「エラン・ゼノサキス」の版間の差分

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:一方で本編ではルート選択によっては主役となり、ソーンとの対峙やゼノサキス家の暗部を知ることなどでの葛藤を経て人間的に成長していく姿が描かれる。
 
:一方で本編ではルート選択によっては主役となり、ソーンとの対峙やゼノサキス家の暗部を知ることなどでの葛藤を経て人間的に成長していく姿が描かれる。
 
:このように前作と比べると、真面目な意味でもコメディ的な意味でも人間性の弱みが多く描写されているが、ゼルヴォイドの性能のみならず本人の能力も高く、終盤には真のポゼッションも習得。これに加えてデフォルトで魂を持っているため、その攻撃力は作中屈指のものとなる。なお、前作で突然現れなくなった理由も明かされる。
 
:このように前作と比べると、真面目な意味でもコメディ的な意味でも人間性の弱みが多く描写されているが、ゼルヴォイドの性能のみならず本人の能力も高く、終盤には真のポゼッションも習得。これに加えてデフォルトで魂を持っているため、その攻撃力は作中屈指のものとなる。なお、前作で突然現れなくなった理由も明かされる。
:前作でマサキに散々突っかかってきたものの、ゼルヴォイドの操者としての自覚はしっかりしており、ソーンがゼルヴィリオの扱いや神祇無窮流を都合よく拡大解釈して邪神の力に手を染めたときは憤慨していた。また、マサキを狙っていたのは神祇無窮流奥義である夢想千鳥舞を習得するためだったことが明かされる。曰く「真伝・乱舞の太刀」に似ており、それを受けることで真髄を学び取ろうとしていた模様。ちなみに、マサキも同様にして習得したらしい。
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:前作でマサキに散々突っかかってきたものの、ゼルヴォイドの操者としての自覚はしっかりしており、ソーンがゼルヴィオリアの扱いや神祇無窮流を都合よく拡大解釈して邪神の力に手を染めたときは憤慨していた。また、マサキを狙っていたのは神祇無窮流奥義である夢想千鳥舞を習得するためだったことが明かされる。曰く「真伝・乱舞の太刀」に似ており、それを受けることで真髄を学び取ろうとしていた模様。ちなみに、マサキも同様にして習得したらしい。
  
 
== パイロットステータス設定の傾向 ==
 
== パイロットステータス設定の傾向 ==
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:父親。神祇無窮流師範。規律や道徳に厳しく、不正や怠慢を許さない人間であるらしい。エランは父親の事をあまり語る機会がないが、ソーンが祖父共々悪し様に語った時に激高して否定するなど、尊敬していたことが伺える。
 
:父親。神祇無窮流師範。規律や道徳に厳しく、不正や怠慢を許さない人間であるらしい。エランは父親の事をあまり語る機会がないが、ソーンが祖父共々悪し様に語った時に激高して否定するなど、尊敬していたことが伺える。
 
;[[ソーン・ザン・バキウム]]
 
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:師匠。エランにとっては兄であり、父であるような特別な存在だった。しかし、POJでは道を分かつこととなり、強さを求めるあまり
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:師匠。エランにとっては兄であり、父であるような特別な存在だった。しかし、POJでは強さを求めるあまり兇剣士として完全に堕ちたソーンを自らの手で討った。
 
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:メイドの一人。自分を敬おうとしない態度に苦言を漏らすが、信頼自体はしている。
 
:メイドの一人。自分を敬おうとしない態度に苦言を漏らすが、信頼自体はしている。
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:彼が賞賛する数少ない(魔装機神および魔装機)操者の一人。
 
:彼が賞賛する数少ない(魔装機神および魔装機)操者の一人。
 
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:高位精霊ザムージュに直接選ばれた存在として彼なりに注目している。
 
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:未だその全貌が謎に包まれているエランの愛機。
 
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:「ゼルヴォイドの偽物」と見下す。
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:「ゼルヴォイドの偽物」と見下していたが、開発の経緯を知ってそれが誤解だと判明するとウェンディを賞賛している。
 
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:火力と出力の高さを好評している。
 
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:機体に対する論評はない。
 
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2013年12月23日 (月) 14:38時点における版

エラン・ゼノサキス(Elan Zenosakis)

