「バゴニア連邦共和国」の版間の差分
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+ | エオルド大陸北西部を支配しており、三大国の一角をなす。東は神聖ラングラン王国、西はエクシール共和国と国境を接する。 | ||
− | + | 歴史は新しく本編の約150年前(新暦4800年頃)に[[神聖ラングラン王国]]から独立した新興国家である。その影響か、国力に比して、万事において慎重に事を運びたがるきらいがあるらしい。この国のこうした腰の重さを、他国の民衆は「日和見のバゴニア」と形容している。お国柄の慎重さが国民性にも反映されているためか、バゴニア共和国軍には臆病な軍人が多い。 | |
− | + | しかし、バゴニア共和国は上記の揶揄に近い比喩に思うところがあるらしく、常日頃から軍事力の強化に励んでいる。練金学協会を追放された危険人物[[ゼツ・ラアス・ブラギオ]]を秘かに招いて魔装機開発を依頼するなど、この分野では前述した腰の重さとは全く無縁である。 | |
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+ | :後のゼツ曰く、今回の動乱に参加しなかったために出た損害は5000億ゴドンにのぼるらしい。 | ||
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− | シュテドニアスの内戦に関しては完全に静観の立場を取った。また、[[アンティラス隊]] | + | ;[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]([[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL|LOEOG]]) |
+ | :第二章では、国防長官に就任したゼツの煽動で、漁夫の利を得るべくラングランと[[シュテドニアス連合国]]の争いに参戦。『[[三國戦争]]』に発展させた。弱体化したラングランの正規軍と国境守備隊を相手に優勢に戦を進めるものの、ゼツが自らの宿願(魔装機神の破壊)成就のためにバゴニアの剣聖[[シュメル・ヒュール]]を殺害したことが契機となって情勢はラングラン有利に傾き始める。自国の英雄を惨殺されたバゴニアの議会もこれを静観することはできず、ゼツに追放処分を下し、ラングランの臨時政府との聯盟締結(和平交渉)に臨んだ。 | ||
+ | ;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]] | ||
+ | :シュテドニアスの内戦に関しては完全に静観の立場を取った。また、[[アンティラス隊]]の活動についても現職の国防大臣(エドワル・ビスモル)が理解を示している。 | ||
+ | ;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE]] | ||
+ | :中盤で政権交代が発生。「自由と市民連合」(自市連)が与党に選ばれ、代表を務めるエドワル・ビスモルが新たな首相として官邸入りする。「強いバゴニア」を標榜するこの男は、手始めとして特殊部隊エル・バドレルを官邸直轄部隊に据えると、公約実現に向けて軍備増強に着手する。これらの影響でアンティラス隊とバゴニアの関係は新たな緊張状態に突入した。 | ||
+ | ;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END]] | ||
+ | :直接ストーリーに関わる事はない。エンディングに登場するコーデックの語るところによると、前作からの軍備増強が活きたようで、マグゥーキや巨人族の襲来にも対応し、それほど大きな被害は受けなかったようだ。 | ||
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− | + | 現在も所属している人物は「[[魔装機神シリーズの登場人物]]」のバゴニア連邦共和国を参照。 | |
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+ | :バゴニア出身の戦闘員。シュメルの門下生でもあった。 | ||
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+ | IIIの序盤、ゼツの所業が国内外に知れ渡ったのが原因で軍縮が行われ、彼の開発した魔装機の撤去が進められている事が語られた。軍は新たに「ウェルスシリーズ」と呼ばれる量産モデルの雛型を建造。それらの制式採用に精力的である。 | ||
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+ | | 蓄電所 || ベイル解放戦線に襲撃された。 | ||
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+ | == 関連用語 == | ||
+ | ;[[神聖ラングラン王国]] | ||
+ | :かつての宗主国。 | ||
+ | ;エル・バドレル | ||
+ | :バゴニア正規軍特殊部隊。剣腕優れた軍人が集う精鋭の集まり。バゴニアでは類をみないほど好戦的な組織とジノは説明しており、血の気の盛んな隊員同士による内輪もめも多いらしい。 | ||
+ | ;自由と市民連合 | ||
