「マキシマムブレイク」の版間の差分

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== [[第3次スーパーロボット大戦Z]] ==
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'''マキシマムブレイク'''は、スーパーロボット大戦シリーズで採用されているシステムのひとつ。
以下の条件が含まれる
 
*メインパイロットのタッグテンションがMAX(最高値)に達している。
 
*メイン・サブパイロットがそれぞれの武器で攻撃する。
 
**メイン・サブパイロット両方による[[全体攻撃]]と[[合体攻撃]]は適応しない。
 
  
== [[OGシリーズ]] ==
+
初出は『[[第2次スーパーロボット大戦OG]]』。
以下の条件が含まれる
+
== 概要 ==
*攻撃を実行した機体のメインパイロットが、[[特殊スキル]]「MB発動([[統率]])」を所持している。
+
複数体のユニットによる同時連続攻撃を行う特殊攻撃で、発動させることで複数のユニットが敵機の反撃を挟まずに次々と攻撃を叩き込む。それらはシステム上1回分の攻撃と見做されるため、採用作品においては1回の攻撃で敵機に与えることができるダメージが従来作より飛躍的に上昇した。発動にはそれぞれ特定条件を必要とするが、撤退条件の厳しいボスユニットの撃破や、1回の攻撃で10万以上のダメージを与えた場合に得られるトロフィーの取得を狙う場合に非常に有効な攻撃方法である。
*ツインユニット同士が、隣接している。
 
*隣接しているユニットが、全員[[気力]]140以上。
 
*全機、(F)支援武器を所持している。
 
*全機、単体攻撃である。
 
  
攻撃の際には
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基本的な流れは同様だが、初採用となった[[OGシリーズ]]と輸入された『[[第3次スーパーロボット大戦Z]]』ではその内容が大きく異なるため、以下に別記する。
*支援武器による、一斉攻撃。
 
**この際には攻撃に参加した4機のメインユニットの支援武器すべての攻撃力合計の平均値から算出される。
 
*メインユニット⇒サブユニット⇒援護攻撃側のメインユニット⇒援護攻撃側のサブユニットの順番で攻撃する。
 
**[[特殊スキル]][[連携攻撃]]は適応外。<br />[[集束攻撃]]、[[アビリティスロットシステム]]の「援攻↑」、[[エースボーナス]]「援護攻撃の攻撃力+10%」は適応される。
 
  
=== OGシリーズで習得するパイロット ===
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== OGシリーズ ==
こちらも隊長格のパイロットが習得する。今回はHP一定値以下で撤退するボスの撃墜に重要なマキシマムブレイクの発動に必要な技能となっている為重要度が高い。なお、使用後に気力減少というデメリットもあるので、火力向上を兼ねて[[気力限界突破]]を養成するとさらに使い勝手が上がる。
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=== 発動要件 ===
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以下の条件をすべて満たしたときに発動可能となる。
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*攻撃を実行する機体のメインパイロットが以下の[[特殊スキル]]を持つ。詳細は後述の「[[#統率・MB発動]]」を参照。
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**[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]・[[スーパーロボット大戦OG ダークプリズン|OGDP]]:'''統率'''
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**[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ|OGMD]]:'''MB発動'''
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*ツインユニット同士が隣接しており、両ツインユニット内の全ユニットが以下の条件を満たす。以下、マキシマムブレイクを実行するツインユニットを「実行側」、それに隣接しているツインユニットのことを「援護側」と呼ぶことにする。
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**パイロットの[[気力]]が140以上。
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**支援武器(F)を所持している。
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***射程や地形適応、必要気力といった使用制限は適用されず、所持しているだけでよい。
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**[[全体攻撃]]や[[マップ兵器]]以外の、使用条件を満たした武器が存在する。
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**実行側のいる地形に移動可能。
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**行動不能でない。
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***他のマキシマムブレイク参加ユニットの合体攻撃に参加する場合は、行動不能と見做されるので注意。
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=== 攻撃の流れ ===
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以下の順序で攻撃を行う。
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#全ユニットが支援武器によって一斉攻撃。
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#実行側メインユニットの個別攻撃。
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#実行側サブユニットの個別攻撃。
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#援護側メインユニットの個別攻撃。
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#援護側サブユニットの個別攻撃。
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=== 特記事項 ===
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*マキシマムブレイクの終了後、実行側のメインユニットのパイロットの気力が10低下する。[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ|OGMD]]では援護側のパイロットも気力が10低下する。
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*すべての攻撃が「[[バリア無効]]」の特殊効果を持つ。
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*一斉攻撃は、敵機が「[[ひらめき]]」を使用していない限り必ず命中する。
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*一斉攻撃のダメージは、各機体の「支援武器による攻撃の最終ダメージ×0.5」の合計となる。[[クリティカル]]は発生しない。ダメージを上昇させる[[精神コマンド]]も適用されない。
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*援護側では「[[熱血]]」あるいは「[[魂]]」は適用されない。「[[闘志]]」は適用される。
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*[[援護攻撃]]と異なり援護側のダメージ減少補正は無い。そのため「[[連携攻撃]]」は適用されない。「[[集束攻撃]]」、[[アビリティ]]「援攻↑」、[[エースボーナス]]「援護攻撃の攻撃力+10%」といったその他のダメージを上昇させる効果は適用される。
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=== 統率・MB発動 ===
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マキシマムブレイクの発動には[[特殊スキル]]が必要である。
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『[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]』と『[[スーパーロボット大戦OG ダークプリズン|OGDP]]』では、発動に「'''統率'''」が必要。これは先天技能であり、習得者は限られていた。
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『[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ|OGMD]]』では、発動に「'''MB発動'''」が必要となった。こちらは養成可能であり、スキルさえ習得させれば戦艦以外の全ユニットで発動可能になった。
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;[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
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:「統率」の習得者は[[ヴィレッタ・バディム|ヴィレッタ]]・[[アヤ・コバヤシ|アヤ]]・[[キョウスケ・ナンブ|キョウスケ]]・[[カイ・キタムラ|カイ]]・[[カチーナ・タラスク|カチーナ]]。
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;[[スーパーロボット大戦OG ダークプリズン]]
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:「統率」の習得者は[[シュウ・シラカワ|シュウ]]のみ。
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==== 統率・MB発動の習得者 ====
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隊長格のパイロットが習得する。なお、使用後に気力が減少するため、火力向上を兼ねて[[気力限界突破]]を養成するとさらに使い勝手が上がる。『OGMD』では、以下に記載したパイロット全員が初期習得している。
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===== 自力で合体攻撃を実行可能 =====
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以下の3名は、マキシマムブレイクの際に自身が[[合体攻撃]]を使用することで、同時に4発の[[合体攻撃]]を行うことが可能。
  
