「バッシュ」の版間の差分

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2016年4月16日 (土) 09:14時点における版

バッシュ(Bat-Shu)

ポセイダル軍が使用するA級ヘビーメタル。鎧武者を彷彿とさせる厳ついデザインが特徴的。

高出力かつ運動性能も高い機体で、汎用性に関しては他のHMの追随を許さない。ギャブレーが最初に乗り込んだA級HM且つ最後に乗り込んだHMでもある。

劇中で登場するバッシュはすべてポセイダル軍が製造したレプリカで、コアム王朝が所有していたとされるオリジナルの所在は不明。希少なA級HMの中でもそれなりの数が量産されており、劇中では十数機が登場している。

登場作品と操縦者

旧シリーズ

第4次スーパーロボット大戦
シナリオ「ポセイダルの野心」でオリビーが乗ってくるが、説得に成功するとオリビーと共に入手できる。しかし、そのシナリオが終わると強制廃棄になる。またセリフ内でカルバリーテンプルと間違って呼ばれている。
第4次スーパーロボット大戦S
基本的には『第4次』と同じだが、本作の仕様により説得した途端武器改造は初期化される。一方セリフの間違いは修正されている。
スーパーロボット大戦F
マップ兵器をガンガン使ってくるので、2機以上直線で近づかないこと。友軍が範囲内にいると撃ってこない。
スーパーロボット大戦F完結編
隠し要素でポセイダルルートでギャブレーを説得すると、自軍ユニットとして使えるようになる。機体・武装共に9段階改造されている為、ギャブレー共々即戦力となる。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT
ギャブレーを説得すると、ハッシャ・モッシャが乗って仲間になる。そのほか、シナリオ終了時にランダムで手に入る。能力はそれなりだが、味方HMには化け物攻撃力を持てるエルガイムがいるので目立たない。

単独作品

スーパーロボット大戦GC
ポセイダル軍の中堅機体として登場し、一般兵搭乗機は捕獲して自軍でも運用可能。また、サブシナリオでも入手できる。序盤に何度か戦えるほか、中盤以降数多く登場するため捕獲のチャンスに事欠かない割には機体性能は高く、合体攻撃が無いことを除けばエルガイムと同じような使い方が出来るため、改造次第で自軍での運用にも十分耐える優良機である。アムレッシイなど、最初は機体に恵まれないエルガイム系パイロットに配備してあげよう。射程Mk-IIなどに譲るが、フル改造時には改造段階の差で、ひそかにバスターランチャーの攻撃力が入手可能なHMの中では最も高くなる(Mk-IIと同率)。
またギャブレーが味方になる際これに乗ってくるが、捕獲したものよりデフォルトの攻撃力が高い分、フル改造時はマップ兵器版バスターランチャー以外は捕獲版より僅かに低い。
スーパーロボット大戦XO
ネイオージェと、アントンヘッケラーのバッシュ両機との合体攻撃が組まれた。発動に関してはオージェから。なお、(これはGCでも言えることだが)本作のストーリー展開の関係上、序盤で本機と何度か交戦した後は、中盤の終わり頃までずっとヘビーメタルと戦う機会自体に恵まれないため、序盤に本機を捕獲しそこねると、エルガイム以外はアローンディザードぐらいしかエルガイム系パイロットに乗せる機体が無いこともありうるので、アムやキャオを使うつもりならば是非序盤に捕獲しておきたい。
スーパーロボット大戦Operation Extend
ポセイダル正規兵が乗ってくる他、ギャブレーが乗るボス仕様のものが存在。ISTOの雑魚機体としては固い方。
エネルギー・ボンバーにスタン、大刀セイバーに押出の特性が付いており、反撃しにくくなっている。また、バスターランチャーは移動後使用不可だが対艦特性が付いているので、母艦に近づけないようにしたい。

関連作品

バトルコマンダー 八武衆、修羅の兵法
日出族の指揮官の1人として登場。武衆はガンナー。
マップ兵器「バスターランチャー」を持つ。
リアルロボット戦線
基本的には敵機だが、ハマーン・ロシュルートのみ、ワザンを説得すれば入手できる。
また特定のマップで性能の若干異なる特別バージョンも登場するが、こちらは入手できない。

装備・機能

武装・必殺武器

ミサイル
バインダーに内蔵されている。
セイバー
バッシュが使用するセイバーは「太刀セイバー」と呼ばれ、通常型より出力が高い。
スロウランサー
両腰から短刀型セイバーを放出する。
Sマイン
シールド裏側に装着された小型爆弾。磁石により貼り付けて爆破する。
エネルギーボンバー
右腕に装着された5連装のエネルギー弾。
パワーランチャー
両肩に内蔵している。
バスターランチャー
ヘビーメタルが所持する武装では最大級の兵器。モードを「バスター」「ランチャー」と使い分ける。特に「バスター」では広範囲に敵機をなぎ払うほどの威力がある。バッシュはこの兵器との相性が良く、「バスターランチャー」と言えば即座に「バッシュ」と答えるファンもいる。マップ兵器扱いだが、GCやXOでは単独兵装として使える。
なお、エルガイムMk-IIが使用するバスターランチャーは、整備不良で遺棄された本機のバスターランチャーを再調整して使用している。
バインダー
バリアシステムを装備した盾。エルガイムの物と同じく打突用としても使用可能。

特殊能力

剣装備、盾装備
切り払いシールド防御を発動する。
ビームコートツインメリットコーティング

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

M

機体BGM

「エルガイム -TIME FOR L-GAIM-」
「進撃エルガイム」
「気高き魂」
OEでギャブレー機のBGMとなるスパロボオリジナル曲。

余談

  • デザインを担当した永野氏のイメージでは真っ黒な機体だったが、TV画面では分かりづらいので紺色になった。「ファイブスター物語」ではバッシュ・ザ・ブラックナイトとしてリファインされ、イメージ通りの黒一色の機体になっている。
  • TVで初登場した時には、間接の隙間から僅かなオイルが零れ出る描写や、エルガイムにパンチを食らわせた時の内部構造が描かれるなど、気合の入った作画となっていた。
  • エルガイムとは基本フレームが共通しているという裏設定があり、装甲をエルガイムと同じものに換装して偽エルガイムになる話も企画されたがボツになった。
    • この企画がボツになった事を永野氏は相当悔しかったと語っており、後に自身の漫画「ファイブスター物語」に登場するロボット・モーターヘッドで装甲の換装を実現させている。
    • 放送当時発売されたプラモデル同梱の解説書にも「基本設計はエルガイムと共通点が多いが、性能的には完全に勝っており、ヘッドライナー(操縦者)の能力が同じならエルガイムに100%勝てる」とある。

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