「野原しんのすけ」の版間の差分

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== 野原しんのすけ(Shinnosuke Nohara) ==
+
{{登場人物概要
*[[登場作品]]:[[クレヨンしんちゃん]]
+
| 読み = のはら しんのすけ
*[[声優]]:矢島晶子
+
| 漢字表記 = [[漢字表記::野原 信之介]]<ref>映画『嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』作中。</ref>
*種族:地球人(日本人)
+
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|クレヨンしんちゃん}}
*性別:男
+
| 声優 = {{声優|矢島晶子}}(初代)<br/>{{声優|小林由美子}}(二代目)<br/>{{声優|神奈延年}}(未来のしんのすけ)
*[[年齢]]:5歳
+
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|臼井儀人}}(原作)<br/>{{キャラクターデザイン|小川博司}}(アニメ)
*身長:105.9cm
+
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
*体重:22.8kg
+
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
*血液型:B型
+
}}
*所属:アクション幼稚園(原作)/ふたば幼稚園(アニメ)、かすかべ防衛隊
 
*好きな物:チョコビ<ref>原作漫画初期においては「'''コアラのマーチ'''」だったが、商標上の問題からかアニメ化以降は架空のお菓子「チョコビ」に置き換えられた。なお、「チョコビ」も後に実際のお菓子として商品化されている(ただしメーカーはロッテではなく東鳩)。</ref>、美人の女性
 
*嫌いな物:野菜類(特にピーマン)、母のお仕置きとお説教、ネネのリアルおままごと、注射、歯医者
 
*キャラクターデザイン:臼井儀人(原作)、小川博司(アニメ)
 
  
『クレヨンしんちゃん』の主人公。
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{{登場人物概要
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| タイトル = プロフィール
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| 種族 = [[種族::地球人]](日本人)
 +
| 性別 = [[性別::男]]
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| 年齢 = [[年齢::5]]歳
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| 身長 = [[身長::105.9 cm]]<ref>作中では幼年層のキャラが[[スーパーデフォルメ|デフォルメ]]されて非常に小柄に描かれている。そのため大人はしんのすけの数倍の大きさで描写されている。</ref>
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| 体重 = [[体重::22.8 kg]]
 +
| 血液型 = [[血液型::B]]型
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| 所属 = ふたば幼稚園<br/>かすかべ防衛隊
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| 好きな物 = 美人の女性
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| 嫌いな物 = 母のお仕置きとお説教<br/>ネネのリアルおままごと<br/>注射<br/>歯医者
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| 好きな食べ物 = チョコビ<ref>原作漫画初期においては「'''コアラのマーチ'''」だったが、商標上の問題からかアニメ化以降は架空のお菓子「チョコビ」に置き換えられた。なお、「チョコビ」も後に実際のお菓子として商品化されている(ただしメーカーはロッテではなく東鳩)。</ref><br/>ホットケーキ<ref>映画『雲黒斎の野望』作中での自己申告。</ref>
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| 嫌いな食べ物 = 野菜類(特にピーマン)
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}}
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'''野原しんのすけ'''は『[[クレヨンしんちゃん]]』の[[主人公]]。
  
