サリア
2017年7月19日 (水) 14:30時点における61.194.146.139 (トーク)による版
サリア | |
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外国語表記 | Salia Tereshkova |
登場作品 | クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 |
声優 | 喜多村英梨 |
デザイン | 小野早香 |
本名 | サリア・テレシコワ[1] |
種族 | 地球人(ノーマ) |
性別 | 女 |
年齢 | 17歳 |
出身 | ウルスラ帝国[2] |
身長 | 164cm[3] |
体重 | 48kg[4] |
スリーサイズ | B75 / W59 / H84[5] |
髪色 | 青紫 |
髪型 | ツーテール |
瞳の色 | 茶色 |
パーソナルカラー | 水色 |
所属 | アルゼナル→エンブリヲ親衛隊「ダイヤモンドローズ騎士団」→アルゼナル |
役職 | パラメイル第一中隊副隊長→隊長→ダイヤモンドローズ騎士団ナイトリーダー |
趣味 |
コスプレ 恋愛小説 |
概要
アルゼナルの兵士にして、パラメイル第一中隊の副隊長。後に隊長のゾーラが戦死したため、隊長職を引き継ぐ事となる。
真面目で努力家であり、若くして副隊長に就くなど兵士としては高い能力を持つが、その一方で「想定外の事態に対処しきれない」という欠点を持つ。
一見、冷静な性格だが、ストレス解消のために魔法少女のコスプレをして「プリティ・サリアン」を名乗ってなりきり遊びをする、という趣味を持つ他[6]、名称のセンスも趣味に大きく影響されたものだったり、恋愛小説(ヴィヴィアン曰く「男と女がチュッチュする本」)を好み、映画を見て感動のあまりに涙を流したり、自身が貧乳である事がコンプレックスだったり[7]…と、良くも悪くも根は年相応の少女と何ら変わりがない。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦V
- 初登場作品。担当声優の喜多村英梨氏は本作がスパロボシリーズ初出演となる。
- 第13話「禁断の海」から登場。カットインでは申し訳程度に揺れる。原作同様に一旦離脱して敵に回るが、程なくして戻ってくるので安心して育てられる。スキルとボーナスの恩恵もあり、アンジュと同じ感覚で使っていける。
- シナリオ上ではロザリーに説得されて改心した直後のクリスに攻撃を仕掛けるなど迷走していく様子とエンブリヲへの盲信が、原作よりもやや強調されている。だが条件を満たすとエンブリヲの攻撃からジルを守り彼女の命を救う。原作よりも早いタイミングでエンブリヲと決別し自軍に復帰する。原作では完全には成しえなかったジルとの和解も描かれる。
- 更にやっぱりと言うか何と言うかプリティ・サリアンのコスプレ衣装を着た立ち絵もしっかり用意されている(しかも名乗り口上はDVEである)。
- 原作ではアウローラに戻ってからも騎士団のライダースーツを着たままだったが、今作では部隊に戻ると同時にアルゼナルのライダースーツに戻る。
パイロットステータス
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
エースボーナス
- 出撃時のExC+2、最終命中率+10%、最終回避率+10%。
- 『V』で採用。グレートエースになれば最初からExC+3の状態で出撃でき、開幕から全てのEXアクションが使えるようになる。
人間関係
- アンジュ
- アルゼナルへと来た彼女の世話係となるが、「筋肉豚」や「下半身デブ」等と罵倒する場面も少なくない。やがて、ヴィルキスを乗りこなした事で彼女に対し嫉妬を募らせるようになり、袂を分かつことになってしまう。しかし最後の最後でようやく彼女との関係は修復されることになり最終決戦でも共闘した。一方的なライバル関係と取れなくもない。
