シュナイゼル・エル・ブリタニア

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シュナイゼル・エル・ブリタニア(Schneizel el Britannia)

神聖ブリタニア帝国第2皇子。卓越した頭脳と常に先を見据えた行動力により、ブリタニアの次期皇帝候補に最も近い人物とされる。

ゼロとして反逆を起こした弟のルルーシュ・ヴィ・ブリタニアからも、自身を超える政治・軍事的策略と決断力を持った強敵と見られており、チェスの勝負では常にシュナイゼルの方が勝っていた程である。

人物

外交などを行い、国家関係を円滑に進める穏やかな人柄の持ち主。また、物腰や言動は柔らかく、周囲からの信頼も厚い。自身が有利になるような選択肢を行うこともあり、時として敵を糾弾する手段は問わないなど、政治家としての顔も見える。政治に興味を示さないシャルルには以前から不信を抱いており、最終的にはクーデターを敢行し、他者が望んだ事で自らが皇帝になろうと謀った。

一見非の打ち所の無い完璧な人格者に見えるが、その裏には、欲望を否定する反面、自身を含め全てに対する執着を一切持たない虚無があり、何らかの行動を起こすのも、自身が望んでいるからではなく、「他人が自分にそうすることを望むから」で、他者が望むのであれば「神」にもなろうとする。
他人はおろか自分自身にさえも執着を持たないが故に、他者が望んで自らが起こすと決めた目的を達成させる為ならば、手段を一切選ばず、他人であろうが身内であろうが使い捨てにする事も厭わない、ある意味でシャルル以上に危険な一面を持っており、本人からもその事で危険視されていた。端的に言えば自己保身と利益追求のみ長け、他者への自制心のない人物といえよう。

来歴

無印編

兄のオデュッセウスの政治家としての能力が凡庸であった為に、殆どの実務をシュナイゼルが請け負っている。政治家として敏腕を振るい、クロヴィスの死後は、彼の部下であったバトレーを傘下に加え、思考エレベーター等の研究も引き継いでいる。

妹のユーフェミアの提唱した「行政特区日本」の設立に関しては、政治的な利用価値があると判断して賛成している。しかし、「ゼロのギアス」の暴走という予想外の事態によって、ユーフェミアの日本人虐殺を映像越しで目の当たりにする事になり、普段冷静なシュナイゼルも、妹がし得ないこの無残な光景には、驚愕の表情を隠せずにいた。
このユーフェミアの事件に関しては、シュナイゼル自身も強く疑問を抱いていた様で、事件が起こる直前にユーフェミアと二人で会談を行っていたゼロについて、秘密裏に独自の調査を行う事になった模様。

R2編

前作と変わらず、政治家及び策略家として優秀な能力を発揮。また、ブラックリベリオンの際に、アッシュフォード学園で爆発騒動を引き起こしたニーナ・アインシュタインが独自に編み出したウランの核分裂、ウラン濃縮の理論に目をつけ、彼女を自らの研究チーム「インヴォーク」のチーフに抜擢し、最強の殲滅兵器「フレイヤ」の開発に成功させている。

E.U.との戦争を優位に進めつつ、中華連邦との宥和外交も急速に進展させ、兄のオデュッセウスと天子の政略結婚によって、中華連邦との同盟を締結させようと、特派やラウンズのメンバーを率いて中華連邦に赴く。結婚式の前日に開かれたパーティーにて対面したゼロとチェスの勝負を行うが、この時のゼロの駒の動かし方から、彼の正体について、看破したかのような素振りを見せている。
しかし結婚式当日。黎星刻達のクーデターに乗じて襲撃してきたゼロに天子を誘拐され、自ら天子奪還の指揮を取る事になるが、天子を平気で使い捨ての道具に扱う大宦官達のあまりにも醜い私利私欲に走る様が、民衆達に通信で知れ渡ってしまった結果、民衆達の暴動が起こった上に大宦官達も抹殺された事で、中華連邦が黒の騎士団側についた事を悟り、手を引く事になる。