坊主頭としもぶくれ顔、シャツと半ズボン<ref>原作では黄色いシャツと紫の半ズボンだが、アニメでは赤いシャツと黄色い半ズボンとなっている。</ref>が特徴で美人の女性(主に未婚の20代女性)が大好きな幼稚園児。アニメ版における「'''嵐を呼ぶ園児'''」のキャッチコピーのとおり、マイペースな性格で周囲の人間を翻弄する。基本的にはトラブルメーカーではあるが、時として困っている人間の悩み事を意図知れず解決する事も多い。また、ドジな一面もあり、最後は母のみさえ(時にはひろしやかすかべ防衛隊のメンバーまでなども加わって)にこっ酷く怒られたり<ref>家の中や洗濯物がめちゃくちゃになる・みさえの高級品を台無しにする・シロの散歩やひまわりの面倒をさぼる・帰る時間が遅くなるなど。</ref>、やっている事を失敗する事など酷い目に遭わされる事がしばしば。
+
== 概要 ==
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坊主頭としもぶくれ顔、シャツと半ズボン<ref>原作および[[映画]]『超能力大決戦』では黄色いシャツと紫の半ズボンだが、アニメでは赤いシャツと黄色い半ズボンとなっている。</ref>が特徴で美人の女性(主に未婚の20代)<ref>しんのすけは「おね'''い'''さん」と呼ぶ。ただし、誰でもOKというわけではなく、好みに合致していても性格が悪い相手…所謂「悪いおねいさん」は大いに嫌う。また、いわゆる「宝塚系」の女性も男に見えるからと範囲対象外。一方、『新クレヨンしんちゃん』では人妻がストライクゾーンに入っているかのような描写がある。</ref>が大好きな幼稚園児。アニメ版における「'''嵐を呼ぶ園児'''」のキャッチコピーのとおり、マイペースな性格で周囲の人間を翻弄する。基本的にはトラブルメーカーではあるが、時として困っている人間の悩み事を意図知れず解決する事も多い。また、ドジな一面もあり、最後は母のみさえ(時にはひろしやかすかべ防衛隊のメンバーまでなども加わって)にこっ酷く怒られたり<ref>家の中や洗濯物がめちゃくちゃになる・みさえの高級品を台無しにする・シロの散歩やひまわりの面倒をさぼる・帰る時間が遅くなるなど。</ref>、やっている事を失敗するなど酷い目に遭わされる事がしばしば。
  
また、下半身を露出し[[コンティオ|アレ]]の周りに象の絵を描き歌に合わせて腰を振る「ぞうさん」や、身体を折り曲げ臀部を露出し「ぶりぶり~」と叫びながら左右に動く「ケツだけ星人」といった下品な一発芸も得意としている。
+
また、下半身を露出しアレの周りに象の絵を描き歌に合わせて腰を振る「ぞうさん」や、身体を折り曲げ臀部を露出し「ぶりぶり~」と叫びながら左右に動く「ケツだけ星人」、うつぶせに倒れたまま微動だにせず無言で過ごす「死体ごっこ」<ref>ただし、こちらは不謹慎ネタの宝庫である『クレしん』でもさすがに不味かったのか、近年では見られなくなっている。</ref>といった下品な一発芸・遊びも得意としている。
  
なお、カンタムロボが絡まない場合でも'''劇場作品では幾度と無く世界を救っている'''。
+
なお、カンタム・ロボが絡まない場合でも'''番外編や劇場作品では幾度と無く世界を救っている'''。それらやギャグ描写を抜きにしても身体能力は高く、剣道に対して突出した才能を発揮したこともあった<ref>原作・アニメでは『武蔵野剣太シリーズ』に該当する連作。目標が出来た途端に努力を重ねていたが、目標を達した途端に満足して剣道を辞めてしまった。劇場版では『雲黒斎の野望』にて、大人に変身した状態で日本刀を使い、黒幕のヒエール・ジョコマンに一度勝利している。</ref>
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
:初登場作品。イベント「嵐を呼ぶ!銀河ロボット大決戦」にて登場。
+
:初登場作品。2016年4月のイベント「嵐を呼ぶ!銀河ロボット大決戦」にて期間限定参戦。[[カンタム・ロボ]]のパイロット扱い。愛称はシナリオ中では「しんのすけ」、スキル使用時では「しんちゃん」で登録されている。
:2016年4月、スーパーロボット大戦シリーズと同じ25周年記念&映画最新作公開記念でまさかのゲスト参戦を果たした。
+
:イベントでの存在感はかなりのモノであり、他の作品の人物を存分に振り回してくれる。
:存在感はかなりのモノであり、他の作品の人物を存分に振り回してくれる。
 
  
== パイロットステータス設定の傾向 ==
+
== パイロットステータス ==
 
<!-- === [[能力]]値 === -->
 
<!-- === [[能力]]値 === -->
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]
 
;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]
 
:'''[[加速]]、[[熱血]]、[[夢]]'''
 
