スカルヘッド
スカルヘッド(Scull Head)
OGシリーズにおける生産プラント施設。
地球連邦政府のEOT特別審議会が、イスルギ重工らの協力を得て作らせた宇宙における生産プラント。各種機動兵器を開発、生産する機能がある。施設には特殊ステルスシェードが完備され、レーダーに察知されないため、場所を特定するのは困難である。委員会はこの生産プラントを異星人との取り引き材料に利用しようとした(第2次0Gではテイニクェット・ゼゼーナンがゾヴォークに対する忠誠の証として用意させたものであることが判明した)。
中枢部には広い空間があり、大樹の幹のようなコンピュータらしきものがある。
「L5戦役」においてその存在が触れられるが、委員会が取り引き相手と思い込んでいた「エアロゲイター」によって委員会メンバー全員が謀殺(委員会の認識はエアロゲイター≒ゲストであったが、実際には違った)。残されたスカルヘッドは政府のニブハル・ムブハルらの管理下に置かれ、「インスペクター事件」においては密かに「インスペクター」に譲渡されて、彼らの生産プラントとなった。インスペクター敗北後は再び政府の手に戻るが、戦争の火種を確保しておきたいイスルギ重工のミツコ・イスルギの手引きによって今度はロレンツォ・ディ・モンテニャッコらDC残党の手に渡り、密かにウォン重工業のゲシュタルトシリーズが生産された。
「バルトール事件」ではODEシステムの暴走によってDC残党の管理から離れ、ODEシステムと融合したヴィルヘルム・V・ユルゲンとデュミナスが管轄。ユルゲン死後はデュミナス側の生産プラントとなり、ゲシュタルトシリーズを事件後も生産し続けられたが、デュミナス一派が敗れ去り、再び政府の手に戻った。
「スカルヘッド」とは、プラントが骸骨の形をしているのが由来であるが、ノイエDC占拠後に彼らによって「ヘルゲート」と改称され、『OG外伝』ではこの名称で呼ばれている。
『OG2nd』では名称が「ヘブンゲート」に改められた。宇宙におけるガイアセイバーズの拠点として使用される予定であり、イスルギ重工が引き続き改修を行っていたが、ルイーナがオフィチナスとして使用するために占拠し、さらに月の攻略を開始したゲストに奪取されるという目まぐるしい変遷を辿った。後にバラルの園の砲撃を受け甚大な被害を被ったと考えられるが、エンディングでは触れられず健在であるかは不明。
なお、スカルヘッドの外見を見たイルムは「お仕置きされそうな見た目」と比喩しているが、これは某アニメのボスのイメージが赤いドクロである事が由来と思われる。なお、某アニメの一味にどことなく存在が似ているデュミナス一味が根城にしているあたりが何とも…。
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