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+ | 背面部のバックパックに連結した2門の高火力兵器「フェルミオンキャノン」を主砲とする。高い火力と安価な生産性から傑作機と評されており、同社が「反アンティラス隊」結成のために雇った傭兵たちが好んで搭乗した。色こそ違えど外見は[[R-GUN|地上の某機動兵器]]によく似ている。シュテドニアス内戦時、『マルテナ社』に持ち込まれた[[デュラクシール]]のデータも参照したのだろう。試作機時代のカラーは深緑。制式採用後のカラーは漆黒で、これは「マルテナ社」時代からの習慣を引き継いだものと考えられる(「マルテナ社」には独自調整を施した魔装機を黒く塗装する嗜好があった)。 | ||
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+ | パーゼミュート社を退社したムデカがこの機体を入手した経緯については、反アンティラス隊の現隊長である[[ホルヘ・レイ・バルディビア・ロンバルディ|ホルヘ]]の便宜によるものが大きい<ref>書類上はタダ当然で解体業者に払い下げられた使用不能の不良品という事になっている(電撃スパロボ魂2015春号)。</ref>。 | ||
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=== [[魔装機神シリーズ]] === | === [[魔装機神シリーズ]] === | ||
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:最短での登場はラングランルート8話「エランの憂鬱」から。当初は試作機として運用されていたらしく「試作ニムバス」という機体名。その後、しばらくしてから制式採用され、シュテドニアスルート20話「災いを呼ぶ者」からは機体性能が少し向上した「ニムバス」の名で登場する。また、共通シナリオの13話「追跡者エラン」では大量に登場し、ボスユニットと大して変わらない攻撃力の「フェルミオンキャノン」の驚異を叩き込んでくる。ここが本作の難易度インフレの起点である。 | :最短での登場はラングランルート8話「エランの憂鬱」から。当初は試作機として運用されていたらしく「試作ニムバス」という機体名。その後、しばらくしてから制式採用され、シュテドニアスルート20話「災いを呼ぶ者」からは機体性能が少し向上した「ニムバス」の名で登場する。また、共通シナリオの13話「追跡者エラン」では大量に登場し、ボスユニットと大して変わらない攻撃力の「フェルミオンキャノン」の驚異を叩き込んでくる。ここが本作の難易度インフレの起点である。 | ||
− | :客観的に観ても難敵ではあるが、炎系の常として水の魔装機神[[ガッデス]]を非常に苦手としている。戦闘に特化した調整を施された水系魔装機[[キョウメイ蒼]]にも弱く、最高射程の関係で一たび守勢に回されると存外脆い。その強さの起因はあくまで「僚機と共同して行う数の暴力」によるところが大きい。 | + | :客観的に観ても難敵ではあるが、炎系の常として水の魔装機神[[ガッデス(魔装機神)|ガッデス]]を非常に苦手としている。戦闘に特化した調整を施された水系魔装機[[キョウメイ蒼]]にも弱く、最高射程の関係で一たび守勢に回されると存外脆い。その強さの起因はあくまで「僚機と共同して行う数の暴力」によるところが大きい。 |
:DLCキャンペーンマップ「追って追われて戦って」ではムデカ搭乗機をプレイヤー側で操作可能。改造度が高めに設定されているためHPは1万を超えるが、自己修復能力がないので過信は禁物。射程も最高で5スクエア先にしか届かないため、攻撃を仕掛ける度に容赦ない反撃の雨に晒される。ムデカ機が撃墜されるとロザリーの気力も上昇するので精神コマンドを使い切った後は、さっさと敵に落とされるように動かすのも悪くない。 | :DLCキャンペーンマップ「追って追われて戦って」ではムデカ搭乗機をプレイヤー側で操作可能。改造度が高めに設定されているためHPは1万を超えるが、自己修復能力がないので過信は禁物。射程も最高で5スクエア先にしか届かないため、攻撃を仕掛ける度に容赦ない反撃の雨に晒される。ムデカ機が撃墜されるとロザリーの気力も上昇するので精神コマンドを使い切った後は、さっさと敵に落とされるように動かすのも悪くない。 | ||
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+ | :外装色(緑→黒)と手にした銃砲に変更が加えられている。緑色のは(敵としても)登場しないので、ただのムデカ用カスタム機である可能性もある。 | ||
+ | :移動後使用可能な武器は格闘武器だけだが、どちらの格闘武器も操者能力減少効果が付いているので終盤のボスに背後から当てれば大いに弱体化できる。また、フェルミオンキャノンの最大射程が7マスになったので対ボス戦の支援や援護攻撃に活躍できる。ちなみにムデカは早くから「突撃」を使えるので、前作のような移動後フェルミオンキャノンの再現も可能である。 | ||
+ | :ムデカの能力は格闘寄りだが機体の本領は射撃、と一見噛み合っていないようだが、隠し要素としてロザリー(ジャスティニア)との合体攻撃を習得可能。ジャスティニアは単体での必殺技が十分な攻撃力を持つので、向こうが先行したところに後からニムバスが追いついて合体攻撃を繰り出すという連携がなかなか強力。操者のムデカは自力で「魂」を覚えるのでなおさらのこと恩恵が大きい。 | ||
== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
=== 武装・[[必殺武器]] === | === 武装・[[必殺武器]] === | ||
+ | ==== 試作ニムバス(緑) ==== | ||
;シールドミサイル | ;シールドミサイル | ||
− | : | + | :左腕で稼働する盾の下端内に仕込まれた4発の誘導弾。 |
+ | ;拳銃 | ||
+ | :右手に握る小型光線銃(名称不明)。斬撃を仕掛けるときに牽制目的で使用していた(III)。普段は腰にマウントして収納する。 | ||
;ソードブレイカー | ;ソードブレイカー | ||
− | : | + | :盾の上端に収納された短剣。牽制射撃後、銃を腰にマウントして盾から得物を抜剣。斬り付ける。 |
;フェルミオンキャノン | ;フェルミオンキャノン | ||
:本機の最強武器。2門の砲塔から灼熱の閃光を発射する。移動後使用可、射程1-5と穴がない。数の多さとHPが低いキャラを優先して狙うというCPU思考と相まってかなり厄介(地形も加わるとさらに悪化する)。 | :本機の最強武器。2門の砲塔から灼熱の閃光を発射する。移動後使用可、射程1-5と穴がない。数の多さとHPが低いキャラを優先して狙うというCPU思考と相まってかなり厄介(地形も加わるとさらに悪化する)。 | ||
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+ | ==== ニムバス(黒) ==== | ||
+ | ;ソードブレイカー / モービッドチェイサー | ||
+ | :盾の上端に収納された短剣で2回斬り付ける。手持ちの銃火器による牽制射撃はなし(COE)。 | ||
+ | :;モービッドチェイサー | ||
+ | ::シールドミサイルで牽制後、ソードブレイカーで斬撃を加え、トドメにエネルギーを込めて斬り付ける。 | ||
+ | ;ショットレールガン | ||
+ | : | ||
+ | ;フェルミオンキャノン | ||
+ | :移動後使用ができなくなったが、射程が延長されて7になっている。 | ||
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+ | :[[ジャスティニア]]との合体攻撃。COEで追加。 | ||
=== [[特殊能力]] === | === [[特殊能力]] === | ||
− | ; | + | ;剣装備、盾装備 |
− | : | + | :[[斬り返し]]、[[シールド防御]]を発動。 |
− | ; | + | ;[[MG回復]](小) |
:[[魔装機神シリーズ]]の特殊能力。 | :[[魔装機神シリーズ]]の特殊能力。 | ||
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<!-- === カスタムボーナス === --> | <!-- === カスタムボーナス === --> | ||
<!-- :ボーナス内容:第2次G、GBA版OG2、OGs、OG外伝、A PORTABLE、第2次Zで採用。 --> | <!-- :ボーナス内容:第2次G、GBA版OG2、OGs、OG外伝、A PORTABLE、第2次Zで採用。 --> | ||
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+ | == 機体BGM == | ||
;「終わりなき戦い」 | ;「終わりなき戦い」 | ||
:汎用戦闘曲。 | :汎用戦闘曲。 | ||
<!-- == 対決・名場面など == --> | <!-- == 対決・名場面など == --> | ||
+ | |||
+ | == 脚注 == | ||
+ | <references /> | ||
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2020年9月26日 (土) 12:43時点における最新版
ニムバス | |
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登場作品 | |
デザイン | 橋口力也 |
初登場SRW | 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | 魔装機 |
守護精霊 | 炎系低位・熱気「ビューベル」 |
動力 | 永久機関 |
エネルギー |
プラーナ 魔力 |
開発 | パーゼミュート社 |
所属 | 反アンティラス隊 |
主なパイロット | ムデカ・ラーベンス |
概要[編集 | ソースを編集]
「パーゼミュート社」で製作された炎系魔装機。
背面部のバックパックに連結した2門の高火力兵器「フェルミオンキャノン」を主砲とする。高い火力と安価な生産性から傑作機と評されており、同社が「反アンティラス隊」結成のために雇った傭兵たちが好んで搭乗した。色こそ違えど外見は地上の某機動兵器によく似ている。シュテドニアス内戦時、『マルテナ社』に持ち込まれたデュラクシールのデータも参照したのだろう。試作機時代のカラーは深緑。制式採用後のカラーは漆黒で、これは「マルテナ社」時代からの習慣を引き継いだものと考えられる(「マルテナ社」には独自調整を施した魔装機を黒く塗装する嗜好があった)。
