ウタパル・アヴァリ

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ウタパル・アヴァリ(Utaparu Avari)

DC残党の一人。浅黒い肌を持つ青年。若くして部隊長を務める実力者。宗教上の理由から飲酒はしない。 白と赤で各部を彩ったガーリオンを操る。パイロットスーツも白。遠距離武器は装備せずクファンジャルと呼ばれる中東の刀剣に酷似した実体剣2本のみで戦っていた。FDXチームに敗れてからは左腕にジャマダハルを装備している。

インド地区でコンピュータ技師の父のもとで生まれ裕福な家庭で育った。両親の反対を押し切り空軍で要撃戦闘機のパイロットになる。空軍でオレグと出会い彼に誘われてDCに参加する。DCには更なる強敵と戦うために参加した。L5戦役ではアースクレイドル防衛に当たりエアロゲイターとは戦うことがなかった。

登場作品と役柄

OGシリーズ

スーパーロボット大戦OG 告死鳥戦記
主人公リェータ・ウィーバーのライバルとして登場。初めて遭遇した際、互角の戦いを繰り広げるが取り逃してしまう。二度目の遭遇では味方として共闘することとなった。


人間関係

オレグ・ナザロフ
旧軍時代からの先輩で戦友。ウタパルの独特な信念に共感する数少ない人物。オペレーション・プランタジネットを最後に二度と会うことはなかった。
リェータ・ウィーバー
ウタパルの戦った死者の正体。女性だったことに驚き、彼女のことをドゥルガー(戦の女神)と呼ぶ。
バン・バ・チュン
ノイエDCの中心人物。オペレーション・プランタジネットでは彼直属の部隊として戦った。

名台詞

「解脱しそこねた死者など、哀れなものだ。死者は死者らしく、眠らせてあげよう」
増援として到着する直前、離脱したFDXチームに対して。生まれ故郷では死は新たな生への旅立ちとされているため彼らに同情している。
「よく受けてくれた、それでこそ僕の試練となる!」
勝負を受けてくれたリェータの操るゲシュテルベンに歓喜して。
(両腕にクファンジャルでは攻撃に変化が少ない。一刀はジャマダハルに変えてみるのも良いかもしれん……)
FDXチームを取り逃して。彼が射撃武器を装備していればもしやという状況だったが彼のこだわりは変わらない。
「趣味と言われては心外です。僕にとって、武は己を鍛えるための修羅の道。単なる勝ち負け以上に尊ぶべきものが、そこにはあります」
オレグに語った戦いに対する考え方。オレグには趣味といわれるが不快なものではないらしい。
「面白い……これで僕も、死者の仲間入りというわけだ!」
FDXチームとの共闘になった際、リェータの発言を受けて。

搭乗機体・関連機体

ガーリオン
彼の愛機。パーソナルカラーに塗り接近戦用装備しかつけない。