:'''[[加速]]、[[熱血]]、[[夢]]'''
 +
:;パイロットパーツ装備時
 +
::'''[[幸運]]、[[絆]]+、[[奇跡]]'''
 +
「野原一家、ファイアー!」と熱血し、家族の絆で奇跡を起こし、未来を夢みるラッキーボーイといったラインナップ。
 +
「加速」は…ケツだけ星人あるいはケツだけ歩きからの連想だろうか?
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
=== 家族 ===
 
=== 家族 ===
 
;[[野原みさえ]]
 
;[[野原みさえ]]
:母。普段は反発する事やトラブルを起こして怒られているが、深い親子愛で結ばれている。
+
:母。普段は事あるごとに反発したり、息をするように暴言を吐いたり、様々なトラブルを起こして怒られているが、深い親子愛で結ばれている。
 
;[[野原ひろし]]
 
;[[野原ひろし]]
:父。太眉と女好きは彼譲り。
+
:父。太眉と女好きは彼譲り。だらしなさに呆れることもあるが、彼とも深い親子愛で結ばれている。
 
;[[野原ひまわり]]
 
;[[野原ひまわり]]
:妹。性格は似たもの同士で仲も良い。
+
:妹。アニメではしんのすけが名付けている。彼女が生まれて以降、しんのすけには兄としての意識が芽生えることになる。
 +
:性格は似たもの同士で仲も良く、彼女の赤ちゃん言葉を理解できることから通訳を担当することもある。
 
;[[シロ (クレヨンしんちゃん)|シロ]]
 
;[[シロ (クレヨンしんちゃん)|シロ]]
 
:ペットの犬。散歩を初めとした世話をよくサボるが、基本的には仲良し。
 
:ペットの犬。散歩を初めとした世話をよくサボるが、基本的には仲良し。
 +
 +
=== 父方の親族 ===
 +
;野原銀の介
 +
:秋田県在住の父方の祖父。しんのすけの顔の輪郭は銀の介そっくりであり、特徴的なしもぶくれ顔は父方の血のようだ。ふざけた性格もしんのすけと同じ。
 +
;野原つる
 +
:父方の祖母。しんのすけと同じく悪戯好きである為とても仲がいい。
 +
;野原せまし
 +
:伯父。出会った当初はせましの冗談で実の父と間違えた。その後の関係はせましのドケチな部分以外は好感触であり良好。
 +
;野原育菜
 +
:せましの妻。しんのすけにとってら伯母に当たる。
 +
;野原菜摘
 +
:従姉妹。しんのすけとはウマが合うらしく仲がいい。
 +
;野原樹
 +
:従兄弟。しんのすけにとっては目上のお兄ちゃん。当初は彼のつんけんした態度から亀裂が生まれると思ったがすぐに打ち解ける。
 +
 +
=== 母方の親族 ===
 +
;小山よし治
 +
:母方の祖父。しんのすけのふざけた態度を叱ることもあるがしんのすけはよく懐いている。
 +
;小山ひさえ
 +
:母方の祖母。
 +
;小山まさえ
 +
:叔母その1。共に悪戯好きなのですぐに意気投合した。「まさえおばちゃん」と呼ぶ。
 +
;小山むさえ
 +
:叔母その2。当初は彼女を不審者と間違えたがその後はしばらく同居することになる。彼女の意味不明な言い訳に何度も困惑するも関係は良好。「むさえちゃん」と呼ぶ。
  
 
=== 幼稚園・友人関係 ===
 
=== 幼稚園・友人関係 ===
 
;風間トオル
 
;風間トオル
:幼稚園の友人で、かすかべ防衛隊の一員。自分とは正反対の真面目な性格である彼に煙たがられることも多いが、親友の間柄でもある。
+
:幼稚園の友人で、かすかべ防衛隊の一員。自分とは正反対の真面目な性格である彼に煙たがられることも多いが、親友の間柄でもある。曰く「'''僕の友達は心がエリートです'''」との事。
 +
:なお、どういうわけか彼にだけセクハラじみた行いをする事もしばしば。
 