- ジル
- 彼女を尊敬し姉のように慕うが、ジルからはそっけない対応を受ける事が多い。彼女から冷たい態度を取られ続けた結果、離反することになっていまう。通常は「司令」と呼ぶが、内輪では「ジル」か「アレクトラ」と呼んでいる。
- また、幼少期のサリアが見た彼女のある姿が現在のサリアの趣味を形成する原因ともなっていた模様。
- メイ
- 整備班長。妹分のような存在であり互いに仲が良い。
- ヴィヴィアン
- 第一中隊の同僚でルームメイト。サリアの趣味にも興味津々の様子。
- エルシャ
- 第一中隊の同僚で仲が良い。後にダイヤモンドローズ騎士団の一員に。
- ヒルダ、ロザリー、クリス
- 当初アンジュに対し嫌がらせをしていた彼女達に頭を悩ませていた。うちクリスとは後にダイヤモンドローズ騎士団の一員になる。ヒルダとは最終決戦で共闘し、息の合ったコンビネーションを披露していた。
- ターニャ、イルマ
- パラメイル第三中隊の面々。後にダイヤモンドローズ騎士団の一員に。
- ジャスミン
- サリアの趣味を知る数少ない人物だったのだが、うっかりミスでアンジュに知られてしまうハメに。
- アン・エルガー
- 漫画版に登場したかつての同僚。訓練でトップ争いをしていたが、ドラゴンとの戦いにより死に別れている。
- エンブリヲ
- アルゼナル壊滅時のアンジュとの敗北から救われた事から、彼を妄信的に崇拝するようになる。しかし最後は捨て駒に使われたことで離反することになる。
他作品との人間関係
- ギャリソン時田
- 『V』にて、本物の執事である彼に会えた事に感激する。
- シン・アスカ
- 『V』では、アンジュへの対抗心を募らせるあまり迷走していく様子をかつての自分と重ねあわせて諭す場面が多い。実質、『V』におけるサリアは「もう一人のシン・アスカ」として描かれているといっても良い。
- ボン太くん
- 『V』では当然だが、その見た目に魅了されてしまい、捕獲しようとする。
- ティエリア・アーデ
- 『V』では彼の女装姿を想像して敗北感に打ちひしがれつつも「見てみたい」と興味津々であった。
- ナイン
- 『V』ではどうやって調べたのかコスプレ趣味を把握しており、DLCシナリオ「美と力の共演」では「秘密の魔法少女」と紹介した。
名台詞
2~13話
慣れない職務やストレスと戦いながらも、この頃はリーダーとしての自覚を持とうとする側面が強い。一方でヴィルキスへの執着が目立つ発言も見られている。
- 「こんな攻撃してくるなんて…過去のデータには無い…!」
- 第3話より。隊長就任直後の戦闘にて、手負いのブリッグ級ドラゴンを迎撃するも予想外の攻撃をされたことで弱気になる。
- 「どうするって…どうすれば…? ゾ…ゾーラ隊長…!」
エルシャ「隊長は貴女よ、…サリア!」
「ッ! 回避ぃっ!!」 - 同上。ロザリーやクリスが被弾し、部隊が追いつめられる中焦燥のあまり弱音を吐く。エルシャから諭された直後、突撃してくるドラゴンに対しとっさに回避しようとするが、間に合わず被弾してしまう。
- (ジル…約束してくれたじゃない…ヴィルキスは私にって…)
- 第4話、自室で勉強中の際の独白。ヴィルキスに対する執着心が垣間見える。
- (…考え過ぎよ)
- 第7話より。格納庫へ訪れた際に、ヴィルキスを整備しているメイから「誰も死なせない想いが伝わってくる」と言われて、隊長日誌を読み返す。
- 実際、彼女の日誌は「死亡者ゼロ」で締められる内容が続いていた。…ただ、この時点では完全に納得は出来なかった模様。
- 「だから待てと言ったのに…」
(部隊の全滅だけは避けなければならない…最悪、我々だけでも機体を捨てて脱出…っ!?)
