「鉄のラインバレル」の版間の差分

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*2008年10月3日 ~ 2009年3月20日(TBS系) 全24話+番外編2話
+
{{登場作品概要
*連載「チャンピオンRED」(秋田書店・刊) 2004年~連載中
+
| 読み = くろがねのラインバレル
*初参戦スパロボ
+
| 外国語表記 =
**アニメ版:[[スーパーロボット大戦L]](2010年)
+
| 原作 = 清水栄一<br />下口智裕
**原作漫画版:[[スーパーロボット大戦UX]](2013年)
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| 著者 =
 +
| 作画 =
 +
| 挿絵 =
 +
| 監督 = 日高政光
 +
| シリーズ構成 = 吉村清子
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| 脚本 =
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| キャラクターデザイン = 平井久司
 +
| メカニックデザイン = 鈴木勤
 +
| 音楽 = コーニッシュ
 +
| 制作 = GONZO(後のゴンゾ)
 +
| 放送局 = CBC・TBS系
 +
| 配給元 =
 +
| 発売元 =
 +
| 掲載誌 =
 +
| 出版社 =
 +
| レーベル =
 +
| 配信元 =
 +
| 放送期間 = 2008年10月3日 - <br />2009年3月20日
 +
| 公開日 =
 +
| 発売日 =
 +
| 発表期間 =
 +
| 刊行期間 =
 +
| 配信開始日 =
 +
| 話数 = 全24話+番外編2話
 +
| 巻数 =
 +
| シリーズ =
 +
| 前作 =
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| 次作 =
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| アニメ版 =
 +
| 漫画版 = [[鉄のラインバレル (原作漫画版)]]
 +
| 小説版 =
 +
| 初登場SRW = [[スーパーロボット大戦L]]
 +
| 初クレジットSRW =
 +
| 備考 =
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| その他 = クリエイティブプロデューサー:谷口悟朗
 +
}}
 +
『'''鉄のラインバレル'''』はGONZO制作のテレビアニメ作品。
  
==概要==
+
== 概要 ==
タイトルの「鉄」は「くろがね」と読む。
+
清水栄一・下口智裕作のロボット漫画『[[鉄のラインバレル (原作漫画版)|鉄のラインバレル]]』を原作にGONZOがアニメーション制作したテレビアニメ。
清水栄一・下口智裕作のロボット漫画作品。2008年にはGONZOによりTVアニメ化。
 
  
原作である漫画版とTVアニメ版は登場人物等の基本設定や序盤の主なストーリーは同じだが、それ以外は全く違った内容になっている。原作とはほぼ別人になっている登場人物も存在し、アニメ版は原作に先んじて独自の結末を迎えている。
+
登場人物等の基本設定や序盤の大まかなストーリーは漫画版と同じだが、それ以外の要素についてはクリエイティブプロデューサーとして参加した谷口悟朗氏の意向もあって漫画版から大きく改変が施された内容になっている。漫画版とはほぼ別人になっている登場人物も存在し、アニメ版は漫画版に先んじて独自の結末を迎えている。
  
==ストーリー==
+
== ストーリー ==
===(アニメ版)===
 
 
21世紀初頭、世界の多くの軍隊において「アルマ」と呼ばれる人型兵器がすでに実用化されている時代。
 
21世紀初頭、世界の多くの軍隊において「アルマ」と呼ばれる人型兵器がすでに実用化されている時代。
  
 
中学三年生の少年・早瀬浩一は典型的ないじめられっ子であり鬱屈した日々を送っていた。そんなある日、空から突然、裸の女の子と謎のロボット・ラインバレルが降って来て、よくわからないうちにその女の子にいざなわれてラインバレルのパイロットとして、世界征服を企む悪のテロ組織「加藤機関」のアルマ軍団と戦うハメになってしまう。まるでロボットアニメのような展開に、かねてから「正義の味方」に憧れていた浩一は大興奮。その異常な状況を喜んで受け入れ、自らを正義と名乗り鬱屈した感情を爆発させるかのように大暴れをすることになる。
 
