アルテア
アルテア | |
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外国語表記 | Altair |
登場作品 | GEAR戦士電童 |
声優 |
中田和宏 野島健児(少年時代) |
デザイン | 久行宏和 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦R |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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異名 | 黒騎士 |
種族 | アルクトス人 |
性別 | 男 |
誕生日 | 3月28日 |
星座 | おひつじ座 |
年齢 | 35歳 |
出身 | アルクトス |
髪色 | ライトグリーン |
血液型 | A型(RH+) |
所属 | アルクトス王家→機械帝国ガルファ→GEAR |
役職 | 親衛隊長 |
称号 | 黒騎士 |
特技 | アルクトス流剣術「壱の太刀」 |
アルテアは『GEAR戦士電童』の登場人物。
概要
アルクトス王家の次期王位継承者で第一皇子、ベガの実兄。ガルファ皇帝の反乱に際し、凰牙で鎮圧に動くも返り討ちに遭い敗北。精神コントロールを施されガルファの一員となった。
仮面を被り、親衛隊長としてガルファ皇帝より単独行動を許され、騎士GEAR凰牙でデータウェポンの収集を任された。三機将のデータチップ達と共にDW回収を進めていたが、最初にセーブしたバイパーウィップ以降は失敗が続き、GEARの捕獲作戦に便乗する形でブルホーンをセーブしたものの、ベガとの対決の際に彼女に関する記憶が戻る。その記憶は、皇帝によって植え付けられた記憶とは相反するものであったため、混乱を起こして自滅しかかるも、皇帝によってアルデバランへ回収される。
その後、地下王宮にて「諸悪の根源は人間。ベガはその手先とされている」と洗脳内容を変更され、ラゴウ撃破と時期を同じくして螺旋城に戻る。その後はベガを「救出」すべく行動し、アルデバランへ連れ去る。奪還に追って来た電童と対決するも、元々彼を快く思っていなかった螺旋城の主の差し金により、ギガグルメイの砲撃を受け戦艦内部で重傷を負う。その直後、ベガが警備機獣に襲われるのを目にして完全に記憶が戻り、洗脳を打ち破って電童に協力。地上に降りた後はグルメイを共同で撃破するも、傷のために力尽きてしまう。
その後はGEARに保護され、療養に入ったが、脳内に深刻なダメージを負い昏睡状態だったが回復。病室で辞書などの地球の資料を研鑽後、GEAR本部内でゼロと激闘を繰り広げる。基地壊滅後、ガルファ時代の知識と経験を生かしたオブザーバーとして活躍。最終決戦では、フェニックスエールの導きで再び凰牙に搭乗。ベクターゼロを相手に激闘を繰り広げる。
ちなみに酒が苦手。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦R
- 本作中盤ではラウンドナイツに対して、物語開始前の事件を含む地球人が今まで行ってきた所業を痛烈に非難していた。
単独作品
- スーパーロボット大戦MX
- 中盤で洗脳が解けてその直後にスポット参戦をするがすぐには仲間にはならず正式に加入するのはラスト3話のみ。精神コマンドに鉄壁などは無いもののひらめきと必中を持っている上、気力を上げまくれば凰牙がフェニックスエールに変形でき、武器も非常に強力なのでラスボス戦でも十分に戦うことができる。前述の通り、加入が遅すぎるのが非常に残念である。
- なお、敵時はファイナルアタック時にカットインがあるが、実は「虹を越えて」では微妙に服が違う。
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- 本作では最初から味方としての設定で登場。仲間になるまでの経緯は後に振り返りイベント「Cosmic Chronicle 第7章」にて補完されている。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
