テストパイロット

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現実の現代世界においては新しく開発された航空機の試験飛行を行い、そのデータを測定する役目を担うパイロットの事を主に指し、民間機を別とすれば基本的には軍か軍需産業に属している。

無論、危険が伴う任務でありパイロットとしての高い技量も必要とされる職務。 故にロボットアニメでは「実戦経験は無いが、潜在能力や技量は高い」という主人公パイロットの実力の素地を設定しやすい。

ロボットアニメにおいては主に軍を舞台としたリアルロボット物に何度か登場する言葉で、『ガンダムシリーズ』でいうMSMAといった機動兵器のテストを行う役目を担い、他の作品もそれに準じている。

なお、スーパーロボット系のテストパイロットは活躍しない事が多く、時にはそれだけで死亡フラグに直結する事もある。

特に、バンプレストオリジナルのキャラクターは、テストパイロット設定のキャラクターがかなり多いのが特徴である。

主なテストパイロット

ガンダムシリーズ

アイナ・サハリン
ギニアスが開発したアプサラスシリーズのテストパイロットを担当した。
クリスチーナ・マッケンジー
実戦経験が無いNT-1アレックスに戦闘プログラムを入力する事[1]が彼女の本来の役割なのだが、人員不足のためテストパイロットも兼任している。
NT-1アレックスのテストパイロットを担当。
コウ・ウラキチャック・キース
トリントン基地所属のテストパイロット。
クロノクル・アシャー
シャッコーのテストパイロットを担当。
マーベット・フィンガーハット
Vガンダムのテストパイロットを担当。
アサギ・コードウェルマユラ・ラバッツジュリ・ウー・ニェン
M1アストレイのテストパイロットを担当。だが、別に技量が高いわけでもないらしく、イライジャに実力を酷評され、見かねた劾がM1アストレイのOSの改良(キラが改良したOSのさらに最適化)を行ってしまう始末であった。
ジラード・スプリガン
恋人と共にGバウンサー・デオスのテストパイロットを担当。しかしこの時の事故が原因で恋人と死別、自身も重傷を負い、その後の連邦軍の対応から連邦軍を見限りヴェイガン側に寝返る事になる。

マクロスシリーズ

ロイ・フォッカー
VF-1 バルキリーのテストパイロットを務める。
イサム・ダイソン
YF-19のテストパイロットを務める。
ガルド・ゴア・ボーマン
YF-21のテストパイロットを務める。軍所属のイサムとは違いゼネラル・ギャラクシー社からの出向で、イサムのYF-19と争うことになる。

その他

ゼット・ライト
オーラバトラーの設計作業を行いながら、自身もテストパイロットを務めた。
式波・アスカ・ラングレー
EVA3号機のテストパイロットを務める。
神崎すみれ
光武の前身となる霊子甲冑「桜武」のテストパイロットを務め、それまで屈強な軍人のテストパイロット達すらできなかった同機の起動に成功する。

バンプレストオリジナル

ファング・ザン・ビシアス
ラ・ギアス人でありながら強いプラーナの持ち主であるため、LOE第一章では魔装機のテストパイロットを務めていた。
ティール・カーヴェイ
ヴァルシオーガのテストパイロットを務める。
アイビス・ダグラス
スパロボでは珍しい純粋なテストパイロット(他は実戦を想定してのパイロットばかり)。
ツグミ・タカクラ
スレイ・プレスティ
クスハ・ミズハ
カルヴィナ・クーランジュ
カチーナ・タラスク
志願してR-GUNのテストパイロットをした事がある。
キョウスケ・ナンブ
ビルトラプターのテストパイロットをしていた。
ラミア・ラヴレス
ヒューゴ・メディオ
セツコ・オハラ
「シューフィッター」と呼ばれるテストパイロットであり、上記のクリスと境遇が良く似ている。
アニエス・ベルジュジン・スペンサー
当初はライオットBライオットAのテストパイロットだったが、後に功績が認められ正式パイロットに昇格。

関連用語

パイロット
サブパイロット
パイロットスーツ

脚注

  1. 一般的に「シューフィッター(靴の調整師)」と呼ばれる仕事である。