中学三年生の少年・早瀬浩一は典型的ないじめられっ子であり鬱屈した日々を送っていた。そんなある日、空から突然、裸の女の子と謎のロボット・ラインバレルが降って来て、よくわからないうちにその女の子にいざなわれてラインバレルのパイロットとして、世界征服を企む悪のテロ組織「加藤機関」のアルマ軍団と戦うハメになってしまう。まるでロボットアニメのような展開に、かねてから「正義の味方」に憧れていた浩一は大興奮。その異常な状況を喜んで受け入れ、自らを正義と名乗り鬱屈した感情を爆発させるかのように大暴れをすることになる。
  
しかし、彼の子供じみたヒーロー願望による暴走は友人の死という取り返しのない悲劇を生むことになり、浩一は本当の正義の味方とは何かを問うようになる。やがて彼は加藤機関と敵対する正義を名乗る企業「JUDA」にスカウトされ、この世界の真実に向き合うようになる。
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しかし、彼の子供じみたヒーロー願望による暴走は、友人の死という取り返しのつかない悲劇を生むことになり、浩一は本当の正義の味方とは何かを問うようになる。やがて彼は加藤機関と敵対する正義を名乗る企業「JUDA」にスカウトされ、この世界の真実に向き合うようになる。
  
===(原作漫画版)===
+
== 登場人物 ==
 
+
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
現代とは「少しだけ」技術が進んだ時代・・・
 
 
 
<br>小学6年生の早瀬浩一は社会科見学の際事故に逢い、彼の中の何かが変わった・・・
 
<br>中学三年生になった早瀬少年は表向きは優等生、裏では中学校の悪ガキどもを束ねる番町として日常を謳歌していた。
 
<br>ある日、自分を狙う何者かの存在と、自分を救う<マキナ>と呼ばれる巨大ロボット、「ラインバレル」との出会いから、
 
<br>自らの理想である「正義の味方」として振舞うが・・・
 
 
 
<br>表向きは医療機器メーカーとして、裏では12体のマキナの保護を推し進める企業「JUDA」
 
<br>現代の技術より数段進んだ技術を持ち、世界に暗躍する秘密組織「加藤機関」
 
<br>そして彼等すら凌駕する第三の存在・・・
 
 
 
<br>様々な出会いと別れ、そして再会を経験し自らの正義を見出していく早瀬少年
 
 
 
<br>マキナとは? ラインバレルとは? 32年後に訪れるという「世界の滅亡」とは?
 
<br>世界の真実を巡り様々な思惑が渦巻く中、少年は自らの「正義」を突き進むべく仲間と共に戦い続ける・・・
 
 
 
==[[登場人物]]==
 
 
*[[メカ&キャラクターリスト/L]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/L]]
*[[メカ&キャラクターリスト/UX]]
 
  
===[[JUDA]]===
+
=== [[JUDA]] ===
 
*[[早瀬浩一]]
 
*[[早瀬浩一]]
 
*[[城崎絵美]]
 
*[[城崎絵美]]
52行目: 68行目:
 
*[[緒川結衣]]
 
*[[緒川結衣]]
 
*[[レイチェル・キャルヴィン]]
 
*[[レイチェル・キャルヴィン]]
*[[牧吾朗]]
+
*[[牧吾郎]]
 
*[[ヒトガタ]]
 
*[[ヒトガタ]]
 +
*[[管理人]]
 +
*[[犬]]
  
===[[加藤機関]]===
+
=== [[加藤機関]] ===
 
*[[加藤久嵩]]
 
*[[加藤久嵩]]
 
*[[菅原マサキ]]
 
*[[菅原マサキ]]
*[[中島宗美]]
 
 
*[[ユリアンヌ・フェイスフル]]
 
*[[ユリアンヌ・フェイスフル]]
 
*[[デミトリー・マガロフ]]
 
*[[デミトリー・マガロフ]]
64行目: 81行目:
 
*[[ジャック・スミス]]
 
*[[ジャック・スミス]]
 
*[[王政陸]]
 
*[[王政陸]]
===その他===
+
*[[中島宗美]]
 +
*[[加藤機関兵士]]
 +
 
 +
=== [[特殊自衛隊]] ===
 +
*[[五十嵐忍]]
 +
*[[特自隊員]]
 +
 
 +
=== その他 ===
 
*[[矢島英明]]
 
*[[矢島英明]]
 
*[[新山理沙子]]
 
*[[新山理沙子]]
 
*[[道明寺誠]]
 
*[[道明寺誠]]
 