この魔装機にもゼルヴォイドから得られた技術が使われているが、ヴァストとは異なりごく一部に留まっているため暴走する危険性は無い(電撃スパロボ魂2013年秋号)。
パーゼミュート社を退社したムデカがこの機体を入手した経緯については、反アンティラス隊の現隊長であるホルヘの便宜によるものが大きい[1]。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
魔装機神シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
- 最短での登場はラングランルート8話「エランの憂鬱」から。当初は試作機として運用されていたらしく「試作ニムバス」という機体名。その後、しばらくしてから制式採用され、シュテドニアスルート20話「災いを呼ぶ者」からは機体性能が少し向上した「ニムバス」の名で登場する。また、共通シナリオの13話「追跡者エラン」では大量に登場し、ボスユニットと大して変わらない攻撃力の「フェルミオンキャノン」の驚異を叩き込んでくる。ここが本作の難易度インフレの起点である。
- 客観的に観ても難敵ではあるが、炎系の常として水の魔装機神ガッデスを非常に苦手としている。戦闘に特化した調整を施された水系魔装機キョウメイ蒼にも弱く、最高射程の関係で一たび守勢に回されると存外脆い。その強さの起因はあくまで「僚機と共同して行う数の暴力」によるところが大きい。
- DLCキャンペーンマップ「追って追われて戦って」ではムデカ搭乗機をプレイヤー側で操作可能。改造度が高めに設定されているためHPは1万を超えるが、自己修復能力がないので過信は禁物。射程も最高で5スクエア先にしか届かないため、攻撃を仕掛ける度に容赦ない反撃の雨に晒される。ムデカ機が撃墜されるとロザリーの気力も上昇するので精神コマンドを使い切った後は、さっさと敵に落とされるように動かすのも悪くない。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END
- 外装色(緑→黒)と手にした銃砲に変更が加えられている。緑色のは(敵としても)登場しないので、ただのムデカ用カスタム機である可能性もある。
- 移動後使用可能な武器は格闘武器だけだが、どちらの格闘武器も操者能力減少効果が付いているので終盤のボスに背後から当てれば大いに弱体化できる。また、フェルミオンキャノンの最大射程が7マスになったので対ボス戦の支援や援護攻撃に活躍できる。ちなみにムデカは早くから「突撃」を使えるので、前作のような移動後フェルミオンキャノンの再現も可能である。
- ムデカの能力は格闘寄りだが機体の本領は射撃、と一見噛み合っていないようだが、隠し要素としてロザリー(ジャスティニア)との合体攻撃を習得可能。ジャスティニアは単体での必殺技が十分な攻撃力を持つので、向こうが先行したところに後からニムバスが追いついて合体攻撃を繰り出すという連携がなかなか強力。操者のムデカは自力で「魂」を覚えるのでなおさらのこと恩恵が大きい。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
試作ニムバス(緑)[編集 | ソースを編集]
- シールドミサイル
- 左腕で稼働する盾の下端内に仕込まれた4発の誘導弾。
- 拳銃
- 右手に握る小型光線銃(名称不明)。斬撃を仕掛けるときに牽制目的で使用していた(III)。普段は腰にマウントして収納する。
- ソードブレイカー
- 盾の上端に収納された短剣。牽制射撃後、銃を腰にマウントして盾から得物を抜剣。斬り付ける。
- フェルミオンキャノン
- 本機の最強武器。2門の砲塔から灼熱の閃光を発射する。移動後使用可、射程1-5と穴がない。数の多さとHPが低いキャラを優先して狙うというCPU思考と相まってかなり厄介(地形も加わるとさらに悪化する)。
ニムバス(黒)[編集 | ソースを編集]
- ソードブレイカー / モービッドチェイサー
- 盾の上端に収納された短剣で2回斬り付ける。手持ちの銃火器による牽制射撃はなし(COE)。
- モービッドチェイサー
- シールドミサイルで牽制後、ソードブレイカーで斬撃を加え、トドメにエネルギーを込めて斬り付ける。
- ショットレールガン
- フェルミオンキャノン
- 移動後使用ができなくなったが、射程が延長されて7になっている。
相剋剣・龍哮鳳鳴 - ジャスティニアとの合体攻撃。COEで追加。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
- 陸
- 空中要塞に乱入してきた機体のひとつであるため、飛行能力を所有している可能性がある。
サイズ[編集 | ソースを編集]
- M
機体BGM[編集 | ソースを編集]
- 「終わりなき戦い」
- 汎用戦闘曲。
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ 書類上はタダ当然で解体業者に払い下げられた使用不能の不良品という事になっている(電撃スパロボ魂2015春号)。
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