「六神合体ゴッドマーズ」の版間の差分
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子供向けに制作されたアニメで、超合金等の玩具が好調な売り上げを記録した一方で、[[主人公]]の[[明神タケル]]や[[マーグ]]などの美形男性キャラに多くの女性ファンが虜になった。このことから、当初の予定だった半年から1年以上に期間が延長されて放送されることとなった。 | 子供向けに制作されたアニメで、超合金等の玩具が好調な売り上げを記録した一方で、[[主人公]]の[[明神タケル]]や[[マーグ]]などの美形男性キャラに多くの女性ファンが虜になった。このことから、当初の予定だった半年から1年以上に期間が延長されて放送されることとなった。 | ||
『[[ジャイアントロボ THE ANIMATION ~地球が静止する日~]]』のようなスターシステムを採用していないことから、『ジャイアントロボ』の参戦が難しくなった『[[第2次スーパーロボット大戦α]]』の後にリリースされた『[[スーパーロボット大戦D]]』でも問題なく参戦を果たしている横山光輝作品である。版権表記はスパロボ参戦時には「光プロダクション」だけだが、本編映像が使用される際には制作を担当したトムス・エンタテインメント(当時は東京ムービー新社)を指す「TMS」が併記される。 | 『[[ジャイアントロボ THE ANIMATION ~地球が静止する日~]]』のようなスターシステムを採用していないことから、『ジャイアントロボ』の参戦が難しくなった『[[第2次スーパーロボット大戦α]]』の後にリリースされた『[[スーパーロボット大戦D]]』でも問題なく参戦を果たしている横山光輝作品である。版権表記はスパロボ参戦時には「光プロダクション」だけだが、本編映像が使用される際には制作を担当したトムス・エンタテインメント(当時は東京ムービー新社)を指す「TMS」が併記される。 | ||
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+ | 西暦1999年、全宇宙の支配を目論む[[ズール皇帝]]率いる[[ギシン帝国]]が[[地球]]侵略を開始した。<br />地球圏防衛部隊[[コスモクラッシャー隊]]に所属する[[明神タケル]]は、ズール皇帝によって自分が[[ギシン星人]]であり、同時に送り込まれたロボット、[[ガイヤー]]に内蔵された[[反陽子爆弾]]を起爆させるための存在だったという衝撃の事実を告げられる。<br />あくまで地球のために戦おうとするタケルは、皇帝の命令を拒絶、地球での養父を殺された怒りによって超能力に目覚め、[[ガイヤー]]に搭乗しギシンのメカを撃退した。 | ||
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2013年4月28日 (日) 16:33時点における版
- 1981年10月2日 ~ 1982年12月24日放映(日本テレビ系) 全64話
- 初参戦スパロボ:スーパーロボット大戦64(1999年)
概要
横山光輝氏の漫画『マーズ』を原作とするアニメ作品。ただし漫画が凄まじく鬱な内容であったためか、「時代にあわせて、自由に書いてもらってかまわない」という横山氏からの許可を得た上で設定の一部を借りた程度でほぼオリジナルのストーリーが展開されている。「ゴッドマーズ」という名前については、商標の都合から変更された。
子供向けに制作されたアニメで、超合金等の玩具が好調な売り上げを記録した一方で、主人公の明神タケルやマーグなどの美形男性キャラに多くの女性ファンが虜になった。このことから、当初の予定だった半年から1年以上に期間が延長されて放送されることとなった。
『ジャイアントロボ THE ANIMATION ~地球が静止する日~』のようなスターシステムを採用していないことから、『ジャイアントロボ』の参戦が難しくなった『第2次スーパーロボット大戦α』の後にリリースされた『スーパーロボット大戦D』でも問題なく参戦を果たしている横山光輝作品である。版権表記はスパロボ参戦時には「光プロダクション」だけだが、本編映像が使用される際には制作を担当したトムス・エンタテインメント(当時は東京ムービー新社)を指す「TMS」が併記される。
ストーリー
西暦1999年、全宇宙の支配を目論むズール皇帝率いるギシン帝国が地球侵略を開始した。