*[[降矢勉]]
 
*[[降矢勉]]
*[[五十嵐忍]]
 
 
*[[桐山英治]]
 
*[[桐山英治]]
 +
*[[中島薫]]
 +
*[[城崎天児]]
  
==[[登場メカ]]==
+
== 登場メカ ==
 +
スパロボ毎の登場メカについては以下を参照して下さい。
 
*[[メカ&キャラクターリスト/L]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/L]]
*[[メカ&キャラクターリスト/UX]]
 
  
===[[マキナ]]===
+
=== [[マキナ]] ===
 
*[[ラインバレル]]
 
*[[ラインバレル]]
**[[ラインバレル mode-B]](ラインバレル・オーバードライブ)
+
**[[ラインバレル mode-B]]
 
**[[ラインバレル mode-C]]
 
**[[ラインバレル mode-C]]
**[[ラインバレル・アマガツ]]
 
 
*[[ヴァーダント]]
 
*[[ヴァーダント]]
 
*[[ハインド・カインド]]
 
*[[ハインド・カインド]]
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*[[プリテンダー]]
 
*[[プリテンダー]]
 
*[[アパレシオン]]
 
*[[アパレシオン]]
*シャングリラ
+
**ハグレマキナ
 +
*[[シャングリラ (ラインバレル)|シャングリラ]]
 
*[[量産型マキナ]]
 
*[[量産型マキナ]]
 
*[[セントラル]]
 
*[[セントラル]]
 +
*[[デウスエクスマキナ|マキナ]]
  
===[[アルマ]]===
+
=== [[アルマ]] ===
 
*[[アルマ (機体)]]
 
*[[アルマ (機体)]]
*[[カグツチ]]
+
*[[カグツチ (ラインバレル)|カグツチ]]
 
*[[イダテン]]
 
*[[イダテン]]
 
**[[イダテン弐型]]
 
**[[イダテン弐型]]
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*[[ツバキヒメ]]
 
*[[ツバキヒメ]]
 
*[[ヤオヨロズ]]
 
*[[ヤオヨロズ]]
*新型アルマ
+
*[[無人アルマ]]
  
===その他===
+
=== その他 ===
 
*[[迅雷 (ラインバレル)|迅雷]]
 
*[[迅雷 (ラインバレル)|迅雷]]
 
*[[衛星兵器|ヘリオス]]
 
*[[衛星兵器|ヘリオス]]
 
*フラッグ
 
*フラッグ
  
==主題歌と[[BGM]]==
+
== 用語 ==
;『鬼帝の剣』:(歌・演奏:ALI PROJECT、作詞:宝野アリカ、作曲・編曲:片倉三起也)
+
=== 組織 ===
:オープニングテーマ。LにおいてBGMとして採用。
+
;[[加藤機関]]
;『雨が降る』:(作詞・歌:坂本真綾、作曲:かの香織、編曲:斎藤ネコ)
+
:世界征服を掲げ、本作の当面の敵となる組織。
:前期エンディングテーマ。
+
;[[JUDA]]
;『Remedy』:(作詞・歌:坂本真綾、作曲・編曲:Sol、aya)
+
:世界的薬品メーカー。その実態は加藤機関への対抗組織。
:後期エンディングテーマ。
+
;キリヤマ重工
;『PROUD』:(作詞:小峰理紗、作曲:山崎ますみ、編曲:山崎淳、江口貴勅、歌:コミネリサ)
+
:[[迅雷 (ラインバレル)|迅雷]]を開発した兵器メーカー。
:挿入歌。LにおいてBGMとして採用。
+
;[[特殊自衛隊]]
;『linebarrel』
+
:
:次回予告BGM。ただし、ネット配信版は次回予告が長尺(30秒)になっていたためBGMが異なっている。UXにおいてBGMとして採用。
+
;[[高蓋然性世界]]
 +
:「高い確率で存在する世界」のこと。マサキや久嵩はここの出身。
 +
;[[統一意志セントラル]]
 +
:あちら側に存在している真の敵。
  
