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その正体は、[[プロトカルチャー]]が人類に遺伝子操作を行った際に残しておいた監視システムであり、人類が[[宇宙]]に進出する段階に至ったとき、人類が好戦的な種に進化していた場合は消去するという使命を負っていた。マヤン島の巫女である[[サラ・ノーム]]と[[マオ・ノーム]]は鳥の人を起動・制御する鍵であった。 | その正体は、[[プロトカルチャー]]が人類に遺伝子操作を行った際に残しておいた監視システムであり、人類が[[宇宙]]に進出する段階に至ったとき、人類が好戦的な種に進化していた場合は消去するという使命を負っていた。マヤン島の巫女である[[サラ・ノーム]]と[[マオ・ノーム]]は鳥の人を起動・制御する鍵であった。 | ||
− | + | マヤン島沖に頭部と胴体部に分かれて沈んでいたが、胴体部は地球統合軍に回収され、頭部とともに「AFOS(エイフォス)」というコードで呼ばれていた。オペレーション・イコノクラスムのもと統合軍は調査を続けていたが、頭部は反統合同盟軍に回収された。その後両軍の戦闘中に[[工藤シン]]の[[VF-0 フェニックス]]が落ちていくのを見たサラによって起動し、圧倒的な破壊力を振るうが、シンの決死の行動によってサラが意識を取り戻し攻撃をやめる。しかし、オペレーション・イコノクラスムの真意である「鳥の人が制御不能になった場合はこれを破壊する」という目的に従い、統合軍は反応弾を使用。マヤン島全域に被害が及ぶと思われたが、サラは鳥の人の力で反応弾の爆発を吸収し、伝説さながらに空の彼方へと消えていった。 | |
鳥の人に関する一連の事件いわゆる「マヤン島事変」は[[黒歴史|歴史からは抹消されていた]]が、『[[マクロスF]]』の時代には情報が公開されており、本事件を元にした[[劇中劇|映画『BIRD HUMAN -鳥の人-』]]が撮影されるなど、人々に広く知られている。また、同作で鳥の人の姿はかつてプロトカルチャーが畏れ憧れた「[[バジュラクイーン]]([[バジュラ]])」を模したものとされている。 | 鳥の人に関する一連の事件いわゆる「マヤン島事変」は[[黒歴史|歴史からは抹消されていた]]が、『[[マクロスF]]』の時代には情報が公開されており、本事件を元にした[[劇中劇|映画『BIRD HUMAN -鳥の人-』]]が撮影されるなど、人々に広く知られている。また、同作で鳥の人の姿はかつてプロトカルチャーが畏れ憧れた「[[バジュラクイーン]]([[バジュラ]])」を模したものとされている。 | ||
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:本作においては「鳥の人」は最重要の存在の一つである。原作終了後に[[アクシズ]]軍にサラやシンと共に拿捕され、劇中中盤には[[ハマーン・カーン|ハマーン]]によって一度は復活するも、[[Aフォース]]との戦闘の末破壊される。同作においてはその頭部に[[オリジン・ユニット]]が搭載されているというオリジナル設定が為されており、その頭部を狙って[[キャンベル星人|キャンベル軍]]などの多くの勢力が動いている。最終的には[[シュウイチロウ・ユキムラ|ユキムラ]]の手に渡り、オリジン・ユニットは[[アゾエーブ]]に組み込まれ、「鳥の人」の力は、「アゾエーブ」という形で復活、その力はユキムラによって使役され、物語の最終局面にて'''「全ての[[平行世界]]の破滅」'''という最悪の形で発現する事になる。 | :本作においては「鳥の人」は最重要の存在の一つである。原作終了後に[[アクシズ]]軍にサラやシンと共に拿捕され、劇中中盤には[[ハマーン・カーン|ハマーン]]によって一度は復活するも、[[Aフォース]]との戦闘の末破壊される。同作においてはその頭部に[[オリジン・ユニット]]が搭載されているというオリジナル設定が為されており、その頭部を狙って[[キャンベル星人|キャンベル軍]]などの多くの勢力が動いている。最終的には[[シュウイチロウ・ユキムラ|ユキムラ]]の手に渡り、オリジン・ユニットは[[アゾエーブ]]に組み込まれ、「鳥の人」の力は、「アゾエーブ」という形で復活、その力はユキムラによって使役され、物語の最終局面にて'''「全ての[[平行世界]]の破滅」'''という最悪の形で発現する事になる。 | ||
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2014年10月28日 (火) 07:34時点における版
鳥の人(Bird-Human)
マヤン島の伝承に登場する生物。人類を生み出した存在であり、鳥の人が目覚めて滅びの歌を歌うと世界が滅亡するといわれている。
その正体は、プロトカルチャーが人類に遺伝子操作を行った際に残しておいた監視システムであり、人類が宇宙に進出する段階に至ったとき、人類が好戦的な種に進化していた場合は消去するという使命を負っていた。マヤン島の巫女であるサラ・ノームとマオ・ノームは鳥の人を起動・制御する鍵であった。
マヤン島沖に頭部と胴体部に分かれて沈んでいたが、胴体部は地球統合軍に回収され、頭部とともに「AFOS(エイフォス)」というコードで呼ばれていた。オペレーション・イコノクラスムのもと統合軍は調査を続けていたが、頭部は反統合同盟軍に回収された。その後両軍の戦闘中に工藤シンのVF-0 フェニックスが落ちていくのを見たサラによって起動し、圧倒的な破壊力を振るうが、シンの決死の行動によってサラが意識を取り戻し攻撃をやめる。しかし、オペレーション・イコノクラスムの真意である「鳥の人が制御不能になった場合はこれを破壊する」という目的に従い、統合軍は反応弾を使用。マヤン島全域に被害が及ぶと思われたが、サラは鳥の人の力で反応弾の爆発を吸収し、伝説さながらに空の彼方へと消えていった。
鳥の人に関する一連の事件いわゆる「マヤン島事変」は歴史からは抹消されていたが、『マクロスF』の時代には情報が公開されており、本事件を元にした映画『BIRD HUMAN -鳥の人-』が撮影されるなど、人々に広く知られている。また、同作で鳥の人の姿はかつてプロトカルチャーが畏れ憧れた「バジュラクイーン(バジュラ)」を模したものとされている。
登場作品と操縦者
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- 本作においては「鳥の人」は最重要の存在の一つである。原作終了後にアクシズ軍にサラやシンと共に拿捕され、劇中中盤にはハマーンによって一度は復活するも、Aフォースとの戦闘の末破壊される。同作においてはその頭部にオリジン・ユニットが搭載されているというオリジナル設定が為されており、その頭部を狙ってキャンベル軍などの多くの勢力が動いている。最終的にはユキムラの手に渡り、オリジン・ユニットはアゾエーブに組み込まれ、「鳥の人」の力は、「アゾエーブ」という形で復活、その力はユキムラによって使役され、物語の最終局面にて「全ての平行世界の破滅」という最悪の形で発現する事になる。
単独作品
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- 『マクロスゼロ』は未参戦だが、名前のみとして幾つか語られる他、クランがライディーンを見て鳥の人を思い浮かべる場面も。
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