「ミハエル・ブラン」の版間の差分
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:初代ロックオンを尊敬しており、ただ双子の弟だからと「ロックオン・ストラトス」の名を継いだ二代目ロックオンを敵視する。物語の後半で原作の死亡イベントが再現される…かと思いきやオズマに助けられたらしく負傷した体を引きずりながらもクランのピンチを格好良く救い、無条件で生存する。能力的には援護攻撃にヒット&アウェイを持ちスナイパーとしての素質は申し分ない。欠点は、精神コマンド・集中を持たないため、敵機に囲まれる状況には弱く、連続ターゲット補正により簡単に被弾、撃墜される恐れがある。 | :初代ロックオンを尊敬しており、ただ双子の弟だからと「ロックオン・ストラトス」の名を継いだ二代目ロックオンを敵視する。物語の後半で原作の死亡イベントが再現される…かと思いきやオズマに助けられたらしく負傷した体を引きずりながらもクランのピンチを格好良く救い、無条件で生存する。能力的には援護攻撃にヒット&アウェイを持ちスナイパーとしての素質は申し分ない。欠点は、精神コマンド・集中を持たないため、敵機に囲まれる状況には弱く、連続ターゲット補正により簡単に被弾、撃墜される恐れがある。 | ||
2012年9月13日 (木) 22:46時点における版
ミハエル・ブラン(Mikhail Blanc)
美星学園高等部航宙科2年、成績は主席。S.M.SではVF-25Gに搭乗し、常人離れした視力を武器にスナイパーを担当。普段は視力を抑える眼鏡を架けており、バルキリー搭乗時か視力の訓練以外は殆ど外さず生活している。
異性関係は「俺は女も弾も一発必中さ!」を豪語しているだけあって積極的に声を掛けて行く…が基本的には大人びた女性(美星学園の女子生徒曰く「ゴージャス系の女性」)にしか声を掛けない。劇中ではシェリルやグレイスにも声を掛けていた。しかし、本気の恋愛に関しては臆病で「本気になるのもさせるのも怖い」と話している。
愛称は「ミシェル」、アルトは途中までは「ミハエル」と呼んでいたが、ある事件を機に「ミシェル」と呼ぶようになる。ちなみに、グレイスからは「ミシェル・ブラン」と呼ばれている。また漫画版では本名がミシェルになっている。
クラン・クランとは幼馴染で、女性に優しいミシェルでもクランに関しては遠慮をしないが、少なからず特別な想いを持ってはいる。最後は自分を犠牲にしてクランを守り帰らぬ人となった。
劇中、グレイスに止めを刺したのはミシェルが搭乗していたVF-25Gのスナイパーライフルである。
なお、明確に死亡するシーンが描写されていないため、放送当時「実は生きているのではないか」と期待した視聴者も存在したが、河森総監督は「TV版では死亡しました」と発言している。ただしこの発言は2011年2月公開の劇場版では生存するという可能性も示唆する内容であり、実際に生存した。
ちなみに彼はゼントラーディの血を引いているが一度巨大化するとマイクローンサイズに戻れない遺伝子を持っている。
スパロボシリーズにおいて
今の所無条件で死亡が確定している作品は無い。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 初の声付きで登場。直感、狙撃、H&Aと根っからのスナイパー。援護攻撃もあるのでスナイパーライフルを撃つことだけを考えて育成しよう。ストーリーが最後まで進まないので最後まで使用できる。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 初代ロックオンを尊敬しており、ただ双子の弟だからと「ロックオン・ストラトス」の名を継いだ二代目ロックオンを敵視する。物語の後半で原作の死亡イベントが再現される…かと思いきやオズマに助けられたらしく負傷した体を引きずりながらもクランのピンチを格好良く救い、無条件で生存する。能力的には援護攻撃にヒット&アウェイを持ちスナイパーとしての素質は申し分ない。欠点は、精神コマンド・集中を持たないため、敵機に囲まれる状況には弱く、連続ターゲット補正により簡単に被弾、撃墜される恐れがある。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦L
