オーバーデビル
- 外国語表記:Over Devil
- 登場作品:オーバーマン キングゲイナー
- 分類:オーバーマン
- 全高:成人男子の23.1倍
- 重量:毛長象66.6頭分に匹敵
- 装甲材質:オーバーコート
- オーバースキル:オーバーフリーズ
- 主なパイロット:オーバーデビル、シンシア・レーン
概要
最悪かつ最強(最凶)のオーバーマン。
通常のオーバーマンの数倍の巨体、豚のような顔、コウモリの耳、そして細長い脚と六本の腕をもった不気味な姿をしている。全てを凍りつかせるオーバースキル「オーバーフリーズ」を操り、この能力は物質のみならず成長、進化、心、時間など全てを凍らせる力を持つ。また、自律的な意志も持っており、世界中を凍らせるという望みを持っているようである。
「オーバーフリーズ」の他にも様々な能力を持ち、光の反射率を変えて自身の大きさを錯覚させる、手の先など体の一部を変形させてキングゲイナーや列車を取り込む、オーバーマンやオーバーコートを実体化させたりゲイナーをオーバーマン化させる、ネットの世界に入り込みそれを通じて現実世界をオーバーフリーズさせる等の現象を引き起こした。 また、その能力を発揮するために高いオーバーセンスを持つ者を欲しており、シンシアやゲイナーはオーバーデビルに取り込まれ、操られてしまった。
その危険性からかつてアーリーミイヤにより封印されたオーバーデビルであったが、パーツごとに分解されてシベリアの大地に点在していたものをキッズ・ムントが発掘、アガトの結晶に動力源として組み込んでいた。いじくり回されたため、全盛期の性能は失われている。その後シンシア・レーンを取り込んで復活し、ゲイナー・サンガやサラ・コダマの心を凍りつかせて自分の配下にした後、張り巡らされた鉄道網を伝導体として全世界を凍らせる自らの野望を果たそうとしたが、正気を取り戻しキングゲイナーに搭乗したゲイナーのオーバーヒートによって体内から焼き尽くされて倒された。
漫画版では、この機体(?)が、地球環境を破壊した原因であると、ミイヤが語っている。
登場作品と役柄
SRWでもその名は本物で、かなり危険な部類のボス敵として描かれている。機体性能や本人(?)の能力は勿論だが、それ以上に特殊効果武器や発生するイベントの影響などが厄介な場合が多い。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- ザ・ビッグや堕天翅族、ターンタイプのモビルスーツと同じく黒歴史に深く関わっており、設定上重要な位置を占める存在。しかし特筆すべきは性能の方で、被弾した味方のSPを削る特殊効果攻撃と、自身を中心とした一定範囲内の味方の攻撃力・防御力・命中率・回避率を激減させるオーバースキルが非常に厄介。しかもステージによっては複数体出現するため手に負えない。
- スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク
- シークレットエピローグ最終話に2体登場。耐久力は大したことがないものの、調子に乗って進軍していると広範囲のマップ兵器で部隊に甚大な被害が出る。XAN-斬-を倒せばクリアとなるのでわざわざ相手にする必要はない。チャレンジバトルにも登場するが、多少は弱体化しているものの、ボスオンパレードの中でのオーバースキル発動はある意味本編以上に危険である。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦K
- 今回はディガルド武国に対しての切り札として使用されるものの暴走、その後はイディクスに回収され運用される。一体しかいないので『Z』よりは楽(それでも危険なので注意)。ストライクフリーダムガンダムのミーティア・フルバーストのような射程8以上の武器で一方的に攻撃してやると案外あっさり撃墜できる。ただしあんまり離れているとイベントで近づくガイキングが集中攻撃を受けかねない。計3回登場し、阿蘇山でオーバーフリーズを連発したり宇宙に進出したりもする。どちらも増援として気力100の状態で登場し、増援の条件もターン数ではないため、あらかじめ出現位置に陣取っておくと脱力をかける間もなく倒す事が可能。
- ……ただ、プレイヤー的には「いやぁ、オーバーデビルは強敵でしたね」の台詞が(悪い意味で)印象に残る。
装備・機能
武装・必殺武器
特殊能力
- HP回復(中~大)
- 複製は中回復。
- EN回復(中~大)
- 複製は中回復。
- フォトンマット(強)
- 身体表面からフォトンマットエネルギーによるバリアを発生。
- オーバースキル
- スキルレベル5、周囲5マス範囲内の味方ユニットの命中と回避を-50%、与&被ダメージ-20%低下。
移動タイプ
サイズ
- L
- Z
- M
- K
パイロットステータス設定の傾向
能力値
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
機体BGM
- 「デビルズ・アイシング」
- オーバーデビル及びオーバーフリーズのテーマ。まさにオーバーデビルの象徴とも呼べる曲であり、プレイヤーの心も戦慄で凍てつく。