「イーグル・ビジョン」の版間の差分

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2022年5月12日 (木) 08:36時点における版

イーグル・ビジョン
登場作品 魔法騎士レイアース
声優 緒方恵美
デザイン 石田敦子
初登場SRW スーパーロボット大戦T
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 オートザム人
性別
身長 180 cm
髪色 銀色
髪型 センター分けのショート
瞳の色 茶色(原作は金色)
所属

オートザム

  • オートザム軍
役職 最高司令官
好きな物 あまいもの
お茶の時間
昼寝
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イーグル・ビジョンは『魔法騎士レイアース』の登場人物

概要

第二章から登場。オートザム軍の最高司令官にしてオートザム国大統領の令息。

穏やかな物腰の美青年で、誰に対しても丁寧な態度を崩す事はない。少々抜けているところもあり、会議中に眠ってしまったり、何もない場所で躓く事もある[1]。蟒蛇のザズ並みかそれ以上の酒豪であり、飲んでも全く顔に出ない[2]。一方で不敵なところもあり、FTOに搭乗すると冷徹な性格になる。ファイターメカの扱いではオートザム最強で、ランティスと戦うまで敗北した事はなかった。

セフィーロの柱システムの掌握を目論み、NSXでセフィーロへ侵攻を始める。その理由は危機に瀕している祖国を救うためであった。

オートザムは人々の精神エネルギーを活用する技術を開発したことで大いなる発展を遂げたが、肥大化したインフラはオートザムの人々の精神エネルギーだけでは支えきれなくなってしまっていた。「意思の力で世界を支える」というセフィーロの『柱』システムにオートザムの精神エネルギーとの類似を見出したイーグルは、その『柱』システムを掌握してオートザムを支えるために使おうと考えたのである。(なお、原作漫画版では国の危機の内容が精神エネルギーの枯渇ではなく、環境汚染となっている)

実は不治の病(原作漫画版では永久の眠り、アニメ版では吐血)を患っている。イーグルがセフィーロに助力を請うことをせず暴力的な侵攻という手段をとったのは、自身に残されている時間が少ないことが原因である。病気のことは周囲には隠し続けていたが、話が進むにつれて病状が悪化していき、結局はバレることになった。

世界のために自らを犠牲にできる強固な意思をもっていたからか、終盤でセフィーロの『柱』システムはイーグルを次代『柱』候補の一人として選ぶことになる。なお、もう一人の候補として選ばれたのが獅堂光であった。

イーグルはもしも自分が『柱』に選ばれればセフィーロのために祈り続けることを約束し、その代わりに『柱』システム解明のためにオートザムの研究者をセフィーロに派遣することを許可してほしいとの提案をセフィーロ側にもちかける。これをクレフが受け入れたため、最終的に両国は休戦した。

光とイーグル、『柱』システムがどちらを次代に選ぶのかを静かに待ちつつづける中、ランティスがノヴァにより魔神レガリアに囚われたことを知る。吐血しつつも「戦士として戦い抜きたい」としてジェオ・メトロに後を任せてFTOで出撃するイーグル。病状悪化に苛まれながら単身戦いつつ、光にランティスへの呼びかけを指示。覚醒したランティスの意識に応じて彼を救出するが、デボネアの攻撃から魔法騎士たちをかばい、ランティスに光を幸せにするよう言い残して戦死した。そしてイーグルの死によって次代の『柱』は光が襲名することになった。

一方、原作漫画版の終盤は、イーグルと光が『柱』の座をかけて決闘するという展開になっており、いわばラスボスの位置づけとなっている。

登場作品と役柄

VXT三部作

スーパーロボット大戦T
初登場作品。登場が大幅に前倒しされており、原作第一部の時系列にあたる第20話で登場し、第29話クリア後に仲間になる。
NSXの艦長兼FTOのパイロット。戦艦であるNSXは基本強制出撃の為、のせかえではなくFTOを出撃させるか否かで扱いが変わる仕様となっている
ただし、ダッシュを修得しても、NSXの艦長時には反映されない(FTOのパイロットの時のみ反映される)仕様である。ヒット&アウェイ先制攻撃などの他のスキルは反映される中、ダッシュだけが反映されない。イーグルをFTOで出撃させない場合、ダッシュは死にスキルになるので要注意。
期待といった優秀なサポート精神を習得する他、戦闘面でも勇気を習得するが、どれもSP消費が重いため、SP面を補強してやると良い。
なお、パイロットと艦長を両立している影響で、艦長としては破格の防御/回避を持っている(他作品の3人より初期値が20~30近く高い。ただしジェオには回避は大差を付けて勝っているが防御が僅差で負けている)が、逆に艦長以外のパイロットとしては防御の初期値が最下位となっている(成長タイプの関係でレベルを上げると最下位ではなくなる)ので、FTOはスーパー系としては打たれ弱くなる。
原作では指揮官としても優秀であるとされていたが、本作ではパイロットとして出撃できる関係か、指揮官技能を持っていない。
原作同様に病魔に侵されている素振りは見せるものの、最後まで死亡する事は無い。
エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「技量アップ」。エーストークのインタビュアーはメリル