「ヴィヴィアン!!…このままじゃ、三人が…!」 - 同上。ビッグホーンドラゴンの重力波に拘束され「さっさと助けろよ、サリア!」と毒づくヒルダを一瞥して。必死に策を巡らせ、犠牲もやむを得ないという結論に陥りかけるが、ヴィヴィアンが重力波の中でも仲間を救うために抵抗する様子を見て、「仲間を捨てる」考えを放棄する。
- 「まったく…どいつもこいつも…ッ!」
「いい加減にしろッ!このバカ女!!」
「あんた一人で何とかできるほど、このドラゴンは甘くない!!いつもいつも勝手な事ばかりして…死にたくなければ隊長の命令を聞きなさいッ!!」 - 同上。そこへ風邪を引いたアンジュのヴィルキスが飛来してくる。「重力波に捕まる」と呼びかけるがアンジュは「いつも通り私一人で十分だから」と意にも介さない。
- イライラが限界を超えたサリアはついにブチギレ。その剣幕にはアンジュも怯み「あ、はい…」と呆然と返事を返すしかなかった。
- 「今よアンジュ! 蹴れッ!!」
「蹴るのよ! 私を蹴ったみたいに!!」 - 同上。矢継ぎ早に指示を飛ばし、ビッグホーンドラゴンの真上にヴィルキスを誘導。重力波につかまり落下するアンジュに対し起死回生の策を命令する。
- 勢いに押されたアンジュはビッグホーンドラゴンの角に落下しながらのキックを炸裂させる。ヴィルキスの片足は破損したが角をへし折り重力波を解除させる事に成功。第一中隊は一転攻勢に出るのだった。
- 「どう、満足? こうして大金を手にすることが出来たのもアンジュが来てくれたおかげよね。戦闘中にアンジュを狙うの、もうやめなさい」
「色々あったけど、私たちはこのチームで上手くやっていかなくちゃいけない。アンジュも報酬の独り占め、やめなさい。放っておいてもあんたなら稼げるんだから。これは隊長命令よ」 - 同上。機転を利かせた指揮で新種のドラゴンを撃退。パラメイル第一中隊に大量の報酬が支払われた事で、面々に向けてアンジュに対する嫌がらせとアンジュの単独行動を諫める。
- 「結局、私たちとは違うのよ。信じるんじゃなかった」
- 第10話。脱走した罪で反省房に入れられたアンジュに向けて。アンジュの脱走は結果的にサリア達の信頼をも崩してしまう事となった。
- 「同い年になっちゃった…アレクトラと…」
- 第11話より。幼年部の頃から慕ってきたジル。彼女がリベルタスに失敗し右腕を失う重症を経てアルゼナルへと帰還した後、「私がアレクトラの仇を討つんだから!」と誓った日。その時のジルと同じ年齢になった事を幼年部の少女たちから「お姉様」と呼ばれた事で実感する。
- 「解ってないから…見せてあげる。アレクトラの代わりに…私が!」
(誰より頑張ってきたのよ…私は!)
「どうして動いてくれないの…動いてくれないと、ダメなのよ…! 大好きなアレクトラの役に…立てなくなっちゃう…」 - 同上。アルゼナルに現れた焔龍號率いるドラゴンの軍勢の前にヴィルキスに独断で搭乗。しかし、使いこなす事が出来ずスクーナー級のドラゴンにすら苦戦し、努力する事でも叶わない壁を感じてしまう。結局、直後に現れたアンジュにより無理やり乗り換えされた。
- (あれが本当のヴィルキス…ふっ…ジルの言うとおりだった…)
ヒルダ「やれやれ、なんとか終わったみたいね…お、アンジュと全然違う感触…」
「えぇ…違うわ…全然、違った…」 - 同上。ディスコード・フェイザーを発動させたヴィルキスとアンジュを目の当たりにしての独白。「自分はヴィルキスにもジルにも選ばれなかった」と思い、涙を浮かべる。
- 「何が不満なの…!? あんたは選ばれたのよ、アレクトラに! 私の役目も…居場所も…全部奪われたんだからそのくらい…!」
「アンジュ…! アンジュ…! 許さない…勝ち逃げなんて許さないんだから…アンジュの下半身デブゥゥゥゥッ!!」 - 第13話より。アンジュを制止しようとするものの、返り討ちに遭いサリアのアーキバスは中破。恨み節を叫びながら海へと落下していくが…?