+ | :通称「自市連」という前々政権の与党。IIIの中盤に行われた総選挙で再び政権与党の座に返り咲く。 | ||
+ | ;ベイル地方 / ベイル独立戦線 | ||
+ | :不平分子の蠢動に悩まされているバゴニアの領土。風土料理はヤゴの天ぷら。ファングの母方の縁者はこの地方の出身。 | ||
+ | :;ベイル独立戦線 | ||
+ | ::バゴニア国内ベイル地方に蔓延る反政府組織。シュテドニアスの内戦で台頭した[[オンガレッド・キレシナ]]の援助でゼツ製量産モデルを大量に買い付けるまでに肥大化した。 | ||
+ | ;エクシール共和国 | ||
+ | :バゴニアの腹背を突くような形でエオルド大陸の西端に勢力を築くラ・ギアス主要国家のひとつ。総国土面積は隣接するバゴニアの65-70%ほどと思われる。 | ||
+ | ;[[エリアル王国]] | ||
+ | :ラ・ギアス主要国家のひとつ。日本をモデルにデザインされた国家。 | ||
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+ | == 余談 == | ||
+ | *正規軍の特殊部隊に「[[江戸時代#新選組|新選組]]」をモチーフとした洋風の組織を編み出している。そのため、バゴニアの設定を考える際、日本とフランスの二国を参考にして当て嵌めていっている可能性が高い(「新選組」は幕府陸軍に倣いフランス式軍事訓練を取り入れたことがある)。 | ||
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+ | {{魔装機神シリーズ}} | ||
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[[Category:組織]] | [[Category:組織]] | ||
− | [[Category: | + | [[Category:魔装機神シリーズ]] |
2019年10月18日 (金) 11:27時点における最新版
バゴニア連邦共和国(Federal Republic of Bagonia)とは、ラ・ギアスの主要10ヶ国のひとつ。
概要[編集 | ソースを編集]
エオルド大陸北西部を支配しており、三大国の一角をなす。東は神聖ラングラン王国、西はエクシール共和国と国境を接する。
歴史は新しく本編の約150年前(新暦4800年頃)に神聖ラングラン王国から独立した新興国家である。その影響か、国力に比して、万事において慎重に事を運びたがるきらいがあるらしい。この国のこうした腰の重さを、他国の民衆は「日和見のバゴニア」と形容している。お国柄の慎重さが国民性にも反映されているためか、バゴニア共和国軍には臆病な軍人が多い。
しかし、バゴニア共和国は上記の揶揄に近い比喩に思うところがあるらしく、常日頃から軍事力の強化に励んでいる。練金学協会を追放された危険人物ゼツ・ラアス・ブラギオを秘かに招いて魔装機開発を依頼するなど、この分野では前述した腰の重さとは全く無縁である。
現在の首相エドワル・ビスモルはバゴニアの新たな国是に強いバゴニアを提唱する。有能な野心家である彼の登場によって「日和見のバゴニア」と呼ばれた新興国に強烈な化学反応が起きつつある。
登場作品[編集 | ソースを編集]
旧シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦EX
- 多くの地上人を傭兵として雇い入れたが、干渉は国境を隣接するラングランのルザック州やマドリーラ州に対しての威力偵察のみに留め、積極的な関与は見送った。このためか、本編には名有りのバゴニア人は一人たりとも登場しない。
- 後のゼツ曰く、今回の動乱に参加しなかったために出た損害は5000億ゴドンにのぼるらしい。
魔装機神シリーズ[編集 | ソースを編集]
- 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL(LOEOG)
- 第二章では、国防長官に就任したゼツの煽動で、漁夫の利を得るべくラングランとシュテドニアス連合国の争いに参戦。『三國戦争』に発展させた。弱体化したラングランの正規軍と国境守備隊を相手に優勢に戦を進めるものの、ゼツが自らの宿願(魔装機神の破壊)成就のためにバゴニアの剣聖シュメル・ヒュールを殺害したことが契機となって情勢はラングラン有利に傾き始める。自国の英雄を惨殺されたバゴニアの議会もこれを静観することはできず、ゼツに追放処分を下し、ラングランの臨時政府との聯盟締結(和平交渉)に臨んだ。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
- シュテドニアスの内戦に関しては完全に静観の立場を取った。また、アンティラス隊の活動についても現職の国防大臣(エドワル・ビスモル)が理解を示している。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
- 中盤で政権交代が発生。「自由と市民連合」(自市連)が与党に選ばれ、代表を務めるエドワル・ビスモルが新たな首相として官邸入りする。「強いバゴニア」を標榜するこの男は、手始めとして特殊部隊エル・バドレルを官邸直轄部隊に据えると、公約実現に向けて軍備増強に着手する。これらの影響でアンティラス隊とバゴニアの関係は新たな緊張状態に突入した。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END
