ヤミノリウスIII世

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ヤミノリウスIII世
登場作品

エルドランシリーズ

声優 曽我部和恭
デザイン 近藤高光
初登場SRW スーパーロボット大戦NEO
SRWでの分類 NPC
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プロフィール
別名 闇野響史
愛称 闇野さん
種族 人間型魔界獣
性別
誕生日 魔界暦43年5月8日
出身 大魔界
身長 225cm
体重 21kg
職業 魔導士
所属 大魔界→ガンバーチーム
特技 魔界獣召喚、モップでの掃除
趣味 新たな魔法を開発すること、料理、散歩
好きな食べ物 魔界牛のステーキ、魔界名物針の山、魔界鍋、(人間界の)日本酒
嫌いな食べ物 カレーライス
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ヤミノリウスIII世は『元気爆発ガンバルガー』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

地球大魔界に変えるために魔王ゴクアークが送り込んだ、自称「大魔界一の魔導士」。手始めに青空町を恐怖と混乱に陥れるため、魔界獣辞典で魔界獣を召喚・強化して暴れさせる。町に潜入する際は「レーナ・ニンゲンニ」の呪文で自称ジャーナリストの青年「闇野響史」に変身するが、一度だけバスガイドの「闇野りう子」に女装した。

大魔界のエリート一族出身の強力な魔法使いで、プライドが高く策士の一面もあるのだが、かなり間抜けかつとぼけた性格でコミカルな言動が目立つ。失敗ばかり繰り返すためにゴクアークからは「落ちこぼれ」と評され、魔界獣にもナメられて能力を披露した際に被害を受けるのがお約束となってしまっている。

彼自身も魔界獣の一種であり、初回では幽体のような姿で登場したが、第2話以降は青空小学校の理科準備室にある骨格標本(OPでもこの姿で登場する)を依代とし、理科室の備品で肉体を作って実体化した。羽織っているマントも実は理科室の暗幕である。地球の清浄な空気が苦手なため、大魔界の成分を満たした三角フラスコを頭に被っている。

人間界の食べ物も苦手なようだが、闇野の姿の時に商店街で飲まされた日本酒には大ハマりし、占い魔界獣ウラナイナイ(SRW未登場)が流崎力哉の実家のラーメン屋でラーメンを食べようとした際は一緒に注文する気満々だったので、人間界で最初に食べたカレーライスが単に嫌いなだけだった可能性がある。

人間を見下しているものの、地球を大魔界化した暁には人間をしもべにするつもりでいるため、危害は加えても命を奪う気はなく、何かしらのフォローを入れている(命を落としかねない状況に陥ることはあったが、青空町民のタフさもあって人間側の犠牲者はゼロ)。青空町民には広く認知され、魔界獣を使って悪さをする迷惑おじさんのような認識を受けている。

復活を果たした魔王ゴクアークとガンバーチームの決戦では、張り切ってゴクアークに加勢するものの、誤って二度もゴクアークを攻撃し(しかも結構なダメージを与えている)、劣勢だったガンバーチームに勝機を与えてしまった。ゴクアークが自分のせいで負けて反省していたところ、電柱に引っかかっていたゴクアークのを自らの体内に取り込んでパワーアップ(衣替え)。以降は魔法のランプに入った魔力を人間界の物体へ注ぐことで「超魔界獣」を生み出せるようになったが、故郷の味恋しさやいちゃつくカップルへの嫉妬といった魔界獣の私的利用も見られるようになった。ちなみに、ゴクアーク吸収後の体に現れた竜の首と尻尾はゴクアーク由来と思われるが、ヤミノリウスの抜けた性格が伝染してしまっている。

第38話で記憶喪失を起こして闇野の姿のまま町を彷徨い、助けを求めた相手の立花亜衣子から想いを寄せられる。記憶の回復と同時にこの時のことは忘れてしまったが、後に亜衣子の宝物である自分とのツーショット写真を見ておおよその事情を察し、正体を明かして写真を破り捨て彼女を絶望に陥れる。……はずだったが、怒りに燃えるガンバーチームの姿に奮起した亜衣子に説得を宣言されて以来、捨て台詞の途中で彼女に改心を迫られて逃走する姿が恒例となってしまった。

その後、夢の中に現れた魔王サイアーク魔王レツアークの啓示を受けて彼らを封印から解放し、結果的にゴクアークの完全復活を成し遂げた。しかし、復活早々に先述のゴクアーク敗北の責任を取らされて切り捨てられた上に、地球の大魔界化から地球の破壊への方針転換を宣言されてしまう。

最後まで「大魔界一の魔道士ヤミノリウス」の誇りを捨てる気はなかったが、ゴクアークに地球が破壊されていく中、彼の良心を信じ続ける亜衣子と決して諦めないガンバーチームの勇気に心を打たれ、「私はいい人ではない」と言いつつもついに造反。原作では鷹介と力哉の代わりにガンバルガーのサブパイロットを霧隠藤兵衛と共に務めた。

