宙に散ったグーラと残された剣を見て、寂しそうにこう呟いた。
第3次Z』ではDVE。しかし、ルート次第でグーラが生存するため、その場合表情が笑顔となる。
「鉄人ーーッ!!」
第51話(最終話)「銀河の王者!鉄人28号」より。宇宙魔王との決戦にて攻撃が通用せず追い詰められ、敷島博士特攻を促さられる。
正太郎は渋るものの、敷島博士から「地球を守るため」と命じられ、涙を流し決断する。

スパロボシリーズの名(迷)台詞

「そこだ! 行けっ! やれぇっ!」
「鉄人フルパワー」の台詞パターンの一つ。「やれぇっ!」の部分のボイスがやけに気合が入っており、ネット上では「そこだ! 行けっ! 殺れぇっ!」と表記を変えられてネタにされる。
「戦いたくないけど…! 仕方ない!」
「何とか、戦う力だけを奪わなくちゃ…!」
「今のうちに相手の動きを止めないと!」
「駄目だ…! 今は戦うしか方法がない!」
ルイス戦で発する特殊戦闘台詞の数々。基本的に悪党に対して容赦しない正太郎も、彼女が根っからの悪人ではないことは理解しているようだ。
「あ…大塚警部!」
第2次Z再世篇』第3話「太陽の使者・鉄人28号」にて大塚長官からの連絡に反応した際の一言。スターシステムネタである(本作では同一人物という設定だが)。
「な、何だろう…。さっきから視線を感じる…」
『第2次Z再世篇』第18話「アッシュフォード・ラプソディ」に於けるアッシュフォード学園のイベント「キューピットの日」にて女生徒に目をつけられていることに気付いて。
「ショタコン」を意識したネタである。
「え!?」
「そんな!?」
「よ、よかったぁ…」
『第2次Z再世篇』にて、それぞれ『チェンゲ』の方の敷島博士に正太郎の知っている敷島博士との関係を聞いた際に「平行世界の同一人物」と言われたり、「実は(敷島博士の)息子でマッキーは孫」と言われたり、最終的に「どちらも冗談だった」と知った時の反応。
よほどショックだったのだろうが、いくらなんでも露骨に安心し過ぎのような気がしないでもない。
「悪い奴は悪い奴だ」
「生まれた星に関係なく仲良くするように悪い奴は地球人だろうと異星人だろうと許しちゃ駄目だ」
『第2次Z再世篇』第28話「暗黒よりの使者」より。タケルロゼとの再会を心待ちにしていた場面より。タケルのように他の星の人間と仲良くなっている一方で地球人同士の争いが今でも続いている現状に辟易していたワッ太に対して。
悪を許さぬ正義感の強さと同時に、悪人相手には一切容赦しない正太郎の信念が伺える。
「大変です! アルトさん達が合宿している山中にテロリストの一団が潜伏しているらしいんです! 僕達もそちらに向かっていますけど、すぐに避難してください!」
「どうしたんです!? さっきから悲鳴が聞こえるけど、大丈夫なんですか!?」
「何を言ってるんですか!?」
第3次Z時獄篇』第9話助っ人を引き受けるルート「やりすぎのウォークライ」より。この悲鳴が潜伏しているテロリストの悲鳴だとは予想だに出来なかったであろう。
正太郎「クワトロ大尉…! 僕は…!」
シャア「正太郎! たとえ相手が誰であろうと悪には容赦しないのが君のはずだ! 君は君の正義を貫け! 私もそれを望んでいる!」
正太郎「だけど…! だけど、僕はあなたと戦いたくありません! あなたは本当に悪なんですか、クワトロ大尉!?」
シャア「それは君自身が確かめろ!この私と戦う事で!」
正太郎「…やるぞ、鉄人! 僕達でクワトロ大尉を止める!そして、確かめるぞ! 大尉が何のために戦っているのかを!」
『第3次Z時獄篇』におけるシャアとの戦闘前会話より。
悪を許さぬ信念を持つ彼といえど、シャアが根からの悪人でない人間を知っている彼は戸惑いを顕にし、戦いを促されても倒すのではなく、シャアの真意を確かめることを選んだ。
「そこに目を背け、何もない小さな世界を造ろうとしている人の言葉なんて聞く気はありません!」
「あなたのやろうとしている事はただ困難から逃げているだけです! 僕はそんなものよりも辛くても未来を求めます!」
『第3次Z時獄篇』におけるフロンタルとの戦闘前会話より。
未来を捨ててバアルの襲来と「根源的な災厄」から逃避しようとアクシズ落としと時の牢獄形成を敢行するフロンタルのやり方を正太郎は真っ向から否定した。

操縦機体

鉄人28号
亡き父と恩師である博士が開発したロボット。正太郎の相棒である。
クリッパー
正太郎にも操縦可能なエアーバイク。OPでは鉄人とランデブー飛行を行なっている。
ブラックオックス
厳密には正太郎がコントロールしているわけではないが、戦闘中は頻繁に指示を出したり声をかけたりしている。

余談

  • 金田正太郎の名前は、横山光輝氏による『鉄人28号』の原作漫画の連載が始まった当時に全盛期を迎えていた、元プロ野球選手・金田正一氏から取ったとされる。
  • 金田正太郎は、いわゆる「ショタコン正太郎コンプレックス。小さな男の子を好む性的嗜好)」の語源としても有名である。
    • ちなみに、発案者はアニメ投稿雑誌『ファンロード』の編集長である「イニシャルビスケットのK」こと浜松克樹氏である(ただし、浜松氏は『太陽の使者』版の正太郎ではなく、原作漫画等の旧作の正太郎を意識していた様子)。
  • また、大友克洋の漫画『AKIRA』の主人公・金田とはフルネームがまったく同名であるが、ファンブック「AKIRA CLUB」(講談社刊)によると『鉄人28号』の正太郎がネーミングの由来となっているという(この他もう一人の主要キャラである「鉄雄」の名前など、『鉄人28号』モチーフと見て取れる点は少なくない)。
    • SRWでは『第3次Z時獄篇』において、版権作品のキャラの一人がその『AKIRA』の金田の台詞を元にした発言をする場面があるが、該当の場面ではいずれも正太郎が関わることはない。そもそもその台詞自体ネットスラングとして広まっており、それをネタとして使ったという側面も大きいものと思われる。