==登場作と扱われ方==
+
=== 技術 ===
===携帯機シリーズ===
+
;[[ファクター]]
 +
:マキナの操縦者を表す言葉。ある人物曰く「人殺しの因子」。
 +
;[[マキナ]]
 +
:自己修復能力を備えた戦闘ロボ。特定の人物にしか動かせない。
 +
;[[アルマ]]
 +
:劣化マキナとも言うべき戦闘メカ。本作でロボットといえば基本これ。
 +
;[[マキナ人間]]
 +
:マキナと融合された人間。
 +
;[[ファイナルフェイズ]]
 +
:他のマキナのエネルギーを集め、ラインバレルを活性化させるプログラム。
 +
 
 +
=== その他 ===
 +
;[[早瀬軍団]]
 +
:道明寺が立ち上げた集団。
 +
;御崎中学
 +
:アニメ版に於ける浩一達が通う中学校。
 +
 
 +
== 楽曲 ==
 +
;オープニングテーマ
 +
:
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:;「鬼帝の剣」
 +
::歌・演奏:ALI PROJECT、作詞:宝野アリカ、作曲・編曲:片倉三起也
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::『L』で採用。
 +
:
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;エンディングテーマ
 +
:
 +
:;「雨が降る」(前期)
 +
::作詞・歌:坂本真綾、作曲:かの香織、編曲:斎藤ネコ
 +
::現状スパロボで採用された事はないが、原作漫画版が参戦した『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』では[[アパレシオン]]の大口径狙撃用ライフルのトドメ演出で「雨が降る」。
 +
:;「Remedy」(後期)
 +
::作詞・歌:坂本真綾、作曲・編曲:Sol、aya
 +
:
 +
;挿入歌
 +
:
 +
:;「PROUD」
 +
::作詞:小峰理紗、作曲:山崎ますみ、編曲:山崎淳、江口貴勅、歌:コミネリサ
 +
::『L』で採用。原作再現の山場で流れ、展開を大いに盛り上げてくれる。
 +
 
 +
== 登場作と扱われ方 ==
 +
=== 携帯機シリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦L]]
 
;[[スーパーロボット大戦L]]
:初参戦作。アニメ版設定で登場するが、漫画版、さらには本作のプロトタイプである読み切り漫画『鋼鉄の華』(余談の節を参照)から取り入れられた要素も散見される。[[JUDA]]本社が自軍部隊[[LOTUS]]の拠点となったり、1話から原作再現があるなどで物語の中心的活躍をするため、扱いは非常に良い。
+
:初参戦作品。アニメ版設定で登場するが、原作漫画版とそのプロトタイプである読切漫画『鋼鉄の華』から取り入れられた要素も散見される。[[JUDA]]本社が自軍部隊[[LOTUS]]の拠点となったり、1話から原作再現があったりと物語の中心的活躍をするため、扱いは非常に良い。
;[[スーパーロボット大戦UX]]
+
<!-- == 各話リスト == -->
:Lとは異なり、漫画版名義での参戦となる。事前に公開されたPV1でもキャラクターや機体のデザイン、使用している武装など、漫画版の要素が散見されており、その後原作者2人のサイトで「参戦するのは『原作版』」と言及され、UX公式サイトの作品紹介でも「'''鉄のラインバレル(原作漫画版)'''」名義となった(PV2も同様の表記)。
+
<!--
:なお、CVやBGMはアニメ版のものが使われている。今回は[[機神咆吼デモンベイン|鬼の名を戴く機神達]]と共演する。
+
{| class="wikitable"
 
+
|-
==用語==
+
! 話数 !! サブタイトル !! 登場メカ !! 備考 !! 再現スパロボ
;[[加藤機関]]:本作のおもな敵。その実態は……。
+
|-
;[[ファクター]]:マキナの操縦者を表す言葉。ある人物いわく「人殺しの因子」。
+
|  ||  ||  ||  ||
;[[マキナ]]:自己修復能力を備えた戦闘ロボ。特定の人物にしか動かせない。
+
|}
;[[アルマ]]:劣化マキナとも言うべき戦闘メカ。この世界でロボットといえば基本これ。
+
-->
;[[JUDA]]:世界的薬品メーカー。その実態は加藤機関への対抗組織だが、実は……。
+
<!-- 登場メカの列がスカスカ、あるいはムラがあるならば「ハイライト」「対決する敵」など適宜変えてください。 -->
;[[キリヤマ重工]]:迅雷を開発した兵器メーカー。
 
