「ムデカ・ラーベンス」の版間の差分

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[[シュテドニアス連合国]]の魔装機操者で、[[ラセツ・ノバステ]]の腹心の部下だった。彼が戦死した後、報恩と復讐のため、同僚のマーガレット・ウォンとともに、最終的には傭兵に身をやつしてまで[[アンティラス隊]]を付け狙う。
 
[[シュテドニアス連合国]]の魔装機操者で、[[ラセツ・ノバステ]]の腹心の部下だった。彼が戦死した後、報恩と復讐のため、同僚のマーガレット・ウォンとともに、最終的には傭兵に身をやつしてまで[[アンティラス隊]]を付け狙う。
  
と、ここまでならば「上司の仇討ちに燃える復讐鬼」という一言で形容できるのだが、その本性は「自他ともに認めるしつこい男」。思い込みも激しく、途中からアンティラス隊を狙う理由の中に「(一方的に)想いを寄せる[[ロザリー・セルエ|相手]]」「(一方的に)[[ライバル]]視する[[マサキ・アンドー|相]][[ファング・ザン・ビシアス|手]]」を追うことが含まれてくる。彼らと別れたり屈辱を与えられたりしてからの期間を日数で正確に記憶しており、その様は正に'''ストーカー'''としかいいようがない。
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と、ここまでならば「上司の仇討ちに燃える復讐鬼」という一言で形容できるのだが、その本性は「自他ともに認めるしつこい男」。思い込みも激しく、途中からアンティラス隊を狙う理由の中に「(一方的に)想いを寄せる[[ロザリー・セルエ|相手]]」「(一方的に)[[ライバル]]視する[[マサキ・アンドー|相]][[ファング・ザン・ビシアス|手]]」を追うことが含まれてくる。彼らと別れたり屈辱を与えられたりしてからの期間を[[ルクレツィア・ノイン|日数で正確に記憶しており]]、その様は正に'''ストーカー'''としかいいようがない。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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:PVでは敵勢力(反アンティラス隊)の代表人物の一人として登場、衣装と魔装機は一新された…が、PV第1弾その後はまたマサキに一蹴された。
 
:PVでは敵勢力(反アンティラス隊)の代表人物の一人として登場、衣装と魔装機は一新された…が、PV第1弾その後はまたマサキに一蹴された。
 
:新衣装は反アンティラス隊の制服で、隊員(士兵)もそれを着用している。
 
:新衣装は反アンティラス隊の制服で、隊員(士兵)もそれを着用している。
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:また、8月29日に配信されるダウンロードコンテンツではロザリー、ジノ、テュッティやコーデック、ヅボルバと共にヴォルクルス教団の実行部隊に立ち向かう。
  
 
== パイロットステータス設定の傾向 ==
 
== パイロットステータス設定の傾向 ==
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
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*ムデカ役の中井和哉氏は[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])にて[[ジーク・アルトリート]]役も演じている。
 
*ラセツの敵討ちのため出世の機会と職場を投げ捨てたが、『北部』時代の上司である[[リシェル・グレノール|リシェル]]がこの戦争で大尉から中佐にまで昇進していることを鑑みると、彼も軍に残っていれば行動次第で少佐よりも上の階級を狙えたのではないだろうか?
 
*ラセツの敵討ちのため出世の機会と職場を投げ捨てたが、『北部』時代の上司である[[リシェル・グレノール|リシェル]]がこの戦争で大尉から中佐にまで昇進していることを鑑みると、彼も軍に残っていれば行動次第で少佐よりも上の階級を狙えたのではないだろうか?
 
*彼が日数単位で色々と記憶していることは、魔装機神シリーズの時系列の設定を考察する上での一助となっている。詳しくは[[ラングラン新暦]]の項目を参照。
 
*彼が日数単位で色々と記憶していることは、魔装機神シリーズの時系列の設定を考察する上での一助となっている。詳しくは[[ラングラン新暦]]の項目を参照。

2013年8月10日 (土) 14:45時点における版

ムデカ・ラーベンス

シュテドニアス連合国の魔装機操者で、ラセツ・ノバステの腹心の部下だった。彼が戦死した後、報恩と復讐のため、同僚のマーガレット・ウォンとともに、最終的には傭兵に身をやつしてまでアンティラス隊を付け狙う。

と、ここまでならば「上司の仇討ちに燃える復讐鬼」という一言で形容できるのだが、その本性は「自他ともに認めるしつこい男」。思い込みも激しく、途中からアンティラス隊を狙う理由の中に「(一方的に)想いを寄せる相手」「(一方的に)ライバル視する」を追うことが含まれてくる。彼らと別れたり屈辱を与えられたりしてからの期間を日数で正確に記憶しており、その様は正にストーカーとしかいいようがない。

