「エルドラソウル」の版間の差分

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パワーもレプリカどころか[[オリジナル7]]をも超えており、[[ヴォルケイン]]([[ヴォルケイン改]])と並ぶ最強クラスのレプリカ機。その姿は正に'''「[[ガオガイガー|金色の破壊神]]」'''。
 
パワーもレプリカどころか[[オリジナル7]]をも超えており、[[ヴォルケイン]]([[ヴォルケイン改]])と並ぶ最強クラスのレプリカ機。その姿は正に'''「[[ガオガイガー|金色の破壊神]]」'''。
  
だが、パワーアップの代償として(ブッチ曰く)非合理的な[[合体]]システムは[[バンプレイオス|オミットされており]]、[[ネロ (ガン×ソード)|ネロ]]は大いに不満であった。また、駆動系にG-ER流体を用いた関係で内部構造も大幅に変更を受けており、ボンバディーロのような内蔵火器や腕部の放熱機構も廃されており、流体を利用してシールドをヨーヨーの様に使う以外は単純にパワーを活かした格闘のみで戦う。また、整備も面倒になっている旨が本編で言及されている。そして相変わらずエルドラメンバーが派手な大技を使いまくるため……というよりは単純に大仰な動きで流体を消費する為に燃費が悪い。ついでにパロディ具合にも拍車がかかっており、初戦闘の際には[[マイトガイン|どこぞやの勇者特急]]の如き長い前口上を述べていた。
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だが、パワーアップの代償として(ブッチ曰く)非合理的な[[合体]]システムは[[バンプレイオス|オミットされており]]、[[ネロ (ガン×ソード)|ネロ]]は大いに不満であった。また、駆動系にG-ER流体を用いた関係で内部構造も大幅に変更を受けており、ボンバディーロのような内蔵火器や腕部の放熱機構も廃されており、流体を利用してシールドをヨーヨーの様に使う以外は単純にパワーを活かした格闘のみで戦う。また、整備も面倒になっている旨が本編で言及されている。そして相変わらずエルドラメンバーが派手な大技を使いまくるため……というよりは単純に大仰な動きで流体を消費する為に燃費が悪い。ついでにパロディ具合にも拍車がかかっており、初戦闘の際には[[マイトガイン|どこぞやの勇者特急]]の如き長い前口上を述べていた。その初戦闘で早々にフルパワーを発揮して塗装が剥がれ、戦闘後の整備中にネロ達は塗り直そうと考えてはいたが酒を飲んで寝てしまったのでそのままになってしまい、以後は金色のまま戦っている。
  
 
デザイン面ではエルドラVの原形をほぼ留めているが、二足歩行機能の実現のために各関節部分が他のヨロイにも見られるチューブ状のパーツで構成された物に換装されている他、腰アーマーの大型化やボディガンダーの尾翼にあたるパーツの排除など、合体機構オミットの影響で部分的にディテールが変更されている。左腕には追加武装としてエルドラブロックが装備され、翼には折り畳み機構が追加されている。
 
デザイン面ではエルドラVの原形をほぼ留めているが、二足歩行機能の実現のために各関節部分が他のヨロイにも見られるチューブ状のパーツで構成された物に換装されている他、腰アーマーの大型化やボディガンダーの尾翼にあたるパーツの排除など、合体機構オミットの影響で部分的にディテールが変更されている。左腕には追加武装としてエルドラブロックが装備され、翼には折り畳み機構が追加されている。
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==登場作品と操縦者==
 
==登場作品と操縦者==
 
『T』『30』では正式名称が「鉄拳制裁エルドラソウル・'''アルティメットモード'''」と記載されているが、『ガン×ソード』BD-BOX付属の小冊子『ガン×ソード ワールドガイド』においてアルティメットモードは「エルドラソウルがフルパワーを発揮した状態」として個別に解説されているため、通常形態の正式名称として扱われるのは間違い。通常形態とアルティメットモードの設定が混合してしまったものと思われる。
 
『T』『30』では正式名称が「鉄拳制裁エルドラソウル・'''アルティメットモード'''」と記載されているが、『ガン×ソード』BD-BOX付属の小冊子『ガン×ソード ワールドガイド』においてアルティメットモードは「エルドラソウルがフルパワーを発揮した状態」として個別に解説されているため、通常形態の正式名称として扱われるのは間違い。通常形態とアルティメットモードの設定が混合してしまったものと思われる。
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尤も前述の通り原作で通常形態でいたのは非常に短いので、スパロボのエルドラソウルは基本的にアルティメットモードが再現元になっている。
  