- 『V』では最後の一言がまさかのDVE。
- (墜とされちゃった…お似合いよ。ジルに捨てられ、アンジュに負けた私なんか…)
- 第19話回想シーンより。浸水が進むアーキバスのコクピット内にて。圧倒的な敗北感に打ちのめされ死を待つばかりだったが、そこに「それは違うよ、サリア」と謎の声が響く。その声の主は…
17話以降
エンブリヲに心酔しているせいか、いろいろ迷走気味な言動が多くなってくる。また、言動が全体的にハイになっているのも特徴。
- 「やっぱり…あんたは…どうして…?」
「貴女…こんなに弱かったんだ。ううん、強くなったのは私。エンブリヲ様のおかげで…私は変わったの!」 - 第17話。エンブリヲの私兵として再登場しアンジュに牙を向ける。
- 「奇襲陣形、ステルスローズトライアングル」
「アンジュ、さよなら…」 - 第19話アバン。ヴィルキスを奇襲し、コクピットハッチを吹き飛ばすクレオパトラ。身を乗り出したアンジュへ向けて発砲する…が、捕獲のための麻酔弾だったため、ミスルギ皇宮で目覚めたアンジュは「何がさよならよ…」と毒づいた。
- 「あの方は私を救ってくれた。私を生まれ変わらせてくれた。アレクトラは…最初から私を必要となんかしてくれなかった。いくら頑張っても…けして報われることはなかった。でも、あの方は…」
「私は見つけたの、本当に護るべき人を。エンブリヲ様の親衛隊。名付けてダイヤモンドローズ騎士団。私が騎士団長のサリアよ…」 - 同上。自身を救ってくれたエンブリヲに対しての想いを語り、恍惚とした表情で悦に浸る。これに対してアンジュは「要するに路頭に迷っていた所を新しい飼い主に拾われたって事ね」とバッサリ返した。
- 「今度侮辱したら許さないわ…!私はエンブリヲ様に愛されてるの。誰にも愛されない貴女と違ってね…」
- 同上。不遜な態度を取ったアンジュの頬を張り、「自分は愛されている」と強弁する。
- …ここまでの流れを見ればエンブリヲに良いように言いくるめられているのは明らかであり、「利用されてるだけ」と突っ込んだ視聴者も多かったことだろう。
- 「無様ね」
アンジュ「サリ…ア…?」
「エンブリヲ様に歯向かうからそうなるのよ、バカ…」
アンジュ「バカは…貴女よ…。あんなゲス男に心酔しちゃって…」
「私にはもう、エンブリヲ様しかいないの…でもあんたは違う。ヴィルキスも、仲間も、自分の居場所も…なんでも持ってる。変身なんてしなくても、十分強いじゃない…これ以上、私から奪わないで」
「出て行きなさい。エンブリヲ様が戻ってくる前に」
「抵抗を続ければ、そのうち心を壊されるわよ。…それでもいいの?」
「…別に、あんたを助ける訳じゃないから。…無様なあんたを見たくないだけ」 - 第20話。エンブリヲの感覚責めの拷問に苦しむアンジュを見かねて助ける。台詞の中にアンジュへの複雑な思いが垣間見える。
- 「アンジュは必ず、ここに来る…期待しているよ、私のサリア…だって。…嘘ばっかり…」
「でもね、アンジュ…あんたがいなくなれば…私の方が強いって分かれば…エンブリヲ様は認めてくれる…私の価値を!」