- プロローグで早速登場した後、序盤~中盤に差し掛かる辺りで自軍に正式参戦する。29話「トライアングラー」で原作通り戦死してしまうが、同シナリオで死亡イベントが起こるまでの間に8機以上敵機を撃墜という比較的簡単な条件で生存させることができる。しかしこの生存フラグ、諸々の事情により分かっていながらスルーされる事が少なくない。
具体的に言うと、ミシェルが死亡した場合はやはり原作通りにクランがVF-25Gに乗り換えることが出来るようになるのだが、これに乗った時専用のマイクローンクランのカットイン一式が専用に用意されていること、そしてこのクランが精神コマンド「突撃」を持つため武装と相性が良いことなど、ミシェルを諦めるメリットがいくつもある。また、中島宗美・ステラ・ルーシェとミシェルの3者はルート選択の関係上どれか1人を諦めなければならないのだが、宗美、ステラは1周目に仲間にしないと撃墜数補正が受けられないため、好みに関わらず1週目はとりあえずミシェルを後回しにされるケースが多い。
さらに、上記の条件は29話の中でミシェルの撃墜数8増やすというのが正確な条件であり、ミシェルの撃墜数がシナリオ開始時に992以上あると、絶対に生き残れないという落とし穴がある(999でカンスト)。一週目でこうなる事はまずあり得ないが、Lでは周回プレイで撃墜数も引き継がれてしまうため、周回を繰り返せばいつかは必ずこの状態に陥る。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
リアル系の能力値。スナイパーという事から命中、射撃は自軍でもトップクラスの値を持つ。
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
- L
- 底力、ヒット&アウェイ、切り払い、シールド防御、撃ち落とし、援護防御、アタックコンボ
初期からヒット&アウェイを持つ。 - 第2次Z破界篇
- 援護攻撃L2、気力+ (命中)、ヒット&アウェイ
- 再2次Z再世篇
- 援護攻撃L2、援護防御L1、ヒット&アウェイ
エースボーナス
- 第2次Z破界篇
- 女性パイロットと隣接時、命中率・回避率+15%
たとえ女性が敵だろうが味方だろうが隣にいればこのボーナスが発動するというもの。 - 再2次Z再世篇
- 女性パイロットと隣接時、与ダメージ1.1倍、命中率+40%
回避率が消えた代わりに命中率が倍以上に上昇、ダメージも増加する。なお、このボーナスは桂と同じく隣がアンブローンだろうが、次元獣化したエスターだろうが発動できる。クランが「ロクでもない師弟関係」と言われるのも頷ける…。しかし、ヒリングの場合は彼(?)が無性と設定されてあるため、隣にいても発動しない。
人間関係
- 早乙女アルト
- 親友であり、同僚であり、ライバルでもある。ミシェルは歌舞伎時代のアルトのファンであるが、ドラマCDで皮肉にもアルトが航宙科に転科する(=歌舞伎を捨てる)キッカケを作った事が判明した。
- クラン・クラン
- 幼馴染。小さい頃のミシェルとの写真を大事に持っている。
- ルカ・アンジェローニ
- 後輩。
- オズマ・リー
- 隊長。第2次Z再世篇では彼に命を救われる。
- シェリル・ノーム
- シェリルがV型感染症を発症した際に色々手助けをした。
- ジェシカ・ブラン
- 実の姉。新統合軍のスナイパーであったが、不倫関係だった上司を誤射し、軍法会議に掛けられ、失意の内に自殺した。
- グレイス・オコナー
- 直接的な因縁はないが、TV版ではミシェルの形見が彼女に引導を渡す切り札となった。
