ゼナディーエは『スーパーロボット大戦K』の登場メカ。
概要
憑代に憑依した状態のガズムが搭乗する特殊人型機動兵器。
襤褸切れのマントを纏った悪魔ないし死神の姿をしているが、一番の特徴はそのボディを構成する構成素材の半分以上が実体を持つ精神的物質（=ル＝ゴボルの欠片）で、イディクスが保有する機動兵器の中でも一線を画している。また、その特徴を生かし、質量や大きさをある程度自由に操れる。
武装のほとんどは、マントから棺型のユニットを出現させてそれをぶつけるほか、構成している精神的物質を精神生命体として再臨させて魔術的な攻撃手段として扱っている。そのため、これに対抗できる手段を持つ機動兵器はほとんど存在しない。「欠片」で構成されているためか、ソルヴリアスの攻撃で憑代から引き剥がされたガズムが憑依したものの、その状態では能力は大幅に低下してしまい、トドメの「リグレット・バスター」を喰らってガズム共々消滅した。
その姿は宇宙のどこかに存在する生物を模したと言われているが詳細は不明。
登場作品と操縦者
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦K
- ガズム機として登場。
装備・機能
- 棺型のユニット（仮称）
- ゼナディーエが持っている兵装ユニット。これの内部は異空間となっており、そこから武器はもちろん、蝙蝠や死霊を召喚させるなど汎用性はかなり高い。なお、ゼナディーエ自身が羽織っているマントから手品のように出現しているため、これも精神的物質で構成されていると思われる。
- ストレンジャー・ストーム
- 棺から一つ眼のコウモリを無数に召喚し、敵をせん滅するMAP兵器。
- スティミュラント・スピリッツ
- 棺から角の生えた巨大な骸骨の死霊を召喚し、敵を噛み砕く。
- ディライト・ファルクス
- 棺から小さな鎌を二つ召喚して投げつけ、続いて禍々しい形をした大鎌で切り裂く。その後それを槍状に変形させ、突き刺した相手を投げ飛ばす。
- ミッドナイト・コフィン
- 召喚した棺をそのまま敵機にぶつけたのち、内部の異空間に取り込む。その中でストレンジャー・ストーム、スティミュラント・スピリッツ、ディライト・ファルクスの順で攻撃し、最後は棺を閉じて内部を爆破する。ガズムのカットインがあるが、最終面で欠片が搭乗しているものは機体のバストアップのみがカットインする。
移動タイプ
- 空・陸
- 飛行可能。
- L
機体BGM
- 「Edax-滅呼-」
対決・名場面
- VSソルヴリアス・レックス