ゴクアーク敗北後はガンバーチームの戦いぶりを称え、「もうお前たちの前にこの姿を現すことはないだろう」と言い残して青空町から姿を消すが、エピローグで人間・闇野響史として亜衣子の前に再び現れた。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦NEO
初登場作品。原作どおり地上を大魔界にするために奔走するが、ストーリー中盤でイオニアと共にアースティアに飛ばされてしまう。地球に戻った後はイオニアの戦力に対抗するためにジャーク帝国ベルゼブと同盟を結ぶが、ジャーク帝国壊滅後は再び単独で活動。その後、原作とほぼ同様の流れで復活した三大魔王から見捨てられる。
見捨てられても三大魔王の勝利は揺るがないことを確信していたが、青空町を守るために死力を尽くして戦うイオニアの面々と、それを応援する青空町の人々を見、迷いが生じ始める。最後は避難所となっていた青空小学校をサイアークとレツアークの力を取り込んだゴクアークの攻撃から身を挺して守り、ガンバーチームの勝利を見届けて姿を消すが、EDで正義のジャーナリスト・闇野響史として亜衣子先生の前に現れた。
原作ではドジを踏んで大いにゴクアークの足を引っ張っていたのだが、今作ではギャグ要素が大幅に省かれ、アークダーマを自分の手駒にするなど狡猾な策士の一面が強調されており、「普通に役に立っている」「まともに悪役してる」と驚いたファン多数。また、最初から超魔界獣を呼び出せるようになっている。
出番は多いのだが、声優の曽我部氏が故人であること、ベルゼブらと違い直接的な戦闘要員でないこともあり、終始NPC扱いで代役による音声収録も行われていない。
スーパーロボット大戦Operation Extend
亜衣子先生と共にコネクト・フォースに参加するガンバーチームの見送りに登場。原作終了後設定だが、闇野響史ではなくヤミノリウスの恰好だった。

人間関係[編集 | ソースを編集]

魔王ゴクアーク
上司。絶対の忠誠を誓っている。
ガンバーチーム
宿敵。ガンバースーツを着た彼らに犬になる呪いをかけた。
霧隠藤兵衛
ゴクアークの封印を巡って激戦を繰り広げたライバル。彼にも犬になる呪いをかけた。
最終決戦ではガンバルガーのサブパイロットとして共に搭乗。突っ走る藤兵衛を魔法でフォローし、中々の凸凹コンビぶりを見せる。
立花亜衣子
ヤミノリウスの心に最も影響を与えた女性。記憶を失っていた際に助けられ、記憶が戻った後にそれを利用して手酷く彼女の心を傷つけた……はずが、ガンバーチームの活躍を目の当たりにして立ち上がった彼女にしつこく追い回される日々を送る羽目に。
最後まで亜衣子の言葉を認めようとしなかったが、なんやかんやでいい仲にはなった。
結城千夏
闇野としてのヤミノリウスを正義のジャーナリストと曲解した張本人。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

エルドランシリーズ[編集 | ソースを編集]

星山吼児
NEO』では千夏の代わりに彼からジャーナリストと曲解される。
ベルゼブ
『NEO』では彼と手を組む。彼がイオニア一行と和解した後は、防衛隊に確保されていたアークダーマを奪取して戦力に加えた。

スーパー系[編集 | ソースを編集]