単独作品

スーパーロボット大戦30
今回は原作通り第二部以降の時系列で異世界軍に所属して登場。ただし、進め方によってはザガートを倒すより前に登場する。
後半のキーミッション「調停者」でランティスとエムリスの説得を受けて加入する。
基本的な能力・仕様は『T』同様だが「ダッシュ」の仕様だけは修正されたため、イーグルを艦長に据えるならこちらに習得させる事。
エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「技量アップ」。

パイロットステータス

精神コマンド

T30
加速直感てかげん期待勇気
サポート用、戦闘用共に有用な物が揃っており、艦長としてもパイロットとしても活躍できる。期待以降に習得するものが総じて消費が重いのがネック。

特殊スキル

T30
底力L4、見切りL3、気力限界突破L2、精神耐性
優先度の高い見切りが最初から最大レベルなのはお得。底力はL4と物足りないので補強しておきたいところ。
また、艦長兼任であるが指揮官を持っていない事には注意。指揮官技能は養成できないので必要と感じたのであればコマンダーターミナルに頼るしかない。
追加養成の候補としてはSP関連を優先として下記の理由から見切りの発動を早めるための闘争心や気力+系辺りが候補。
30(敵対時)
底力L4、見切りL2、気力限界突破L1、精神耐性
見切りと気力限界突破がそれぞれ1レベルずつ下がっている。

エースボーナス

精神コマンド『分析』が掛かっている相手に対し、与ダメージ1.2倍、最終回避率+20%
T』『30』で採用。『T』では全敵に分析とかく乱を掛けるナデシコCの特殊コマンドとの相性が抜群で、使用後に敵陣に突っ込み見切りさえ発動してしまえば、FTOならほぼほぼ攻撃は当たらない。NSXでも意外と避けてくれる事も。
火力面で似たようなエースボーナスを持つアンジェラに劣るが、こちらは最終回避率が上昇するので、向こうがボスへのダメージソース向けなのに対しこちらは雑魚への殲滅に長けていると言えるだろう。
『30』ではサポーターで全敵にかく乱を掛けれるロペットと相性がいい上に、パッシブ効果で分析の与ダメ―ジを1.2倍に増やせるレジーナもいるためS-SPの回復手段を用意しておけば毎ターン使うことも可能。

人間関係

オートザム

ジェオ・メトロ
NSXの副司令官であり親友。アニメ版ではランティス救出の際に全権を委譲する。
『T』においてFTO出撃時は彼にNSXの艦長代理を任せており、彼の東京でのお菓子食べ歩きに付き合っている。
ザズ・トルク
FTOの整備を任せている。
オートザム国大統領
イーグルの実父でオートザムの元首。議会で居眠りをしたり、式典をすっぽかす息子には頭を抱えている。イーグルがセフィーロ侵攻を議会に提案した際、それを承認した。
実は原作・アニメ共に登場しておらず、原作では存在と上記の様な背後関係は述べられているが、アニメ版では影も形も無い設定上の存在。当然SRW未登場。

セフィーロ

獅堂光
伝説の魔法騎士。敵対する立場ながら、彼女に深く関わっていくこととなる。原作漫画版では彼女に救われたという思いがある。
『T』においてはセフィーロに戻れるまで目的を棚上げして彼女と共闘する事を決め、NSX内では彼女達とお茶会をしている。
ランティス
かつて彼がオートザムに滞在していた時に友人となる。アニメ版では魔神レガリアに囚われた彼を救出するため、病を押してFTOで出撃し命を落とす。
『T』においてはT3メンバーに彼を紹介した。
龍咲海鳳凰寺風
伝説の魔法騎士達として敬意を払いつつ、FTOで翻弄する。
『T』においてはセフィーロに戻れるまで彼女達と共闘する事を決め、NSX内で彼女達とお茶会をしている。
ザガート
友人の兄。原作でイーグルが登場するのはザガートの死後のため特に面識はないが、『T』では譲れない物を持つ者同士故か特殊戦闘台詞が存在する。

その他

デボネア
アニメ版では終盤のランティス救出の際に彼女にトドメを刺されてしまい死亡する。

他作品との人間関係

フェーダー・ゾーン
『T』にて一時共闘するも、すぐに袂を分かった。
トッド・ギネス
『T』ボーナスシナリオにおいて彼との会話があるが、その様子は非常にコミカルなものとなっている。
ソルダートJレイ・ラングレン雷張ジョー
『T』においては流れ者同士(トッド曰く「外様」)といった間柄である。のちに彼らはトッドから「自分の立場を認めて貰う為」と銘打つ形で共闘を持ち掛けられることとなる。
エムリス・イェイエル・フレメヴィーラ
『30』ではランティスと一緒に友人関係。
オラシオ・コジャーソ
『30』では彼の要請を聞き、NSXに乗せる。