 
;[[ヴィレッタ・バディム]]
 
;[[ヴィレッタ・バディム]]
 
:[[SRXチーム]]隊長。
 
:[[SRXチーム]]隊長。
 
;[[アヤ・コバヤシ]]
 
;[[アヤ・コバヤシ]]
:SRXチームの実質なリーダー。
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:SRXチームの実質なリーダー。OGMDでは[[エースボーナス]]により自身含む参加パイロットの気力低下を無くすことができる。
 
;[[キョウスケ・ナンブ]]
 
;[[キョウスケ・ナンブ]]
:[[ATXチーム]]隊長。以上3名は組み合わせ次第で同時に4発の[[合体攻撃]]を出すことが可能(他は自力で合体攻撃ができないため参加機体による3発止まりとなる)。
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:[[ATXチーム]]隊長。
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===== 「魂」を所持 =====
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自身で合体攻撃は行えないが、OGシリーズでは貴重な「[[]]」で火力を補うことが可能。
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;[[カイ・キタムラ]]
 
;[[カイ・キタムラ]]
:[[特殊戦技教導隊]]隊長。[[アタッカー]]を併せ持っているのでさらにダメージが上がる。
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:[[特殊戦技教導隊]]隊長。「[[アタッカー]]」を併せ持っているのでさらにダメージが上がる。
 
;[[カチーナ・タラスク]]
 
;[[カチーナ・タラスク]]
:[[オクトパス小隊]]隊長。以上2名は代わりに今作で貴重な[[魂]]で火力を補うことが出来る(統率を習得していない魂持ちはスポット参戦を除くとなんと[[リョウト・ヒカワ|リョウト]]ただ一人)。あとはより火力が見込める機体に乗せ換えるのがよい。なおカチーナはダメージ量でカイに劣るものの、ツイン精神に[[気迫]]を持つので相方の気力も上げられる。よって発動準備が他の統率習得者より容易なメリットがある(特に魂を覚えるまでは有効)。以上が第2次OGにて習得しているパイロットである。
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:[[オクトパス小隊]]隊長。「アタッカー」は習得せず与えられるダメージはカイに劣るものの、ツイン精神に「[[気迫]]」を持つので相方の気力も上げられる。よって発動準備が他の統率習得者より容易という長所がある。
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===== その他 =====
 
;[[シュウ・シラカワ]]
 
;[[シュウ・シラカワ]]
 
:[[スーパーロボット大戦OG ダークプリズン|OGDP]]では彼専用の技能として所持する。同作ではいかにして彼を起点に発動させるかが重要となる。
 
:[[スーパーロボット大戦OG ダークプリズン|OGDP]]では彼専用の技能として所持する。同作ではいかにして彼を起点に発動させるかが重要となる。
 
;[[イルムガルト・カザハラ]]
 