アンプ
『NEO』で名乗り口上を挙げている最中、彼女に批判されて口論した。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「ゾイワコノイワコ、マカイヤゾイワコ、○○より今こそ出でよ我が前に……ハズラムサライヤ~!」
魔界獣辞典から魔界獣を召喚する際の呪文。昆虫魔界獣辞典では「暗く湿った魔界の森」、水生魔界獣辞典では「暗く冷たい魔界の海」、動物魔界獣辞典では「暗く果てない魔界の地」がそれぞれ入る。
「魔界獣よ、今こそ闇の力を解き放て!ハズラムサライヤ~!」
魔界獣の闇の力を呼び覚まして強化・巨大化させる呪文。
「ゾイワコノイワコ、マカイヤゾイワコ、悪の心を呼び覚まし魔界の姿を作り出せ!ハズラムサライヤ~!」
魔法のランプを召喚し、この呪文を唱えながらランプの中の魔力を対象物に浴びせて魔界獣を作り出す。パワーアップした第23話以降使用。
「ゾイワコノイワコ…魔界獣○○(24話以降は超魔界獣○○)、次はお前だ。ハズラムサライヤ〜!」
○○には魔界獣の名前が入る。本編終了後、次に登場する魔怪獣の紹介台詞。前作タイダーを思わせるシーンを彷彿とさせる。
「フフフ。これで終わったと思うなよ。次は超魔界獣ドカーンだ。ハズラムサライヤ〜!」
第23話で初めて超魔界獣登場時の台詞。これの登場が次なる戦いを思わせてくれる。
「リーザ・カービック!」
人間を犬に変える呪文。ガンバーチームにかけた時はガンバースーツに邪魔され、「誰かに正体がバレると犬になる」呪いに置き換わった。
「私か?私こそは邪悪なりしヤミノ……はっ!」「あ、いや……じゃなり……あの……やみの……」
第3話。初めて人間の姿に変身して虎太郎たちの前に現れ、名前を聞かれてうっかり素性をバラしそうになった際の台詞。
この言葉を曲解した千夏によって、ジャーナリストの闇野さんという肩書きが作られてしまった。
「甘いな甘いな!お前たち人間は、大魔界のしもべにするために生かしておるのだ」
第23話。花火で作った超魔界獣ドカーンで爆発させたものの綿毛のようなパラシュートで下ろされ助かった千夏たちに言った台詞。一貫して生き物の命は奪わないスタンスである。
「美しい。まるで天使のようだ……」
第38話。石魔界獣イシガンダー(SRW未登場)のせいで記憶を失い闇野の姿で途方に暮れていた時、通りがかった亜衣子先生の家に招かれ、部屋に飾られた写真に教え子たちと写る彼女の笑顔に見惚れてしまう。
「これほど気を遣ってくれている亜衣子さんに、何かお礼をしたいものだ。この枯れ草が美しい花ならば」
「この不思議な力のことを亜衣子さんに話すべきだろうか……。もしかすると亜衣子さんは、怖がって私の傍から去って行くかもしれない。今この人がいなくなったら、私は大いに困ってしまう」
自分を親身に心配してくれる亜衣子先生のために何かしたいと思うと、本当に枯れ草がに変わってしまった。ヤミノリウスの姿から人間の姿に変身した時を思い返し、自分の不思議な力について悩む。
「そうか!私は正義のジャーナリストだったのか!」
「君、私と一緒にガンバーチームの応援だ!フレー、フレー、ガンバーチーム!」
「大魔界の化け物なんか、正義のパワーで打ち砕け~!」
「頑張れー!偽物なんかに負けるなよ~!」
闇野の姿で面識がある千夏に「正義のジャーナリストの闇野さん」と言われて勘違いし、千夏と共にガンバーチームに声援を送っており、その際、千夏に亜衣子先生とのツーショット写真を撮影される。一方、周りの物を石化させたりガンバルガーゲキリュウガーリボルガーの偽物を作ったりして頑張っていたイシガンダーは困惑していた。
「さっきの不思議な力を使えば、亜衣子さんを助けられるかもしれない。でもそんなことをしたら、亜衣子さんは僕を恐れて……!」
「いや、嫌われてもいい!今はこの人を助けなくては!」
「それ以上近づくなぁ!!」
「驚いたでしょう、亜衣子さん。私には……こんな恐ろしい力があるんです!」
「私が、いい人……?亜衣子さん……やはりあなたは天使だ」
イシガンダーが千夏を石にしてしまい、亜衣子先生を守ろうと怖がられるのを承知で魔法で攻撃する。ところが、「不思議な力を持っていてもあなたは良い人だから怖くない」と亜衣子先生に優しく諭されて微笑むのだった。ちなみに攻撃する際のみ、八重歯が元通り生えていた。
「私は今まで何をしていたんだろうか?……いや、今はガンバルガーを倒さねばならん!!」
イシガンダーが作った偽グレートガンバルガーの破片が直撃して呆気なく記憶を取り戻したヤミノリウスは、亜衣子先生を振り切りイシガンダーを援護しに向かう。ヤミノリウスには珍しくシリアス度100%な台詞。
「記憶はなくなる、ガンバーチームには負ける……まったく今日はツイてなかったなぁ。しかし、記憶を失くしていた間、なんだかとてもあったかい所にいた気がする……。あぁ~、わからないぃ~!」
敗れたヤミノリウスは、その胸中にもやもやするモノを残しつつ逃げ去る。その下では魔法で咲かせた花が優しく揺れていた……。
「この間はクリスマス、今度は新年のお祝いか。まったく人間はお祝いが好きだなぁ~」
第40話。正月ムードに沸く商店街を闇野の姿で出歩いた際にぼやいた、現実にも通用しそうな発言。この話の前回はクリスマスの話であった。
「そうか……フフフフ、愛しているのか!あはははははは、こいつは傑作だ!」
「この男に会わせてやろうか?」
亜衣子先生「えっ……?」
「フフフフ、お前が愛したこの男に今すぐここで会わせてやろうかと言うのだ。見るがいい!」
「あじゃばあ」
第41話。人間の一番大事にしている物を奪う掃除機魔界獣スイトッター(SRW未登場)が亜衣子先生から奪った闇野とのツーショット写真を見て、不気味な笑いと共に亜衣子先生の目の前で闇野に変身。これには闇野を知るガンバーチームも少なくないショックを受けていた。
「あじゃぱー」とは驚きと困惑を同時に表す感嘆詞だが、『聖闘士星矢』で蟹座のキャンサーデスマスクが龍星座のドラゴン紫龍に倒された際の断末魔としても知られている。余談だがヤミノリウスの声を担当した曽我部氏は同作で双子座のジェミニサガとその弟・カノンを演じていた。
亜衣子先生「そんな!闇野さんが……ヤミノリウスだったなんて!!」
