「イクサー3」の版間の差分

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;「私の勝ちぃっ!!」
 
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:第2話、イクサーソードを跳ね返すほど強固な装甲を持つインセクトをイクサーボムで破って大喜びのイクサー3。<br />第1話でファイバーの操るアンドロイドモンスターを蹴散らした後、その残骸の山でガッツポーズを取るシーンのように、当初はネオスゴールドとの戦いを遊び感覚のように感じていた事が伺える。
 
:第2話、イクサーソードを跳ね返すほど強固な装甲を持つインセクトをイクサーボムで破って大喜びのイクサー3。<br />第1話でファイバーの操るアンドロイドモンスターを蹴散らした後、その残骸の山でガッツポーズを取るシーンのように、当初はネオスゴールドとの戦いを遊び感覚のように感じていた事が伺える。
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;「野人のバーカッ!ベーッだ!!」
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:第3話、ネオスゴールド軍襲撃の原因とされて野人に一度独房にぶち込まれるも、脱出しての台詞。
 
;「わかったよ、渚。 許してやるっ!」
 
;「わかったよ、渚。 許してやるっ!」
 
:第3話、瀕死の状態となる機械獣イオタに涙し、戦意喪失するビグロ。<br />森林地帯の動物達を怯えさせたビグロとイオタにとどめを刺そうとするイクサー3だが、渚の説得を受けてこの台詞を言った。  
 
:第3話、瀕死の状態となる機械獣イオタに涙し、戦意喪失するビグロ。<br />森林地帯の動物達を怯えさせたビグロとイオタにとどめを刺そうとするイクサー3だが、渚の説得を受けてこの台詞を言った。  
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;「嘘ばっかりだ!じゃあ、どうしておじちゃんの心はひとりぼっちなの!?」<br />「おじちゃん!人に優しくできないから心がひとりぼっちになるんだよ!」
 
;「嘘ばっかりだ!じゃあ、どうしておじちゃんの心はひとりぼっちなの!?」<br />「おじちゃん!人に優しくできないから心がひとりぼっちになるんだよ!」
 
:[[L]]最終話における[[ルド・グロリア|グロリア]]との戦闘前台詞。
 
:[[L]]最終話における[[ルド・グロリア|グロリア]]との戦闘前台詞。
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== 余談 ==
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OVA版で声を当てたキューティー鈴木氏は、当時女子プロレス界のアイドルであり、最終的には日本の女子プロレス界においては数少ない“スーパーベビーフェイス”となった人物である。
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現在の段階では声付きでの参戦は無いが、キューティー氏が現在主婦を務める傍らタレント活動している一方で、近年のスパロボイベントにおいて声優の相沢舞氏がイクサー3の台詞を口走る場面があった事から、もし声付きで参戦するとすれば、キューティー氏本人が担当するか代役で相沢氏が勤めるかが注目される。
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2014年5月3日 (土) 10:14時点における版

イクサー3(Iczer-Three)

ネオスゴールドとの戦いで傷ついたイクサー1の代わりとして地球に来た、黒いバトルスーツに白いプロテクターのクトゥルフの戦士。イクサー1に負けず劣らず豪快なボリュームの銀髪を振り乱し、小さい身に見合わぬ怪力と未知数のパワー、そして真紅のカラーとなったイクサーロボと共にネオスゴールドの軍勢に立ち向かう。

性格は生真面目な姉であるイクサー1とは異なり、ネオス四天王を「おばちゃん」呼ばわりするほど天真爛漫、もしくはお気楽極楽能天気な性格であるが、インセクトの操る食人昆虫やビグロの支配するエリアの森林地帯に暮らす動物らと友達になれる純粋さも併せ持つ。これは、彼女がイクサー1やイクサー2のような純粋な戦闘型ではなく、銀河に平和をもたらす希望としての役割を担うために創造されたからである。

当初はネオスゴールドの軍勢との戦いを遊び感覚のようにしか捉えていなかったが、パートナーである霞渚との交流、自らの分身であるアトロス、もう一人の姉であるイクサー2との邂逅を経て、地球を守る戦士として成長してゆく。