;桜田ネネ
 
;桜田ネネ
:幼稚園の友人で、かすかべ防衛隊の一員。最初はマサオと同じ泣き虫だったが、ひまわり登場後はリアルおままごとをやり始めた為、彼女の事を恐れるようになる。
+
:幼稚園の友人で、かすかべ防衛隊の一員。最初はマサオと同じ泣き虫だったが、ひまわり登場後はリアルおままごとをやり始めるなど精神的に強くなっていき、他の男子共々彼女の事を恐れるようになる。
 
;佐藤マサオ
 
;佐藤マサオ
 
:幼稚園の友人で、かすかべ防衛隊の一員。髪型からおにぎり扱いすることも多い。また、彼の家に遊びに行くと、向かいの家と何度も間違える。
 
:幼稚園の友人で、かすかべ防衛隊の一員。髪型からおにぎり扱いすることも多い。また、彼の家に遊びに行くと、向かいの家と何度も間違える。
 
;ボーちゃん
 
;ボーちゃん
:幼稚園の友人で、かすかべ防衛隊の一員。何やら通じ合うところがあるらしい。
+
:幼稚園の友人で、かすかべ防衛隊の一員。何やら通じ合うところがあるらしく同じ趣味に興じる事もしばしば。
 
;酢乙女あい
 
;酢乙女あい
:幼稚園の友人。1999年度から登場。一方的に好かれているが、本人は興味が無い。
+
:幼稚園の友人。1999年度から登場。「子供には興味ありません」とあしらった事が切欠で、一方的に好かれるようになる。
 
;吉永みどり
 
;吉永みどり
 
:ふたば幼稚園のひまわり組の担任教諭。恋人である石坂純一との仲を冷やかしているが、後に結婚した際には盛大に祝ってあげた。
 
:ふたば幼稚園のひまわり組の担任教諭。恋人である石坂純一との仲を冷やかしているが、後に結婚した際には盛大に祝ってあげた。
 
;まつざか梅
 
;まつざか梅
:ふたば幼稚園のばら組の教諭。三姉妹の末っ子で三女。しんのすけからは「梅さん」と呼ばれる事もあり、その度に「梅って呼ばないで!」または「梅って呼ぶな!」と返されている(その理由は、子供の頃に「梅干し」呼ばわりされたトラウマから)。しんのすけに振り回されることが多いが、恋人である行田徳郎の一件などでしんのすけに助けられた事も少なくない。余談だが、徳郎は漫画版において、外国でテロに遭って死亡している。
+
:ふたば幼稚園のばら組の教諭。三姉妹の末っ子で三女。しんのすけからは「梅さん」と呼ばれる事もあり、その度に「梅って呼ばないで!」または「梅って呼ぶな!」と返されている(その理由は、子供の頃に「梅干し」呼ばわりされたトラウマから)。しんのすけに振り回されることが多いが、恋人である行田徳郎の一件などでしんのすけに助けられた事も少なくない。
 
;高倉文太
 
;高倉文太
:ふたば幼稚園の園長。顔の怖さからしんのすけに組長とあだ名を付けられ、そう言われるたびに「園長です!」と返す。妻はふたば幼稚園の副園長を務めている。
+
:ふたば幼稚園の園長。顔の怖さからしんのすけに組長とあだ名を付けられ、そう言われるたびに「園長です!」と返す。
 
;大原ななこ
 
;大原ななこ
:片思い相手の女子大生。彼女に対しては丁寧な言葉で対応するなど、よく見栄を張っている。
+
:片思い相手の女子大生。彼女に対しては「ななこおねいさん」と呼び、丁寧な言葉で対応するなど、よく見栄を張っている。
 +
;神田鳥忍
 +
:ななこの友人。彼女から好かれてはいるが範囲対象外という事もあり、少々苦手。
 +
;桜田もえ子
 +
:ネネの母親。時として友人のママをも振り回すことがあるしんのすけだが、もえ子は特にその被害を被ることが多い。そのため、しんのすけ、ひいては野原一家を警戒しており、大人げない対応を見せてしまったこともある。
 +
;埼玉紅さそり隊
 +
:ふかづめ竜子、魚の目お銀、ふきでものマリーの3人の女子高生からなる不良グループ。しんのすけからは、お笑い芸人と勘違いされている。
  