 
===携帯機シリーズ===
 
===携帯機シリーズ===

2023年3月16日 (木) 02:43時点における版

エルドラソウル
外国語表記 Eldora Soul
登場作品 ガン×ソード
初登場SRW スーパーロボット大戦K
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
正式名称 鉄拳制裁エルドラソウル
分類 ヨロイ
生産形態 改修機
全高 57 m
重量 不明
動力 G-ER流体システム「ブッチエンジン」
電動
最大出力 150万馬力
装甲材質 アブソルート複合鋼
G-ER流体硬化装甲
原型機 エルドラV
開発者 ブッチ
所属 エルドラメンバー
乗員人数 4名
パイロット
【メインパイロット】
ネロ
【火器管制】
ホセ
【動力管理】
バリヨ
【情報解析】
カルロス
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エルドラソウルは『ガン×ソード』の登場メカ

概要

正式名称「鉄拳制裁エルドラソウル」。改心したブッチが、その科学技術の粋を尽くしてエルドラVを改造・強化した機体である。

大幅な合理化・軽量化を果たしているが、その最大の特色はレプリカとして初めてG-ER流体を駆動系に使用したことで、二足歩行が可能になっている(ブラウニーヴォルケインらの他のレプリカは足裏のローラーなどの手段で移動している)。

パワーもレプリカどころかオリジナル7をも超えており、ヴォルケインヴォルケイン改)と並ぶ最強クラスのレプリカ機。その姿は正に金色の破壊神

だが、パワーアップの代償として(ブッチ曰く)非合理的な合体システムはオミットされておりネロは大いに不満であった。また、駆動系にG-ER流体を用いた関係で内部構造も大幅に変更を受けており、ボンバディーロのような内蔵火器や腕部の放熱機構も廃されており、流体を利用してシールドをヨーヨーの様に使う以外は単純にパワーを活かした格闘のみで戦う。また、整備も面倒になっている旨が本編で言及されている。そして相変わらずエルドラメンバーが派手な大技を使いまくるため……というよりは単純に大仰な動きで流体を消費する為に燃費が悪い。ついでにパロディ具合にも拍車がかかっており、初戦闘の際にはどこぞやの勇者特急の如き長い前口上を述べていた。その初戦闘で早々にフルパワーを発揮して塗装が剥がれ、戦闘後の整備中にネロ達は塗り直そうと考えてはいたが酒を飲んで寝てしまったのでそのままになってしまい、以後は金色のまま戦っている。

デザイン面ではエルドラVの原形をほぼ留めているが、二足歩行機能の実現のために各関節部分が他のヨロイにも見られるチューブ状のパーツで構成された物に換装されている他、腰アーマーの大型化やボディガンダーの尾翼にあたるパーツの排除など、合体機構オミットの影響で部分的にディテールが変更されている。左腕には追加武装としてエルドラブロックが装備され、翼には折り畳み機構が追加されている。

登場作品と操縦者

『T』『30』では正式名称が「鉄拳制裁エルドラソウル・アルティメットモード」と記載されているが、『ガン×ソード』BD-BOX付属の小冊子『ガン×ソード ワールドガイド』においてアルティメットモードは「エルドラソウルがフルパワーを発揮した状態」として個別に解説されているため、通常形態の正式名称として扱われるのは間違い。通常形態とアルティメットモードの設定が混合してしまったものと思われる。

尤も前述の通り原作で通常形態でいたのは非常に短いので、スパロボのエルドラソウルは基本的にアルティメットモードが再現元になっている。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦K
初登場作品。シベ鉄と一時力を合わせディガルド武国から町を守るも、ディガルド武国を退けると案の定シベ鉄が襲ってくるためブラウニーと共にシベ鉄と戦闘になる。突っ込みどころ満載の機体&個性派揃いのパイロットたちのせいでイロモノ機体っぽさが漂うが、4人分の精神コマンドが使える(精神コマンドバグにも対応)ということもあり、性能面は秀逸で使いやすい。ただし、アニメ本編ほど燃費は悪くないとはいえ、全武器がEN消費武装&バリア持ちなので、戦い方次第ではすぐにガス欠を起こすので注意。
ちなみに、シナリオ上で小楯衛ゴウバインと同じくらい美しいと呼ばれる他、相互に特殊援護セリフがある。