『MX』では全パイロットでもトップクラスの能力を誇る。格闘・射撃・技量・命中と、大半の能力がトップ5入りを果たす超優秀キャラ。ただ、射撃に関しては活かす機会が全く無いのが残念と言えば残念か。
精神コマンド
- R
- 必中、気合、熱血、直撃、ひらめき、てかげん
- MX(MX PORTABLE)
- 必中、気合、ひらめき、直撃、熱血、てかげん
- 粒揃いだが「鉄壁」「集中」などの1ターンの間持続する防御系コマンドがないのが難点。凰牙は割と撃たれ脆い為、突貫すると撃墜される恐れも。
特殊技能(特殊スキル)
- R
- 底力L5、援護攻撃L1、援護防御L2、指揮L2、カウンターL4
- 敵対時は援護防御と指揮が無くなる。
- MX(MX PORTABLE)
- 底力L9、切り払いl9、援護攻撃L2、カウンターL9、リベンジ
- 見事なまでに敵を返り討ちにするラインナップ。ただし、凰牙は打たれ弱いので、活かしたければそれを補う必要がある。Eセーブを習得すれば、凰牙・フェニックスエールの必殺武器『雲噛・海鎚』の消費ENを抑えて戦える為、他のデータウェポンを使わないならば非常に有効。短い射程を補うと更に強い。
パイロットBGM
- 「W-Infinity」
- オープニング主題歌。『MX』における通常戦闘時のBGM。
人間関係
- ベガ
- 妹。
- 草薙北斗
- ベガの息子のため、甥にあたる。
- 草薙圭介
- ベガの夫のため、義弟にあたる。
- スバル
- ガルファ時代は兄弟として育てられる。
- コミカライズ版ではれっきとした兄弟だが、皇帝に反旗を翻した彼によって抹殺されることに。
- ガルファ皇帝
- 母国を滅ぼした仇敵だが、精神コントロールを受け主君と仰ぐ。
- 螺旋城の主
- 地球侵略に介入したことを不快に思われ、暗殺されそうになる。
- コミカライズ版では登場早々に彼を処刑し、螺旋城を有人操作の要塞にする。
- 機将ギガアブゾルート、機将ギガウィッター、機将ギガグルメイ
- 螺旋城の主と同様、不快感を抱かれる。
- ガルファ素体
- コミカライズでは将軍たちからの「アルテアが一般兵に降格された」という偽情報を鵜呑みにされ、彼?らから嘲笑される。
- ユーディクス
- 回想にて登場した人物、二刀流の師匠。
他作品との人間関係
スーパー系
- キラー・ザ・ブッチャー
- 『R』では共同戦線を張る。
- デューク・フリード
- 『MX(MX PORTABLE)』でのガルファ本星突入時、「贖罪」に固執する余り己の生命を省みないような真似は慎むよう、ロム共々彼から忠告を受けた事で、感謝の意を述べる。
- ロム・ストール
- 『MX(MX PORTABLE)』では洗脳されていた頃は好敵手だった。洗脳が溶けて和解してからも、お互いを認め合う関係である。
- ディオンドラ、デビルサターン6
- 『MX(MX PORTABLE)』では当初、彼らギャンドラーと共闘する形でDWの捜索を行なっていたが、互いに信頼関係は皆無。
ガンダムシリーズ
- ドモン・カッシュ
- 『R』では詭弁の数々を真っ向から彼に非難されるも、当のアルテアは自身も悪と自覚していた。
- 『MX(MX PORTABLE)』ではアルテアの仕掛けた罠に嵌り苦汁を舐めさせられる事もあったが、自軍入りを果たしてからは良好な関係を構築している。
- アレンビー・ビアズリー
- さしもの武将アルテアも、『MX(MX PORTABLE)』では彼女のノーベルガンダムに毒気を抜かれた模様。
- クワトロ・バジーナ
- 『MX(MX PORTABLE)』にて洗脳に苦しむアルテアが「妹」と口走った際に、強烈に反応した。
バンプレストオリジナル
名台詞
- 「よき未来…我らとて願ったものは、ただそれだけであったものを。ベガ…」
- 21話、螺旋城に帰還した時に。
- 「ならば、母に教えられてか…お前達が戦うは『この宇宙の平和の為』、と。故の戦いか、電童!そうまでして戦乱を呼ぶか…そうまでして血を好むか!愚かなる人間ども!!」
