マークハンター

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マークハンター(Mark Hunter)

コンパチヒーローシリーズのRPG『ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦』のオリジナルキャラ。黄金色のスーツを纏った姿のヒーロー。「薄汚い金目当てのハンター」を自称しており、その言葉通り、金のためならどんな汚い仕事も引き受け、裏切りなども平然と行う。

前作『ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス』のギリアム・イェーガーとは違い、彼自身の物語での重要度は低くあまり目立たない。だが、その行動の根底にある守銭奴的な性格や、劇中での自分勝手な行為に当時のプレイヤーは難色を示した。

ゲーム自体の知名度の低さもあり、一般に知られたキャラクターではなかったが、『無限のフロンティアEXCEED』にサプライズ参戦を果たしたことで一躍脚光を浴びることになった。ゲーム中では概ね以前の性格(守銭奴な部分など)はそのまま反映されているため、他のキャラクターから呆れられることもしばしばだが、能力は高く、味方にすれば頼りになる。

後述の通り『ガイアセイバー』登場時の彼に対する評判は芳しいものではない(と言うかそもそも『ガイアセイバー』自体の評判からして芳しくない)ので、『無限のフロンティアEXCEED』以降の活躍で汚名を漱ぐことが出来るかどうか期待したい。
また、『ガイアセイバー』の前日譚に当たる漫画版では「金を取り過ぎたから釣りを支払う」と嘯いてライダーに加勢したり、2号ライダーと友情を結ぶなど普通にかっこいいキャラとして描かれているので、そういった側面が今後描写されていくかという点にも注目である。

登場作品と役柄

ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦
序盤にスポット参戦した後、終盤で正式参戦する。前述の通り劇中では守銭奴の一面が強く、敵側で働いていた事もあった。さらに、シナリオ上仕方なかったとはいえ仮面ライダー2号(一文字隼人)を死なせる原因を作った事から当時のライダーファンから大バッシングを受けた(そもそも一文字隼人は原作で死亡しない為)。
無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ
何と事前告知なしの参戦を果たし、ファンを驚かせた。演じたのはジュドー・アーシタ藤原忍でお馴染みの矢尾一樹氏。やはり守銭奴な性格は相変わらずで、ハーケン・ブロウニングからは警戒されていた。2周目以降、トレイデル・ボーデンでの戦闘終了後に300000Gという破格の大金を支払う事によって支援キャラとして使用可能。一度仲間にすれば以降の周回プレイにおいては無条件で仲間にできる。支援攻撃の性能、支援補正共に優秀で、さらに15%の確率で切り札が発動する。条件は厳しいが是非とも仲間にしておきたい。なお、仲間にしようがしていまいが、EDのパーティーにはちゃっかり参加している。

ステータス設定の傾向

能力値・使用技

リボルバーライフル
パワースラッシュ
ファイナルエンド
武装全種を活用した乱舞攻撃。尚、支援技としては大型ライフルの名称である「カオティックシューター」が採用されているが、名称こそ違えど攻撃プロセスはほぼ同じ。
フレイム・ブリット
リボルバーライフルを掃射する複数攻撃。威力がかなり高い上に味方全体に攻撃してくる。熱血と併用して放たれるとかなり危険な状況に陥りやすく、危険度は高い。

精神コマンド

特殊技能(支援効果)

詳細は下記記事を参照。

パイロットBGM

「H.U.N.T.E.R」
マークハンターのテーマ。『ガイアセイバー』のメインテーマをアップテンポにアレンジしたものとなっている。

人間関係

ハーケン・ブロウニング
同じ賞金稼ぎ同士だが、行動理念は真逆。そのため、特にハーケンは彼と同類扱いされる事を快く思っていない。
アレディ・ナアシュ
殆どのパーティメンバーから良い感情を持たれてないマークに対して、アレディだけは対応が丁寧である事が多い。流石に修羅に雇われた際はかなり厳しい態度になっていたが。
琥魔
守銭奴同士、マークとは「気が合いそう」だと語っているが、一方で楠舞讃岐に雇われていた形になっていたはずのマークが賞金以上の金を出してくれるからと討伐対象のアグラッドヘイムに寝返っていた事に関しては「節操がない」と本気で呆れていた。
コウタ・アズマ
一時期マークと共に行動を共にしていたが、マークの寝返りに関しては呆れていた。
ルボール・ククルス
EDでマークを雇っている。

版権作品との人間関係

一文字隼人/仮面ライダー2号
ガイアセイバー』では前述の通り、彼を死に追いやる原因を作ってしまう。

名台詞

「俺の名はマークハンター。あんたらとは違って、薄汚ねえ金目当てのハンターさ」
『ガイアセイバー』時代から一貫している名乗り。『無限のフロンティアEXCEED』ではDVEになっている。
「俺を助けなきゃこいつはこんな目にあわなくてすんだんだ。…ほんと、ヒーローってのはお人よしだぜ。カッコつけすぎだ…まったくよぉ…」
『ガイアセイバー』での、ライダーキラーこと、洗脳された仮面ライダー2号との一騎打ちの際の一言。2号が洗脳されたのは、マークハンターを助けるために犠牲になったからであり、マークハンターもその件に関しては負い目を感じていた。この台詞には助けられた借りを、倒すことで返すしかない彼の悲哀が込められている。