;[[イルムガルト・カザハラ]]
:[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ|OGMD]]にて新生[[PTXチーム]]を結成、隊長となったことで初期習得している。
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:[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ|OGMD]]にて新生[[PTXチーム]]を結成し隊長となったことで、初期習得している。初期習得者の中では唯一「[[愛]]」を持つ。
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== 第3次スーパーロボット大戦Z ==
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=== 発動要件 ===
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発動要件は以下のとおり。特殊スキルは不要。
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*メインユニットパイロットのタッグテンションがMAX(最高値)に達している。
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*メイン・サブユニットがそれぞれの武器で攻撃する。全体攻撃及び合体攻撃、歌も選択可能。
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*サブユニットに使用可能武器がなくても使用可能。
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*攻撃順は小隊攻撃同様サブ⇒メインの順。
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=== 効果 ===
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*強制的にセンター攻撃となる。
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*ダメージ1.2倍、[[バリア貫通]]追加、[[カウンター]]並びに[[援護防御]]を無視する。
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*サブユニットは射程、移動後使用の可/不可を無視してマップ兵器を除く全ての武器・歌で攻撃可能。但しサブは「闘志」以外のダメージ強化精神コマンドは無効。
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*メインユニットがサブユニットの参加する合体攻撃を選択した場合サブは攻撃不可。
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*撃墜数はメインユニットに入る。歌の効かない敵を[[熱気バサラ|バサラ]]の撃墜数にすることも可能。
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*[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|時獄篇]]では敵がタッグを組んでいた場合、サブの全体攻撃で敵メインのみを撃破した場合強制的に攻撃終了になる。[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇]]では修正され攻撃続行となった。
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== 余談 ==
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『第3次Z時獄篇』では、序盤の[[ガウルン]]搭乗の[[プラン1056 コダール|ヴェノム]]との戦闘において[[千鳥かなめ|かなめ]]による「マキシマムなブレイクをぶちかませ!」という、チュートリアル的なメタ台詞がある。
  
 
== 関連する用語 ==
 
== 関連する用語 ==
;[[援護]]
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*[[援護]]
:
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*[[援護攻撃]]
;[[援護攻撃]]
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*[[統率]]
:
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{{DEFAULTSORT:まきしまむぶれいく}}
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{{DEFAULTSORT:まきしまむふれいく}}
[[Category:特殊技能]]
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[[Category:システム]]
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[[Category:OGシリーズ]]
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[[Category:第3次スーパーロボット大戦Z]]

2023年2月1日 (水) 20:50時点における最新版

マキシマムブレイクは、スーパーロボット大戦シリーズで採用されているシステムのひとつ。

初出は『第2次スーパーロボット大戦OG』。

概要[編集 | ソースを編集]

複数体のユニットによる同時連続攻撃を行う特殊攻撃で、発動させることで複数のユニットが敵機の反撃を挟まずに次々と攻撃を叩き込む。それらはシステム上1回分の攻撃と見做されるため、採用作品においては1回の攻撃で敵機に与えることができるダメージが従来作より飛躍的に上昇した。発動にはそれぞれ特定条件を必要とするが、撤退条件の厳しいボスユニットの撃破や、1回の攻撃で10万以上のダメージを与えた場合に得られるトロフィーの取得を狙う場合に非常に有効な攻撃方法である。

基本的な流れは同様だが、初採用となったOGシリーズと輸入された『第3次スーパーロボット大戦Z』ではその内容が大きく異なるため、以下に別記する。

OGシリーズ[編集 | ソースを編集]

発動要件[編集 | ソースを編集]

以下の条件をすべて満たしたときに発動可能となる。

  • 攻撃を実行する機体のメインパイロットが以下の特殊スキルを持つ。詳細は後述の「#統率・MB発動」を参照。
  • ツインユニット同士が隣接しており、両ツインユニット内の全ユニットが以下の条件を満たす。以下、マキシマムブレイクを実行するツインユニットを「実行側」、それに隣接しているツインユニットのことを「援護側」と呼ぶことにする。
    • パイロットの気力が140以上。
    • 支援武器(F)を所持している。
      • 射程や地形適応、必要気力といった使用制限は適用されず、所持しているだけでよい。
    • 全体攻撃マップ兵器以外の、使用条件を満たした武器が存在する。
    • 実行側のいる地形に移動可能。
    • 行動不能でない。
      • 他のマキシマムブレイク参加ユニットの合体攻撃に参加する場合は、行動不能と見做されるので注意。

攻撃の流れ[編集 | ソースを編集]

以下の順序で攻撃を行う。

  1. 全ユニットが支援武器によって一斉攻撃。
  2. 実行側メインユニットの個別攻撃。
  3. 実行側サブユニットの個別攻撃。
  4. 援護側メインユニットの個別攻撃。
  5. 援護側サブユニットの個別攻撃。

