「オージ」の版間の差分
(→概要) |
(F完結編におけるアマンダラ機について補足) |
||
30行目: | 30行目: | ||
:初登場作品。アマンダラ(真・ポセイダル)でなく、[[オルドナ・ポセイダル|ポセイダル(ミアン)]]が乗り込んでいる。直接対決にはこちらは疲弊し切っているので、万全の状態で臨もう。ブラッドテンプルが登場するため、噛ませ犬のような役割になってしまっているのでファンにとっては複雑な気分。 | :初登場作品。アマンダラ(真・ポセイダル)でなく、[[オルドナ・ポセイダル|ポセイダル(ミアン)]]が乗り込んでいる。直接対決にはこちらは疲弊し切っているので、万全の状態で臨もう。ブラッドテンプルが登場するため、噛ませ犬のような役割になってしまっているのでファンにとっては複雑な気分。 | ||
;[[スーパーロボット大戦F完結編]] | ;[[スーパーロボット大戦F完結編]] | ||
− | :アマンダラ(真・ポセイダル)も[[オルドナ・ポセイダル|ポセイダル(ミアン)]]も乗り込んで来る。『第4次』で噛ませ犬のような扱いになった為か、かなり優遇されての登場となっている。ポセイダルが搭乗している時は、ハマーンの[[キュベレイ]] | + | :アマンダラ(真・ポセイダル)も[[オルドナ・ポセイダル|ポセイダル(ミアン)]]も乗り込んで来る。『第4次』で噛ませ犬のような扱いになった為か、かなり優遇されての登場となっている。ポセイダルが搭乗している時は、ハマーンの[[キュベレイ]]とほぼ同じ位の能力値だが、シナリオの都合上Lサイズ以上が出撃できず攻撃力に不安がある。アマンダラが搭乗すると全力で戦えるもののバイオリレーションシステムの効果を反映しているのか、HP・装甲・武器がフル改造済み。それまでのボスユニットとは一線を画す強さで、[[ヴァルシオン|ラスボス]]よりも苦戦したという声も。パワーランチャーの攻撃力は防御した[[EVA初号機|EVA]]の[[A.T.フィールド]]を易々と突き破る程で、まともに攻撃を受けてはいけない。[[射程]]が9もあるので、反撃を受けずに攻撃するのも難しい。当然のように[[2回行動]]可能なので、射程内にユニットが入った状態でターンを回すと非常に危険である。攻撃する際は[[ひらめき]]が欲しいところだが、意外にも[[運動性]]は180と終盤のボスクラスとしては普通なので、運動性フル改造+[[集中]]使用のニュータイプ勢ならひらめきに頼らずに回避する事も可能ではある。攻撃面以上に防御面が難攻不落で、5万を超えるHPに'''5800'''もの装甲を持つ上、アマンダラが高レベルの[[切り払い]]と[[シールド防御]]を所持しているので非常に厄介。アマンダラの性格が強気である事も堅牢さに拍車をかける。これまで戦ってきたA級HMと同様、ビーム兵器で攻撃することでシールド防御を封じる戦法は有効だが前述の通り装甲が異常に高いので生半可なビーム兵器は通用しない。半端な改造段階ではヴェスバーでさえ[[対ビームコーティング|ビームコート]]で弾かれてしまう事がある。 |
− | :なおDCルート「ダブルフェイク」後半戦では条件付きで[[東方不敗マスター・アジア|東方不敗]]と[[マスターガンダム]]が登場し、石破天驚拳でオージを弱らせてくれる。ポセイダルルート「塗り替えられた地図」後編では条件付きで、[[ギャブレット・ギャブレー|ギャブレー]] | + | :なおDCルート「ダブルフェイク」後半戦では条件付きで[[東方不敗マスター・アジア|東方不敗]]と[[マスターガンダム]]が登場し、石破天驚拳でオージを弱らせてくれる。ポセイダルルート「塗り替えられた地図」後編では条件付きで、[[ギャブレット・ギャブレー|ギャブレー]]が登場し、オージを弱らせてくれる。5桁のダメージを叩き出した上にパワーランチャーをビームコートで弾く彼の姿が非常に頼もしく見えるだろう。全ユニット中、唯一自軍フェイズ開始時にENを回復する隠し能力を所持している為、超低燃費のパワーランチャーを完全に封じ込める事はほぼ不可能となっている。 |
=== COMPACTシリーズ === | === COMPACTシリーズ === |
2018年6月20日 (水) 20:54時点における版
オージ | |
---|---|
外国語表記 | AUG |
登場作品 | 重戦機エルガイム |
デザイン | 永野護 |
別名 | オリジナル・オージェ |
分類 | |
頭頂高 | 20 m |
動力 |
太陽光変換エネルギー バイオリレーションシステム |
装甲材質 | 特殊処理された純金と白金 |
フレーム | Mサイズ |
所属 | ポセイダル軍 |
