バン・バ・チュン

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バン・バ・チュン(Ban Ba Chun)

スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2』で初出となったキャラクター。

ディバイン・クルセイダーズ(以下、DC)内部ではビアン・ゾルダークを古くから支援してきており、元々は民族解放運動や反連邦運動に携わっており、政治的手腕にも定評がある。基本的にはDCの当初の理念である「異星人と戦うための軍閥による地球圏統治」に忠実な人物。

L5戦役後においてアースクレイドルを統括するイーグレット・フェフと組んでいたシャドウミラーらの支援の下にノイエDCを創設、その指導者となった。当初は地球連邦軍との戦いを優位に進める。また、アジ演説では地球連邦政府の軟弱なやり口を「イージスの盾」に例え、今の時代に必要なのは「ハルパーの鎌」と非難。

しかし得体の知れないシャドウミラーの指導者ヴィンデル・マウザーを最初から警戒しており、そしてヴィンデルもまた元からバンを切り捨てる事を前提に行動していた。

その後、異星人勢力インスペクターがノイエDC対連邦の戦争に乗じる形で地球圏への侵攻を開始したことで、バンは連邦との一時的共闘を決断。それを機に、ヴィンデルはノイエDCを捨ててインスペクターに乗り換える事を決断する。ノイエDCも協力した連邦の北米奪還作戦「オペレーション・プランタジネット」の最終局面で、シャドウミラーに寝返ったアーチボルド・グリムズの攻撃によってバンの乗艦が大破、インスペクターとシャドウミラーの攻勢を受けて両軍が追い詰められる事態となる。その後、アインストの大軍が乱入して情勢が混沌とする中、バンは味方を逃すためにインスペクターの指揮官機へ特攻を敢行、死亡した。

登場作品と役柄

OGシリーズ

スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
初出。主なプロフィールは上述参照。
スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
声が付いたほか、OG1でも後述のディバイン・ウォーズでも顔出ししていた。
スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ
DC創設の際に顔を出した。
スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター

パイロットステータス設定の傾向

能力値

エースクラスには及ばないものの、回避以外の全能力が非常に高い。命中技量はウォーダン並み、防御に至っては自軍最高のラッセルをしのぐ(初期値はラッセルが148、バンは159)と言う強者。まともに戦闘するのが1話だけであり、しかも位置の問題で交戦の機会すらロクにないため、その能力を垣間見るチャンスは貴重。ちなみに地形適応は海以外全てデフォルトでS。つくづく正式参戦しないのが悔やまれる。

精神コマンド

必中ド根性努力気迫熱血突撃
防御関連が一つもないが攻撃面は万全。もっとも消費の高い気迫ですら40という低コストであり、彼の優秀さが垣間見える。戦艦乗りなので突撃は正しい選択。

ツイン精神

祈り
なぜか所持。余談だが,シャドウミラーのヴィンデルも所持している。二人の共通点としては指導者としての立場から世界全体を見据えた理想(方向性はまるで違うが)をもっている事であり,彼らなりに世界の行く末を憂いている事を表しているのかもしれない。

特殊技能(特殊スキル)

指揮官L4底力L9援護防御L1戦意高揚気力+ (ダメージ)
技能は防御より。精神コマンドのスキをこれで補っている。

エースボーナス

受ける最終ダメージ-20%
EXハードならこれを引っ提げてスポット参戦。異様に堅くなる。

人間関係

ビアン・ゾルダーク
DCの総帥。彼の理想を理解し、支援していた。バンはビアンの死後、彼の理想を果たす為にノイエDCを結成した。
ヴィンデル・マウザー
シャドウミラーの指揮官で、バンと協力関係を結ぶ。しかし、根本的な目的が異なる以上、決裂は必然であった。結局、ヴィンデルの方が先に仕掛ける形となり、アーチボルドと組んでバンを死に追いやった。
イーグレット・フェフ
ソフィア・ネートを差し置いてアースクレイドルを統括する。
アーチボルド・グリムズ
部下。バンからリクセント公国に対する必要以上の攻撃を禁じられた際、綺麗事を言っても所詮は自分と同じだ、と毒づいていた。ある意味、デラーズに対するシーマの本音とも似ているが、ジオンに使い捨てられたシーマには同情の余地があったのに対し、殺戮の快楽に耽るアーチボルドには全くといっていいほど皆無なので、その分だけ説得力が薄まっている。「オペレーション・プランタジネット」でバンを裏切り、死の遠因を作った。
ユウキ・ジェグナン
部下。特攻時に、ハガネ隊に加わり異星人を倒せと遺言を残す。RoAでは彼にマカイバリを渡している。
リルカーラ・ボーグナイン
部下。ユウキと同じく、彼女にも未来を託す。
ミツコ・イスルギ
利益のために戦乱を歓迎する立場から、ノイエDCを密かに支援。
ロレンツォ・ディ・モンテニャッコ
同じく残党を率いてDC再興を目指す仲だが、宇宙での拠点構築を優先し、ノイエDC創設には参加しなかった。
メキボス・ボルクェーデ
バンの特攻を受けた際には、「今時流行らねえんだよな、ああいうのは」と冷たく一蹴した。しかし、こうした地球人たちの奮戦振りが、メキボスの変心の一因になった可能性はある。
リューネ・ゾルダーク
DCの総帥・ビアンの遺児であり、バンも面識がある。オペレーション・プランタジネットで特攻を仕掛ける寸前に、彼女に対して『リューネ嬢……息災でな』と、身を案じる優しさを見せた。
エルザム・V・ブランシュタイン
彼をノイエDCに誘おうとその消息を追っていたが、オペレーション・プランタジネットまで出会う事はなかった。

名台詞

「己の力を欲望ではなく、人類と地球の未来の為に使う者であれば、何人であろうと拒みはしない!」
ノイエDC創設演説の中で。しかし、(ゲーム上、悪役を必要とする事情があるのだが)己の力を欲望のために使う人物がノイエDCに多く関わっていたのは皮肉である。結局、そういった者たちの手によってバンは追い詰められることになる。
「若者達よ、生き延びよ! 生き延びて、我らの母星を守れ!」
「ノイエDCに……いや、若き戦士達に! 栄光あれぇぇぇぇっ!!」
特攻時の最期の台詞。