シエーナ・ルドランティス

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シエーナ・ルドランティス
登場作品

魔装機神シリーズバンプレストオリジナル

デザイン 渡邊亘
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プロフィール
種族 ラ・ギアス人
性別
年齢 60歳以上
出身 シュテドニアス連合国
所属 練金学協会
役職 「練金学協会」シュテドニアス連合支部代表
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シエーナ・ルドランティスは「魔装機神シリーズ」の登場人物。

概要

ナザン大陸北西部に工房を構えたシュテドニアスを代表する天才練金学士。

魔装機分野ではギルドーラシリーズの設計を担当している。ギルドーラIIに搭載された改良型「プラーナ・コンバーター」のほか、魔装機と操者のプラーナ(気)の同調率を高める「プラーナ増幅装置」に加え、魔装機神ガッデスのために開発した操者のプラーナを回復させる「ウルザルブルン」などから、魔装機技師としてプラーナ及びプラーナ補助技術に着目していることがみてとれる。

一見妙齢の女性にみえるが、それは「若返り」の魔法(アンチエイジング)で容貌を20代の頃の姿に保ったもの。そのため良くも悪くも年相応に動かない。 旺盛な好奇心で周囲を振り回す自己中心的なところが目立つものの、言動自体は常に倫理的で世界を想う思慮にあふれている。人付き合いを嫌う偏狭さとも無縁で、マイペースさではテュッティ、俗っぽさでマサキと通ずるところがある。

その一方でウェンディ以上に歳を気にしており、血気盛んでやや向う見ずな気性も手伝ってか、それを指摘されると激昂してしまう。

結い上げてまとめた長い後ろ髪を頭頂部から垂らしてみせる奇抜な髪形を好んでおり、何から何まで独特な風采の持ち主。

登場作品と役柄

魔装機神シリーズ

スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
キョウメイの設定と戦闘前会話で存在を示唆されている。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
シュテドニアスルートで顔見せ。DLCキャンペーンマップにもその姿をみせる。彼女の開発した「プラーナ増幅装置」が新たな混乱を呼び込むことになる。

人間関係

マサキ・アンドー
サイバスターの操者。好みのタイプ。

神聖ラングラン王国

セレマ・ゼオラ・オクスティン
ゼノサキス南宗家に仕える少女。IIIではメイドをメードと言うシエーナにオバさんと言いかけたが、サンドリーブ姉妹に止められた。
ロスポール・ザン・ウェルバー
ゼノサキス南宗家に仕える老執事。彼のことを気に入って口説いている。

アンティラス隊

テュッティ・ノールバック
初対面時、成り行きで研究中の「プラーナ増幅装置」をガッデスに搭載した。その後も交流を持ち、ポゼッションについての相談を受けた。
レミア・ザニア・ヴァルハレヴィア
彼女がヤンロンを意識している事をからかったが、それに頭にきたレミアに「デリカシーのないオバハン」と言われてシエーナも切れ、喧嘩に発展してしまう。
ホワン・ヤンロン
レミアを介して交際がある。
ミオ・サスガ
シエーナを「変な髪型の若い美女」と認識している。続編で年齢の話題に触れて怒髪天を衝かせる伏線だろうか?
ウェンディ・ラスム・イクナート
ラングラン王室アカデミーを代表する練金学士。シエーナを尊敬している。
セニア・グラニア・ビルセイア
ラングランの王女。魔装機技師としてシエーナを慕っている。ルートの関係で直に顔をあわせたことはない。
ポーシャ・ザニア・ベリファイト
歴戦の艦長である彼女とは旧知。同年代でありタメ口を叩き合う仲。30年程前におきた「メディーナ紛争」で敵味方に分かれて争ったことがある。

シュテドニアス連合国

レッフェン・ダスドレーシュ
彼よりも一回り年上で、シエーナ姉と呼ばれている。信頼関係は強くシュテドニアスでのいざこざで彼を頼ったり、アンティラス隊との仲立ちをすることもある。
ニコ・サンドリーブリコ・サンドリーブ
魔装機神IIでキョウメイをカスタマイズした。
ロヨラ・ブラックバーン
新型プラーナ増幅装置を欲する彼に狙われていた。

テロリスト

エリック・グレゴリック
彼から自分のカスタマイズした魔装機を見せられそうになる。しかし彼がシエーナをもっと老けた外見だと思っていたのを知り怒ってしまう。

名台詞

魔装機神III PRIDE OF JUSTICE

「ま、機密を隠すには機密の中と思って」
ガッデスに新型プラーナ増幅装置の試作型を取り付けた理由。結局隠すことはできなかったが。
「……あんた達、あいつらを1人たりとも生かして帰すんじゃないよ!」
エリックから年齢の話をされて。ついさっきまでニコニコしていたのにこれである。
「なんでって……面白そうだったからに決まってるじゃない」
レミアの相談に乗った理由。ちなみに面白そうと思ったのはレミアがヤンロンに惚れていると思ったかららしい。これを明かしたことで更にレミアを怒らせることになった。
「器用なこったね!その小さいのにでっぱりの多い体型で、よく相手に組み付けるもんさ!」
レミアからオバサンと呼ばれて言い返して。この発言で大喧嘩に発展してしまう。
「どうせ隠居ジジイが1人でいたって、辛気臭い事をウジウジ考えるくらいしかやる事もないんだろ?」
「それとも何かい?私1人も護れないほど腕も体も錆びついちまったのかい」
レッフェンの元で世話になることを勝手に決めて。この言われようにレッフェンも承諾せざるを得なかった。
「こんな事もあろうかと、例の装置に発信器を付けておいたのさ」
新型プラーナ増幅装置の試作型を盗み出したロヨラの居場所をつかめずにいるアンティラス隊に対して。こんな事もは科学者のサガなのだろうか。
「……練金学士も似たようなもんさ。目先の結果だけを見るなら、公開した方が良い禁忌はごまんとある。けど、それを公開しちまうと、もっとも大切なものが失われてしまう。練金学の良心、というものがね」
ロヨラを治療したことを悩むレミアに対して。結果だけで判断するのではなく自分の良心も重要だと語る。