「人間などに想いを寄せられるとは、私も堕ちたものだ。こんなものこうしてくれるわ!」
ダメ押しに、亜衣子先生を嘲笑いながら写真を破り捨てるヤミノリウス。ファンにはこの一件がヤミノリウスの作中最大の悪事として認定されがち。表情もいつになく極悪な感じに描かれている。
「ん?……お、おい、ちょっと!嫌だな~、そんなに泣いちゃったりして!……おーい、泣くなってば!……うわーっ!うるさい、もう知らーん!!……ふーんだ」
が、この行動の結果、あまりのショックに泣きじゃくる亜衣子先生を前にして困惑。目の前で泣かれて思わず慌てふためく辺りが、冷徹な悪に徹しきれていない証拠であると共に、親しみやすさも伺える。だが、この行為がガンバーチームの逆鱗に触れることになる。
「だから私は悪い人だって言っておるだろうが!」
「何度言えばわかる!私はお前なんかと心を通じたくない!」
自分を説得しようと拡声器で絶叫する亜衣子先生に言い返す際の定型文。
「大魔王!魔導士ヤミノリウスでございます。何なりとお申し付けくださいませ」
ゴクアーク「下がれ」
「はい!では下がらせていただきまーすっ……ん?あ、あの、下がれとはどういうことで?」
ゴクアーク「忘れたとは言わせんぞ。お前の邪魔さえなければ、わしが復活した時に人間界を大魔界に変えることができた」
「しかし、あれは良かれと思ってやったことで!」
レツアーク「下がれと言うのだ、出来損ない魔導師が!」
ゴクアーク「もはやお前に用はない!」
サイアーク「消えろ!」
「そ、そんな!苦労してお三方を復活させたのはこの私ですよ?なぜそんなことを言われるのですか!」
ゴクアーク「うるさい!!」
「うわーっ!」
第46話。三大魔王を復活させた功績も認められず、ゴクアーク敗北の責任として見捨てられる。納得できず反論するがゴクアークに吹き飛ばされ、コアラに変身させられてしまった。
「これでは愚かな人間どもと同じではないか!……まさか、ゴクアーク様は私までエネルギーになさるおつもりなのか?」
第46話。人間と同様に自分もエネルギーにしようという魔王の意図に気づいた時の台詞。
「ふん。ただの気まぐれだよーだ」
第46話。魔王の起こした風に吹き飛ばされ、地面に頭から突っ込み苦しがる亜衣子先生を魔法で救った時に言った台詞。
「なぜあいつはあんなにも頑張れるのだ?」
「愛しているから……だと?」
第46話。諦めずに三大魔王と戦おうとするイエローガンバーを見て疑問を口にし、亜衣子先生に「彼がこの町を愛しているから」と答えられる。
「負けた……三大魔王が負けてしまった……」
「大魔王にも見捨てられ、地上を魔界に変える夢も消え去った……。もはやこれまで、好きにするがいい!」
「この期に及んで、まだ私を信じているのか……!」
「違うっ!違う、大魔王に命令されたからではない、私は私の意思でやったのだ!大魔王など関係ないわ!私は大魔界の魔導士・ヤミノリウスだぁ~っ!!」
第46話。三大魔王が倒れた後、青空町民から糾弾され潔く罰を受けようとするのだが、亜衣子先生に「この人は大魔王の命令に従っただけ」と説得された町民たちに許されてしまう。ゴクアークの忠実な臣下だったヤミノリウスはそれを受け入れられず、否定しながら逃げ去る……。
「そんなに行きたいか?お前たちはそんな姿にされてもなお、ゴクアーク様に逆らおうというのか?」
「行くがいいガンバーチーム。行ってゴクアーク様にやられてしまえ」
最終回。地球を破壊しようとするゴクアークから、犬の姿でも青空町を守るために戦おうとするガンバーチームの頑張りに感じ入り、彼らと藤兵衛を人間の姿に戻して去って行く。
亜衣子先生「闇野さん……助けてくれたのね?」
「……違う……」
亜衣子先生「えっ……」
「断じてこれは違う!私が望んでいたのは破壊ではない……この世界を消し去ることなどではない!!」
ついにゴクアークが地球をバラバラに破壊。裂け目から転落する亜衣子先生を救ったのはヤミノリウスだった。
「ゾイワコノイワコ、マカイヤゾイワコ……ゾイワコノイワコ、マカイヤゾイワコ……ハズラムサライヤぁぁっ!うおおおおおおっ!!」
ゴクアーク「何のつもりだヤミノリウス!すぐにやめんか!」
「いいえ、やめません!我らが望んでいたのは地球の破壊ではなく、大魔界に変えることだったはず。地球を消し去ってしまっては、それは叶いません!ゴクアーク様こそ、このようなことはおやめください!!」
ゴクアーク「な、何をぉっ!?このバカ者がっ!!」
地球を容赦なく破壊するゴクアークに愕然としたヤミノリウスはゴクアークと袂を分かち、地割れを自分の魔力で繋ぎ止めようとする。魔法を善行に使っているためか、魔力の色がそれまでの黒から白に変わっている。
亜衣子先生「闇野さん、もうやめて!それ以上我慢したら死んじゃうわ!!」
「私は、私はいい人などではない……!だが……この地球を壊させはしない!!」
ゴクアーク「やめろと言うのがわからんのか!!」
激高したゴクアークから攻撃を受け、いつも被っていた三角フラスコにヒビが入るほどのダメージを負いながらも、必死に地球を守り続けるヤミノリウス。しかし、ゴクアークのさらなる攻撃を受けてついに力尽きてしまう……。
「まだまだ……」
亜衣子先生「もう、もう充分です。ありがとう……ありがとう、闇野さん……」
「亜衣子さん……」
直後、立ち上がろうとしたところを亜衣子先生に引き止められ、手を握られる。ヤミノリウスが第38話以来初めて亜衣子先生の名前を呼んだと同時に、亜衣子先生の想いが報われた瞬間でもあった。
「ええい!世話の焼ける奴らめ……」
ガンバーチームがゴクアークに犬にされてしまったのを魔法で見て、ガンバルガーのコクピットに乗り込もうとする時の台詞。
「まったく、飛べもせんくせに無茶をするな!」
ゴクアークの動きを止めるのには成功したものの落下しかけた藤兵衛を救った時の台詞。
「全ては終わった……大魔界の魔導士ヤミノリウスは、今日を最後に姿を消す。もうお前たちの前にこの姿を現すことはないだろう」
「さらばだ、ガンバーチーム。本当に見事な戦いぶりだったぞ!」
魔王ゴクアークが滅んだ後。引き留める亜衣子先生の声を振り払うように、ガンバーチームを称賛する言葉を残して飛び去っていった。

