「ギルトール」の版間の差分

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:自身を殺害した濡れ衣をドルチェノフに着せられることに。
 
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;クレスタ・ラナ・ギルトール
 
;クレスタ・ラナ・ギルトール
:[[小説|小説版]]にのみ登場する人物<ref>すなわち、小説版には登場しない[[ドルチェノフ]]の役割を担うキャラクターである。</ref>。
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:[[小説|小説版]]にのみ登場する人物<ref>ちなみに、小説版には登場しない[[ドルチェノフ]]の役割を担うキャラクターである。</ref>。
 
:ギルトールの息子(ただし、彼の実子かどうかは作中でも懐疑的に描かれている)だが、内心では父親を侮蔑しており、マスドライバーによる総攻撃を地球に仕掛けるべくギルトールを[[暗殺]]した。
 
:ギルトールの息子(ただし、彼の実子かどうかは作中でも懐疑的に描かれている)だが、内心では父親を侮蔑しており、マスドライバーによる総攻撃を地球に仕掛けるべくギルトールを[[暗殺]]した。
 
:教育係のマイヨに対して'''同性愛的な感情'''を抱いており、父親の暗殺も元はと言えば彼にギガノスの実権を握らせるためであったが、最終的には彼に拒絶されて絞殺される最期を迎えた。
 
:教育係のマイヨに対して'''同性愛的な感情'''を抱いており、父親の暗殺も元はと言えば彼にギガノスの実権を握らせるためであったが、最終的には彼に拒絶されて絞殺される最期を迎えた。

2022年10月20日 (木) 01:23時点における版

ギルトール
外国語表記 Guiltorre[1]
登場作品 機甲戦記ドラグナー
声優 大木正司
デザイン 大貫健一
初登場SRW スーパーロボット大戦A
SRWでの分類 NPC
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プロフィール
本名 メサイア・ギルトール[2]
種族 地球人
性別
所属 ギガノス帝国
軍階級 元帥
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ギルトールは『機甲戦記ドラグナー』の登場人物。

概要

ギガノス帝国の最高指導者。地球の腐敗を憂い、で反乱を起こしてギガノス帝国を建国したが、それはやがて自身の破滅や最も信頼を置くマイヨ・プラートが数奇な運命に翻弄される事に繋がってしまう。

ギガノスのカリスマとも言える人物で、軍事独裁政権でギガノスを支配する独裁者であるが、同時に故郷である地球への愛情は強く、気高い精神と高潔な信念の持ち主。元は某国の将校であったが、地球連合の腐敗を憂いて民族意識が高まり独立機運の高まった月面都市の人々の人心を掌握していった結果、月面各地に駐屯していた地球各国の駐留軍を取り込んで大規模な反乱を起こし、「統一帝国ギガノス」を建国。実質的にその最高指導者となった。一方で同時に典型的とも言える選民思想の持ち主でもあり、最も優れた人種である自分達ギガノスこそが絶対的正義にして宇宙の意志を継ぐ者に他ならないと信じて憚らず、ギガノスに属さない者は隷属させるか武力で徹底的に排除することも厭わない。また、戦争を人類の発展に繋げる美徳として捉えている節があり、マイヨを始めとする自らの思想に心酔するギガノスの軍人達を破壊・虐殺・略奪といった非道な侵略行為へと駆り立て、地球の余多の者達が自らの理想の礎として犠牲となっている。やがて、その過剰な選民思想に基づいたやり方は、同志であったはずの親友ラング・プラート博士から強く反発され、プラート博士は最新鋭のメタルアーマーであるD兵器を持ち出した上で地球連合軍に亡命。その娘であるリンダ・プラートもまた、身勝手な理想で戦争を起こしたギルトールやそれに従う兄・マイヨを許せない想いから逃亡の末にやはり亡命、これらはギガノスと地球連合の戦局を大きく覆す事態へと繋がってしまっている。

「地球を美しい姿のまま手に収めたい」という自らの理念に過度なまでに忠実で、現実と折り合いを付けられない面も目立っていた。その為、徐々に地球連合軍との戦争がギガノス側の劣勢であった現実的問題や、前線で命の危険に晒され続ける兵士達の心情を顧みれない独善的と言える部分も目立っていき、その結果、戦況の芳しくない事実に焦っていたドルチェノフを始めとする部下達の反発や中央軍部の腐敗を招く事にも繋がっている。その理想故にマスドライバーの全面攻撃には消極的であったが、そうしている間に地球連合軍は量産型メタルアーマーであるドラグーンの大量生産を成功させ戦局が大きく変わる状態となってしまい、更には度重なる失態の責任からマイヨが左遷されていた事に不満を抱いた若手の兵士達による内乱までもが発生してしまう。急遽呼び戻したマイヨによる若手の兵士達への説得もままならず、その事実が連合軍側にも知れ渡ってギガノスが内側から滅ぼされかけようとする中、強硬派の代表格であるドルチェノフからは反乱分子の殲滅とマスドライバーによる全面攻撃を必死に訴えられるも、なおも自らの理想や美学ばかりに拘ってそれを許可しなかった結果、遂に業を煮やしたドルチェノフにより銃を突きつけられてしまう事になる。それに抵抗し揉み合いになった末、偶発的にドルチェノフは銃を暴発させそれによって致命傷を負う。