「電童が戦えばこの宇宙に未来永劫平和は訪れん。騙されての事とはいえ、己が息子までをもそんな闇へ落とすか…ベガ!」
「ベガはアルクトス星記4085年の戦いの折、生き別れし我が妹。敵にさらわれ、我らガルファこそが宇宙に仇なす者と教えられ、この戦いに身を投じた愚かな妹ぞ」
「その言葉信じ、電童が戦えばもはやこの宇宙、戦乱から救う術はない!ベガをこの様にした者こそが真の敵。これ以上過ちを犯すな、電童…ベガの息子よ、このままではお前達こそが全宇宙に戦乱を呼ぶ真の破壊者になろうぞ!」 - 23話、電童と対峙した時に。この時、アルテアの脳裏には幼い頃の…いや、ガルファ皇帝から施された偽りの記憶が浮かぶ。彼の一連の台詞を聞き終えた北斗と銀河は動揺、データウェポンとの契約が解除され、アルテアの元に渡ってしまう。
- 「ふっ、そう呼ばれる資格など私にはとうに無いものを…」
- 25話より。偽りの記憶が解け、真実を悟りベガを救ったアルテア。その際、仮面が砕け散り素顔があらわになる。「兄上」と呼ばれ、自嘲げに微笑む彼の瞳には涙が浮かんでいた…。
スパロボシリーズの名台詞
携帯機シリーズ
- 「地球人同士でさえ平和を築けぬものが、宇宙に出て何をする! 無用に戦乱を広げるだけだ。しかも相手が地球人ではないということで、痛む良心もない!」
ユリカ「そんなことありません!」
「ならば、お前たちが恐竜帝国やミケーネと戦うときは、ガルファやガイゾックと戦うときはどうだ? 相手が人間でないからと、良心が痛むことなく相手を壊し、殺しているのではないか!? いや、それが正義だと思っているのではないか!?」 - 『R』第21話「黒騎士と母の秘密」における、地球人を批判する際のやり取り。人間勢力と人外勢力の扱いが差に出てることを指摘し、ラウンドナイツの面々や銀河と北斗には効果覿面であり、唯一言い返せたのはドモンのみであった。
- 当のアルテアは(原作通りガルファ皇帝に洗脳されたとは言え)地球人はおろか、その人外勢力をまとめて滅ぼすため説得力はないものの、スパロボの在り方そのものに踏み込んだ貴重な台詞とも言える。
- それが関係しているのかは不明だが、後の作品では人外勢力を滅ぼすのではなく、「対話」でわかり合おうとする者達もいる。
単独作品
- 「中々の気迫だ。だが、乗っている機体がそれでは凰牙の敵ではない!」
- 第8話「CONFLICT」での、ヤシマ作戦時に於ける甲児との戦闘前会話で、TFOの非力さを看破する。とは言え、MXのTFOはパンチ力に欠けるものの優秀なユニットなので、凰牙を倒す事も不可能ではないが。
- 「この星へ来て、ガンダムなる機体とは何度か戦ってきたが…このような面妖なものまでいるとはな…!」
- 第25~27話「光に導かれし者達」)より、DW争奪戦でのノーベルガンダムとの戦闘前会話。まあ、見た目がセーラー服+金の長髪+武器がリボンなので分からんでもないが。ちなみに当然のごとくアレンビーの怒りを買った。
- 「同じだ…。目的を失い暴走する様はガルファと全く同じだ…!」
- 最終話「約束の地」より、エルデとの戦闘前会話。AI1こそが全てと言い切るエルデの姿に、自らを全ての支配者と豪語したガルファの姿が重なる。
搭乗機体
余談
- コミカライズではベガとの血縁やアルクトスの設定はなく、完全なガルファの一員。既に六体のDWを手中に収め、皇帝親衛隊の隊員としていた。予想以上の強さを持つ北斗と銀河に敬意を評し、DWを一組複製し、二人に譲渡して決闘を展開する。だが、電童に敗れたことで一兵卒へ降格させられ、出撃の機会がなくなる。最終決戦直前にはベガを奪取しようと息巻いていたが、共謀して皇帝に反旗を翻したスバルとゼロにより、ゼロ次元なる空間へ追放されてしまった。
- 元々は地上についたあと死亡する予定だったのが取りやめとなり、その煽りでスバルの設定が没になりかかったがこれも阻止された。これにより、物語後半では凰牙に北斗が搭乗することとなったが、DWの持ち味である「多面活用」を引き出せたために結果としては生存が良好に働き、更には最終回での名場面に繋がった。この「アルテア死亡」という展開はゲーム版で踏襲されている。