概要
創造神ギゾース・グラギオスの復活のためワッシャーがセウラントに開発させた超魔装機。機体の外観と名称はファングが幼少期に遊んでいたロボットの人形からきている。なお、この人形の大元は悪役ロボットなのだが、ワッシャー夫妻にはそれが分からず、うっかり買ってきてしまったという経緯がある。
破壊されてしまった精霊石の代わりとして大量の精霊を封じ込めてあるため、機体自体が精霊石と同等の存在と化している。結果、撃破された際には精霊石を破壊した時と同様の幻影現象が発生した。
登場作品と操縦者
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
- バゴニアルートの最後の敵。
装備・機能
- バイタルドレイン
- 広範囲殲滅兵器。黒い渦で身動きを封じた敵機の上空から紫の波動が降り注ぐ。「ドレイン」とあるが、吸収回復はない。
- 創命の大祀
- 腕部の光線兵器で創り出した巨大な光球を敵機にぶつける。
- 創世の儺
- 暴走後に使用可能になる「創命の大祀」の強化型。上空から転移してきた謎の球体を腕の光線砲で撃ち砕いてバラバラにした後、光線のエネルギーとそれらを練り合わせてふたつの巨大な球弾を生み出し敵機に投げ放つ。II以降の魔装機の例に漏れず、武装名が非常に読みづらい上、ワッシャーの発音が若干くぐもって聞き取りづらい。
- ちなみに「おにやらい」とは「追儺(ついな)」ともいい、平安時代の宮中で行われた鬼払いの行事のことである。
- MG回復(小)
- 魔装機神シリーズの特殊能力。無消費型の武器しかないため、不要な能力。
移動タイプ
- 空・陸
- 飛行可能。
- L
機体BGM
- 「巨大な闇」
- 汎用戦闘曲。
脚注
- ↑ グラギオス降臨のために機体内部に(おそらく大地系の)精霊をゲアスで封じ込めている。