迷台詞[編集 | ソースを編集]

「フフフ、この女が己の顔を見て、『びっくりしたなぁもう』と驚く顔を見てみたいものよの~とか……バカ~!!」
「誰がいたずら書きをしろと言った?番号はどうした、番号は!?」
第10話。「魔界獣イカタコ・ブラザーズの消えない墨で青空町民に番号を記し、それを手がかりにガンバーチームの正体を見破る作戦」の手始めに亜衣子先生をターゲットにしたものの、イカタコ・ブラザーズが気絶した亜衣子先生の顔に落書きをし始めたのを見て見事なノリツッコミを決める。
ヤミノリウスはこの手のノリツッコミをすることがとても多い。
「ええ~い、見失った!365番、365番、イエローガンバーは365番!」
「78番、421番……お前たちは違う!」
「273番、45番……違う!168番、違う!お前は!?」
「……364番!宝くじなら前後賞だが、こいつも違う!どこへ行った、イエローガンバー!?」
イエローガンバーの「365番」を探して町中を駆けずり回っている際の台詞。妙に詳しいが、大魔界に宝くじはあるのだろうか。
「イェ~イ!かったるい作戦なんかいちいち考えてられっか!電気ウナギ魔界獣、構わないからそこいらの連中を片っ端からビリビリ野郎にしてしまえ~」
「イェ~イ、のってるかい?イェ~イ!燃えるぜ!魔界獣、いっちょ闇の力でパァ~ッといってみようか、パァ~ッとね」
「魔界獣よ!今こそ闇の力を解き放てぇ、イェ~イ!」
第11話。電気ウナギ魔界獣ウナギトロン(SRW未登場)にビリビリ人間にされ、ハイテンションになってしまった際の台詞。しかし、言葉の割にイントネーションは普段と全然変わっていない。
「くぅ~っ!おのれガンバルガー、次こそは必ずや貴様を地獄に叩き……ケロケロ落としてやる……。ケ~ロケロサライヤ~!」
第13話。捨て台詞の途中でカエル魔界獣ケロケリオン(SRW未登場)のばら撒いた、取り憑かれると心がカエルになってしまうオタマジャクシにうっかり触れてしまい、そのまま帰った。
「な、なんでゴクアーク様が出てくるのだ!?」
「ご、ゴクアーク様、申し訳ありません!一刻も早くガンバルガーを倒し、この世界を我が大魔界の物に……おぉ?」
「う~っ、やめーい!!いっぺんしばいたろか!?」
第18話。魔界獣を召喚したらゴクアークに襲われた……と思ったら実はタヌキ魔界獣タヌキング(SRW未登場)が化けていたとわかり、怒るヤミノリウス。
「こら!廊下は静かに歩きなさい!」
骨格標本姿でタヌキングを探そうと青空小学校を歩いていた時、肝試しで通りがかった虎太郎たちに逃げられての台詞。亜衣子先生と出会う前の発言だが、案外似た者同士なのかもしれない。
「なかなかの魔力!その力で全世界の冷蔵庫を暴走させるのだ」
第19話。呼び出されるなり自分もろとも理科室を氷漬けにしたペンギン魔界獣シャキゴーラ(SRW未登場)の実力を称賛したのだが……そんなことして何になると思ったのだろうか。
「ったく、近頃の魔界獣ときたらどうしようもない!」
冷やし中華を食べさせてくれないなら仕事しない」とごねるシャキゴーラに怒って青空小学校から放り出した後、ぼやくヤミノリウス。中間管理職の悲哀がにじみ出ている。
「さすがゴクアーク様!よ~し、私もお手伝いしちゃおーっと。サライヤ~!」
ゴクアーク「ん?ヤミノリウスか……」
「ハハハハハハ!ガンバーチーム、今までの恨みを思い知るがいい!出力アップだぁ~!」
ゴクアーク「ぐあああああ!!やめんかヤミノリウス!!」
「ゴ、ゴクアーク様!……いや……これは、そ、その……」
第22話でついに復活したゴクアークとガンバルガーの決戦中、ゴクアークを援護しようと電撃で攻撃。ガンバーチームの悲鳴に調子に乗って出力アップした結果、ゴクアークまで感電してしまう。
「ゴクアーク様、今度こそ失敗はいたしません!ハズラムサライヤ~!」
ゴクアーク「ぬっ?またヤミノリウスか……!」
上記の直後、失敗を取り戻そうと再び援護攻撃する。その攻撃とは巨大なレンズに集めた太陽光線でコクピットの虎太郎だけをじりじり攻撃するという実にみみっちいやり方であった。心底嫌そうなゴクアークの声色に注目。
虎太郎「暑ぢゃぢゃ、なんだこりゃ!?一体どーなってんだよ!」
「あらぁっ!?」
ゴクアーク「ふおおおおお!?ヤミノリウス、余計な真似をするな!!」
しかし、暑がる虎太郎が頭上をガンバーソードで庇ったせいで光線が反射し、威力を倍増した形でゴクアークを直撃。再びゴクアークに怒られてしまう。
「あ~あ、私が余計なことをしたばっかりにゴクアーク様がやられてしまった。まずかったなどーも……」
結局ゴクアークは敗北してしまい、しょんぼりとうなだれるヤミノリウス。藤兵衛の口癖「まいったなどーも」のパロディである。
「この気配は……ゴクアーク様!そうか~、ゴクアーク様の魂がまだ残っていたのか!わかりましたゴクアーク様、このヤミノリウスIII世、命をかけてゴクアーク様の魂を自分の体に取り込んでみせます!ハズラムサライヤ~!」
