フルメタル・パニック!
- 2002年1月15日 ~ 6月25日放映(WOWOW) 全24話
- 初参戦スパロボ:スーパーロボット大戦J(2005年)
概要
原作は賀東招二の同名小説(富士見ファンタジア文庫)。幼少期から戦場に身を置き、生き抜いてきた兵士相良宗介を主人公にしたSFミリタリーアクション作品。
『フルメタル・パニックシリーズ』アニメ化一作目である本作は、長編の『戦うボーイ・ミーツ・ガール』『疾るワン・ナイト・スタンド』『揺れるイントゥ・ザ・ブルー』の3作をベースにオリジナル話と短編からピックアップされた話を加えて構成されており、これ以後の長編は『フルメタル・パニック! The Second Raid』で、短編は『フルメタル・パニック?ふもっふ』で、それぞれ映像化されている。
本作はハリウッドで実写映画化がアナウンスされており、今後の動向が注目される。
登場人物
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
ミスリル関係者
ミスリル関係のAI
陣代高校
テロリスト
その他
- 赤城龍之介
- アニメオリジナルキャラとして登場した陸上自衛隊練馬基地所属の一等陸曹。同隊のAS部隊「練馬レッドドラゴン」の隊長。声こそ違うものの、格好・台詞もろもろがどこからどう見ても『機』から始まるスパロボでもおなじみのロボットアニメの『シ』から始まるキャラクターをモチーフにしたとしか思えない。
登場メカ
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
ミスリル
- M9 ガーンズバック
- 宗介機
- マオ機
- クルツ機
- ARX-7 アーバレスト
その他
用語
- 陣代高校
- 宗介やかなめが通っている都立高校。
- アーム・スレイブ
- 略称AS。『フルメタル・パニックシリーズ』でのロボット兵器の総称。
- ミスリル
- ラムダ・ドライバ
- 物理法則を無視した力場を発生させるシステム。システムの内容はブラックボックスによるもので、登場人物たちも懐疑的な視線を向けている。
- アマルガム
- A21
- ヘルマジスタン
- ウィスパード
- 生まれながらにして、様々なオーバーテクノロジーを「知っている」存在。
- 原作小説においてもオーバーテクノロジーを知覚している理由が長らく明瞭にされていなかったが、『せまるニック・オブ・タイム』にてようやくウィスパード発生の原理が説明された。
主題歌とBGM
- 「tomorrow」
- (歌・下川みくに)
- オープニングテーマ。ロボットアニメらしからぬ優しい曲調(これは続編2作にも通じる)だが、スパロボではしっかり戦闘BGMとして採用された(Jのみ。Wでは続編2作のOPが採用)。
- 「枯れない花」
- (歌・下川みくに)
- エンディングテーマ。
- 「戦うM9」
- 劇中BGM。
- 「特攻野郎?」
- 劇中・次回予告BGM。スパロボではボン太くんのBGMとして使われているので『フルメタル・パニック?ふもっふ』のものと思われがちだが、初出はこちら。
登場作と扱われ方
本作からは宗介、クルツ、マオ、『TSR』からはベルファンガン・クルーゾーが常時使用可能パイロットとして参戦している。本編のテクニカルかつ高度な駆け引きを駆使して戦うことを再現するためか、能力値は四人とも実力者揃いなリアル系の中でも非常に高いものとなっている。反対に乗機は単体での火力に難があるがM9とファルケには合体攻撃、アーバレストには合体攻撃とラムダ・ドライバがあるため、十分主力として使っていける。
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 『スパロボ学園』以来約5年ぶりに参戦。なおかつ初の据置機・声付き参戦。PV第1弾にて宗介、テッサ、ガウルンが登場している。
- ストーリーはアニメ化された部分までで、続編の予告で続きの再現が示唆されている。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- 初参戦作品。学校名こそ作中明らかにされていないが、神楽坂教諭の存在や生徒会長云々という発言から、男主人公・紫雲統夜や『マジンカイザー』の兜甲児らが陣代高校の生徒らしい。また、作品開始当初からASが軍の主力を担っており、『機動戦士ガンダムSEED』のMSが配備されるより前にボアザン星人を相手にM6の部隊が展開している。
- スーパーロボット大戦W
- 『ふもっふ』『TSR』と本作を纏めた『フルメタル・パニックシリーズ』という名義で参戦。JとおなじくASが軍の主力となっている。
単独作品
主要スタッフ
- 制作
- GONZO
- 監督
- 千明孝一
- キャラクターデザイン
- 堀内修
- メカニカルデザイン
- 海老川兼武
- 謂原敏明
- 音楽
- 佐橋俊彦
商品情報
Blu-ray
DVD
- DVD-BOX
- 単巻(通常版)
- 単巻(限定版)
- Vol.0 EX
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