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(ボン太くんとクルツについて)
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フューリア聖騎士団の女性騎士。[[アル=ヴァン・ランクス|アル=ヴァン]]失脚後、騎士団の指揮を執り、また彼の部下であった[[ジュア=ム・ダルービ|ジュア=ム]]を部下に置く。
 
フューリア聖騎士団の女性騎士。[[アル=ヴァン・ランクス|アル=ヴァン]]失脚後、騎士団の指揮を執り、また彼の部下であった[[ジュア=ム・ダルービ|ジュア=ム]]を部下に置く。
  
冷静かつ丁寧な態度や物腰とは裏腹に、純粋に戦闘を楽しむ女傑にして戦闘狂である。その為、[[主人公]]らと戦える事を心底喜んでおり、撃破された際もシャナ=ミアに脱出するよう促されるも、「騎士として最高の死」を望み、それを拒否して機体と共に果てた。
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冷静かつ丁寧な態度や物腰とは裏腹に、純粋に戦場を楽しむ女傑にして戦闘狂である。その為、[[主人公]]らと戦える事を心底喜んでおり、最後の戦いで撃破された際に[[シャナ=ミア・エテルナ・フューラ|シャナ=ミア]]から脱出するよう促されるも、「騎士として最高の死」を望み、それを拒否して機体と共に果てた。
  
その生き様などからネット上などでは密かに人気があるが、初登場も後半からで登場期間も短かった為、アル=ヴァンやジュア=ムに比べると作中で彼女に焦点が当たる事が少なく、彼らに比べるとやや描写不足も目立ってしまった。もっとも、メンタル面での脆弱さが際立っていた[[グ=ランドン・ゴーツ|グ=ランドン]][[ジュア=ム・ダルービ|ジュア=ム]]と比べると、メンタル面が非常に強い常識人に見えるなど、彼らよりは遥かにまともな人物として描かれている。…それだけにあの上司と部下のお陰で苦労してそうな印象が付きまとうが。
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初登場も後半からで登場期間も短かった為、アル=ヴァンやジュア=ムに比べると作中で彼女に焦点が当たる事が少なく、彼らに比べるとやや描写不足が目立ってしまった。もっとも、最後に精神的均衡を失った[[グ=ランドン・ゴーツ|グ=ランドン]][[ジュア=ム・ダルービ|ジュア=ム]]と比べると、死の瞬間まで戦場に立つ者としての覚悟や潔さにこだわる自分の生き方を貫いたといえる。ちなみに、[[ボン太くん]]のことを可愛いという御茶目な一面もあったりする。
ボン太くんのことを可愛いという御茶目な一面もあったりする。
 
  
ちなみに[[乳揺れ]]は無い、更に女性の敵に対して専用セリフのある[[クルツ・ウェーバー]]でさえ彼女には無応式という徹底ぶりである。(余りにも漢らし過ぎるのが原因か…)。
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ちなみに[[乳揺れ]]が目立つこの作品でも彼女には無く、その凛々しさゆえに、女性の敵に対して専用セリフのある[[クルツ・ウェーバー]]でさえ無反応という徹底ぶりである。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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:上司。
 
:上司。
 
;[[シャナ=ミア・エテルナ・フューラ]]
 
;[[シャナ=ミア・エテルナ・フューラ]]
:敗北時、彼女から脱出を促されるが、「騎士」としての生き様にこだわる彼女はそれを拒んだ。ジュア=ムと比べれば多少信頼されている事が伺える。
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:敗北時、彼女から脱出を促されるが、「騎士」としての生き様にこだわる彼女はそれを拒んだ。ジュア=ムと比べれば多少は信頼されている事が伺える。
 
;[[カティア・グリニャール]]、[[メルア・メルナ・メイア]]、[[フェステニア・ミューズ]]
 
;[[カティア・グリニャール]]、[[メルア・メルナ・メイア]]、[[フェステニア・ミューズ]]
 
:フューリーから逃げ出した実験体の少女達で、彼女達に対しては過酷な実験を行ったことに罪悪感を感じ、同時にその成長を評価した。
 
:フューリーから逃げ出した実験体の少女達で、彼女達に対しては過酷な実験を行ったことに罪悪感を感じ、同時にその成長を評価した。
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== 版権作品との人間関係 ==
 
== 版権作品との人間関係 ==
 
;[[ラウ・ル・クルーゼ]]
 
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:ナチュラルとコーディネーターの争いを煽るため、彼に接触してニュートロンジャマーキャンセラーの技術を流出させる(Jでは、ニュートロンジャマーキャンセラーはフューリーの技術ということになっている)。
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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:中盤で初登場した時の台詞。
 
:中盤で初登場した時の台詞。
  
;「あはははは、天国も地獄も興味がないわ!死ぬ瞬間こそもっとも華やかに!」
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:[[主人公]]達との決戦に挑む際の台詞。彼女が求めるのは、主人公と戦う事だった。
 