パイロット | アマンダラ・カマンダラ(真のオルドナ・ポセイダル) |
概要
真のポセイダルたるアマンダラ・カマンダラが乗り込むヘビーメタル。機体のキーはアマンダラ自身で、自衛機能で遠隔操作も可能。
ポセイダル家に伝わる二機のオージェのパーツをひとつにまとめたもので、上半身がオージェ(ただし頭部以外レプリカ)、下半身がプディン・オージェによって構成されている。さらに右肩のアーマーにはブラッドテンプルのものを流用しており、バスターランチャーを装着可能。
この機体の装甲材には特殊処理を施された金とプラチナが使用されており、機体価格はオージェを遥かに超える。
この機体のエネルギーはバイオリレーションシステムによる生体エネルギーを利用しており、首都スヴェートにあるバイオリレーションシステムの中枢からエネルギーを受けている。その力は圧倒的で、エルガイムMk-IIの攻撃をまるで寄せ付けず、フレームを苦もなく握りつぶすほど。さらに、生体エネルギーの還元によってアマンダラの身体は急速に若返っていった。しかし、システムの不調によってエネルギー送信フィールドの範囲が極めて狭く、フィールドを出てしまうと途端にパワーダウンしてしまうため、エルガイムMk-IIに決定的な止めをさせるほどに近づけないという欠点が露呈してしまった。
エルガイムMk-IIを入念にいたぶり尽くした上で止めを刺そうとするが、ダバ・マイロードの捨て身の攻撃が頭部を貫通し、さらにミアン・クゥ・ハウ・アッシャーによってバイオリレーションシステムの機能を停止させられてしまう。せめてダバを道連れにせんとするが、突如として割って入ったギャブレット・ギャブレーのバッシュに阻止される。直後、バイオセンサーを切られた事でアマンダラも急速に老化し消滅した。ヘッドライナーを失ったオージはそのままスヴェートの地に倒れ、ポセイダル軍は事実上壊滅した。
登場作品と操縦者
旧シリーズ
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 初登場作品。アマンダラ(真・ポセイダル)でなく、ポセイダル(ミアン)が乗り込んでいる。直接対決にはこちらは疲弊し切っているので、万全の状態で臨もう。ブラッドテンプルが登場するため、噛ませ犬のような役割になってしまっているのでファンにとっては複雑な気分。
- スーパーロボット大戦F完結編
- アマンダラ(真・ポセイダル)もポセイダル(ミアン)も乗り込んで来る。『第4次』で噛ませ犬のような扱いになった為か、かなり優遇されての登場となっている。ポセイダルが搭乗している時は、ハマーンのキュベレイとほぼ同じ位の能力値だが、シナリオの都合上Lサイズ以上が出撃できず攻撃力に不安がある。アマンダラが搭乗すると全力で戦えるもののバイオリレーションシステムの効果を反映しているのか、HP・装甲・武器がフル改造済み。それまでのボスユニットとは一線を画す強さで、ラスボスよりも苦戦したという声も。パワーランチャーの攻撃力は防御したEVAのA.T.フィールドを易々と突き破る程で、まともに攻撃を受けてはいけない。射程が9もあるので、反撃を受けずに攻撃するのも難しい。当然のように2回行動可能なので、射程内にユニットが入った状態でターンを回すと非常に危険である。攻撃する際はひらめきが欲しいところだが、意外にも運動性は180と終盤のボスクラスとしては普通なので、運動性フル改造+集中使用のニュータイプ勢ならひらめきに頼らずに回避する事も可能ではある。攻撃面以上に防御面が難攻不落で、5万を超えるHPに5800もの装甲を持つ上、アマンダラが高レベルの切り払いとシールド防御を所持しているので非常に厄介。アマンダラの性格が強気である事も堅牢さに拍車をかける。これまで戦ってきたA級HMと同様、ビーム兵器で攻撃することでシールド防御を封じる戦法は有効だが前述の通り装甲が異常に高いので生半可なビーム兵器は通用しない。半端な改造段階ではヴェスバーでさえビームコートで弾かれてしまう事がある。
- なおDCルート「ダブルフェイク」後半戦では条件付きで東方不敗とマスターガンダムが登場し、石破天驚拳でオージを弱らせてくれる。ポセイダルルート「塗り替えられた地図」後編では条件付きで、ギャブレーが登場し、オージを弱らせてくれる。5桁のダメージを叩き出した上にパワーランチャーをビームコートで弾く彼の姿が非常に頼もしく見えるだろう。全ユニット中、唯一自軍フェイズ開始時にENを回復する隠し能力を所持している為、超低燃費のパワーランチャーを完全に封じ込める事はほぼ不可能となっている。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- 終盤中の終盤、31話『ドリーマーズ・アゲン』に、アマンダラ(真・ポセイダル)と、ポセイダル(ミアン)が乗る2機が登場する。脅威の射程9に、2回攻撃。街の地形効果もあって、非常に手ごわい。HP回復大もあるので、1ターンでしとめたいところ。
