アニマスピリチア

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アニマスピリチアとは、『マクロス7』に登場する用語。

概要[編集 | ソースを編集]

スピリチア」に関して特別な資質を持つ人物を指すと思われる重要なキーワード。

用語としては17話でのシビルの発言が初出。

敵勢力全体としては、26話でゲペルニッチが自らバサラの歌を聞いて(というより、スピーカーポッドγで聞かされて)確信するまで使用されず、一先ずはスピリチアが正常に計測できず、周囲の生物のスピリチアに尋常ならぬ影響を与える存在として「スピリチア異常コード・ツェー(『C』のドイツ語読みと推測)」と呼ばれた。

作中ではプロトデビルン熱気バサラを度々この名称で呼んでいる。彼らによればアニマスピリチアとは「スピリチアの供給源となる人間」を指す言葉であり、またプロトカルチャーは「プロトデビルンを鎮める人間」を指して用いていたようである。しかしながら、結局作中では熱気バサラこそがアニマスピチリアであること以外、詳細は何一つ判明しないまま終わった。

劇中で彼が発揮した力や、プロトデビルンが彼を欲した目的などから考えれば、「歌エネルギー」によって人間の生命力そのものとも言えるスピリチアを湧き出させる(プロトデビルン曰く「スピリチア再生種族」の象徴たる)彼の資質が、アニマスピリチアの性質として極めて重要な点であることは間違いないと思われる。しかしながら、彼がその身に宿すスピリチアが常人とは異なるものである(スピリチア吸収光線を浴びて「痛い」で済んだ、通常時からしてスピリチアレベルが正確に計測できない)など、単純に歌に秘められた特殊能力として片づけられない部分も多く、その詳細はやはり不明のままである。

後年、『マクロス・クロニクル』において歌エネルギーと併せ公開された設定によると「歌によって直接に次元干渉を引き起こし、多次元(マクロス世界では『サブ・ユニバース』とされる)から無限のエネルギーを引き出し操る力」で、つまりバサラであればそれを歌を聞いてくれた他者への活力にして届けていたということになる。これを含めて考慮したとして他キャラクターが無限の力持っていた場合多くは戦闘力に用いていたものを、熱気バサラという人物は全く異なる使い方をしていた事を示唆しており、彼自身がやはり宇宙レベルの変わり者、いわば特異点である事をより強めていると言える。

尚、アニマとは「ラテン語」で「」を指す。

SRWでの扱い[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦D[編集 | ソースを編集]

本作ではアニマスピリチアという特異点としての熱気バサラが特段深く掘り下げられることはなく、その歌エネルギーにのみスポットが当たる形でストーリーが進行。

しかしながらルイーナとの戦闘における最終局面では、負の無限力の化身とも言えるペルフェクティオの力を押し戻すなど、『第3次α』と共通の演出も見られる。

第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ[編集 | ソースを編集]

本作におけるアニマスピリチアはストーリー上で非常に重要な存在であり、特異点としてのアニマスピリチア(熱気バサラ)は、無限力イデゲッター線の申し子であるコスモ竜馬や、サイコドライバーとは全く別の意味合いでアカシックレコードに見込まれた者として扱われている。バサラは最終的には自らの歌でαナンバーズを鼓舞し、負の無限力を持つケイサル・エフェスに対抗、今回は完全な勝利を得ることとなる。

尚、スピリチアを回復する歌エネルギーの持ち主という点では、熱気バサラの他にリン・ミンメイも同一の存在として扱われている。

第2次スーパーロボット大戦Z再世篇[編集 | ソースを編集]

用語自体は登場しない。ただ黒の叡智に触れているだろう人物からは「生命の力」「命の歌」などと警戒心を抱かれている。

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇[編集 | ソースを編集]

ハーデス神もアニマスピリチアの存在を知っており、その存在を警戒している。

関連用語[編集 | ソースを編集]

無限力
アカシックレコード