VXT三部作

スーパーロボット大戦T
参戦は第24話と中盤だが、条件を満たすと第11話後のシークレットシナリオ「正義と勇気を友にして」で早期参入する。
エルドラブロックシュートはオミットされ、ディアマンテクラッシュがエルドラアタッケに組み込まれた結果武装2個・最大射程3というピーキーな機体に変わった。機体性能自体は分かりやすいスーパー系ではあるが、移動力5・特殊能力無し・宇宙適応B・やっぱり燃費が悪いと多方面からのフォローは必須(なお、シークレットシナリオを通った場合、宇宙での初戦となる)。幸いパイロットであるネロの能力は割と高い部類である為、フォローさえできれば十分な活躍は期待できる。ちなみに前述の通り機体の地形適応は宇宙Bだが、エルドラアタッケが空Bなのでスラスターモジュールで補強するよりもアダプター系で補強した方がいい。
中盤に移動力と攻撃力に加えて機体性能が一回り強化される。エルドラソウルの場合は特に移動力の強化が大きい。
第51話(両ルート共通)で出撃させ、バースデイのHPを60%以下にした際に撃墜されていない場合、カルロス目を覚まして精神コマンドが強化される。

単独作品

スーパーロボット大戦30
サイドミッション「懐かしき故郷」でブラウニーと共に参戦する。
『T』との違いとしてエルドラアタッケとディアマンテクラッシュが別武装となった他、エルドラブロックが盾装備として実装された。
相変わらずエルドラブロックシュートが無いため射程が短く、空・宇宙の地形適応もB止まりだが、強化パーツスロットは多めかつパイロットの適応が無くなったため補填はしやすい。
SPアップ系強化パーツが搭乗キャラ全体に作用するため、サブパイロットの有用なコマンドを駆使して戦う事が出来るようになった。
バリア系の強化パーツを渡せば盾装備とあいまって自軍でも屈指の防御力を獲得できる。超合金ZやG-ER流体が、防御力向上に加えEN回復効果を発揮できるため相性が良い。

装備・機能

武装・必殺武器

主役機のダンはちっとも技名が無いのに、エルドラはしつこいくらい名前がついている。ただ、その場のノリで叫んだだけと思われる技も多い。技の名前にはスペイン語と英語が混ざる。

武装

エルドラブロック
左手に追加されたG-ER流体によって展開される盾。武器としても使用できる。なお、この盾の使用にもエネルギーを消費するため、燃費の悪さの一因と思われる。
エルドラブロックシュート
G-ER流体を紐状に形成してエルドラブロックをヨーヨーのようにぶつける。

エルドラアタッケ
渾身のパンチをぶち込む。「アタッケ」とはスペイン語で「攻撃」の意味で、原作ではアタックと呼ぶ事もある。
『T』ではエルドラカタラータ→エルドラアタッケ→ディアマンテクラッシュと繋げる連続攻撃。『30』ではアタッケで吹き飛ばした時点で演出が終了する。
エルドラカタラータ
巨体を生かした飛び蹴り。「カタラータ」とはスペイン語で「大瀑布」の意味。
スパロボでは単独での採用は今のところされておらず、『K』、『T』共にエルドラアタッケに組み込まれている。
『K』ではコンボなので戦い方によっては敵をすごい勢いで蹴り続ける。
『T』の第2弾PVの初期版ではテキスト・ボイス共に「カタラー」と技名が間違って収録されていた。こちらはゲーム内及び現在公開されている第2弾PVでは修正されている。
グランデサイクロン
直訳すると「巨大低気圧」。敵を掴んで豪快に投げ飛ばす。SRW未採用。
ディアマンテクラッシュ
敵を掴んで力任せに引き裂く。「ディアマンテ」とはスペイン語で「ダイヤモンド」の意味。頑丈なドラクルすら真っ二つにした。
『T』では単独武装としては削除されエルドラアタッケの締めに使用するが、『30』では再び単独武装に戻った。当初はダンガンボンバディーロよりも威力は劣るが必要気力が高いという謎仕様だったが、後のアップデートで調整され、必要気力が下がっている。
ダンガンボンバディーロ
エルドラソウルの必殺技。「ボンバディーロ」とはスペイン語で「爆撃機」の意味。
背中のロケットブースターを使って地面すれすれを弾丸の様に突進しながらの正拳突きを繰り。直線状の敵を大量に破壊できる威力を持ち、劇中では101を一撃で数十機まとめて倒した。
原作ではカットが変わると同時に101の群れの中で光が弾け、現れたエルドラソウルがバースデイのバリアに向かって突進するだけの技であったが、事実上エルドラソウルの最強技であるためか、スパロボでは基本的にブッチエンジンを使用したフルパワー演出や敵陣突入前の口上などを組み合わせ必殺技らしい演出に仕立てあげている。
『K』では更に演出が派手になっており、崖の上から登場し、エンジンフル稼働で機体が金ピカに→前口上を言った後、決めポーズを取り、光を迸らせながらチヅルカットインと共に敵に突撃、といった流れになっている。トドメ演出で天空に光の柱(G-ER流体)が立ちあがり、敵を空高く打ち上げる。
『T』では前口上を述べながら機体が金色に変わっていき、決めポーズをした後突進し、最後に天に拳を突き上げる流れとなる。演出がやたら凝っており、各キャラクターがカットインと共に口上を述べる(なお、この時だけカルロスが起きている)後ろで機体カットインが徐々に金色に変わっていくという形をとっている上にメッセージウインドウが現在カットインが表示されているキャラクターのイメージカラーに変わる演出まである。
『30』では、基本的には『T』と同じだがメッセージウインドウが非表示になっている。
原作ではそもそも突進で101を薙ぎ倒しながらバースデイのガーディアンカーテンに突っ込んでその強固さに停止した技なので突進後の演出はエルドラVアルティメットブッチのバッドローズを破壊した際の流れを使用したオリジナルのものとなっている。