- 直接ストーリーに関わる事はない。エンディングに登場するコーデックの語るところによると、前作からの軍備増強が活きたようで、マグゥーキや巨人族の襲来にも対応し、それほど大きな被害は受けなかったようだ。
人物[編集 | ソースを編集]
現在も所属している人物は「魔装機神シリーズの登場人物」のバゴニア連邦共和国を参照。
民間[編集 | ソースを編集]
- ピア
- バゴニアに住まうプレシア・ゼノサキスの母親。姓はまだ不明。
アンティラス隊[編集 | ソースを編集]
- ファング・ザン・ビシアス
- 情報部に所属する戦闘員。一時この国に身を置いたことがあるほか、母がバゴニア出身など思わぬところで縁を持っていた。
- ジノ・バレンシア
- 元エル・バドレル副長。
- ロザリー・セルエ
- バゴニア出身の戦闘員。シュメルの門下生でもあった。
反アンティラス隊[編集 | ソースを編集]
- ホルヘ・レイ・バルディビア・ロンバルディ、ニーナ・フレーザー
- 地上から召喚されたノイエDCの兵士。一時は傭兵としてこの国に身を置いていた。
- ムデカ・ラーベンス
テロ組織[編集 | ソースを編集]
- ベイルの勇士
- 「ベイル独立戦線」の構成員。精神コマンドは「根性」のみが判明している。
ヴォルクルス教団[編集 | ソースを編集]
兵器[編集 | ソースを編集]
ラングランの「魔装機計画」に危機感を抱いたバゴニアが建造した魔装機。採用された量産型のほぼ全てをゼツが設計、開発している。非人型の外装が生む威圧感、精霊の力に依存しない安定性、優秀な操縦性で軍部に支持されたが、その不気味な外装から国民の反応は悪かったらしい。
IIIの序盤、ゼツの所業が国内外に知れ渡ったのが原因で軍縮が行われ、彼の開発した魔装機の撤去が進められている事が語られた。軍は新たに「ウェルスシリーズ」と呼ばれる量産モデルの雛型を建造。それらの制式採用に精力的である。
詳細は「魔装機神の登場メカ」を参照。
地理[編集 | ソースを編集]
地方[編集 | ソースを編集]
地方名 | 解説 |
---|---|
ベイル地方 | 郷土料理に黄背ヤゴの天ぷらがある。黄背トンボの幼虫は珍味で有名。 |
ユース地方 | バゴニア北部。カルベ県がある。 |
県[編集 | ソースを編集]
県名 | 解説 |
---|---|
アシハ県 | ワッシャーが自分の隠れ家を思い出すとき名前だけ登場。 |
カルベ県 | ワッシャーの偽名ネギラスの出身地。 |
サルサ県 | セドル市がある。 |
バルナ県 | オード市がある。 |
ホード県 | ワッシャーが自分の隠れ家を思い出すとき名前だけ登場。 |
ユニナ県 | ワッシャーが自分の隠れ家を思い出すとき名前だけ登場。 |
ヨーシャ県 | バゴニア南部にある県。ここの国境沿いにゴエレ山がある。 |
ルズナ県 | ギーボ市がある。 |
ワンポート県 | エピフ山がある。 |
市[編集 | ソースを編集]
市名 | 解説 |
---|---|
オード市 | バルナ県にある。ここの郊外にグラギオスに関する資料を隠したワッシャーの隠れ家があった。 |
ギーボ市 | ルズナ県にある。ここの郊外にワッシャーの隠れ家の一つがあった。 |
セドル市 | サルサ県がある。最初に同時テロの標的になりバゴニアでは一番被害が大きかった。 究理開明団によってコンサートホールが狙われ数多くの被害が出た。 |
バゴニア首都 |
地名[編集 | ソースを編集]
地名 | 解説 |
---|---|
エピフ山 | ワンポート県にある。ここの南陵にグラギオス神殿を使用した平和連合急進派のアジトがあった。ワッシャーの隠れ家の一つがあった。 |
ゴエレ山 | ヨーシャ県にある。グラギオス神殿があり、ポゼッションに反応してグラギオスが復活するトラップが仕掛けてあった。 |
蓄電所 | ベイル解放戦線に襲撃された。 |
関連用語[編集 | ソースを編集]
- 神聖ラングラン王国
- かつての宗主国。
- エル・バドレル
- バゴニア正規軍特殊部隊。剣腕優れた軍人が集う精鋭の集まり。バゴニアでは類をみないほど好戦的な組織とジノは説明しており、血の気の盛んな隊員同士による内輪もめも多いらしい。
- 自由と市民連合
- 通称「自市連」という前々政権の与党。IIIの中盤に行われた総選挙で再び政権与党の座に返り咲く。
- ベイル地方 / ベイル独立戦線
- 不平分子の蠢動に悩まされているバゴニアの領土。風土料理はヤゴの天ぷら。ファングの母方の縁者はこの地方の出身。
- ベイル独立戦線
- バゴニア国内ベイル地方に蔓延る反政府組織。シュテドニアスの内戦で台頭したオンガレッド・キレシナの援助でゼツ製量産モデルを大量に買い付けるまでに肥大化した。
- エクシール共和国
- バゴニアの腹背を突くような形でエオルド大陸の西端に勢力を築くラ・ギアス主要国家のひとつ。総国土面積は隣接するバゴニアの65-70%ほどと思われる。
- エリアル王国
- ラ・ギアス主要国家のひとつ。日本をモデルにデザインされた国家。
余談[編集 | ソースを編集]
- 正規軍の特殊部隊に「新選組」をモチーフとした洋風の組織を編み出している。そのため、バゴニアの設定を考える際、日本とフランスの二国を参考にして当て嵌めていっている可能性が高い(「新選組」は幕府陸軍に倣いフランス式軍事訓練を取り入れたことがある)。
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