ちなみにカセット文庫版では『戦え!! イクサー1』から3年後という設定故か、イクサー1のとなっており、19歳になった加納渚と共に昆虫人類インセクターの侵略から地球を守るために戦う。ここでの彼女は善と悪の間で揺れ動く赤と青の人造人間カラーのスーツ(ピンクのスーツのイクサー1と紺色のスーツのイクサー2、それぞれの力を受け継いだという設定)を身にまとい、イクサーロボが改造され、ドラゴン形態の変形機能を備えた「イクサードラゴン」を愛機とする。

登場作品と役柄

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦L
初参戦作。イクサー1と入れ替わりに21話で加入し、ルート分岐以外で離脱することはない。勿論イクサーロボはあるが、イクセリオエネルギーを奪われるイベントからしばらく乗れなくなってしまう。
虫の声を聞けると言う設定から、ランカ程ではないが、バジュラの気持ちをある程度理解出来る。
なお姉のイクサー1同様、渚が消滅してしまう渚バグがある。こちらは強制出撃イベントが無いので、発生したら次の周回まで復活不可能になる。また戦闘時セリフの指定ミスにより、イベント戦闘以外では渚のセリフが出ずにイクサー3単騎での汎用セリフしか表示されないと言うバグもある。

装備・機能

武装・必殺武器

ツインビーム
両手から放つビーム。振り上げ→突き出し→放つ。
ツインイクサーソード
ビームソード。両手に持ったまま突き刺し、続けて斬りかかって両断する。
イクサーボム
オーラを全身に纏って右肩から突撃・体当たりする。

合体攻撃

イクサーズファイナルアタック
イクサー1・イクサー2との合体攻撃。連続攻撃の後上空に引き上げ、姉二人の連携攻撃からイクサーボムでトドメ。
イクサー3姉妹誰からでも撃てる合体攻撃なのだが、イクサー3から放つ時だけ攻撃力が僅かに高い(設定上の意味がある訳ではなく、イクサー1&2とイクサー3はで武器改造による攻撃力上昇幅が違うため)。

特殊能力

剣装備、銃装備
切り払い撃ち落としを発動。ビームで撃ち落とす。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

SS

機体ボーナス

初期:経験値+10%、運動性+5
5段階:経験値+20%、運動性+15、射程+1
10段階:経験値+30%、運動性+25、射程+2
Lでのボーナス。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

技量・命中が低い以外は高水準だが、意外にも防御が味方でトップクラスだったりする。アトロスと違ってバリアはないが、イクサーロボに乗れば相当堅くなる。

精神コマンド

脱力集中直感気合熱血
いきなり「脱力」。彼女の性格をよく現している。しかもサブパイロットはスキルパーツでの強化が出来ないシステムから、3人しかいない貴重な「集中力SPアップを付けられる脱力習得者」の1人。

特殊技能(特殊スキル)