単独作品
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- ポセイダル(ミアン)は乗り込まずアマンダラ(真・ポセイダル)のみが搭乗。二回目の復活後に攻撃可能になるラキシスの心臓を破壊しない限り気力150の状態で無限に復活してくる。撃墜するたび2万も資金が貰えるのでこれを利用して稼ぎも可能。ただしバスターランチャーやサイズの火力は相当高く一撃で落とされぬよう注意が必要。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- ポセイダル(ミアン)は乗り込まずアマンダラ(真・ポセイダル)のみが搭乗。一度目の復活後ラキシスの心臓を破壊しない限り、HPが一定以下になると回復する。火力が高く、サイズ(衝撃波)には「押出」特性が付いているため、注意が必要。
関連作品
- リアルロボット戦線
- アマンダラが乗る敵専用機。ハマーン・ロシュルートでは中盤にボスとして登場。
- ポセイダルルートでは更に性能が高い大ボスバージョンの機体が登場。こちらは特殊能力「バイオリレーション」により、1ターンごとにHPを全回復する。
装備・機能
武装・必殺武器
武装
- バインダー
- 左肩に装備した攻防一体の装備。武装を内蔵しており盾としても使える。
- バスターランチャー
- 手持ち式ではなく、右肩の肩アーマー部に内蔵されている。
- ゲームではGCから実装で、例によって通常版とマップ兵器版の両方が存在。
- セイバー
-
- ハンドランチャー
- セイバーからビームを発射する。ヘビーメタル共通の装備。
- サイズ / 大鎌セイバー
- 両腰の柄を合体させる大鎌。これを構えたオージはまるで死神の如く「死刑執行人」。
特殊装備
- バイオリレーションシステム
- 人の生体エネルギーを利用したシステム。原作ではシステムが機体に内蔵されていない為に、機能範囲が限定されてしまう欠点が存在したが、F完結編ではオージ自体にこの機能を内蔵する事により、機能範囲が狭くなる欠点を解消した。当然ゲーム中での強さもお墨付きである。シャピロもポセイダルルートではヴァルシオンにこの機能を取り入れている。
- 有機コンピューターファティマ
- ヘッドライナーをサポートする意志を持ったコンピューター。オージのファティマは死神の姿を模している。
スパロボでの武装
- ギガブラスター
- 第4次でのみ搭載しているスパロボオリジナルの武装。ライグ=ゲイオスのものと同一。
特殊能力
- 剣装備、盾装備
- 切り払い、シールド防御を発動する。
- ビームコート
- ビーム兵器のダメージを軽減する。
- HP回復(大)
- F完結編では一部のシナリオでHPEN回復効果を持った地形に陣取る為、毎ターンHPが50%も回復してしまう。EPで可能な限りダメージを与え、次のPPで撃破する事が望ましい。
- EN回復(正式名称不明)
- F完結編で所持しているオージ専用能力。ステータス画面にも表示されない隠し能力で自軍フェイズ時にENを回復する。この能力によりパワーランチャーを実質無限に放てる。次回作のα以降はEN回復として採用され、殆どのユニットに普及していった。
移動タイプ
サイズ
- M
機体BGM
- 「エルガイム -TIME FOR L-GAIM-」
- 『第4次』にて第三勢力と戦闘すると流れる。
- 『S』では戦闘時にBGMが変わらなくなった為、流れず。
対決・名場面
- 対エルガイムMk-II
- 立ち向かうダバであったが、オージのバイオリレーションシステムにより最大出力のパワーランチャーをも弾かれ、左腕をもぎ取られて、まるで歯が立たなかった。捨て身の攻撃はオージの頭部を貫通するが、Mk-IIの頭部はサイズで撥ね落とされた。そして機能不全に陥ったMk-IIを救ったのはギャブレーのバッシュであった。
関連機体
- オリジナル・オージェ
- ポセイダル家に伝わる黄金のオージェ。オージの上半身を構成する。
- プディン・オージェ
- ポセイダル家に伝わる白金のオージェ。オージの下半身を構成する。
- ブラッドテンプル
- 右肩のアーマーを流用している。
- オージェ
- レプリカ機。ネイ・モー・ハンに貸し与えられていた。
- シェルブレード
- SUNRISE WORLD WAR Fromサンライズ英雄譚に登場するFTで、オージに似ている。
余談
- 機体名の「オージ」は、バイストン・ウェルの最上層「ウォ・ランドン」のもっとも上の領域と同じ名前。
商品情報