窮奇王

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窮奇王(Kyuukiou / きゅうきおう)

バラルに属する超機人の一体。古代中国の伝承に在る怪物「窮奇」を象った、翼を持った赤い虎のような姿をしている。

超機人の中でもとくに凶悪な「四凶」の一体であり、四神や応龍皇と異なり非常に生物的な姿をしている。また、四凶の共通点として、操者の肉体を喰らって稼働するというとんでもない特徴がある。そのため、一応操縦座は存在しているのだが、危なすぎて乗ることが出来ない。

地上戦のみならず空中戦をもこなす高い戦闘能力を持ち、接近戦を得意とする。

あまりの凶悪さから創造者ですら制御することが出来ず、かつては饕餮王・渾沌王・檮机王共々バラルを離反し敵対していたが、激戦の末に敗北。夏喃達によって枷をつけられ、使役されている。

登場作品と操縦者

OGシリーズ

第2次スーパーロボット大戦OG
40話「蒼炎の逆鱗」で初登場。ほぼすべての武器が特殊効果持ちという厄介極まりない敵。
スマートなデザインや高速感ある戦闘デモのおかげか、相方よりは人気が高い。

装備・機能

武装・必殺武器

凶尾光(きょうびこう)
尾の先から光線を放つ全体攻撃。これだけ特殊効果がない。
超音牙砕(ちょうおんがさい)
咆哮で敵を破砕する。攻撃ダウンの効果。
凶牙砕(きょうがさい)
高速で突撃し、食らいついた敵を岩山に衝突させ(この時岩山がずれる)、伸長させた爪で諸共切り裂く。装甲ダウンの効果。
邪王窮奇(じゃおうきゅうき)
宇宙ルート第54話で追加される最強技。衝撃波が遅れるほどの超高速で駆け抜けつつ翼を広げて飛行、敵の横を通り抜けた後遅れてやってきた衝撃波で打ち上げる。しかる後、凶尾光で刃を形成し、残像が残るほどのスピードで連続斬りを見舞い、地面に叩き落す。最後にその敵を突き刺して正面に運び、存分に捕食・咀嚼した後バラバラに引き裂く。

特殊能力

EN回復(中)
フルブロック
四凶邪視
ターン開始時、自分の周囲3マスの相手ユニットの気力-3。ファートゥムの「パッシーオ」と似たような能力。

サイズ

L

移動タイプ

空、陸
饕餮王と違い空が飛べる。

専用BGM

「暴虐の超機人」
専用曲。一応「我ニ敵ナシ」「雀・武・周・天」の系統の曲なのだが、全体的にダークな旋律が脅威をあおる。

対決・名場面など

VS龍虎王

関連機体

饕餮王