イクサーロボ合体/分離、底力L8、援護攻撃L2、援護防御L1、アタックコンボL2
底力の伸び幅が大きいが、過度の被弾はそのまま命取りなので注意。

機体(パイロット)BGM

「誓い~ICZER3…君と」
OP主題歌。

人間関係

イクサー1
姉。サウンドノベル版では設定が違うため「お母様」と呼んでいる。
イクサー2
もう一人の姉と呼ぶべき存在。
霞渚
パートナー。OVA本編から2年後を舞台にしたCDドラマ「戦-少女(イクサー・ガール)イクセリオン」ではイクサー3からの贈り物である小型ロボ・イクセルとチャージング(装着)し、イクセリオンとなり新たなる侵略者と戦った。
露野人
共に戦う仲間だが、当初は無邪気かつ無鉄砲なイクサー3の行動を快く思っておらず、渚を危険な目に遭わせたことを責めることもあった。
シスターグレイ
イクサー1の側近でイクサー3の生みの親。CDドラマ「戦-少女イクセリオン」ではイクサー3の頼みでイクセルを開発した。
アトロス
イクサー3の分身ともいえる存在。当初は強力なライバルだったが、後に仲間となる。だが…。
ネオスゴールド
宿敵。
ファイバー
最初の対戦相手であるネオス四天王。命からがら逃げ戻るも、敗走した為に処刑されてしまった。
インセクト
イクサー3二番目の相手であるネオス四天王であり、巨虫変化(巨大化)後におけるイクサーロボの最初の対戦相手でもある。余談だが、唯一味方ではなく敵の手にかかって死亡したキャラでもある(しかし、スパロボではファイバーと一緒に処刑されてしまった)。
ビグロ
ネオス四天王の一人で、パートナーである機械獣イオタとのコンビネーションでイクサー3を翻弄するが、意識を取り戻した渚とのテレパシー連携に逆転され、イオタを失い敗北。それでも戦い続けようとするが、そこへ現れたアトロスに抹殺されてしまった。
ゴーレム
ネオス四天王のリーダーであり、全身に仕込まれた武装でイクサー3を苦しめた。復活したイクサー2を邪魔に思い、暗殺を謀るが呆気なく返り討ちにされる。

他作品との人間関係

ガンダムシリーズ

アーサー・トライン
「おじちゃん」と呼ばれて凍りつく。

リアル系

オズマ・リー
「おじさん」と呼ばれて凍りつく。
バジュラたち
彼ら(?)のことを「虫さん」と呼ぶ。イクサー3はランカほどではないがバジュラの気持ちをある程度理解することが出来るようで、バジュラの感情を自軍の仲間たちに伝える場面もちらほら。
グレイス・オコナー
バジュラの気持ちが理解出来る人物の一人として、バジュラを自分の野望の道具にしていた彼女に対して怒りを露わにする。
あい君
Lのエンディングにてアトロスと共に彼(?)と友達になる。

スーパー系

加納渚
イクサー1のパートナー。Lでは「お姉様の渚」と呼んでいる。設定の違うカセットブック版では彼女がパートナーである。
阿磨疎
イクサー3曰わく、『変な奴』とのこと。まあ、気持ちはわからんでもない。
式波・アスカ・ラングレー
23話で「兵器」呼ばわりされてしまう。もっともイクサー3当人は眠っていたので知らない。
中島宗美
仲間になる際に「おじちゃん」と呼ぶが、実年齢はおじちゃんどころかおじいちゃんなせいか(御年なんと72歳!)、他の面子とは違って気にしていなかった。

バンプレストオリジナル

ルド・グロリア
L最終話にて彼の心の孤独さを見抜いた。

名(迷)台詞

「くすくす」
イクサー3を象徴する迷言。本来軽い笑いを示す台詞のはずだが、アニメ版の中の人が声優初挑戦なため、本当に「くすくす」と発言してしまっている。あまりに印象的な為か、L公式サイトにおけるイクサー3の項ですらネタにしている。Lでの初登場時や戦闘アニメでも「クスクスッ…♪」と発言している。冒頭の台詞なため、ここでショックを受けて見るのをやめた人も多く、イクサー3と言えばこれしか記憶にないという人も。
「お姉様の遊び相手にはちょっと役不足だよ、おばちゃん!
第1話、ネオス四天王の一人であるファイバーを前にして。いくらなんでも初対面の女性(ネオスの人造人間にしろ)に対して失礼では…。ちなみに「役不足」の用法が間違っている(「力不足」か、あるいは単に「不足」とするのが正しい)。
「私の勝ちぃっ!!」
第2話、イクサーソードを跳ね返すほど強固な装甲を持つインセクトをイクサーボムで破って大喜びのイクサー3。
第1話でファイバーの操るアンドロイドモンスターを蹴散らした後、その残骸の山でガッツポーズを取るシーンのように、当初はネオスゴールドとの戦いを遊び感覚のように感じていた事が伺える。
「野人のバーカッ!ベーッだ!!」
第3話、ネオスゴールド軍襲撃の原因とされて野人に一度独房にぶち込まれるも、脱出しての台詞。
「わかったよ、渚。 許してやるっ!」
第3話、瀕死の状態となる機械獣イオタに涙し、戦意喪失するビグロ。
森林地帯の動物達を怯えさせたビグロとイオタにとどめを刺そうとするイクサー3だが、渚の説得を受けてこの台詞を言った。
「あたし達、もう友達だよ!」
最終話にて。イクサー2の猛攻とゴーレムからの奇襲を受け、瓦礫に埋もれた自分を救ったアトロスに対して、何の迷いもなくイクサー3は彼女を受け入れた。
「やったよ、お姉様。 でも、あいつもちょっとだけ可哀想だったかな…争う事しか知らなくて…」
最終話にて。ネオスゴールドとの最後の決闘に勝利したイクサー3は、二人の姉にこう告げた。
渚との交流、アトロスの喪失が彼女を少しだけ成長させたようだ。