名台詞

「FTO…GO!」
FTO出撃時の台詞。囁くような言い方が特徴。スパロボでも実装されており、当時と比べて洗練されている声となっている。
「そうですねぇ。あなた方から見れば僕達オートザムの人間は、侵略者以外の何者でもないでしょう」
第23話より。セフィーロに侵攻するつもりかと問う光に不敵に答え、攻撃する。
「……理由がわかる『好き』なんて、本当の好きじゃないですよ」
第46話より。この言葉は、自身の気持ちに葛藤する光にとって大きな天啓となっていく。
「光!ランティスの名を呼んで下さい!あなたなら目覚めさせる事ができる。このままではあなたの好きな人達がみんな死ぬことになります!」
第48話より。レガリアにランティスが囚われている為、迂闊に手が出せない光に、彼の名を呼ぶよう提案する。
「お断りします!貴方が死ねば光が悲しみます。光なら愛する人と幸せになれる道を選べるはずです」
同話。ランティスにテレパシーで自分ごとレガリアを攻撃するよう交信を受けて。死をも厭わない攻撃の指示だと思った為、こう反論した。
「わかりました。FTO…GO!!」
同話。その直後に、ランティスから「誰が死ぬと言った!?俺はザガートとは違う。愛する人と死ぬ未来など選ばない!」と言われて。この直後に、イーグルは吐血しながらFTOを突進させる。この時の台詞は、今までと違う気迫のこもった台詞である。それと同時に、ランティスも魔法を放ち、レガリアから脱出した。
「ランティス…光を幸せにしてあげて下さい」
最期の台詞。二人の幸せを願いながらその命を散らした。しかしその後まもなく光達は現実世界に帰還しなければならなくなりセフィーロと現実世界の行き来もできなくなってしまったので、イーグルの遺言が叶うことはなかった…。

スパロボシリーズの名台詞

戦闘台詞

「オーラバトラー…。興味深い兵器です」
オーラバトラーの特殊戦闘台詞。機体の起動システムがオートザムの科学技術のものに類似する点を持つことやそのギミックから、関心を示していることが窺える。
「この威圧感…。あの敵が発するオーラか…!」
聖戦士(敵対時)ならびに対ラバーン・ザラマンドの特殊戦闘台詞。
「ガンダム…。その噂は聞いてます」
ガンダムタイプの特殊戦闘台詞(敵対時)。
「あれがセフィーロの柱…なのか…」
エメロードの特殊戦闘台詞。入手した情報と異なる風貌や専用の魔神を所有していたことから驚きと戸惑いの混じった表情を見せる。
ちなみにイーグルとエメロードは担当声優が同じであり、往年のファンからは「夢の対決の実現」と評価されている。

搭乗機体

NSX
指揮を取る巨大戦艦。
FTO
専用のファイターメカ。

余談

  • 名前の由来はクライスラー社が1993年から1997年まで生産していた「イーグル・ビジョン」から。
  • イーグル役の緒方恵美氏はエメロード姫も演じている。
    • その縁からか、OVAでのイーグルはエメロードの弟という設定になっている。
  • 原作漫画版では光と共に時間の静止した東京へ飛ばされ、新たな柱選定のための一騎打ちをするが、柱はセフィーロだけを想わねばならないのに対し、オートザムのことも想っていた彼は柱となれずにそのまま消滅しかける。しかし、エメロード姫のような自己犠牲による悲劇を繰り返すまいとした魔法騎士たちとランティスの必死の祈りを受け取った創造主が道を開いたことで、セフィーロへと帰還した。その後は予定通り長い眠りについたが、光の「願い」の力で徐々に快方に向かっており、テレパシーで会話も可能だった。また、アニメ版とは違い、原作では、セフィーロ侵攻の理由は、『ランティスを柱制度破壊の犠牲としないため、セフィーロの人々を隣国に移住させたうえで、柱となった自分がセフィーロと共に眠りに就く(ことで、柱制度と魔法騎士の伝説を終わらせる)』ためであった。
  • 原作・アニメ共に不治の病を患っている彼だが、原作とアニメで症状が違う。また、祖国オートザムが滅亡に瀕している理由も原作とアニメで違うのだが、CLAMPの大川氏が他メンバーとの対談した際に曰く「オートザムの環境が悪いからイーグルが肺の病を患った」と、原作とアニメの設定がごっちゃになってるファンが多くて驚いたと述べている。
    • 因みに原作は「環境汚染と眠気」だが、アニメは「精神エネルギーの枯渇と吐血」である。なお病自体は原作アニメ共に「重度(末期)の精神エネルギー欠乏症」と共通している(あくまでも症状が違うだけ)。
    • 曰くアニメでイーグルが吐血するのは「見てて解りやすくする為」。

脚注

  1. 「病の症状ではないか?」と推測するファンもいる。実際、原作にそれを示唆する発言やシーンがある。
  2. 脚本集掲載の漫画版では、ザズが程よく酔っている隣で涼しい顔をしていた。