「…それが出来れば…何もいらない…!」 - 第22話。自分が愛されるよう努力をしても、常にアンジュが前へ行き、ジルもエンブリヲもアンジュへと興味を持っていってしまう。ここに来てサリアは遂に明確な憎悪をアンジュへと抱き、プリティ・サリアンの衣装をナイフで切り裂く。―――全ては自分をエンブリヲに振り向かせるために。
- 「ねぇアンジュ、新しい世界ってどんな世界だと思う?」
「貴女がいない世界よ!!」 - 第23話より。ラスト・リベルタスにて、アンジュの前に立ちはだかり憎しみをぶつける。
- 「私には何も無かった! 皇女でもない、歌も知らない、指輪だって持っていない。どんなに頑張っても選ばれなかった…ヴィルキスにも、貴女にも!」
「そんな私を、エンブリヲ様は選んでくれた! だからアレクトラ…貴女なんてもういらないのよッ!!」 - 第24話。レイジアを駆り戦場へ現れたジルと対峙し、涙ながらに叫ぶ。繰り出した一撃はレイジアのビームシールドを破壊、左足を切断した。
最終話
事ここに至ってようやく目が覚めたサリア。後ろめたさもありながら、やっと前を向けた瞬間でもあった。
- 「アレクトラ…ごめんなさい…私、なんて馬鹿な事を…」
「!! …アァレクトラァーーーッ!!」 - 瀕死のジルを連れ、アウローラへと合流。エンブリヲの本性とジルの真意を知ったサリアは自身の愚かさを悔い、ジルの亡骸に縋り付き慟哭するのだった…。
- 「ええ…貴方を倒すためにね!」
「これが…アレクトラの仇ッ!!」 - 最終決戦にて。エンブリヲが遠隔操作するエイレーネと切り結ぶクレオパトラ。「戻って来てくれると信じていたよ」と言われ、こう返す。袈裟懸けにエイレーネを切り裂こうとするが…
- なお、『V』においての敵対時のカットインはこの場面が元になっている。
- 「そうよ、私だって…。アウラが言ってた。ラグナメイルは、人の想いに応えてくれるって。私は私よ!もう誰の支配も受けない!」
- アンジュの「私は誰の思い通りにもならない」という台詞を受けての叫び。それに呼応するかのようにサリアの指輪が発光し、クレオパトラのボディが蒼く染まっていく。サリアの想いに応え、アリエル・モードを発動させたクレオパトラは、遂にエンブリヲのコントロールから解き放たれた。
その他
- (駄目なのよ、プリティ・サリアンじゃなくちゃ…)
(私がまだ小さかったあの日…舞台で見た第一中隊の出し物 『美少女聖騎士 プリティ・アレクトラ』。あの日、私の心は奪われたの。凛々しくて、まぶしくて、誰よりきれいな、舞台の上で輝くアレクトラの姿に)
(あの日から、ずっと追いかけてきた。…いつかあんな風になりたいって) - ドラマCD『プリティ・サリアン、危機一髪!』より。プリティ・サリアンにこだわる理由とジルのある意味衝撃的な過去が明かされる。
迷台詞
比較的真面目な部類のサリアだがやはり多くの迷台詞を発している。
本編
- 「今度勝手に漁ったら…ホント、刺すわよ…」
- 第4話より。私物が入った棚をヴィヴィアンに漁られた事に怒ってナイフを投げつける。一応、外すように投げていたが本気の眼であった。
- (四次元バストが…!)