他作品との人間関係
- 峰一平
- Lにて、出会った当初は彼への嫉妬もあり何かと対立していたが、バジュラとの最初の戦闘後に和解しよき親友となる。
- ジャック・スミス
- Lにおいていつの間にかLOTUSに加入していた彼に対し、若干メタな突っ込みを入れる。
- ティエリア・アーデ
- 中の人が同じであるが、ただしソレスタルビーイングのスナイパーは下記のロックオン・ストラトスである。
- ロックオン・ストラトス
- 第2次Zでは初対面時にお互いがスナイパーであることを見抜いた。その後も絡みがある。ロックオンが戦死した時はどちらがスナイパーとして上か決まらなかったことを無念に思っていたようである。
- ロックオン・ストラトス (2代目)
- 破界篇で死亡した初代ロックオンことニールの弟。当初はロックオンの称号を受け継いだライルを敵視していたが、後に和解。
- 桂木桂
- 同じ女好きである上、自身よりも恋愛に対する観察眼が鋭い彼に敬意を持っているようで、「桂さん」と呼んでいる。しかし、彼の娘であるアテナに関心を向けたときは彼から「俺の目が黒いうちはアテナには指一本触れさせない」と釘を刺される。また彼から「俺のことは師匠と呼びな。」ともいわれる。ちなみに、桂を演じたのは初代マクロス及び7でマクシミリアン・ジーナスを演じた速水氏。
- アテナ・ヘンダーソン
- ボビー大尉の言動になれることができずに戸惑っている彼女に関心をむける。上記の桂の台詞のあとには「まるでアテナの保護者みたいだな」と不思議そうな表情をみせた。結局、破界篇では桂とアテナの関係は明確には説明されなかった。
名台詞
- 「今、ここで歌える?誰も君を見ようと…見る為に来てないこの場所で」
- 第5話にて。家出したランカを家に帰るよう説得するも、聞き入れない為、ミシェルもキツイ言葉となり、本気で歌手を目指す覚悟はあるのか?と問いかける時に使った台詞。しかしこの挑発に発奮したランカがストリートライブを即興で行い、それがきっかけで彼女のデビューの道が作られることに…
- 「死んでたら最高に感動的だったんだけどねぇ」
- 第17話にてオズマが大量出血しながらも入院で済んだことに対して。だが、当のミシェルもわずか3話後の第20話でまさか自分が死ぬことになるとは予想できなかったであろう……。
- 「ごめんな、クラン。今まで、言えなくて…俺も…俺も、お前のことを…愛して…」
- その第20話にて。テレビ版の彼の最期の台詞。素直になれない二人が素直になれた瞬間にこの結末とは…。この台詞は「愛してる」とハッキリ言う前に宇宙空間に投げ出された為、本当に「愛してる」と言おうとしたのかは不明。(声優の神谷浩史氏もラジオ内でこのことを語っている。)
- 「あいつ…傾いてやがる!」
- 『サヨナラノツバサ』にて。
スパロボシリーズの名台詞
Zシリーズ
- 「あなた、射撃を…それもスナイピングをやっていませんか?」
- 第2次Z破界篇のフロンティア船団ルートの第11話より。初対面のロックオンに尋ねたセリフ。
- 「やるもんだな、あの緑色の機体…」
「まあな。同じスナイパーとして、あの腕には敬意をはらわせてもらうさ」 - 第2次Z 破界篇のフロンティア船団ルートの第11話より。前者はロックオンが乗るガンダムデュナメスの射撃を見ての一言。後者はクランが「人を褒めるとは珍しい」と言った後に返した。
- 「本当に人類が団結してたってのは絶滅の危機に瀕していた時だけだったかもな」
- 第2次Z破界篇の共通ルート第21話より。自分達が三大国家からお尋ね者扱いされている有様に辟易していた。
- 「相手にとっちゃ不幸でしたね」
- 第2次Z破界篇の共通ルート第31話にてロゼ率いる超能力者部隊を得意の狙撃で翻弄して。ミシェル以外にもジャンゴ、ヨーコ、ロックオン、ゲインと錚々たるメンバーが得意の狙撃を披露しており、確かにギシン星人にとっては不幸以外の何物でもないであろう。