;[[Dソイル値]]:ファクターとマキナの「同調率」のようなもの。自己修復能力に影響する。
 
;[[早瀬軍団]]:道明寺が立ち上げた集団。
 
;[[マキナ人間]]:マキナと融合された人間。
 
;[[統一意志セントラル]]:あちら側に存在している本作の真の敵。
 
;[[高蓋然性世界]]:「高い確率で存在する世界」のこと。マサキや久嵩はここの出身。
 
  
==主要スタッフ==
+
== 余談 ==
;制作会社:GONZO
+
*最終回でラインバレルが次元のゲートを抜けるとき、すれ違った謎のロボと少年少女は原作漫画の原型『鋼鉄の華』バージョンの浩一と絵美、そして[[デウスエクスマキナ|マキナ]]である(原作漫画版の最終話でも登場している)。
;監督:日高政光
+
*深夜帯に放送されたアニメとしては珍しく、食玩プラモデルが発売されていた。
;キャラクターデザイン:平井久司
 
;メカニックデザイン:鈴木勤
 
;音楽:コーニッシュ
 
  
==商品情報==
+
== 商品情報 ==
==DVD==
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=== 楽曲関連 ===
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=== レンタルビデオ・動画配信 ===
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|+ 動画配信
==余談==
+
! サイト名 !! 取扱いの有無 !! 備考
原作漫画版と同じ作者が過去に読みきり作品として描いた『鋼鉄の華』という作品があるのだが、これが『鉄のラインバレル』のプロトタイプとも言える作品となっている。内容は、早瀬浩一と城崎絵美という二人の少年少女が「マキナ」と呼ばれるロボットに乗り込んで戦う、というもの。ただしキャラ・メカの外見や性格は『鉄のラインバレル』の漫画・アニメとは全く異なったものとなっている。TVアニメ版最終回にライバレルが次元のゲートを抜けるときにすれ違った謎のロボと少年少女は、この『鋼鉄の華』バージョンの浩一と絵美、そしてマキナである。
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|[https://www.hulu.jp/ hulu]|| × ||
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==話題まとめ==
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== リンク ==
==リンク==
 
 
*[http://www.linebarrels.jp/ アニメ版公式サイト]
 
*[http://www.linebarrels.jp/ アニメ版公式サイト]
 
*[http://www.hudson.co.jp/linebarrels/top.html ゲーム版公式サイト]
 
*[http://www.hudson.co.jp/linebarrels/top.html ゲーム版公式サイト]
 +
 
{{DEFAULTSORT:くろかねのらいんはれる}}
 
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[[Category:登場作品]]
 
[[Category:登場作品]]
 +
[[Category:鉄のラインバレル|*くろかねのらいんはれる]]

2022年10月17日 (月) 11:49時点における最新版

鉄のラインバレル
読み くろがねのラインバレル
原作 清水栄一
下口智裕
監督 日高政光
シリーズ構成 吉村清子
キャラクターデザイン 平井久司
メカニックデザイン 鈴木勤
音楽 コーニッシュ
制作 GONZO(後のゴンゾ)
放送局 CBC・TBS系
放送期間 2008年10月3日 -
2009年3月20日
話数 全24話+番外編2話
漫画版 鉄のラインバレル (原作漫画版)
初登場SRW スーパーロボット大戦L
その他 クリエイティブプロデューサー:谷口悟朗
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鉄のラインバレル』はGONZO制作のテレビアニメ作品。

概要[編集 | ソースを編集]

清水栄一・下口智裕作のロボット漫画『鉄のラインバレル』を原作にGONZOがアニメーション制作したテレビアニメ。

登場人物等の基本設定や序盤の大まかなストーリーは漫画版と同じだが、それ以外の要素についてはクリエイティブプロデューサーとして参加した谷口悟朗氏の意向もあって漫画版から大きく改変が施された内容になっている。漫画版とはほぼ別人になっている登場人物も存在し、アニメ版は漫画版に先んじて独自の結末を迎えている。

ストーリー[編集 | ソースを編集]