第二次トウキョウ決戦直前、密かにギルフォードグラストンナイツにスザクの尾行させる事で、ルルーシュの捕獲に成功。彼の正体がゼロである事を確信する。第二次トウキョウ決戦後は、ルルーシュの元から脱出したコーネリアも同行させて、黒の騎士団の旗艦である斑鳩に来訪。これまで集めた資料のデータを基に、ゼロの正体が自分と同じブリタニアの皇子である事や、彼の持つ「ギアス」について暴露。更にはギアスに掛けられたユーフェミアを始めとする被害者リストを見せて、自身もギアスに操られているかもしれないという恐怖を演じて、黒の騎士団のルルーシュへの不信や怒りを増大させ、の「日本返却」の要求を呑むことで、ルルーシュの捕獲には失敗したが、黒の騎士団から追放し、孤立させる事には成功した。
スザクの提案によって、兼ねてより父・シャルルの王としての責任力の無さに不満を抱いていたシュナイゼルは、シャルルを抹殺して自らが皇帝の座に就く事を決意。「ナイトオブワン」の称号を与える事を条件に、スザクにシャルルの暗殺を命令する。スザクが「Cの世界」に向かっている間、シャルルやマリアンヌの同志であったビスマルク・ヴァルトシュタインに、シャルルの計画の完遂後はブリタニアを自由にして良いと言われていたが、ルルーシュとスザクの二人にシャルルとマリアンヌが抹殺された事で計画は頓挫。皇帝の座はルルーシュの手に渡り、自らが皇帝の座に就く事は叶わなかった。

コーネリア、カノンディートハルトアーニャらと共にブリタニアから離反した後、カンボジアのトロモ機関へと身を移していたが、皇帝となったルルーシュが日本で超合衆国と会談を行っている隙を突いて、多数のフレイヤを搭載した巨大天空要塞「ダモクレス」を起動させ、ブリタニアの首都・ペンドラゴンをリミッターを解除したフレイヤで殲滅。首都で暮らす民衆はおろか、ルルーシュの傀儡に成り下がった異母兄弟達殆どをも抹殺してしまった。
その後、全世界をダモクレスに搭載されたフレイヤの射程圏内におく作戦を計画し、人々を恐怖で従属させることで世界平和を実現する「神」になろうとする。更には、第二次トウキョウ決戦時に、密かに救出していたナナリーを、対ルルーシュの切り札として次期ブリタニアの皇帝に擁立させようとするが、世界を恐怖で支配しナナリーまで政治の道具として利用しようとする自身のやり方にコーネリアが異を唱えた事で、銃撃して彼女を退陣させる。そして、超合衆国の首脳陣を人質に取られ身動きが出来なくなった黒の騎士団のメンバーをも自らの傘下に収め、ルルーシュ率いるブリタニア軍との決戦に移る。

アヴァロンにフレイヤを撃たない事を条件に、全ての指揮権を得たシュナイゼルは、その卓越した戦略眼でルルーシュのブリタニア軍を追い詰めていくが、ルルーシュとスザクのフレイヤ・エリミネイターを用いた連携によって隙が生じてしまい、ダモクレスへの侵入を許してしまう。そこで、シュナイゼルはカノンとディートハルトを連れ、ナナリーを囮にしてルルーシュをダモクレスごと抹殺しようとするが、管制室を制圧したルルーシュに先手を打たれてしまう。シュナイゼルはルルーシュが自身の命を奪う事を確信し、自らの生命活動に連動してダモクレスを自爆させるよう仕組んでいたが、その考えすらもルルーシュに読まれてしまっており、最後は「自身の抹殺」ではなく「ゼロに仕えよ」という「ギアスによる服従」によってルルーシュに敗北するという死よりも屈辱的な結末となった。ダモクレス攻防戦後、ブリタニアへの反乱分子の代表格として、ナナリー同様晒し者にされる形で処刑を待つ身となっていたが、皇帝ルルーシュがゼロに討たれた事で、解放された。

エピローグでは、(「ゼロに仕えよ」というギアスの効果が残っているのかは不明だが)ゼロとなったスザクに仕える政治家として、彼と新たなブリタニアの代表に就任したナナリーを支える事になった。

登場作品と役柄

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
初登場作。トレーズやアレハンドロとの会話が多い。最終決戦では人類の未来をZEXISに託した。その傍らには護るべき主を失ったスザクコーネリアもいた。
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
概ね原作通りの流れで、終盤にダモクレスでZEXISの前に立ちはだかる(それに伴って声が付き、井上氏はこの作品でスパロボ初参加となった)。ゼロレクイエムルートの末路はほぼ原作通りギアスにかかり服従させられてしまうが、後にジェレミアがギアスをすべて解除したと明言しているので彼のギアスも解除されていると思われる。黒の騎士団ルートに進んだ場合、原作における「皇帝ルルーシュ」の役どころを一部担うがゼロ(ルルーシュ)に完敗を喫し、敗北を認め、自身の考えを改める。最終的には亡きトレーズ達の遺志を継ぎ、連邦政府の監察院議長として妹達やレディ・アンらと共に連邦の改革に尽力するという、良い意味でスパロボ補正の働いた結末を迎えている(彼の性格を考えれば、これもまた彼らしい形なのかもしれない)。

