神祇無窮流

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概要

ラ・ギアスに広く流布された剣術の一派。開祖は剣神と謳われたランドール・ザン・ゼノサキス。「じんぎ(神祇)むきゅう(無窮)りゅう」と読む。源流は『無窮流』という剣術の一派にあり、『無窮流』と対を為す武術の流派であった不易久遠流とは兄弟関係に近い間柄と言えなくもない。そのためか、両流派には相伝奥義が存在する。

師範はランドールの子孫であるゼオルート・ザン・ゼノサキス、門人にファング・ザン・ビシアスツレイン・ザン・レカニバンなどがいる。

単に剣を使う技だけではなく、空拳術が少なくとも二種類あるなど、細かく区分化されている流派のようである。また、現在判明している神祇無窮流の技は連続攻撃を仕掛けるものが多い。

無窮流

5000年前のラ・ギアス(ラングラン共和国)に存在した剣術の流派。開祖はダイム・カザフルという元軍人。その奥義の極意は剣の技にはなく、「気(プラーナ)の修養と操作」にあるという。ランドール・ゼノサキス曰く、「無窮流は人を育てる流派だ」とのこと。

神祇無窮流の技

虚空斬
虚空斬系の技は不易久遠流でも使われる相伝の技である。
虚空斬・葉隠
真・虚空斬
神祇無窮流・不易久遠流の相伝奥義。
幽眇剣・蛟
神祇無窮流奥義「祓の型」。
天是星拳
神祇無窮流空拳術。
天是地熟宿星拳
神祇無窮流空拳術奥義。
無形・攣拘摧破
神祇無窮流空拳術異伝。武器を使用しているため異伝扱いなのだろう。
貳乃型・虎擲竜拿
神祇無窮流空拳術異伝。純粋な白打の技として行使していないため、ガエンは異伝としているのだろう。
縦横無尽斬り
神祇無窮流目録の弐「八方の型」。
流水の型
ライコウが攻撃を回避する際に用いる足捌き。
堅忍不抜
神祇無窮流奥義。
くるみ割り人形
神祇無窮流「螺旋の型」をプレシアがアレンジした技。
剣の舞
神祇無窮流「浮雲の型」をプレシアがアレンジした技。
春の祭典
神祇無窮流「二重螺旋の型」をプレシアがアレンジした技。
乱舞の太刀 / 真伝・乱舞の太刀
マサキによるゼオルートの技の再現。
バニティリッパー虚空斬波
マサキが第2次で使っていた技。名前やLOEにおけるバニティリッパーの演出から、虚空斬の再現と思われる。

習得者

ゼオルート・ザン・ゼノサキス
ラングランの剣皇。
ファング・ザン・ビシアス
ゼオルートの弟子。
プレシア・ゼノサキス
ゼオルートの娘。神祇無窮流をアレンジした技を多く使う。
ツレイン・ザン・レカニバン
ガエン
ライコウ・ゼフェンバー
スメラ・パラオム
ゴシン・オーダ
アオイ・カレント
ユノー・ヌイーゼン
シュウ・シラカワ
エラン・ゼノサキス
マサキ・アンドー
正式な習得はしていないが、ゼオルートの剣技を見様見真似で使う。

メモ

知天知地、勝乃不窮。
『孫子』地形篇第十に記されている有名な一節。「天を知り地を知れば、勝乃ち窮まらず(天の時と地の利を得た者は、常に不敗である。)」。神祇には「天地」という意味が内包されており、無窮という言葉には「無限。きわまりないこと」という意味がある。製作者は孫子のこの言葉を四字に要約して『神祇無窮流』という名を設けたのかもしれない。