21世紀初頭、世界の多くの軍隊において「アルマ」と呼ばれる人型兵器がすでに実用化されている時代。

中学三年生の少年・早瀬浩一は典型的ないじめられっ子であり鬱屈した日々を送っていた。そんなある日、空から突然、裸の女の子と謎のロボット・ラインバレルが降って来て、よくわからないうちにその女の子にいざなわれてラインバレルのパイロットとして、世界征服を企む悪のテロ組織「加藤機関」のアルマ軍団と戦うハメになってしまう。まるでロボットアニメのような展開に、かねてから「正義の味方」に憧れていた浩一は大興奮。その異常な状況を喜んで受け入れ、自らを正義と名乗り鬱屈した感情を爆発させるかのように大暴れをすることになる。

しかし、彼の子供じみたヒーロー願望による暴走は、友人の死という取り返しのつかない悲劇を生むことになり、浩一は本当の正義の味方とは何かを問うようになる。やがて彼は加藤機関と敵対する正義を名乗る企業「JUDA」にスカウトされ、この世界の真実に向き合うようになる。

登場人物[編集 | ソースを編集]

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

JUDA[編集 | ソースを編集]

加藤機関[編集 | ソースを編集]

特殊自衛隊[編集 | ソースを編集]

その他[編集 | ソースを編集]

登場メカ[編集 | ソースを編集]

スパロボ毎の登場メカについては以下を参照して下さい。

マキナ[編集 | ソースを編集]

アルマ[編集 | ソースを編集]

その他[編集 | ソースを編集]

用語[編集 | ソースを編集]

組織[編集 | ソースを編集]

加藤機関
世界征服を掲げ、本作の当面の敵となる組織。
JUDA
世界的薬品メーカー。その実態は加藤機関への対抗組織。
キリヤマ重工
迅雷を開発した兵器メーカー。
特殊自衛隊
高蓋然性世界
「高い確率で存在する世界」のこと。マサキや久嵩はここの出身。
統一意志セントラル
あちら側に存在している真の敵。

技術[編集 | ソースを編集]

ファクター
マキナの操縦者を表す言葉。ある人物曰く「人殺しの因子」。
マキナ
自己修復能力を備えた戦闘ロボ。特定の人物にしか動かせない。
アルマ
劣化マキナとも言うべき戦闘メカ。本作でロボットといえば基本これ。
マキナ人間
マキナと融合された人間。
ファイナルフェイズ
他のマキナのエネルギーを集め、ラインバレルを活性化させるプログラム。

その他[編集 | ソースを編集]

早瀬軍団
道明寺が立ち上げた集団。
御崎中学
アニメ版に於ける浩一達が通う中学校。

楽曲[編集 | ソースを編集]

オープニングテーマ
「鬼帝の剣」
歌・演奏:ALI PROJECT、作詞:宝野アリカ、作曲・編曲:片倉三起也
『L』で採用。
エンディングテーマ
「雨が降る」(前期)
作詞・歌:坂本真綾、作曲:かの香織、編曲:斎藤ネコ
現状スパロボで採用された事はないが、原作漫画版が参戦した『UX』ではアパレシオンの大口径狙撃用ライフルのトドメ演出で「雨が降る」。
「Remedy」(後期)
作詞・歌:坂本真綾、作曲・編曲:Sol、aya
挿入歌
「PROUD」
作詞:小峰理紗、作曲:山崎ますみ、編曲:山崎淳、江口貴勅、歌:コミネリサ
『L』で採用。原作再現の山場で流れ、展開を大いに盛り上げてくれる。

登場作と扱われ方[編集 | ソースを編集]

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦L
初参戦作品。アニメ版設定で登場するが、原作漫画版とそのプロトタイプである読切漫画『鋼鉄の華』から取り入れられた要素も散見される。JUDA本社が自軍部隊LOTUSの拠点となったり、1話から原作再現があったりと物語の中心的活躍をするため、扱いは非常に良い。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 最終回でラインバレルが次元のゲートを抜けるとき、すれ違った謎のロボと少年少女は原作漫画の原型『鋼鉄の華』バージョンの浩一と絵美、そしてマキナである(原作漫画版の最終話でも登場している)。
  • 深夜帯に放送されたアニメとしては珍しく、食玩プラモデルが発売されていた。

商品情報[編集 | ソースを編集]

Blu-ray[編集 | ソースを編集]

DVD[編集 | ソースを編集]

楽曲関連[編集 | ソースを編集]

その他[編集 | ソースを編集]

レンタルビデオ・動画配信[編集 | ソースを編集]

レンタルビデオ
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リンク[編集 | ソースを編集]