パイロットステータス設定の傾向

R2の実質ラスボスだけあって、能力値が高い。特に射撃技量防御命中の高さには驚くものがある。特殊スキルも優秀なものが多い。

能力値

射撃・技量・防御・命中・SPが高い。格闘もそこそこ。回避は低め。

精神コマンド

特殊技能(特殊スキル)

第2次Z再世篇
指揮官L4 天才 見切り カウンターL9 ガード 援護攻撃L4 再攻撃
高レベルの指揮スキルを標準に、自身の高い能力を向上させる天才・見切り・ガードと厄介なラインナップ。そして、再攻撃を持つ。シュナイゼルの技量が高めな事もあって、強力な連続攻撃を叩き込まれると並のユニットでは耐え切れない。執着というものがないためか底力は持っていない。

エースボーナス

第2次Z再世篇
精神コマンド『脱力』『分析』の効果無効
脱力や分析が無効化されるという恐ろしいボーナス。単純に脱力や分析が無効化されるという事は、気力の低下による攻撃力・防御力の減少を期待出来なくなり(一応裏道はあるが焼け石に水レベルである)、分析による与ダメージ底上げも不可能になってしまう。残念ながらゲーム本編では習得する事は一度も無いが、実装されたらより厄介な敵になっていたに違いない。

パイロットBGM

「」

人間関係

シャルル・ジ・ブリタニア(ブリタニア皇帝)
皇帝であり、父親。シャルルもシュナイゼルを警戒している。その理由は『R2』で判明する。
コーネリア・リ・ブリタニア
第2皇女。正反対のやり口ながら信頼は厚い。原作ではフレイヤを用いた恐怖による平和統治のやり方を非難された際に彼女を銃撃してしまうが、再世篇ifルートでは一時的に拘束するという展開になっており、ルルーシュとの決戦後、彼女とも協力して連邦の改革に尽力する。
ユーフェミア・リ・ブリタニア
第3皇女。彼女の政治姿勢に何かと援助している。彼女の性格を熟知している。それ故に彼女が虐殺命令を出したことを知った時には驚愕の表情を見せた。破界篇では原作準拠のため、死亡してしまうが、再世篇のifルートではなんと生存していた事が判明する。その後、シュナイゼルは彼女と他の妹達と共に連邦の改革に尽力する。
クロヴィス・ラ・ブリタニア
第3皇子。しかし、ルルーシュに殺害されてしまう。彼の研究を引き継ぐ意志を見せている。
マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア
同じ皇族。マリアンヌの死後、シャルルから遺体を運び出す事を命令されており、殺害事件に関して独自の調査を進めている。
ノベライズ版では、正反対の性格であるマリアンヌの方からはとにかく嫌われている(明言されていないが、C.C.の推測ではシュナイゼルの方も同じらしい)。
ルルーシュ・ランペルージ
第11皇子。ルルーシュはシュナイゼルを警戒しており、チェスで一度もシュナイゼルに勝った事が無い。再世篇の騎士団ルートでは敗北を認め、彼の事を認めると共に、自身の考えを改める。
ナナリー・ランペルージ
ルルーシュの妹。相続上兄に当たり、ルルーシュの皇帝即位後、彼女を次期皇帝として擁立しようとする。ダモクレス攻防戦では彼女すらも使い捨てにしようとした。再世篇の騎士団ルートでは共に連邦の改革に尽力する。
枢木スザク
能力のある彼を重宝している。
ロイド・アスプルンド
ロイドが主管となる特派の総責任者をシュナイゼルが務めている。シュナイゼルはガウェインのドルイドシステムで遺跡の謎を解明する際にロイドを同行させた。本質を見抜かれているのか、彼からはあまり近づきたくないと思われている。
バトレー・アスプリウス
クロヴィスの側近。クロヴィス暗殺の後、責任を押し付けられて純血派に本国へ護送されたが、シュナイゼルの計らいで彼の部下となる。
扇要
彼を始めとする黒の騎士団のメンバーに、ゼロがブリタニア皇子のルルーシュで、ギアスを使う事を告発し、様々な証拠を提出する。ただ、これらの証拠は捏造も十分可能な上、告発内容自体もオカルト染みている荒唐無稽なもので、ましてや敵であるブリタニア側の一方的主張である為、本当なら半信半疑という形で終わるはずだったが、No.2の立場にあり、私情も含めた理由からゼロの存在を邪魔に思っていた扇は、この告発内容が「真実」であると、認めてしまった。