 
=== その他 ===
 
=== その他 ===
 
;アクション仮面
 
;アクション仮面
:劇中劇「アクション仮面」に登場する主人公にして憧れのヒーロー。原作とアニメで展開は異なるが、俳優とは知り合い。
+
:劇中劇『アクション仮面』に登場する主人公にして憧れのヒーロー。原作とアニメで展開は異なるが、俳優とは知り合い。
 +
;桜ミミ子
 +
:アクション仮面の助手。絵本からアニメ等様々な形でしんのすけと関わる。アニメ版には彼女そっくりの一般人が登場しておりこちらも声はミミ子同様小桜エツ子。
 
;[[カンタム・ロボ]]
 
;[[カンタム・ロボ]]
:劇中劇「超電導カンタム・ロボ」に登場する主役ロボ。
+
:劇中劇『超電導カンタム・ロボ』に登場する主役ロボ。映画やアニメスペシャル等では巨大ロボットではなく等身大ヒーローのロボットキャラクターとしてしんのすけと関わりを持つことも。
 
;ぶりぶりざえもん
 
;ぶりぶりざえもん
:しんのすけが創作した「救いのヒーロー」劇場版では味方として呼び出すが、敵に寝返ることも。映画『電撃!ブタのヒヅメ大作戦』では本当に対面する事に。
+
:しんのすけが創作した「救いのヒーロー」。しかし、大仰で尊大な性格の割りに戦闘能力は非常に低く、おまけに都合が悪くなると卑怯な裏切りも辞さない…のだがおバカで詰めが甘く、どこか憎めない。番外編や劇場版では味方として呼び出すが、大半が敵に寝返った結果、しんのすけたちに叩きのめされる。「う〇ちおパンツローリングサンダー」など、仮にもヒーローのくせに使用する技もお下品。
 +
;よしいうすと
 +
:[[劇中劇]]『少年忍者吹雪丸』の作者。しんのすけに関わるせいでロクな目に遭わないことが多い。ちなみにモデルは作者の臼井義人氏。
 +
 
 +
=== コラボレーション ===
 +
非常に多くの作品とコラボしているため、SRW登場キャラクターのみ明記する。
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;[[旋風寺舞人]]
 +
:『[[勇者特急マイトガイン]]』の『歌のアルバム』内のミニドラマでは、銭湯の脱衣所で彼に出会っている。
  
 
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
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;[[アゲマキ・ワコ]]
 
;[[アゲマキ・ワコ]]
 
:『X-Ω』では彼女を「おねいさん」認定した。
 
:『X-Ω』では彼女を「おねいさん」認定した。
 +
;[[ナイアーラ]]
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:『X-Ω』では夢の世界で出会い、彼(彼女)に物語を聞かせる。参戦イベントの話は、しんのすけがナイアーラに話を聞かせる形の物語となっている。なお、自身を「女性でも男性でもない」と言ったナイアーラを「間の方」だと思った。
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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=== 原作及びアニメ ===
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;「ほっほーい」<br>「だゾ」
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:口癖、しんのすけといえばこれを想像することが多いだろうが物語後半ではしんのすけが精神的に成長している為これを言うシーンはほぼ皆無。
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;「オラ22歳以下に興味無いんだよね。ただし、松たか子は別」
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:15巻以降でよく使用された言葉。松たか子氏は実在する人物であり、松氏が現実世界で22歳を超えてからは全く使用されなくなった。
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:これ以外にも連載時期に応じて、グラビアアイドル等の実在人物の名前を発言することがある。
 
