マリーダ・クルス

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マリーダ・クルス(Marida Cruz)

ネオ・ジオン残党軍「袖付き」に所属する強化人間のパイロット。ガランシェール隊に配備されているMSクシャトリヤに乗る。「ガランシェール」の艦長であるスベロア・ジンネマンを「マスター」と呼び付き従っている。

パイロットの実力は高く、限られた人間にしか扱えないクシャトリヤを乗りこなし、10機以上ものリゼル及びジェガン隊を単機でほぼ無傷で壊滅させている。また戦闘に関しては無慈悲なほど冷静だが、捕虜になったバナージに優しく接するなど母性を宿した一面も覗かせる。

彼女の素性についてだが、強化人間であり「マスター」と呼ぶ人物がいること、搭乗機がクィン・マンサの後継機、そして「12番目の妹」という表現があることから、ここから連想されるのは……

登場作品と役柄

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
初登場作品。本作では「プロト・プル・トゥエルブ」というクローンによるニュータイプの試作品の12番目の個体とされている。試作ということは次回作で完成品とその登場作品が参戦するのだろうか…?
最初は敵として登場するが、41話から45話までクェスとギュネイと共に自軍として参加する。しかし、46話で離脱するが、条件を満たすと愛機のクシャトリヤを置いて離脱する。

人間関係

スベロア・ジンネマン
「ガランシェール」艦長。彼を「マスター」と呼び付き従うが、それ以上の感情を抱いている。
オードリー・バーン
「袖付き」の要人。彼女の事は「姫様」と呼んでいる。
バナージ・リンクス
ユニコーンガンダムのパイロット。彼の初出撃の相手となった。また彼が捕虜になった際には優しく接している。
フル・フロンタル
「袖付き」首魁。彼との連携でユニコーンガンダムを捕獲する。
アンジェロ・ザウパー
同じ「袖付き」のパイロット。あまり彼から良い感情は抱かれていない。
ギルボア・サント
パラオでは彼の家族と同居しており、子供たちからも慕われている。
アルベルト・ビスト
宇宙空間に放り出されかけた彼を助ける。以後、彼は彼女に特別な感情を抱くようになる。

他作品との人間関係

ガンダムシリーズ

宇宙世紀シリーズ

グレミー・トト
彼女の最初の「マスター」。
エルピー・プルプルツープルシリーズ
彼女の「姉」にあたる人物たち。マリーダ自身はプルツーに近い冷静な性格だが、好戦的ではない。
ハマーン・カーン
彼女を倒すために生み出されたためか、ゲーム作品では互いに特殊な反応を示すことがある。また「ガンダムvsガンダム NEXT」ではハマーンは彼女を見て「グレミーめ…趣向を変えてきたか…」などという発言も。当時は姉たちと同じく小さかったはずなのだが…。
ギュネイ・ガス
クェス・パラヤ

アナザーガンダムシリーズ

ヒイロ・ユイ
互いに似たような性格であるためか、「ガンダムEXTREAM VS. FULLBOOST」では意気投合している。

名台詞

マリーダ「了解、マスター」
ジンネマン「マスターはよせ」
ジンネマンとの出撃時のやりとり。
「お前の言うことは間違っていない。正しい戦争なんてない。でも、正しさが人を救うとは限らない」
ティクバに「正しい戦争なんてあるものか」と言ったバナージに対して。
「アイスクリーム、かな」
バナージに好物は何かと聞かれて。意外ではあるものの、普通の少女と何ら変わらない一面を持つ。

迷台詞

「これの・・・味が苦手なんだ。手伝ってくれ」
「病人用で、体にはいいらしいんだが・・・とにかく不味い!」
ネェル・アーガマで出された病人食が不味かったらしく、バナージに一緒に食べるようせがむ。

搭乗機体・関連機体

クシャトリヤ
クィン・マンサの後継機。ほぼ彼女の専用機となっている。
量産型キュベレイ
過去に搭乗していた機体。彼女のトラウマともなっており、マーサにこの機体を見せられた時には発狂した。
バンシィ
再調整させられた上に、この機体のパイロットにされる。

余談

  • 担当声優の甲斐田裕子氏は、ゲーム「SDガンダムGGENERETION OVERWORLD」にて「新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT」(SRW未参戦)の登場人物であるソリス・アルモニア(2代目)を演じている。ちなみに彼女は双子の姉であり、性格はマリーダと比較して好戦的であったりと「妹」であるマリーダとは対照的である。

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