薄れゆく意識の中、最期はマイヨにマスドライバーの破壊を託して息を引き取る事になった。連合軍攻撃に焦るドルチェノフを一喝するシーンは自身の信念をぶつけたものだが、自身が撃たれ死ぬことは初めから覚悟の上だったと思われる。そう思うと根っからの軍人で勝つ事を何よりも重視とする考えのドルチェノフとウマが合わないのは当然であり、ギルトールもまたそのことを感じ取っていたのかもしれない。自らが落命した直後、周囲の兵士によりこの一件は「総統がマイヨ・プラートに暗殺された」と捏造させられてしまった。

現状の腐敗を憂いてギガノスを建国したギルトールは思想家としては高潔な人物であるが、反面劇中での様相から為政者として優秀であったとは言い難く、現実を見据えられない独善的な理想主義によって無自覚のまま腐敗を生みだし続ける事態を招き、最後はそれによって自らも命を落とすという、皮肉な結末を迎えることとなった。

登場作品と役柄

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦A
初登場作品。中盤、ドルチェノフに対しマスドライバーの無断使用、ならびにシャドウミラーとの独断による結託を追求するも、それに逆上したドルチェノフに能動的に射殺されるという結末を迎えた。

単独作品

スーパーロボット大戦MX
NPC。『A』同様、ドルチェノフに射殺される結末を迎えている。
スーパーロボット大戦GCXO
NPC。連邦を倒す為ならマスドライバーどころか星間連合と手を組むのも辞さないと発言したドルチェノフを諫めた結果、逆切れされて射殺される。
スーパーロボット大戦X-Ω
イベント及びユニットクエストの全てで既に故人であり、名前のみ登場する。

人間関係

ドルチェノフ
腹心だったが、自らの慎重姿勢からその増長を招き、遂には強攻策に出てきた彼と揉み合った末、ギルトールは命を落とす事になった。
原作では偶発的に射殺される形となっているが、SRWではドルチェノフ自らの意思で射殺するケースが多い。
ラング・プラート
友人。理念の違い故に袂を分かつ。
マイヨ・プラート
自らの理想を理解してくれる者として強い信頼を置いており、ゆくゆくは彼を自らの後継者にしようと何かと目をかけていた。しかし、その事が幹部達からの不満を募らせる存在にもなっていた。
自身を殺害した濡れ衣をドルチェノフに着せられることに。
クレスタ・ラナ・ギルトール
小説版にのみ登場する人物[3]
ギルトールの息子(ただし、彼の実子かどうかは作中でも懐疑的に描かれている)だが、内心では父親を侮蔑しており、マスドライバーによる総攻撃を地球に仕掛けるべくギルトールを暗殺した。
教育係のマイヨに対して同性愛的な感情を抱いており、父親の暗殺も元はと言えば彼にギガノスの実権を握らせるためであったが、最終的には彼に拒絶されて絞殺される最期を迎えた。

名台詞

「その得体の知れない所が、あの男の魅力なのだ」
マイヨに反発する軍幹部が彼の危険性を指摘する中でのマイヨ評。
「ワシはあの蒼い星が愛おしい。暗黒の宇宙の中で健気に命を育んでいる。あの星はワシの故郷だ。その美しい地球を破壊する気は毛頭無い。美しい星にはそれにふさわしい選ばれた人類が住むべきで、それが宇宙の法則だとワシは思っている。」
「故に! その不適格者を絶滅させたいだけだ! 地球戦闘軍司令本部への攻撃を許可する!」
軍幹部らがマスドライバーによる地球への全面攻撃を主張する中で語ったギルトールの理念。その結果、スカンジナビアの連合軍基地を破壊するだけに留まった。
「これはランブルフィッシュといってな。一つの水槽に一匹しか飼えんのだよ」
「仮に二匹にすればどちらかが死ぬまでとことん戦う。ワシがこの魚が好きなのはその闘争本能だ。狙った相手には命を落としても向かっていくそのひたむきさがワシをひきつける。魚とはいえ、それだけの闘争本能を備えている。」
第14話より。自らが飼っているランブルフィッシュの持つ闘争本能の話を持ち出し、D兵器追撃で失態を続けるマイヨに発破をかけた台詞。
戦争を悲劇ではなく美徳であるかの様に捉えているギルトールの危険な一面をさりげなく覗かせている。
「マスドライバー攻撃は…ならぬぞ…」
ギルトールの最期の台詞。

余談 

  • ギルトールという名は、メタルアーマーの初期案にあった名前の一つである。
    • 本編序盤でメタルアーマーを指して「ギルトール」と呼ぶシーンがあるのはこの初期案の影響と思われ、作中設定ではメタルアーマーの開発計画に「ギルトール計画」があったとされ、それがこの呼称の原因だったという設定。

脚注

  1. CHARACTERS、機甲戦記ドラグナー公式サイト、2022年1月6日閲覧。
  2. 小説版での設定。
  3. ちなみに、小説版には登場しないドルチェノフの役割を担うキャラクターである。