「フフフフ、成功だ。見ておれガンバーチーム、必ず貴様たちを倒し、この世を魔界に変え、ゴクアーク様を甦らせてみせる……大魔界の魔王の力を手に入れた、このヤミノリウスIII世がなぁ!ハッハッハッハッハ!!」
反省していた矢先、電線に引っかかったゴクアークの魂を発見し、命がけで自らの体に取り込み見事成功。夕陽を背にガンバーチーム打倒とゴクアーク復活を誓う。
一応シリアスな場面だが、背後でカラスが鳴いているのが実におまぬけ。ファンからはギャグ要素が抜けて完全な悪役になってしまうことを危惧されたが、結局杞憂に終わり、むしろ間抜け度はアップしていた。
「ウッ、ヤミノリウスIII世の力をなめるなよ!ゾイワコ!!」
第24話。漫画超魔怪獣コミックダー(SRW未登場)の力で人達が全員漫画の中に閉じ込められてしまう。咄嗟の機転でガンバルガーに合体できたが、コミックダーが描いた絵の団体で押さえつけられ打苦戦。そしてゲキリュウガーも吸い込もうと追いやるが鷹介が慌てた一瞬で漫画のページが破れるハプニングがおきる。慌ててセロハンテープで塞ぐが、ゴンの攻撃を受け怒って叩くがその結果、彼が持った破れ目に注目した人々が引っ張り始め結果ヤミノリウスVS町の人々の綱引き大会と発展。漫画を取り押さえようとするが、漫画はガンバルガー、超魔界獣はゲキリュウガーが足止めに回る不利になったヤミノリウスは上記の台詞を言って上半身がムキムキになり引っ張って我、結果バランスを崩して落ちて破れ目が広がってしまう。その隙を突いたガンバルガーは裂け目を広げ人々は全員脱出が出来てしまった。
「何をしておる!こっちだ!あっちだ!いや、後ろだ!!右だ!左だ!あっちだ!こっちだ!おお、目が・・回る」
第25話。消しゴム超魔界獣ゴシゴーシ(SRW未登場)の力で街中の物を消してしてしまう。このまま出撃させるといい的になることがわかりガンバーチームは困ってしまう。そこでガンバーチームはガンバーコマンダーを使い出撃場所がランダムに出てくるようにしてくる。まるでもぐらたたきを思わせる状況に必死に指示を出すがあまりに激しい状況にゴシゴーシと一緒に目が回ってしまう。
「た、食べたい!魔界名物『針の山』!魔界牛のステーキ!そして……魔界鍋……!」
第26話。とあるレストランに忍び込んだ時の台詞。人間界の料理(少なくともカレー)は口に合わないようで、故郷の味が恋しくなって魔界獣を生み出した
なお、針の山はその名の通り饅頭の上に鋭利な針がどっさりと乗っかり、ステーキは紫色の毒々しい色で、魔界鍋に至ってはただの闇鍋である。
「まったく、何が魔界料理人だ!」
そんなわけで生み出した料理人魔界獣ビック・ナベーダ(SRW未登場)に魔界鍋を作らせたのだが、蛙と蝙蝠を間違えた結果まずくなったらしい。正直、おぞましい色なので人間の目からしたら対して変わりはなさそうだが……種としての味覚の違いかもしれない。
ちなみにまだ未完成なのに「ケチケチするな」と勝手に食べたり、小皿に取らないで直接レンゲですくったりと、お行儀は悪い。
「あー、あー、本日は晴天なり。えー、ご町内の皆様にお知らせがあるのだ。わたくしヤミノリウスIII世は、今日から良い魔法使いになったのだ……でございます」
「今まで私がやってきたことは間違っていた。この美しい空は誰のもの、それは皆のもの!この広い大地は誰のもの、それも皆のもの!わたくし偉大なるヤミノリウスに、とうとう善なる心が芽生えたのでございます!」
第27話。選挙演説のごとく道を巡回し、拡声器で青空町民に改心を宣言してイエローガンバーの悪事を告発するヤミノリウス。もちろん全部嘘で、ミシン魔界獣キカザッター(SRW未登場)にイエローガンバーの偽物を演じさせたことによる自作自演である。
無実を訴えるイエローガンバーだが、その悪事とは「スカートめくり」「ブランコの割り込み・独占」「車に落書き」「人にぶつかっても謝らない」という虎太郎がやりそうなものばかりだったため、仲間にすらも信用されなかった。
「負けるもんか、元気爆発だっ!」
第30話。レンズ魔界獣レンズドン(SRW未登場)の巨大化光線で地球よりも大きくなってしまったゲキリュウガーにレンズドンもろとも土星までぶっ飛ばされ、へこたれるレンズドンを応援した際の台詞。どちらかと言えばガンバーチームが言うべき台詞である。
「うそ、きれい♡自分に恋をしてしまいそう」
第32話。遠足バスに潜入してイエローガンバーの正体を探ろうとバスガイド・闇野りう子に変身した際、鏡に映る自分の美貌に驚いてうっかり惚れそうになってしまった。
「偉大なるヤミノリウスIII世の皿回し、もといバス回しとござ~~い。ああいい気分いい気分!」
第32話。正体を現して風船魔界獣バルルーン(SRW未登場)でバスを風船に変え、皿回しのように遊ぶヤミノリウス。