登場作品と役柄

魔装機神シリーズ

スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
初登場は「プレシアとエルシーネ」、「神算鬼謀のバロム」、「シュテドニアス分裂」のいずれか。以後、中盤から終盤にかけて南部シュテドニアス軍に与する傭兵として頻繁に対戦する。その突拍子のない言動は、多くのプレイヤーの目を惹きつけた。
戦闘デモではトリでマサキに一蹴される。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
PVでは敵勢力(反アンティラス隊)の代表人物の一人として登場、衣装と魔装機は一新された…が、PV第1弾その後はまたマサキに一蹴された。
新衣装は反アンティラス隊の制服で、隊員(士兵)もそれを着用している。
また、8月29日に配信されるダウンロードコンテンツではロザリー、ジノ、テュッティやコーデック、ヅボルバと共にヴォルクルス教団の実行部隊に立ち向かう。

パイロットステータス設定の傾向

精神コマンド

報復が健在であれば、3個ほど報復で枠を埋められたかもしれない。

魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
必中加速不屈気合撹乱熱血

特殊技能

魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
幻影、気配察知、PN回復

パイロットBGM

「終わりなき戦い」

人間関係

ラセツ・ノバステ
敬愛する上司。本来は彼の敵討ちのために行動していたはずだが…。
マサキ・アンドー
上司であるラセツを討った男。一応、ムデカの目的はラセツの敵討ちなのだが…
シモーヌ・キュリアン
かつてラセツの下にいながら彼と袂を分かったため、裏切り者として憎悪する。
マーガレット・ウォン
同僚で、彼女と共にアンティラス隊を追う。
ロザリー・セルエ
幼なじみで恋愛感情を抱いていた。だがロザリーの方は当時引っ越しが多かったためほとんど覚えておらず、ようやく思い出しても「しつこくちょっかいを掛けてきた気持ちの悪い奴」という印象であった。戦場で再会するたびに気を引こうと想いをぶちまけるが、彼女はそのたびに嫌悪感を露わにしている。彼女と相対した場合のみ、全ての戦闘台詞が専用のものになる(魔装機神IIでは反撃や撃墜は汎用台詞しか基本的に用意されていないが、ムデカの対ロザリー用の台詞だけ例外)。
ファング・ザン・ビシアス
第2702回ビエンド杯剣術大会の準決勝において彼と戦って敗れる。そのときから一方的にライバル視し続け、リベンジのため付け狙う。一方ファングの方は彼のことを一切覚えておらず、しつこく向かってくる彼に辟易することになる。なお、彼の姿を見て「以前、自分勝手な思い込みからマサキを付け狙ったことが、どれほど迷惑なことか分かった」と自分のかつての行いについて反省している。

名台詞

「俺は執念深いのが自慢でね!」
マサキから自身のしつこさに辟易された際に反した台詞。マサキからは即座に「そんなもん自慢するな!」と返された。
「ロザリー、君の攻撃が心地いい。ああ……なんだか新しい世界が開けそうだ」
戦闘時にロザリーからの攻撃を被弾した際の台詞。この台詞といい、後述のセリフといいこんな姿をラセツが見たらどう思うのだろうか……。
(シモーヌ)「恩人が悪い事をしたら、あんたはそれを助けるっての!?」
(ムデカ)「当然だ!」
シナリオ「簒奪者オンガレッド」から。彼という人間の本質が滲み出てくる問答。
「っ…またお前に負けるとは…今日のことは一生忘れん!恩讐ノートに刻み込む!!」
恩讐こそ彼の行動原理の全てであり、明日への活力。
「ああ、ロザリー。君に倒されるなら本望だ……俺は、君が……」
「だ、ダメだ!どうしても言えない!諦めることもできない!やっぱり脱出!」
シナリオ「受け継がれた呪い」より。ロザリーのジェイファーでムデカの搭乗機体を撃墜することのほか、これまでのシナリオのロザリーとムデカの戦闘前会話を全て見ておく必要がある。

搭乗機体・関連機体

デュラクシールII
ムデカの協力と情報提供で生まれたマルテナ社の主力機。

関連用語

『ビエンド杯剣術大会』
ラ・ギアスで新暦の2255年からはじまった、1年に1度開催される由緒ある国際剣術大会。期間は5月1日から3日までの3日間。参加資格は10歳から30歳までと若い戦士に限定されている。現在、新暦4959年の時点でおそらく第2704回まで開催されている。

余談

  • ムデカ役の中井和哉氏はスーパーロボット大戦GCXO)にてジーク・アルトリート役も演じている。
  • ラセツの敵討ちのため出世の機会と職場を投げ捨てたが、『北部』時代の上司であるリシェルがこの戦争で大尉から中佐にまで昇進していることを鑑みると、彼も軍に残っていれば行動次第で少佐よりも上の階級を狙えたのではないだろうか?
  • 彼が日数単位で色々と記憶していることは、魔装機神シリーズの時系列の設定を考察する上での一助となっている。詳しくはラングラン新暦の項目を参照。