合体攻撃

弾丸エルドラダン
原作最終話で使用したヴァンダン・オブ・サーズデイを敵目掛けてぶん投げる技。これがバースデイへのトドメに繋がった。一部では「超級覇王電影ダン」と呼ばれる。技名は、原作でネロがダンに勝手につけようとした名前から。『K』でヴァンの癖を知っているからこそできると言っている。

特殊能力

エルドラブロック
左手のG-ER流体によって展開される盾。全属性ダメージを1000軽減するバリア。消費EN5。
『T』ではオミット。防御時には使用しているが、盾装備の扱いにはなっていない。『30』では盾装備の扱い。

移動タイプ

衝撃の二足歩行は出来るが、さすがに飛べない。

サイズ

L
『T』では発売当初はデータミスによりサイズMとなっており、2019年4月24日配信のパッチにより修正された。

カスタムボーナス

全ての武器の攻撃力+300。装甲値+200
T』で採用。
これにより、額面上の数値は他のスーパー系主人公機と遜色なくなる。オマージュ対象の各作品からも馬鹿にされないような活躍が可能となるだろう。
「ダンガンボンバディーロ」の攻撃力+500。装甲値+200。
30』で採用。
最強技の攻撃力のみに変更されたが、上昇量が増加している。

機体BGM

「GUN×SWORD[opening theme]」
OPテーマ。『T』で採用。
「虹の彼方」
ユキコが歌う挿入歌。『T』限定版で採用。
「El Dorado V」
エルドラソウルの専用BGM。『K』で採用。『30』ではDLC適用時にデフォルト曲となる。

対決・名場面

ブッチエンジン始動
ブッチエンジンが作動し金色のボディが姿を現す。オープニングでもこの描写が見られる。ちなみにフルパワーを出しているが非常用電源を備えており、エネルギーの補充が可能(カルロス以外は説明書を読まなかったので知らなかった)。
ドラクル
エルドラソウルの記念すべき初戦闘でブラウニーと共にドラクルと戦う、最初のパンチでドラクルの巨体をふっとばすもののエネルギーの効率も考えず、すぐにフルパワーで戦いエネルギー不足になりピンチに陥るが、カルメン99の補給で復活。ドラクルをディアマンテクラッシュで真っ二つにした。ちなみにエネルギー補給方式は「電池」である。
101
無数の101に蹂躙され倒れたエルドラソウル。エルドラメンバーはすべてをヴァンにまかせて力尽きたかのように見えた。しかし、眠りから覚めたカルロスの呼びかけにより勇者達は再び立ち上がり、プリシラと共にヴァンを助けるために駆けつけて101部隊を壊滅、ダンバースデイに投げつける。

余談

  • 前述の通り、ブッチエンジン起動の際に金色になる演出があるが、これは単にフルパワーによる余熱で塗装が剥がれただけである(この状態の正式名称は「鉄拳制裁エルドラソウル・アルティメットモード」)。
    • スパロボでは技の演出で塗装が剥がれているが、毎回塗り直しているのだろうか…? しかしそれでは効率が悪い上に戦闘中に塗りなおす事になるので、ブッチが新しい機能を付けたのかもしれない。
  • 戦闘演出にも組み込まれている拳を前に突き出す印象的なポーズであるが別に本機の決めポーズというわけではなく、単に監督の演出上の癖である(所謂金田節のようなもの)。本編ではエルドラメンバーのヨロイが特に印象に残るというだけで、他のヨロイも似たようなポーズを取ることがある他、他作品等でも度々見受けられるお馴染みのポーズである。