- 第6話、射撃訓練中にエルシャよりも成績が良かった事で「何が違うのかしら?」と言われて憎々しげにエルシャの胸を見つめる。一応エルシャに悪気は無いのだが。
- 「まさか、アンジュは男の人と二人っきりだったってこと!?」
- 第7話より。タスクの存在を知って。気にするのはそこじゃない。
- 「愛の光を集めてギュッ♪ 恋のパワーをハートでキュン♪ 美少女聖騎士プリティ・サリアン♪ 貴方の隣に突撃よッ!」
(隊長日誌、3月5日追記。過度のストレスにより精神的メンテナンス実行)
「シャイニングラブエナジーで…私を大好きになぁ~れっ♪」 - 同上、ストレス発散の為「精神的メンテナンス」と称して一人秘密の趣味に興じる。サリア役の喜多村英梨氏が同じく残念系な青い魔法少女キャラを何役かこなしていたため、一種の声優ネタのように思えるのは気のせいか。
- 『V』ではDVEな上、この格好のままアンジュを殺しに来るため余計にシュールなシーンと化す。
- ちなみに、ピンナップイラストには色違いの衣装を身に付けたアンジュおよびヒルダと共にサリアが魔法少女キャラのコスプレでポーズを決めたもの[8]が存在する。
- 「…殺す!」
「見られた以上、殺すしかない!!」 - 同上。上記のシーンの直後、アンジュが現れそっ閉じされた事で「秘密を見られた=口封じのために殺すしかない」と判断。入浴中のアンジュを襲撃するに至った。そんな事で殺そうとするのは色々とおかしいと言わざるを得ない。
- ちなみにアンジュ自身は言いふらす気など毛頭なかったのだが、サリアにとってストレスが溜まる主な原因の一つがアンジュの存在なので余計に火に油を注ぐことに。
- アンジュ「このド貧乳がぁぁ!!」
「黙れ筋肉豚ぁぁ!!」 - 同上。エルシャから投げ渡されたデッキブラシを片手に、お互いに温泉で罵詈雑言をまき散らしながら大乱闘を繰り広げる。…どっちもどっちである。この後、エマからアンジュ共々反省文を書かされる羽目に(しかもアンジュの方はモモカが反省文を全部書いた)。
- 「でも助かったわ。あんたが来てくれたおかげで……」
アンジュ「迷惑料。あなたの命令に従ったせいで取り分減ったんだから」
「……さっきの感謝、取り消し」
アンジュ「変な趣味、バラすわよ…?」
「っ! 一生寝込んでなさい!!」 - 同上。ビッグホーンドラゴンとの戦いの後に報酬を受け取って。アンジュに礼を言うが逆に迷惑料を要求され、さらにプリティ・サリアンの件で脅迫までされてしまう。
- 当然サリアは怒るものの、一応この後の入浴では仲良くやっていた。
- 「ヒルダ…」
「…臭い」 - 第11話ラスト。やはり相当匂っていた模様。
- 「今よ! 陣形、シャイニングローズトライアングル!!」
エルシャ「…」
クリス「ダサッ」
「何か言った?」
クリス「別に…」
エルシャ「アハハ…、了解よ」 - 第17話より。エルシャおよびクリスと共に連携攻撃をヴィルキスへと仕掛ける…のだが、自身の痛いセンスを前面に押し出した名称が嫌でも印象に残る。更に奇襲陣形として「ステルスローズトライアングル」も存在。
- さり気ないが、この反応でサリア達が寝返っている理由が洗脳や精神操作の類でないことが示唆されている。
- 「ダイヤモンドローズ騎士団よ…」
- 第20話。アンジュから「ダイコン騎士団なんかに入る気はないから」と言われた後に呟いて。
- 「余計な…お世話…よ…!この…筋肉ゴリ…ラ…!!」
- 同上。アンジュを逃がした直後、アンジュから「逃がしたより逃げられた事にした方が罪が軽くなるでしょ」とチョークスリーパーを掛けられ絞め落とされる。そして服も奪われた。立場が変わってもサリアはサリアであった。
次回予告
- 「隊長日誌、補足。本日私の秘密が暴露された。秘密とは密室で行う秘め事であり、人のプライバシーを晒して喜ぶ品性下劣な脚本家は…シャイニングラブエナジーで抹殺よ!」
- 第7話次回予告より。『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』らしいメタさに溢れた台詞。
- 「海に突き落とされたのは4話前。最後の台詞は下半身デブ。再登場したら敵になってたなんて…」
アンジュ「貴女、スタッフに嫌われてるんじゃない?」
「…ふっ、アンジュ程じゃないわ」
アンジュ「え…え~!?」 - 第17話次回予告より。実際、アンジュの扱いも結構酷い。
スパロボシリーズの名台詞
- 「貴方にぶたれたお尻の恨み!」
- エンブリヲに対しての特殊戦闘台詞。原作第22話冒頭のお仕置きとして尻を叩かれるシーンが由来。
- 『V』ではこのシーンは無かったが、台詞から察するに叩かれていたらしい。そしてやっぱり根に持っていたのか。
- 「イ、イエス・マム!」
- 『V』アルゼナルルート第15話より。スメラギの剣幕に押されて。
- (アンジュと外からの人間のせいで第一中隊は、もうメチャクチャだわ…!このままではアルゼナルの全てが変わってしまう…!)