;「オラ、野原しんのすけ。5歳! 初めまして」
 
;「オラ、野原しんのすけ。5歳! 初めまして」
 
:自己紹介の台詞。
 
:自己紹介の台詞。
 
;「ねぇねぇ、お姉さ~ん。ピーマン好き? ニンジン食べれるぅ~? 納豆にはネギ入れる方? え、本当? オラたち気が合うかも~」
 
;「ねぇねぇ、お姉さ~ん。ピーマン好き? ニンジン食べれるぅ~? 納豆にはネギ入れる方? え、本当? オラたち気が合うかも~」
:アニメ3代目OP「オラはにんきもの」の最後に流れる台詞。
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:アニメ3代目OP「オラはにんきもの」の最後に流れる台詞。また、大好きな美人のおねいさんをナンパする際の決まり口上でもあり、大抵は相手の返答を聞かず勝手に照れながら続ける。途中でみさえなどに阻止されることもある。なお劇中表記は「おねいさん」だがこの歌詞のみ漢字で「お姉さん」と表されている。
 +
:おねいさん好きはずいぶんな筋金入りであり、腹痛で病院に運ばれた時でさえ、苦しみながらも看護師の女性に似た台詞でナンパを吹っ掛けている<ref>1993年9月13日放送分「救急車で入院だゾ」より。</ref>。
 +
;「おかたししなくちゃ」<br/>みさえ「いけません!」<br/>「オラ、今やろうと思ったのに…」
 +
:7代目OP「ダメダメのうた」内の台詞パートより。いつも通りおバカなことばかりやってみさえに「いけません!」と言われる繰り返しの最中、「おかたししなくちゃ」と片付けようとしている最中にみさえが勢いで「いけません!」って言ってしまったため困惑する。
 +
:ちなみにフルサイズではもう一か所みさえが勢いでやらかした場面があり、「ハミガキしなくちゃ」と歯磨きしようとする最中に咎めてしまい、「しなくていいのー?」と問われている。何でも子供のやることを頭ごなしにダメダメ言うのも考え物という流れだが、それにしてはしんのすけの暴走は度が過ぎているためみさえがダメダメ言うのも理解はできる。
 +
;「アクション仮面は特撮! カンタムロボはアニメ! 比べられるわけないじゃない。おバカだなぁ…」
 +
:みさえから「アンタアクション仮面とカンタムロボどっちが好きなのよ」というツッコミを受けた際の回答。子供ながらに[[実写|特撮]]とアニメは別物と頭の中で割り切った台詞であり、世のアニメファン・特撮ファンを大いに納得させた名言である。しかしみさえには理解されず「あっそう、悪うござんしたねぇ~」と冷めた対応をされてしまった。
 +
;「石坂さん! ちんちん付いてんの!?」
 +
:吉永先生の結婚式にて、幼稚園で行われていたものの突然の大雨で会場がパニックになってしまい、気落ちする先生を見て、結婚相手である石坂純一に向けて。これを受けた石坂は奮起し場を収めた。
 +
;「小さいから悩んでんの?」<br>「人の器の話だよ」
 +
:大工の親方に悩みを相談された際の台詞。とても5歳児から出る言葉とは思えない。ちなみにちょっとしたことで怒ることが多いもののしんのすけの人としての器はとてもでかい。
 +
;「このおバカ!! スピード出しすぎだぞ、犬にあやまれ」
 +
:シロと仲良くなった雌犬が、しんのすけとシロの眼前で轢き逃げに遭い、轢き逃げ犯たちに激怒した際の台詞。だが、轢き逃げ犯たちには聞こえず、悲しみだけが残り、その夜、しんのすけはシロを気遣い、一緒に寝ることにした。
 +
;「あ~…オラ毎日楽しい!」
 +
:2018年6月29日放送分「いつものオラだぞ」より。初代しんのすけ役の矢島晶子(現:うえちあき)氏の最後の台詞。「いつものオラだぞ」自体も30秒程のショートムービーであり、しんのすけのいつもの日常を詰め合わせた末に最後に放たれた台詞。作品としての一つの区切りとなる台詞でもある。
 +
 