他作品との人間関係

ガンダムシリーズ

トレーズ・クシュリナーダ
第2次Zにおける盟友で同志。彼と人類の行く末について語り合うことが多く、彼からは同志と認められているが、「本当の同志にはなれない」とも独白されている。これは、トレーズが「敗者」となる道を望んだのに対し、シュナイゼルは「勝者」となる事を望んでいたがゆえであり、シュナイゼルもまた、トレーズが真の盟友にはなれないと判断したようで、トレーズの一時的失脚は、シュナイゼルの差し金もあった模様。
第2次Z 再世篇のゼロ離脱ルートでは最終的に袂を別ってしまう事になるが、残留ルートでは彼の最期の戦いを地上から見届け、彼やゼクス、そしてゼロ(ルルーシュ)の行動から改めて彼らの覚悟と信念の重さを改めて知り、彼の遺志を継ぐ事を誓う。
ゼクス・マーキス
第2次Z 再世篇の騎士団ルートにおいて共に連邦の重鎮となる。
ドロシー・カタロニア
レディ・アン
第2次Z 再世篇の騎士団ルートでは、トレーズ亡き後、共にトレーズの志を継いで連邦を改革していく事に。
アレハンドロ・コーナー
第2次Z 破界篇では国連の重鎮として彼ともトレーズ共々よく会談を行なっているが、彼の迂闊な言動を咎める事も多く、トレーズとは異なり、内心では彼の器を見限っている。
パング・ハーキュリー
第2次Z 再世篇では彼のクーデターに裏で協力しており、シュナイゼルの恐ろしさを察した彼は、死の間際にセルゲイにその事を伝えようとしていた。
リボンズ・アルマーク
第2次Z 再世篇のゼロ残留ルートではトレーズと共に起こしたクーデターによって、彼から連邦の主導権を奪還する。
クワトロ・バジーナシャア・アズナブル
第2次Z 再世篇ではトレーズに彼の事を聞かされていたらしく、彼と対峙した際にはあえて彼を「シャア・アズナブル」と呼ぶ。

バンプレストオリジナル

エルガン・ローディック
第2次Zでは国連、地球連邦での上司。破界篇終盤で「オペレーション・デイブレイク」が発動するタイミングに合わせて彼を招聘し、アレハンドロの動向を黙認するエルガンの意思を確認した。
アサキム・ドーウィン
第2次Z 破界篇では神根島の遺跡の前で突然現れた彼から「それに触れるべきではない」と忠告される。

名台詞

共通

「悲しいね」
口癖。大抵の場合、ルルーシュやコーネリアに呼びかける形で使う。

第一期

「エリア11の治安が落ち着いてからだよ。そのための行政特区だ。感謝しないとね。ユーフェミアには」
バトレーに神根島の遺跡の調査について問われた際の返答。彼はユーフェミアのように理想のためではなく、現実に有効だと判断したため彼女の政策を認めたことが覗える。しかし、当のユーフェミアはこの時、既にルルーシュの暴走したギアスに支配されていた。そして・・・。
「な、なんだこれは…!?」
行政特区日本の式典会場での日本人虐殺を実況中継で観たときの言葉。常に冷静沈着の彼もユフィが絶対に起こさない惨劇を引き起こしたことで劇中で初めて驚愕の表情を見せた。