- 『V』アルゼナルルート第16話「絆、再び」より。「他作品とのクロスオーバーをされる」事に対する一種のメタ発言だろうか?
- 「え!? ヴィルキスが2機…!?」
- 『V』アルゼナルルート第17話「舞い降りる翼」より…サブタイトルの時点で勘づいた人も多いと思われるが、多くのプレイヤーが予想したヴィルキスとストライクフリーダムガンダムを見た時の反応である。
- 『V』で「ストライクフリーダムガンダムはヴィルキスをベースに作られた」というクロスオーバーがある上に同系統のユニットである為、見間違えたのかもしれない。サイズ差のことは言ってはいけない。
- (こうなったら、アンジュよりも活躍してジルに私の実力を認めさせてみせる…!)
(たとえ、ヴィルキスに乗れなくてもジルを助けるのは私の役目よ…!) - 『V』西暦世界ルート第31話「永遠の自由」より。ヴィルキスに乗れない事に苛立ち、功を焦り始めるようになってしまう。その様子を見たシンは「何のために戦っているんだ」と諭すが…。
- 「クリス…。あなたもエンブリヲ様を裏切るつもり?」
クリス「う、裏切るって…あの人はあたし達の事を…」
「見返りを求めている事が既に浅ましいのよ! 私たちはダイヤモンドローズ騎士団! その生命も魂も、エンブリヲ様に捧げたはずよ!」 - 『V』西暦世界ルート第38話「歪む世界」。エンブリヲの本性に気付いたクリスの前に現れ銃を向けるが、当のサリアもまたエンブリヲに対して見返りを求めているのが実情である。
- 「結局、彼女たちは…エンブリヲの呪縛から逃れられなかった…」
- 『V』第50話。最期までエンブリヲを盲信し果てたターニャとイルマに向けて。
スパロボシリーズの迷台詞
戦闘台詞
中断メッセージ
- 「待ちなさいよ、アンジュ! まだ、私のセリフが~!!」
- 中断メッセージ「パラメイル第一中隊からの挨拶」より第一中隊総出の際にアンジュに〆を奪われる。こんな所まで残念なサリアであった。
- 「隊長日誌、◯月1日。ヴィヴィアンから勧められた『スーパーロボット大戦』なるゲームを始める。隊長日誌、◯月3日。気がつけば1日中『スーパーロボット大戦』で遊んでいた。不覚にも画面に合わせて必殺技を叫ぶところをヴィヴィアンに見られてしまった…」
- 中断メッセージ「サリアの隊長日誌」より。1週間も遊び続けたようでアンジュに突っ込まれていた。よく24時間以上遊び続けて爆死しなかったものだ...。
- 「『愛』の光を集めてギュッ♪ 『魂』のパワーで相手をドキュン♪ 美少女聖騎士、プリティ・サリアン♪ あなたのとなりに『突撃』よ! シャイニング『祝福』エナジーで、私が『幸運』になぁーれ!」
- 中断メッセージ「秘密のサリアン」より恒例の精神コマンドネタだが、プリティ・サリアンのコスプレをした状態でやっている。この後、案の定アンジュに見られた事で殺しにかかった。
シナリオ中
- 「とっきょぽちゃしゅる…」
- 『V』シークレットシナリオ「黒い勇者特急」にて、勝平、ジュドー、キラに続いて「特許許可する東京特許許可局」に挑戦した際に。妙に可愛らしい感じの噛み方であり、本性がちょっと漏れているような気がしないでもない。
- そのせいかどうかは不明だが、その後のブラックマイトガインの自爆を止める際の「特許許可する東京特許許可局」には彼女は不参加。一応隙を作れないかと考えはしたのだが、一人だけ完璧に達成できなかったのだろうか?