 +
=== 劇場版 ===
 +
;「違う…」<br>みさえ「え?」<br>「うそんこのアクション仮面だ!」
 +
:映画1作目「アクション仮面対ハイグレ魔王」にてテレビで見たアクション仮面に対するコメント。この放送回はアクション仮面の演者である郷剛太郎は撮影のアクシデントで大怪我をし、戦闘シーンの代役のスーツアクターを起用し撮影したものなのだが、'''しんのすけはそれを一目見ただけで本編のアクション仮面が代役であることを看破した。'''彼が筋金入りのアクション仮面ファンであることがよくわかるシーンである。
 +
;「美人だけど悪いおねいさんは嫌いだぞ!」
 +
:映画『ヘンダーランドの大冒険』にて、敵の美女チョキリーヌ・ベスタに言い放った台詞。一度は彼女に誘惑されたしんのすけではあったが、その本性を知ったことで決定的な拒絶の意思を示した。
 +
;「オラの頭の中を読め!」
 +
:映画『暗黒タマタマ大追跡』にて、ひまわりを奪いに来たヘクソンと対峙して、読心能力を持つ彼に対してあえて自分の思考を読ませる事で隙を作っており<ref>しんのすけやひまわりの思考は'''極彩色の不定形な模様が不気味に蠢いている空間'''として表現され、ヘクソンはこの思考を読み取った瞬間悶絶してしまった。</ref>、終盤でもこれが決め手となる。
 +
;「埼玉の危機を救う為、金魂の湯から現れた正義の味方! 我らは、温泉戦隊野原一家!!」
 +
:映画『爆発!温泉わくわく大決戦』にて、金の魂の湯に漬かり正義の心を認められた事で敵の巨大ロボットを打ち倒すパワーを得た野原一家。各々が描いたヒーロー像を具現化しており、[[マジンガー|どこかで見た事のある]]姿も。
 +
:強引だが、[[機界戦隊ゼンカイジャー|メンバーにおじさんや魔女っ子姿の女性がいる]]という点では[[スーパー戦隊シリーズ|本家]]を先取りしているといえなくもない。
  
 
== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==
 
原作がギャグ作品のため、圧倒的に迷台詞の方が多い。
 
原作がギャグ作品のため、圧倒的に迷台詞の方が多い。
 +
 +
=== 原作およびアニメ ===
 
;「ケツだけ星人ー! ぶりぶりー! ぶりぶりー!」
 
;「ケツだけ星人ー! ぶりぶりー! ぶりぶりー!」
 
:しんのすけと言ったらコレ。十八番の一発芸「ケツだけ星人」をやっている時の台詞。
 
:しんのすけと言ったらコレ。十八番の一発芸「ケツだけ星人」をやっている時の台詞。
 +
:気の知れた相手以外にも行ってはいるが、惚れたおねいさんに通りがかりに見られてしまいショックを受けたり、'''肛門科の女医達に行ったところ肛門までまじまじと観察・賞賛され精神的に大敗を喫する'''など、しんのすけの方がダメージを受ける展開もある。
 +
:親世代からの度重なる苦情の影響によりしんのすけの過激なギャグがアニメで次々と封印させられてしまう中、アニメスタッフはこの一発芸だけは死守しようとしている<ref>バラエティ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』2021年4月19日放送分より。</ref>。
 +
;「ケツだけ歩き~!」
 +
:一発芸のひとつである体育座りの姿勢から尻の動きだけで歩く「ケツだけ歩き」を披露する際の台詞。
 +
:ケツだけ星人に並ぶ代表的な芸であり、映画『爆発!温泉わくわく大決戦』や『嵐を呼ぶジャングル』ではこのケツだけ歩きが思わぬ活躍を見せ、『超能力大決戦』に至ってはなんと'''[[カンタム・ロボ]]でケツだけ歩きを披露している'''。
 
;「いや~それほどでも~…」
 
;「いや~それほどでも~…」
:説教を受けた際やツッコミを受けた際の照れ反応。「褒めてない」と返すのがお約束。なお、劇場用作品『嵐を呼ぶジャングル』では悪役を撃退した活躍の為か、両親に「今回は褒めてやるよ」と言われた。
+
:説教を受けた際やツッコミを受けた際の照れ反応。「褒めてない」と返すのがお約束。なお、映画『嵐を呼ぶジャングル』では悪役を撃退した活躍の為か、両親に「今回は褒めてやるよ」と言われた。
 +
:ちなみにこの照れた際の「後ろを向いたにやけた笑み」は野原一家全員に見られている<ref>一方で、他の家族と違いしんのすけが後ろ向き以外で笑う描写はほぼない。また野原家以外の人物が披露することもたまにある。</ref>。
 
