スーパーロボット大戦OG 告死鳥戦記

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  • ストーリー:竹田裕一郎
  • キャラクターデザイン・挿絵・メカデザイン:八房龍之介
  • 模型製作・メカデザイン(ゲシュテルベン):NAOKI
  • 監修:寺田貴信
  • 掲載誌:電撃ホビーマガジンbis

概要

L5戦役後の新西暦187年、DC残党がアフリカ大陸中央部のアースクレイドルを拠点としていたOG2の始め頃の時代が舞台の小説。

登場人物

地球連邦軍

FDXチーム

ヴェスナー
中尉。33歳。FDXチームの部隊長。搭乗機はゲシュテルベン1号機(RPT-007S1)。
リェータ
主人公。少尉。25歳。女性。搭乗機はゲシュテルベン2号機(RPT-007S2)。コールサインはフューネラル2。
DC戦争以前は高高度戦闘機のパイロット。アーマード・モジュール小隊の隊長に就任してL5戦役ではガーリオンに搭乗。L5戦役で弟を失っている。
オーセニ
中尉。36歳。巨体。ヒゲ。元コロニー統合軍士官。搭乗機はガーダイド1号機(RAM-006D1)。
ジマー
少尉。21歳。アフロ。元DC士官。搭乗機はガーダイド3号機(RAM-006D3)。物語開始1ヵ月前の作戦でガーダイド2号機がパイロットごと失われたため、新しくチームに配属された。
ラルカ
クレーエを自動操縦するAIロボット。10歳ぐらいの少年の声をしたAIが搭載されている小型サポートロボットでなおかつ開発者不明ということでOGシリーズにはまだ登場していないエルマを彷彿させる。エルマが登場するための理由付けとも考えられるが…

FDXプロジェクト

ダン・ワッツ
技術者。ダニエル・インストゥルメンツ社技術統括本部の本部次長。FDX計画の主導者。本人曰く、「技術者としては二流だが社内政治には自信あり」。FDXチームを語る「死者」の戦場伝説は彼の個人的趣味によって演出されている。
ゴート
大佐。特務艦コルヴォニードの艦長。旧西暦時代から続く海軍家系の出。

アビアノ基地

カルロ・サッキ
少将。アビアノ基地司令。軍内の守旧派・革新派どちらにも傾かず、中道に身を置く人物。

その他

フォリア・エスト
クライ・ウルブズ。アビアノ基地にて黒い外套をまとったFDXチームとすれ違う。
ヒューゴ・メディオ
同上。
イアン
故人。リェータの弟。L5戦役のオペレーションSRWにて、ノーマン・スレイ少将の乗る旗艦グレートアークと共に戦死。

DC残党

ヤンゴ
二等兵。戦車兵。フュルギア部隊に居たが、ゲシュテルベンの襲撃により戦死。
ガルドン
軍曹。同上。
ウタパル・アヴァリ
中尉。
バン・バ・チュン

登場メカ

地球連邦軍

FDXチーム

RPT-007S ゲシュテルベン
量産型ゲシュペンストMk-IIのカスタマイズ機。正式名称(試作コードネーム)は「量産型ゲシュペンストMk-IIシュテルベン」。
RAM-006D ガーダイド
ガーリオンのカスタマイズ機「ガーリオン・ダイド」。
コルヴォニード
300メートル超の大型原子力空母を改装した特務艦。4基あったリニアカタパルトはクレーエ射出用に大きな1基に改修されている。
クレーエ
100メートル弱の巨大な高速飛行PTキャリア。テスラドライブとブースターにより超音速飛行すると、ソニックブームで鳥のような鳴き声が響き渡ってしまう問題がある。
投下ポッド
棺桶型。クレーエから4つ投下する20メートル級のPT・AM用降下ポッド。ハイブリッドアーマー製で内部は衝撃緩和用のジェルが詰められている。
多目的ユニット
十字架状。4機と共にクレーエから4つ投下される。こちらも高さ20メートル程度。通信・索敵・照準を妨害する電子戦拠点、武装供給拠点、耐弾壁として用いる簡易トーチカ。

その他

RPT-007 量産型ゲシュペンストMk-II
RAM-004 リオン
RAM-004L ランドリオン
RAM-006 ガーリオン

DC残党

MHT-27 フュルギア
DCAM-004L ランドリオン
DCAM-005 バレリオン
ライノセラス級陸上戦艦

用語

FDXチーム
地球連邦南欧方面軍アビアノ基地司令直属の特殊作戦部隊。隊員は書類上で戦地行方不明扱いとしており、基地内では司令室とコルヴォニード以外は、黒尽くめの外套で身を隠している。クレーエの鳥の鳴き声のような飛行音と共に、十字架型のユニットと棺桶型の降下ポッドが投下されるため、告死鳥と棺桶から現れる死人として戦場伝説になっている。
ダニエル・インストゥルメンツ
旧西暦時代からある銃器メーカー。EOT由来のビーム兵器などの技術を採用せず、安価な打撃兵器・実弾兵器を開発しており、M950マシンガン、M13ショットガン、レクタングル・ランチャー、コールドメタルナイフ、スプリットミサイル、などを製造。

資料リンク

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電撃ホビーマガジン2012年8月号で第1話の後半部分のみ抜粋掲載、bisの2012年8月号で第1話完全版が掲載され連載開始。