地球圏防衛部隊コスモクラッシャー隊に所属する明神タケルは、ズール皇帝によって自分がギシン星人であり、同時に送り込まれたロボット、ガイヤーに内蔵された反陽子爆弾を起爆させるための存在だったという衝撃の事実を告げられる。
あくまで地球のために戦おうとするタケルは、皇帝の命令を拒絶、地球での養父を殺された怒りによって超能力に目覚め、ガイヤーに搭乗しギシンのメカを撃退した。
タケルは自身の守り神として造られた六神ロボと共にギシン帝国に立ち向かうが、それは自分の同族、そして肉親との戦いを強いられる悲しい戦いの始まりを意味していた。
登場人物
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
地球側(コスモクラッシャー隊)
- 明神タケル(マーズ)
- 地球を、平和を愛する使者。幾度無く窮地に陥るが仲間の力で乗り切る。
- 飛鳥ケンジ
- コスモクラッシャー隊の隊長。
- 伊集院ナオト
- コスモクラッシャー隊、コスモクラッシャーの射撃担当。
- 木曽アキラ
- コスモクラッシャー隊、分離状態のサブも務める。
- 日向ミカ
- コスモクラッシャー隊の索敵担当。当初タケルに気をかけるが・・・
- 大塚長官
- コスモクラッシャー隊を率いる地球軍の長官。縁の下で戦う。
実は前番組の『太陽の使者 鉄人28号』から継続登場したキャラ。
ギシン帝国
- マーグ
- タケルことマーズの兄。タケルにテレパシーでアドバイスをするがズールに洗脳され兄弟同士で戦うことになり、洗脳が解けても死んでしまう悲運のキャラ。当時は死んだ後、現実にファン主導で葬儀が行われる程の人気だった。DではOVA版デザインのゴッドマーズを与えられ、兄弟で共闘できる。
- ロゼ
- マーグの副官。地球人と触れ合うことで「愛」を知る。
- ゲル
- バレン
- ギシン星の超能力者。
- グール
- ギシン星の超能力者。
- カッチ
- ギシン星の超能力者。
- ワール
- ズールの腹心。しかし、ズールのやり方に疑問を感じ、そして…
- サグール
- ギシン星の謀報長官。
- ズール皇帝
- ギシン星を支配する悪の権化。「愛」を極端に憎悪する。
- 超能力者 (ギシン星)
- ゲシュタルト
- ズールの分身。
その他
登場メカ
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
ゴッドマーズ、地球側
- ガイヤー
- タケルのみが乗り込める六神ロボの中核。反陽子爆弾が搭載されており、タケルの命が尽きると爆弾で地球は破壊される。
- ゴッドマーズ
- 地球に散らばった残りの5神ロボと合体した、強力なパワーと装甲を誇る合体ロボ。
- タイタン・スフィンクス・ラー・シン・ウラヌス
- ガイヤー以外の六神ロボ。スパロボでは合体シーン、ユニットアイコンのみ登場。Dなどではガイヤー又はゴッドマーズの武器「六神アタック」でも登場する。
- コスモクラッシャー
- コスモクラッシャー隊の大気圏内・宇宙用戦闘機。
ギシン帝国
エスパーロボ
戦艦
その他
OVA『十七歳の伝説』に登場
- ガイヤー (OVA)
- ゴッドマーズ (OVA)
- OVA版のゴッドマーズで、TVとはデザインが変更されている。本来はTVとは同一機体だが、ゲームではマーグ用として別機体扱いになっている。
登場作と扱われ方
- スーパーロボット大戦64(リンクバトラー)
- 初参戦作品。超能力がニュータイプと同等以上(攻撃力に+補正の為)の能力として扱われているため、ラスボスだろうが必中なしで攻撃を当てて、雑魚の攻撃は余裕で回避可能というスーパーロボットにあるまじき性能を発揮している。
- スーパーロボット大戦D
- ギシン帝国がギシン星間帝国という組織名になっており、それゆえにベガ星連合軍やザール星間帝国を傘下に勢力が原作以上に拡大されている。
- 第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇
- 初の声付き参戦。ストーリーは原作のギシン星編まで。
- 第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇
- 前番組と共に参戦。マルメロ星編は飛ばされたもののギシン星編以降(地球編)が原作再現されるのは初めてとなる。
用語
主要スタッフ
- 制作会社
- 東京ムービー新社(現:トムス・エンタテインメント)
- チーフディレクター
- 今沢哲男
- キャラクターデザイン
- 本橋秀之
- メカニカルデザイン
- 亀垣一
- 音楽
- 若草恵