:[[主人公]]達との決戦に挑む際の台詞。彼女が求めるのは、主人公と戦う事だった。
  
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:第51話でのジュア=ム死亡時の台詞。
 
:第51話でのジュア=ム死亡時の台詞。
  
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;「あら? ふふ、ご冗談を。せっかく最高の散り方ができそうですのに」
:脱出を拒否した際の台詞。フー=ルーが出した答えは皇女シャナ=ミアから脱出を拒み、「一人の騎士」として華やかに散る事であった…。
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:皇女シャナ=ミアから脱出するように言われ、拒否した際の台詞。フー=ルーが出した答えは「一人の騎士」として華やかに散る事であった…。
  
 
;「ごめんなさいね、実験体のお嬢ちゃん。ひどい目に合わせて…だ、だけどもう、あなた達は…私なんかより、ずっと強い…」
 
;「ごめんなさいね、実験体のお嬢ちゃん。ひどい目に合わせて…だ、だけどもう、あなた達は…私なんかより、ずっと強い…」

2013年1月20日 (日) 21:33時点における版

フー=ルー・ムールー

フューリア聖騎士団の女性騎士。アル=ヴァン失脚後、騎士団の指揮を執り、また彼の部下であったジュア=ムを部下に置く。

冷静かつ丁寧な態度や物腰とは裏腹に、純粋に戦場を楽しむ女傑にして戦闘狂である。その為、主人公らと戦える事を心底喜んでおり、最後の戦いで撃破された際にシャナ=ミアから脱出するよう促されるも、「騎士として最高の死」を望み、それを拒否して機体と共に果てた。

初登場も後半からで登場期間も短かった為、アル=ヴァンやジュア=ムに比べると作中で彼女に焦点が当たる事が少なく、彼らに比べるとやや描写不足が目立ってしまった。もっとも、最後に精神的均衡を失ったグ=ランドンジュア=ムと比べると、死の瞬間まで戦場に立つ者としての覚悟や潔さにこだわる自分の生き方を貫いたといえる。ちなみに、ボン太くんのことを可愛いという御茶目な一面もあったりする。

ちなみに乳揺れが目立つこの作品でも彼女には無く、その凛々しさゆえに、女性の敵に対して専用セリフのあるクルツ・ウェーバーでさえ無反応という徹底ぶりである。

登場作品と役柄

スーパーロボット大戦J
彼女の出番は後半になってから。彼女のラフトクランズは他の二人と違い射撃戦仕様なので、注意。

パイロットBGM

『Moon Knights』

人間関係

ジュア=ム・ダルービ
部下。だが、アル=ヴァンを失い狂人じみてしまっている彼には手を焼いていた。
グ=ランドン・ゴーツ
上司。
シャナ=ミア・エテルナ・フューラ
敗北時、彼女から脱出を促されるが、「騎士」としての生き様にこだわる彼女はそれを拒んだ。ジュア=ムと比べれば多少は信頼されている事が伺える。
カティア・グリニャールメルア・メルナ・メイアフェステニア・ミューズ
フューリーから逃げ出した実験体の少女達で、彼女達に対しては過酷な実験を行ったことに罪悪感を感じ、同時にその成長を評価した。

版権作品との人間関係

ラウ・ル・クルーゼ
ナチュラルとコーディネーターの争いを煽るため、彼に接触してニュートロンジャマーキャンセラーの技術を流出させる(Jでは、ニュートロンジャマーキャンセラーはフューリーの技術ということになっている)。

名台詞

「あらあら、(主人公機名)がここにいるなんて、聞いていませんでしたわよ。ちょっと保険をかけておいただけなのに、こんなに事を大きくするなんて。あのアズラエルって坊やといい、先ほどのクルーゼといい…地球人はよほど滅亡したがってるのかしら」
中盤で初登場した時の台詞。
「あはははは、天国も地獄も興味がないわ! 死ぬ瞬間こそもっとも華やかに!」
主人公達との決戦に挑む際の台詞。彼女が求めるのは、主人公と戦う事だった。
「ジュア=ム、愚かな…可哀想な子。待ってなさい。ヴォーダへの道のり、せめて寂しくないようにしてあげる!」
第51話でのジュア=ム死亡時の台詞。
「あら? ふふ、ご冗談を。せっかく最高の散り方ができそうですのに」
皇女シャナ=ミアから脱出するように言われ、拒否した際の台詞。フー=ルーが出した答えは「一人の騎士」として華やかに散る事であった…。
「ごめんなさいね、実験体のお嬢ちゃん。ひどい目に合わせて…だ、だけどもう、あなた達は…私なんかより、ずっと強い…」
第51話カルヴィナ編にて。フー=ルーはカティア達に対して罪悪感を感じていたことが伺え、同時に精神的に成長を遂げた彼女達を「自分より強い」と認めた。
「あははははは、さらば、全ての愛すべき敵よ!」
フー=ルーの最期の台詞。フューリーの女騎士は敵に敗北しながらも心底満足し、爆散するラフトクランズと共にヴォーダの闇へと還って逝った。死の恐怖に怯えながら見苦しく死んだジュア=ムとはまさに対照的な散り様である。

搭乗機体・関連機体

ラフトクランズ

話題まとめ

資料リンク