若くして神祇無窮流を極めた剣士。精霊の視認と対話を可能とする凄腕の魔装機操者として、マサキ達の前に姿を現す。 基本的には尊大かつプライドの高い人物であり、発言や態度は他人を見下しているような印象が強い。しかし、態度はともかく、高位精霊と契約しているゼルヴォイドに認められているあたり、人格的には全うなものを持っている。初登場のROEでは彼の事情は今ひとつ掘り下げられなかったが、続編のPOJにてその人間性や彼の事情が大きく掘り下げられることになる。

POJではゼノサキス四宗家の一つ、ゼノサキス南宗家当主であることが明かされるが、正確には家族が前当主である父親が故人となった故の実質的当主、というだけであり未だ正式に家督を継いではいない。エラン自身は思うところがあるのか、正式に家督を継ぐまでは生家に帰らず、別荘で生活をしている。

かつて先祖が封印した三邪神の一柱ラスフィトートを敵としており、その目的は歴代の一族がやっていた封印ではなくラスフィトートの完全な消滅を成しえること(封神者ではなく、「神殺し」の異名を目指す)。

登場作品と役柄

魔装機神シリーズ

スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
搭乗する機体との関連から、高位の精霊に選ばれた四人の魔装機神操者達に強い興味を抱いている。ラスフィトートを倒すことを目的としており、その目的を果たすためにアンティラス隊と協力することもある。プレシア寄りのルートではゼノサキス家の女性に受け継がれた呪いの解き方を教えてくれるなど、(上から目線ではあるが)協力してくれる。ウェンディ寄りのルートでは協力こそしてくれるものの、自軍がラスフィトートの分身のとどめをさすと「余計なお世話」とばかりに敵対してくる(ただし、その時点でラスフィトートに返り討ちにあってなければ、だが)。その一方で、ヤンロン寄りのルートでは存在を忘れられたかのように、ルート分岐以降一切登場しない。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
味方側の戦闘シーンが公開され、より味方らしい表情パターンも追加された。また、エランの家に仕える二人のメイドも登場する。それどころか、ダウンロードコンテンツでメイドのお使いをゼルヴォイドで見守るというとんでもない行動に出る事が公表されている(さすがに本人も「なんで僕がこんな事を」と突っ込んでいるが)。
前作でのプレイヤーからの評価を制作側もしっかりネタにしている節があり、中断メッセージではマサキとシュウに喧嘩を売ったところ逆に馬鹿にされたり残念な年頃扱いされ、遂にはメイド自慢を始める……が、マサキからプレシアの存在を持ち出されたことが強烈なカウンターとなり、絶叫して敗走するというオチがつく。
一方で本編ではルート選択によっては主役となり、ソーンとの対峙やゼノサキス家の暗部を知ることなどでの葛藤を経て人間的に成長していく姿が描かれる。
このように前作と比べると、真面目な意味でもコメディ的な意味でも人間性の弱みが多く描写されているが、ゼルヴォイドの性能のみならず本人の能力も高く、終盤には真のポゼッションも習得。これに加えてデフォルトで魂を持っているため、その攻撃力は作中屈指のものとなる。なお、前作で突然現れなくなった理由も明かされる。
前作でマサキに散々突っかかってきたものの、ゼルヴォイドの操者としての自覚はしっかりしており、ソーンがゼルヴィオリアの扱いや神祇無窮流を都合よく拡大解釈して邪神の力に手を染めたときは憤慨していた。また、マサキを狙っていたのは神祇無窮流奥義である夢想千鳥舞を習得するためだったことが明かされる。曰く「真伝・乱舞の太刀」に似ており、それを受けることで真髄を学び取ろうとしていた模様。ちなみに、マサキも同様にして習得したらしい。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

神祇無窮流免許皆伝保持者にふさわしい高い能力値を誇る。

精神コマンド

魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
ド根性必中閃き手加減錬功

特殊技能(特殊スキル)

魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
免許皆伝

パイロットBGM

「黒い剣聖」
専用BGM。
「ゼロ・イグジスタンス」
IIIにおけるポゼッション時の専用BGM。

人間関係

チェンブル・ゼノサキス
父親。神祇無窮流師範。規律や道徳に厳しく、不正や怠慢を許さない人間であるらしい。エランは父親の事をあまり語る機会がないが、ソーンが祖父共々悪し様に語った時に激高して否定するなど、尊敬していたことが伺える。
ソーン・ザン・バキウム
師匠。エランにとっては兄であり、父であるような特別な存在だった。しかし、POJでは強さを求めるあまり兇剣士として完全に堕ちたソーンを自らの手で討った。
オキュラ・ザニア・ビフラズバ
メイドの一人。自分を敬おうとしない態度に苦言を漏らすが、信頼自体はしている。
セレマ・ゼオラ・オクスティン
メイドの一人。メイドとしての家事の腕には呆れているが、整備士としての技量には一目置き、ゼルヴォイドの整備を一任している。
ロスポール・ザン・ウェルバー
執事。祖父の代から仕えており、彼への信頼は厚い。
ゼオルート・ザン・ゼノサキス
同じ流派を修めた正統伝承者にして同族の先達。
プレシア・ゼノサキス
遠い親戚に当たるらしい。展開によってはプレシアを助けるためにマサキに協力することも。
マサキ・アンドー
標的。最初は精霊憑依を見せつけ彼を圧倒するが…。
シュウ・シラカワ
知人。かつてヴォルクルス教徒であったという経緯からか、激しく忌み嫌っている。また、ゼルヴォイドに選ばれる前の時期にゼオルートを倒した男として何度も勝負を挑んでいたらしい。勝負自体はシュウがのらりくらりと躱していたので一度もしていないが、それをアンティラス隊に明かしたときは無謀すぎると散々に言われた。
ホワン・ヤンロン
彼が賞賛する数少ない(魔装機神および魔装機)操者の一人。
テュッティ・ノールバック
どういうわけかテュッティがカナヅチであることを知っていた。あまり興味はないらしい。
ミオ・サスガ
高位精霊ザムージュに直接選ばれた存在として彼なりに注目している。
ガエン
神祇無窮流を極めるには大切なものが欠けていると指摘している。
ファング・ザン・ビシアス
ゼオルートの弟子。ファングの初登場時にエランが彼を挑発し、新旧ライバル対決となる。
リューネ・ゾルダーク
さしもの彼も、リューネの恋愛脳を全開にした言動には面食らっている。さすがリューネというべきか。
ランドール・ザン・ゼノサキス
先祖。崇拝の対象。

名台詞

戦闘台詞

「顕現劫滅……アストラルイナァァァッ!!」
「劫」の字の意味(仏教の時間をあらわす言葉。現代の数字に直すと約43億2000万年程、永久に近い時間として扱われる)を考えると、「我が真の姿を見た者は永久に滅ぶ」という意味合いだろうか。
「邪魔だよ、テュッティ。僕が戦いたいのは、マサキとラスフィトートだけ。ガッデスには興味がない」
好戦的な男だが、誰でもよいというわけではない。しかし、何故ヴォルクルスを除外しているのか?
「個性なんて、無理に主張する必要なんて無いんだよ。誰にでもあるものだからね。君は習い性になってるな」
ミオとの対峙で。
「ちいっ!!侮れない相手だとは知っていたが、これは予想以上だ……ヤンロンめ」
ヤンロンに痛手を負わされた時の台詞。

魔装機神シリーズ

「テュッティ・ノールバックか。ガッドと通じ合いたいんなら、まずはカナヅチを治したらいいんじゃないかな」
テュッティ「!? どうしてそれを……余計なお世話よ!」
シナリオ「エラン・ゼノサキス」から。なぜか彼女がカナヅチであることを把握している。
リューネ「だからっ! どっちが本命かって話!」
「……! あれか。無理だろうね。はそういうのを決められないタイプだよ」
同シナリオよりリューネとの間で発生する戦闘前の会話。初見で完全に見極められている。

搭乗機体・関連機体

ゼルヴォイド
未だその全貌が謎に包まれているエランの愛機。
サイバスター
「ゼルヴォイドの偽物」と見下していたが、開発の経緯を知ってそれが誤解だと判明するとウェンディを賞賛している。
グランヴェール
火力と出力の高さを好評している。
ガッデス
「ユニークな機体だけど興味はない」とのこと。
ザムジード
機体に対する論評はない。
ゼルヴォイド・ヴァスト
ゼルヴォイドの紛い物と激しく嫌悪している。