バレンティナ・レアニカ

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バレンティナ・レアニカ(Balentina Leanyka)

A3の戦術司令部に所属する士官で、階級は中尉。主人公のケイジとは同期生で歳も同じだが、彼女は士官学校を飛び級で卒業後すぐに現職に任官したため軍歴は彼より長く、階級的にも彼の上官に当たる。

基本的にはその経歴に違わぬ優秀な軍人であり、常に冷静に部隊指揮にあたる。しかし、優秀な軍人でありたいとの思いが強く、女性であることや実戦経験の浅さを理由に自身を見下したような態度をとる相手に対しては反発心を見せることも。また、自身の指揮下で作戦行動中であった特機が消失した際には責任を感じて辞意を申し出たり、心を許した相手(代表的なのは似たような境遇の友人である紫東遙)には砕けた態度で接するなど、人間らしい一面も度々見せる。

そのような面が特に顕著に表れるのがケイジに接する際の態度で、実は彼女は士官学校時代に、同期生のエースであった彼に淡い想いを抱いていた。軍で再会して以後暫くは上官と部下の関係にとどまっており、むしろ口喧しい面倒な上官としての接し方になってしまっていたが、A3で彼と行動を共にし、また遙や沙羅に自身の想いを看破され、アドバイスを貰う中で、次第に自身の想いに対して素直な行動を取るようになる。

ケイジが羽々斬への搭乗を続けて加速度的に体調を悪化させていく過程では誰よりも彼の身を案じ、またそれがきっかけでケイジの方も彼女を意識するようになり、関係は進展していく。しかし物語の最終局面、全世界を破滅へ導かんとするユキムラに対峙するケイジとAフォース、そして彼らを救おうとして危機に陥った綾人(真聖綾人)を救うべく、ユキムラの駆るアゾエーブに遙と共に特攻、その命を散らす。全てが終わった後、ケイジと彼女は綾人・遥と共に次元の境界へと流れつき、再び二人で同じ道を歩むために現世への帰還を果たすのであった。

登場作品と役柄

スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
上述の通り、本作の部隊指揮官。戦闘する場面はないものの、前作SCミサト同様、非常によく喋る。

人間関係

ケイジ・タチバナ
部下であるが、以前から秘かに想いを抱いていた。彼に「スカーフェイス・キッド」の通り名をつけたのは学生時代の彼女である。
シュウイチロウ・ユキムラ
ケイジの宿敵。最終局面ではケイジと綾人を救うため彼に特攻、爆殺される。

他作品の人間関係

紫東遙
当初はTERRA部隊の指揮を執っていた彼女に食ってかかっていたが、誤解が解けた後は親友になる。パートナーの男性といい指揮官という立場・最終的な結末といい、境遇が非常に似ている。ケイジと綾人は本作の二大キーパーソンであるが、その観点から言えばバレンティナと遙は本作のダブルヒロインと捉えても差し支えないであろう。
結城沙羅
ケイジへの想いに気付いており、バレンティナをからかった。
早瀬未沙
終盤、苦しい胸の内を吐露する。その際の一言が「愛・覚えていますか」の歌詞発見につながる、というクロスオーバー展開。詳しくは下記参照。

名台詞

「つらい…ものですね。人を好きになるというのも…。」
「特定人物とのコミュニケーション下におけるシナプスの異常発火とホルモンの分泌…。」
「所詮、それが愛や恋って物の正体…。それなのに…こんなに…。」
地球の存亡をかけた戦いを前にしながら、個人的な悩みで頭がいっぱいの自分に苦しんでいる際のセリフ。それを聞いた遥はその心情への理解も示すものの、この感情がなければ巨人(ゼントラーディメルトランディ)と同じだと諭し、自身の学生時代の綾人との忘れられない思い出を語りだす。その際の「目と目が初めて合った時の胸の高鳴り」というフレーズを聞いた未沙は、ディスクに記録されているのが科学技術や軍事情報でなく、現在の彼女達のような恋の心情を記録した「歌詞」であることに気付いた。

話題まとめ

資料リンク