スパロボシリーズの名台詞

「…でも、お姉さまの遊び相手にはちょっと力不足だよ、おばちゃん達…!」
L第20話でファイバー、インセクトを相手にして。OVA版の『役不足』から正しい意味の『力不足』に変わっている。
「変な奴…。でも強かった…」
L第22話における阿磨疎死亡時の実に率直な感想。
「そんなわがままは良くないよ! 戦いって、何があるかわからないんだよ? お姉さんはそんな事もわからないの?」
Lの第23話より。EVA弐号機の活動限界が近いにもかかわらず、アンビリカルケーブルの再接続もせずに単独で第7の使徒を倒そうとしたアスカに対して。注意されたアスカは渋々ながらも言うとおりに再接続を行っていた。
デュオからは「アスカの毒気を抜いちまった」と感心された。
「…ねえ、あれって本当にクトゥルフなの? グレイはあんなの、教えてくれなかったよ」
L第28話にて、クトゥルフの軍勢の中に混じっているレギュラスαに違和感を感じて。元々『獣装機攻ダンクーガノヴァ』のメカなのだがあまりに親和性が高いため、原作未見のユーザーも間違えるほどである。
「悲しい戦いだね…。虫さんと友達になれれば一番いいのに」
L第31話シナリオデモにて。
「お前がアトロスを殺した!! そんな大きいのに乗ってきたって、いっぱい来たって、あたし達は負けない!! 絶対に負けちゃいけないんだ!!」
34話「イクセリオの輝き」でアトロスが倒された際の台詞。イクサー3が本気で怒りを露にした数少ないシーンである。
なお、34話ではこのイベントの後、イクサー3の怒りを表すかのようにマップBGMが「誓い~ICZER3…君と」に固定される(戦闘BGMはそれぞれのユニットの設定されているものを優先)。
「いいんじゃない?おじちゃん、なんか優しい感じがするよ」
L第37話にて「自分もみなさんと行かせてほしい」と尋ねてきた宗美に対して。
「あたしの知ってる動物達はみんな優しい心を持ってたもん!」
「あたしだって感じる!バジュラも同じだよ!」
L第39話にて、グレイスの「バジュラに感情などない」という言葉に対しての反論。
「嘘ばっかりだ!じゃあ、どうしておじちゃんの心はひとりぼっちなの!?」
「おじちゃん!人に優しくできないから心がひとりぼっちになるんだよ!」
L最終話におけるグロリアとの戦闘前台詞。

余談

OVA版で声を当てたキューティー鈴木氏は、当時女子プロレス界のアイドルであり、最終的には日本の女子プロレス界においては数少ない“スーパーベビーフェイス”となった人物である。 現在の段階では声付きでの参戦は無いが、キューティー氏が現在主婦を務める傍らタレント活動している一方で、近年のスパロボイベントにおいて声優の相沢舞氏がイクサー3の台詞を口走る場面があった事から、もし声付きで参戦するとすれば、キューティー氏本人が担当するか代役で相沢氏が勤めるかが注目される。