特記事項[編集 | ソースを編集]

  • マキシマムブレイクの終了後、実行側のメインユニットのパイロットの気力が10低下する。OGMDでは援護側のパイロットも気力が10低下する。
  • すべての攻撃が「バリア無効」の特殊効果を持つ。
  • 一斉攻撃は、敵機が「ひらめき」を使用していない限り必ず命中する。
  • 一斉攻撃のダメージは、各機体の「支援武器による攻撃の最終ダメージ×0.5」の合計となる。クリティカルは発生しない。ダメージを上昇させる精神コマンドも適用されない。
  • 援護側では「熱血」あるいは「」は適用されない。「闘志」は適用される。
  • 援護攻撃と異なり援護側のダメージ減少補正は無い。そのため「連携攻撃」は適用されない。「集束攻撃」、アビリティ「援攻↑」、エースボーナス「援護攻撃の攻撃力+10%」といったその他のダメージを上昇させる効果は適用される。

統率・MB発動[編集 | ソースを編集]

マキシマムブレイクの発動には特殊スキルが必要である。

第2次OG』と『OGDP』では、発動に「統率」が必要。これは先天技能であり、習得者は限られていた。

OGMD』では、発動に「MB発動」が必要となった。こちらは養成可能であり、スキルさえ習得させれば戦艦以外の全ユニットで発動可能になった。

第2次スーパーロボット大戦OG
「統率」の習得者はヴィレッタアヤキョウスケカイカチーナ
スーパーロボット大戦OG ダークプリズン
「統率」の習得者はシュウのみ。

統率・MB発動の習得者[編集 | ソースを編集]

隊長格のパイロットが習得する。なお、使用後に気力が減少するため、火力向上を兼ねて気力限界突破を養成するとさらに使い勝手が上がる。『OGMD』では、以下に記載したパイロット全員が初期習得している。

自力で合体攻撃を実行可能[編集 | ソースを編集]

以下の3名は、マキシマムブレイクの際に自身が合体攻撃を使用することで、同時に4発の合体攻撃を行うことが可能。

ヴィレッタ・バディム
SRXチーム隊長。
アヤ・コバヤシ
SRXチームの実質なリーダー。OGMDではエースボーナスにより自身含む参加パイロットの気力低下を無くすことができる。
キョウスケ・ナンブ
ATXチーム隊長。
「魂」を所持[編集 | ソースを編集]

自身で合体攻撃は行えないが、OGシリーズでは貴重な「」で火力を補うことが可能。

カイ・キタムラ
特殊戦技教導隊隊長。「アタッカー」を併せ持っているのでさらにダメージが上がる。
カチーナ・タラスク
オクトパス小隊隊長。「アタッカー」は習得せず与えられるダメージはカイに劣るものの、ツイン精神に「気迫」を持つので相方の気力も上げられる。よって発動準備が他の統率習得者より容易という長所がある。
その他[編集 | ソースを編集]
シュウ・シラカワ
OGDPでは彼専用の技能として所持する。同作ではいかにして彼を起点に発動させるかが重要となる。
イルムガルト・カザハラ
OGMDにて新生PTXチームを結成し隊長となったことで、初期習得している。初期習得者の中では唯一「」を持つ。

第3次スーパーロボット大戦Z[編集 | ソースを編集]

発動要件[編集 | ソースを編集]

発動要件は以下のとおり。特殊スキルは不要。

  • メインユニットパイロットのタッグテンションがMAX(最高値)に達している。
  • メイン・サブユニットがそれぞれの武器で攻撃する。全体攻撃及び合体攻撃、歌も選択可能。
  • サブユニットに使用可能武器がなくても使用可能。
  • 攻撃順は小隊攻撃同様サブ⇒メインの順。

効果[編集 | ソースを編集]

  • 強制的にセンター攻撃となる。
  • ダメージ1.2倍、バリア貫通追加、カウンター並びに援護防御を無視する。
  • サブユニットは射程、移動後使用の可/不可を無視してマップ兵器を除く全ての武器・歌で攻撃可能。但しサブは「闘志」以外のダメージ強化精神コマンドは無効。
  • メインユニットがサブユニットの参加する合体攻撃を選択した場合サブは攻撃不可。
  • 撃墜数はメインユニットに入る。歌の効かない敵をバサラの撃墜数にすることも可能。
  • 時獄篇では敵がタッグを組んでいた場合、サブの全体攻撃で敵メインのみを撃破した場合強制的に攻撃終了になる。天獄篇では修正され攻撃続行となった。

余談[編集 | ソースを編集]

『第3次Z時獄篇』では、序盤のガウルン搭乗のヴェノムとの戦闘においてかなめによる「マキシマムなブレイクをぶちかませ!」という、チュートリアル的なメタ台詞がある。

関連する用語[編集 | ソースを編集]