R2

「皇帝陛下なら迷わずとっただろう。ゼロ、君がどういう人物か少し解ったよ」
9話、中華連邦でのパーティ会場にてゼロとのチェス勝負において、迷わずキングを前線に出すなどでゼロを困惑させる。結局、ゼロはキングを取らず直後にこの台詞を放った(ちなみに勝負はニーナの乱入で中断となった)。
「偽りの劇場を気取られますか、父上!」
16話、超合衆国決議の際にモニターに割り込んだシャルルに対して明確な反発心を見せる。
「では、なるとしよう。私が皇帝に。それなら、問題はないだろう?」
「“俗事”と仰ったそうだよ。陛下は、黒の騎士団との戦争のことをね」
「コーネリアも知ってるだろう? 父上は危険な研究にのめり込み、度々玉座を離れた。そう、政治を、戦争をゲームとして扱ったんだよ。この世界に―今日という日に興味を失い、みんなが苦しんでいるのをただ眺めているだけの男に、王たる資格はない」
20話。スザクに「自分をナイトオブワンにしてくれるのか」と迫られる中、ついに明確にクーデターを宣言。この言葉にロイドやセシルは絶句する。一方で、「他人から迫られたためにそうなろうとする」というシュナイゼルの性格も表している。
「君は、最初から私を殺すのではなく……っ!」
24話。思考パターンを読み尽くされ、ルルーシュにギアスをかけられる。最初で最後のルルーシュに敗れた瞬間であった。
「では、完璧に叩き潰してみせようかな。ご期待通りに……」
ピクチャードラマにて、ジノにギャンブル勝負を挑まれた際に。カノンとロイドから「勝負ごとに弱い指揮官では兵達も士気が上がらない」「ボコボコにして見せた方がいい」と言われ、狼狽するジノに向けてこう言い放つ。恐らくジノはボロ負けしたと思われるが……。
「男か女かなんていうのはついているかついていないかの差だよ」
ドラマCDで、ルルーシュ側とスザク側が(シュナイゼルはスザク側にいた)同じ部屋で鉢合わせ、さらにロロの手違いとスザクが連れて行くはずだった女性が横巻きロールの声のデッカいおじさまに取られてしまったので、結果的に男だけで合コンをする羽目になってしまった時の発言。しかも、幹事を任されたルルーシュは「器の大きさはランスロットの小指の先ほどの大きさもない」と挑発されてしまい、男だけの合コンの幕が上がってしまった…。しかし、この発言は大宦官にとっては大問題となる…(更に付け加えるとスパロボではあしゅら男爵等の人物に対しても問題になる)。

スパロボシリーズの名台詞

「この世界に神はいない…。だから、我々は行動を起こした」
「アレハンドロ…仕方がなかったなどという言葉を我々は口にしてはならない」
インペリウムの起こした惨劇を目にして、予測できなかったのは仕方が無いと慰めを言うアレハンドロに対して。
「怒りは私にぶつけるんだ、コーネリア。彼等に世界を預けた責任の一端は私に有る」
第2次Z 破界篇終盤、ゼロの所属するZEXISイマージュの脅威を排除した事で、彼に借りを作ってしまう結果となった事に憤りを隠せないコーネリアの胸中を察する。
「だけど、私にはどうにも彼が……ユーサー・インサラウムが信用できなくてね」
「あの目は破滅に向かう者の目だ。そう……我が弟ルルーシュと同じだよ」
「決死のエンドゲーム」IMにて。ユーサーの真意をわずかながらに察し、警戒する。
「フ……どうやら私は完全に負けたようだ」
「決死のエンドゲーム」にて。単身乗り込んできたゼロに対し、ナナリーを人質に降伏を迫ったが、自らを目標にZEXISの攻撃を促し、スザク達との連携でダモクレスを制圧したゼロの前に、ついにシュナイゼルは自らが敗れたことを悟る。
「薄々ではありますが……だが、心のどこかでそれを夢想だとも思っていました」
「彼らの崇高な理念は、決して市民に届くことはないと」
「コーネリア……君まで彼らの語る夢物語に囚われるとはね」
「……私もだよ。今、初めて私は命を懸ける意味というものを知った気がする」
「これがゼロの言っていた、幸福への願いだったんだろう」
騎士団ルート54話「最後の勝利者」のエンドデモより。コーネリア達を前にトレーズ、ミリアルドの戦いについて語り、彼らの真意とその覚悟の重さを改めて知る。
「ピースクラフト王とトレーズ司令の亡き今、彼らの意思を形にするのは残された者の責務でしょう」
「それを成さなくては、いつか彼らと再会した時、友人を名乗ることは許されませんから」
「コーネリア、ナナリー、ユフィ……私を助けてくれるかい?」
ゼロの、トレーズの、ミリアルドの真意を知り、自らの考えを改めたシュナイゼルは妹たちと共に新たな世界を進む。だがその胸中には、未だ残る脅威への疑念があり、破界篇の終盤と同じく、人類の未来をZEXISに託す事に。

搭乗機体

レクレール
アヴァロン就航以前の座乗艦。
アヴァロン
船体を強力なシールドで覆っている大型戦艦。シュナイゼルの旗艦である。原作では搭載している大型KMFガウェインのハドロン砲(未完成)でゼロを倒す為に襲い掛かった。
ダモクレス要塞
極秘に建造した超大型の要塞。船体の全域に展開する強力なブレイズ・ルミナスの高い防御能力に加え、搭載されているKMFの一斉攻撃・多数のフレイヤによる圧倒的な火力を持つ。

資料リンク