フル・フラット
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概要
ペンタゴナワールド唯一の中立星サートスターの主。
オルドナ・ポセイダルから自治領としてサートスターを与えられているので正規軍でも迂闊に手を出せない。
その正体は、かつてポセイダル(アマンダラ)の部下、恋人として共にヤーマン王朝を倒すべく戦ったテンプルナイツの一員である。当時と変わらぬ若い容姿を保っているのは、バイオリレーションシステムの効果。
ポセイダルが考案したバイオリレーションシステムは本来フラットの望みを叶えるべく開発された。しかし、後にポセイダルがアマンダラ・カマンダラとなって、ミアン・クゥ・ハウ・アッシャーを自分の操り人形とすべくシステムを流用した事に失望。さらに、ダバ・マイロードとファンネリア・アムの姿にかつての自分たちの面影を見たことで、ポセイダルを倒すことを決意する。
以降は、ギワザ・ロワウ等と手を組む一方で、ダバ一行のサポートもしていた。
最後はエルガイムMk-IIとアトールVの戦闘の巻き添えからミアンを庇って死亡するが、その後もミアンの体をかり幻影としてポセイダルに対抗する。
登場作品と役柄
旧シリーズ
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 初出演作品。リアル系でのみ行けるマップで登場。アシュラテンプルに乗りミアンを説得するが、アマンダラに殺される。
- スーパーロボット大戦F完結編
- ガイラムに乗る。ファンネリア・アムとイベントがあり、隠し要素の条件を満たすとNPCになる。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- シナリオ「ピカレスク・ギワザ」でアム、ダバの順に説得すると仲間になる。
- 強化済みアシュラテンプルを持ってきてくれるのでありがたいが、バイオリレーションの設定的に考えてそれでよかったのだろうか?
単独作品
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- 今回は非戦闘キャラ。原作通りサートスターの主として登場する。その後オージと戦闘中のダバに、オージを倒すにはラキシスの心臓を破壊してバイオリレーションシステムを止めるしかないと教える。
人間関係
- ミアン・クゥ・ハウ・アッシャー
- お互い浅からぬ因縁がある。バイオリレーションシステムの影響でポセイダルの道具となった彼女の身を案じていた。
- アマンダラ・カマンダラ
- 恋人。彼のためにミアンと共にテンプルナイツの一員として戦っていたが、野心に取り付かれた彼に失望する。
- ダバ・マイロード
- 最初はギャブレー達に追われていたダバをサートスターにかくまったが、すぐに脱走された。その後も彼に協力或いは敵対する事も何度かあった。
- ファンネリア・アム
- かつての自分と重ね合わせており、ダバがかつてのポセイダルと同じ様に野心に取り付かれるのでは、と忠告する。
- ギワザ・ロワウ
- ポセイダルを失墜させる彼と思うところあって手を組もうとする。
名台詞
- 「パラダイスに大人しく住まうのなら、さっきの無礼は許してあげよう…。…そのマイロード君の気持ちが、身を滅ぼすぞ」
- 18話で、どういう心境かダバ達をサートスターに保護するが、ここで安住することをよしとしないダバに対して警告する。それでもダバは止まろうとしなかった。
- なお「さっきの無礼」とは、間違えてフラットのシャワールームに進入したことを指す。
- 「夢を追う者は、常に危険の中に飛び込んでいくわけだ…。いいのか? そういう運命で」
- その後、管制官の制止を振り切って強制的に出航するダバたちに向けて通信で発した、枯れた雰囲気の漂う台詞。
- 「こういう風に男に尽くすものではないでしょう?ミアン!」
- 「貴方は既にポセイダルではない」
「自らの私利私欲に溺れた戦争商人、アマンダラ・カマンダラに過ぎぬ」
「テンプルナイツのポセイダルは既に死んだのよ。アマンダラの中でね」 - 死亡後、ミアンの体をかりた際の台詞。テンプルナイツを率いていた若き指導者ポセイダルは死んでいたのだ。
スパロボシリーズの名台詞
- フラット「時の流れが元に戻るだけの事…。新たな世代に世界を明け渡すのです…」
アマンダラ「ぬうううううう…!」
ポセイダル「これで…私達の永き戦いが終わるのですね…」
アマンダラ「ぐおおおおおお! この私が…この私がぁ…!」 - 『GC(XO)』第49話「ドリーマーズ・アゲイン(前編)」にて、アマンダラが敗北した時の台詞。
- アマンダラの最期を見届けながら、正気に戻ったミアンと共に消滅した。