- (あれはふもふもランドのマスコットのボン太くん…。そのつぶらな瞳と愛らしい動きで老若男女に愛されるキャラクター…非番の時に見に行こうと思って、準備を整えておいたけど、まさか、こんな所で会えるなんて…どうする…?捕獲して私だけのものにして…駄目だ、それではロザリーと同じだ…!)
- 『V』シークレットシナリオ「想いの形」にて。ボン太くんはサリアにとっては異世界のマスコットなんだが、よく調べ上げているものである…。仮に彼女が捕獲したとして中身に絶句するであろうが…。
- 「ああ! ボン太くんが!!」
- 戦闘終了後、「まだ終わっていないわよ」と言った直後に校舎に逃げ去ったボン太くんを見て。素を出してしまったために直ぐ様アンジュに突っ込まれている。
- 「やっと二人きりになれたわね…。さぁ、始めましょう。プリティサリアンの
幻想王国 …。秘密のお茶会の幕が、今上がる」 - で、クリア時のシナリオデモにてボン太くんの元へプリティ・サリアンの恰好をしてやって来る。一体何をやっているのか…。
- 人によっては(作者つながりでか)『某ブリリアントパークのようだ』と例えられた事も。
- 「アンジュ! いつ、そんなハレンチな真似を…!?」
「ふ、不潔よ、アンジュ!」 - 1行目は西暦世界ルート第30話、2行目は通常ルート50話目での発言。
- アンジュとタスクの仲についての反応で、結構ウブな様子を見せてくれる。
搭乗機体
- アーキバス サリア・カスタム
- カスタマイズが施されたアーキバス。水色のカラーリングと百合の花のマークが特徴。
- クレオパトラ
- エンブリヲ側に就いてからの搭乗機。通信機能やレーダーが強化されている。
- ヴィルキス
- 第11話にて搭乗。しかし、適性が無かったのでアンジュのように乗りこなすことは出来なかった。
余談
- サリアの劇中での動向を見ると、「魔法を使えず人間扱いされないノーマである故に、魔法を使えられるようになって他者から憧れ愛されたい願望があるのではないか?」という考察も存在している。
脚注
- ↑ クロスアンジュTwitterオフィシャルアカウントにて掲載されたイラスト入り色紙に「Salia Tereshkova」と英語表記で書かれている。なお、本編では一切言及されないため実質、裏設定。
- ↑ オークションサイト(ヤフオク!、まんだらけオークションなど)で出品された設定資料の画像で判明。
- ↑ オークションサイト(ヤフオク!、まんだらけオークションなど)で出品された設定資料の画像で判明。
- ↑ オークションサイト(ヤフオク!、まんだらけオークションなど)で出品された設定資料の画像で判明。
- ↑ オークションサイト(ヤフオク!、まんだらけオークションなど)で出品された設定資料の画像で判明。
- ↑ サリア本人はこの趣味を知られる事が面子に関わるとして内心かなり恐れており、偶然秘密を知ったアンジュを暗殺しようとまでした程。
- ↑ 映像ソフト化の際に胸の大きさを修正されてもいる。
- ↑ 余談ながら、アンジュ(水樹奈々氏)およびヒルダ(田村ゆかり氏)の声優もまた、魔法少女キャラ(あるいは変身ヒロイン)を演じた経験が有る。
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