「さ~てお立ち合い、これより始まる一幕は、大魔法使いヤミノリウスIII世が生み出したる超魔界獣、その名も麗しシバイラーと、身の程知らずにもこれに歯向かうガンバルガーの世紀の一戦!御用とお急ぎでない方はご覧あれ、見ぬは一生の損、見れば孫子の代までの語り草だ!さぁ~お立ち合いお立ち合い!」
第34話。歌舞伎魔界獣シバイラー(SRW未登場)とガンバルガーの戦いの直前、何故か一人で盛り上がって講談師の格好をしたヤミノリウスは、まるで芝居の客寄せのようにシバイラーとガンバルガーの戦いを宣伝する。虎太郎には「なぁに言ってんだアイツ」と呆れられた。
「う~、寒い。北風が身に染みるなぁ……。こう寒くてはやっておれんな、今日はもう家帰って寝ようかなぁ」
第36話。地球を大魔界にする使命も、秋の冷たい風の前には些細なことのようだ。なお、終盤で公園で新聞紙を布団代わりにして寝るというホームレスのような姿を晒していたが(後述)、家はどこにあるのだろうか?
「クッ!人間どもめ、昼間からいちゃいちゃいちゃいちゃ……。けどいいなぁ……私もそろそろお嫁さん欲しいなぁ……。人間世界に一人ぼっちで、本当は寂しいんだよなぁ……」
「くぅ~、くやしい、くやしい~!!こうなったら憂さ晴らしに魔界獣を生み出してくれる!」
上記のぼやきの直後、デートでいちゃつくトシカツとナオミ(SRW未登場)を見て独り身を嘆くヤミノリウスだが、「この幸せを誰かに分けてあげたい」という発言を耳にして逆上。カメラ魔界獣デカメラー(SRW未登場)に命じてこのカップルを10人ずつに増殖させるが……。
「おにょれ人間どもめ、幸せそうにしおって~!許さん!カメラ魔界獣、こうなったらパワーアップだ!」
そこはやはり只者じゃない青空町民。混乱するどころか「愛が10倍になった」と熱く抱き合う10組のカップルが出来上がってしまい、逆ギレしてデカメラーを強化させる。
なおこの時に限らず、地球の大魔界化のためではなく些細な私欲のために魔界獣を生み出す職権乱用行為が度々見られる。
「おお~飛んだ!魔界新記録!」
デカメラーがガンバルガーを遠くまで放り投げた時の台詞。
「私がいっぱい……!うれし~、もうこれで寂しくない!やったーっ!」
「お、おい、ちょっと、おい!おい!……ああ、また一人ぼっちになってしまった。……がっくし」
デカメラー敗北後、最後の最後で自分を増やされて大喜びしたのもつかの間、すぐに消えてしまい、がっかりして退場。
「ほ~、これは中々」
第40話。正月に、商店街でお屠蘇を飲まされた時の感想。アルコールで顔を赤くした姿が妙に可愛らしい。
この後一升瓶を一気飲みし、しかも「よーしもう一本!」……完全に好物になったようだ。
「う~んいい気持ちだ、今日はもう帰って寝てしまうかな!」
振る舞い酒をもらって泥酔して上機嫌になり、何もせずに帰ろうとした。結果的にはこのあと魔界獣を生み出して一働きするものの、下手をすれば本当に何もせず帰っていた可能性が高い。
「子供のおもちゃか。ロクなものがないな、まったく」
第41話。スイトッターに奪わせた鷹介力哉のガンバーブレスとガンバーコマンダーを見た際のメタ発言。まさか宿敵ガンバーチームのアイテムとは夢にも思わず、投げ捨ててしまった。
「おお、やるもんだなぁ~……って、違うだろ!誰がショーをやれと言った!?」
第42話。手品魔界獣マジンシャン(SRW未登場)が胴切りマジックでガンバルガーを切断……したはいいが、プロ意識が強すぎたためにすぐ元に戻してしまう。町民と共にマジックショーに感心して拍手するが、すぐに我に返るのだった。
「これはひょっとしてひじょーにマズイのでは……?」
第42話。嫌な予感は当たり、この後マジックの巻き添えを喰らって地球半分ごと消滅してしまった。
「う~ん、どうも最近ネタ切れだ。何か良い魔界獣のネタはないものか」
第43話。魔界獣の材料を探して青空町を飛び回っている際の微妙なメタ発言。番組もそろそろ佳境で、スタッフの本音なのかもしれない。
「いつもここでひどい目に遭うからな。ちょっと離れてみるとするか」
第43話。テレビの天気予報の等圧線から作った天気魔界獣ウェザラー(SRW未登場)に能力を見せるように言うが、ここに来てようやく学習したのか魔界獣の被害を喰らわないように離れてみる。結局無駄だったが。
「あ~あ、魔界獣のネタを探していて寝ちゃうなんて、やっぱり疲れてんのかなぁ……」
第44話。自分が新聞を布団代わりに公園のベンチで寝ていたことに気付いた際の台詞。
「あっ、じゃあ味噌ラーメンを大盛りで」
第45話。占い魔界獣ウラナイナイ(SRW未登場)に共にやって来た力哉の実家のラーメン屋で、哉の父に注文を聞かれた際の台詞。この後、見事なノリツッコミをする。
「ゾイワコヨスマデ、ゾイワコノスマデ、サーラサラサラ、マカイヤゾイゴス!今こそここに……」
亜衣子先生「闇野さん!」
「はいぃっ!」
第45話。霧隠家に乗り込んで魔王復活の呪文を唱える最中、亜衣子先生に見つかり、つい背筋を伸ばして直立不動してしまう。

スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]

「貴様、偉大な魔法使いであるこの私によくもこのような仕打ちを…!」
「くっ、覚えてるがいい! この借りは必ず返してくれるぞ!」
NEO』第14話「パフリシア城奪還!!うなれ、怒りの魔法剣!」より。アンプと口論した時の台詞。
原作と比べると、いささか打たれ弱そうな印象を受ける。配下の魔界獣にもナメられていないのを考えると、『NEO』のヤミノリウスはシリアスさという意味では扱いが良くなっていると言えるかもしれない。
「あー、おほん。そこの方、少しよろしいでしょうか?」
亜衣子先生「…! あ、あなたは…!」
「先の戦いを振り返って少しインタビューをしたいのだが」
「正義のジャーナリストとしてな」
亜衣子先生「闇野さん…」
『NEO』のEDより。世界が平和になったものの、ヤミノリウスと別れることになってしまい傷心の亜衣子先生に声をかけた際の言葉。原作では台詞なしでフェードアウトしたが、『NEO』では本当に人間として生活することを選んだようだ。

搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]

ガンバルガー
本来は宿敵ガンバーチームの乗る機体だが、原作最終話で共闘した際には、霧隠藤兵衛と共に乗り込んだ。
ヨロイデル
魔界獣辞典最強の動物魔界獣辞典で召喚した初の動物魔界獣で、魔界獣には珍しい純粋な戦闘特化タイプ。特殊系能力ばかりな魔界獣の再現は難しいのか、『NEO』にはヨロイデルとドカーンのみが登場。
ドカーン
ゴクアークの魔力を取り込んだ後初めて生み出した超魔界獣で、素材は打ち上げ花火。NEOでは何故かパワーアップなしで生み出せていた。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 敵役でありながら、番組エンディングテーマ「ガンバー体操」を歌う「元気爆発隊」のメンバーである(ガンバーチームの三人と霧隠藤兵衛とで参加)。余談だが、原作32話では前述の通り、バスガイドに女装し、女声で一部を歌うという一幕もある。
    • ヤミノリウスIII世らしいコミカルな演出であるが、6番の歌詞で「たまには良いことしたい」と歌っていたり最終的に造反してガンバーチーム側に付いた結果を顧みると、その伏線だったとも解釈できる。
  • 顔の模様や喋り方のイントネーション、台詞の言い回しなどは歌舞伎役者がモデルとなっており、サントラ収録のイメージソング『そんないつもの青空city』には「今日もでました千両役者 偉大な魔導士ヤミノリウス」という歌詞がある。
  • 放送当時発売されたゲームボーイ用アクションゲームソフトでは、ゴクアークの魔力を得たヤミノリウスがラスボスで、グレートガンバルガー以上のサイズに巨大化していた。
    • ゴクアーク自身はその前座ボスである。