- (ロックオンさん…。結局、あんたとのスナイピング勝負…決着はつけられなかったな…)
(だから、俺もやるよ。あんたの分まで俺が狙い撃つ) - イマージュとの総力戦を前に、亡きロックオンへ誓いを立てる。
- 「エース級のバルキリー乗りは女性関連の逸話が多いんだよ」
「ロイ・フォッカー然り、一条輝然り、イサム・ダイソン然り、そして、我等の早乙女アルト隊長も…」 - 第2次Z再世篇中盤で、ミレーヌと交際中というガムリンの意外性に驚くワッ太へ、エース級パイロットの共通項を解説する。
- 「あの人は俺にとって目標とする存在だった。あの人のスナイパーとしての在り方に憧れていたと言ってもいい」
「そのロックオン・ストラトスの名を、双子だからって理由だけで受け継ぐ人間を俺は認めたくない」 - 対ルーク・アダモン攻略作戦決行前、秘めていたライルへの敵愾心を吐露する。ミシェル自身、この感情が単なるワガママに裏打ちされたものである事を自覚してはいたが、若さゆえ吐き出さずにはいられなかった模様。
携帯機シリーズ
- 「スナイパーはアタッカーを信じるもんだぜ」
- 第17話のヤシマ作戦にてシンジに向けた台詞。本人もスナイパーのため、説得力がある。
- 「確かにゼントラーディは戦うために造られた。だが、だからと言ってひとくくりにして語るのは気に入らないね」
- 第23話より。「戦うためだけに造られた存在」という点でゼントラーディを自分と同類扱いしたアトロスに対して。
- 「ク…クラン…俺は…」
「お前を…守る!」 - Lの第29話A「トライアングラー」にて、バジュラの攻撃からクランを庇って瀕死の重傷を負ったスナイパーは最後の力を振り絞り、愛する者に手を掛けようとしたバジュラを狙い撃つ。この話まで、生存フラグを立てたか否かで彼の運命は決まる。
- 「…グッ…!…そんなに…叫ばなくても聞こえているよ…」
「今回ばかりは…死んだと思ったぜ…。おかげで…口が滑っちまった…」 - フラグを立てていた場合、バジュラの攻撃を受けて撃墜されはするものの、なんとか生き残る。この後次のシナリオで再び出撃することが可能になるが、さすがに傷に響くようで「痛み止めだけじゃ足りなかったかな?」と言っている。
- 「…醜いぜ、あんた…!」
- グレイスとの戦闘前台詞。フルインプラントの体で自分たちの情報を探り、身勝手な野望に利用しようとしたグレイスを一刀両断する。
- 「ランカちゃんを道具にしてくれた礼は高くつくぜ!」
- グレイスとの戦闘時の台詞。原作ではありえなかった対決である。
- 「そりゃ、気の長い話だな…。そうそう死ぬつもりはないぜ、俺は」
- 生存フラグ成立時のLのエンディングにて。
スパロボシリーズの迷台詞
- 「確かに、よく見りゃ部隊表にシレっと追加されちゃいるが…。どうもねぇ」
- Lの第17話シナリオデモにていつの間にかLOTUSに加入していたジャックに対する若干メタな突っ込み。しかし、後の作品ではまだ登場すらしていないのに部隊表にシレっと追加される人が出てくる。
- 「何だよ、桂さん?まるでアテナの保護者みたいだな」
- アテナに関心を向けた際、桂から「俺の目が黒いうちはアテナには指一本触れさせない」といわれたことに対して。桂とアテナが親子であることを知らないミシェルにとって自分と同じ女好きの彼からこのようなことを言われるのは心外だったようだ。
- 「さすがだね、桂さん。そういう所にグッとくる」
- シェリルがいないところでアルトがランカを送っていくのはアンフェアだという言葉を聞いての返答。この後、クラン曰く、桂と「ロクでもない師弟関係」を結ぶことになる。
- 「ねぇ君…僕のオデコにタッチしてみない? それとも、僕がタッチしてみようか?」
- アッシュフォード学園のイベント「キューピットの日」にて、女生徒をナンパして。当然、クランを怒らせてしまう。
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