;「そうとも言う~」
 
;「そうとも言う~」
 
:言い間違いを指摘された時の台詞。「そうとしか言わない」と返される事も多い。
 
:言い間違いを指摘された時の台詞。「そうとしか言わない」と返される事も多い。
 
;「おかえりー」
 
;「おかえりー」
 
:'''帰宅時'''の挨拶。「ただいまでしょ」と返されるのがお約束。
 
:'''帰宅時'''の挨拶。「ただいまでしょ」と返されるのがお約束。
;「出発おしんこー!ナスのぬかづけー!」
+
;「出発おしんこー! ナスのぬかづけー!」
:乗り物が発車する時のお決まりの台詞。後半はいくつかバリエーションがある。
+
:乗り物が発車する時のお決まりの台詞。いくつかバリエーションがあり、映画『雲黒斎の野望』のラストでは'''ド下ネタに走った'''バリエーションを披露している。
 
;「おお~父ちゃんふともも~!」
 
;「おお~父ちゃんふともも~!」
 
:ひろしが家族サービスをする際の返し。「それを言うなら太っ腹だろ」とよく突っ込まれる。
 
:ひろしが家族サービスをする際の返し。「それを言うなら太っ腹だろ」とよく突っ込まれる。
;「風間、お前嫌な奴だったけど、もう少し優しくしてやればよかった…。」
+
;「男同士のお約束!」
:クラスメイトの風間くんが風邪で幼稚園を休んでいた際に、死亡したと誤解した時の台詞。机には花が活けられていたりと、かなりブラックなシーンである。
+
:ひろしと共にガニ股となり互いの腕を[[カイラスギリー|股の間に位置してクイッと上げる]]約束のポーズ。当然というべきか、みさえからは「やめんか父子バカ」と怒られている。初期に使われていた過激なギャグの1つ。
 
;「いーもんもんじゃんじょん」
 
;「いーもんもんじゃんじょん」
 
:不良きどりの子供から、自分より小さな子供からお菓子を脅し取る時の台詞「いーもん持ってんじゃん」を教えられた時の言い間違い。
 
:不良きどりの子供から、自分より小さな子供からお菓子を脅し取る時の台詞「いーもん持ってんじゃん」を教えられた時の言い間違い。
 +
;「ブ・ラジャー!」
 +
:お願いを聞く際によく行う了解の返事。普段は受け答えに関してみさえに注意されることが多いが、何故かこれは注意されない。これに限らず女性用下着に関連した話が多い。
 +
:『X-Ω』では'''「ブ、ラジャー!」'''表記。
 
;「前が見えねェ」
 
;「前が見えねェ」
:給食当番の時に、熱いから気をつけるよう言った給食のおばさんの足を使って熱さをはかり、顔がめりこむ程の反撃を受けた時の一言。漫画版初期の有名なギャグシーン。
+
:コミックス2巻より。給食当番の時に、熱いから気をつけるよう言った給食のおばさんの足を使って熱さをはかり、顔がめりこむ程の反撃を受けた時の一言。漫画版初期の有名なギャグシーン。流石に過激だったのかアニメ版では変更された。
 +
:後に双葉社公式youtubeにてこの回が動画という形で公開されているが、サムネイルではこのコマが赤く着色されており、原作よりさらに過激になっている。
 +
;「風間、おめえヘンな奴ヤツだったけど…もっと優しくしてやればよかった」
 +
:コミックス2巻、クラスメイトの風間くんが風邪で3日ほど幼稚園を休んでいた際に、死亡したと誤解した時の台詞。机には[[花]]が活けられていたりと、かなりブラックなシーンである。
 
;「でめたし、でめたし」
 
;「でめたし、でめたし」
 
:「めでたし、めでたし」の言い間違い。しんのすけのせいで両親やふたば幼稚園の関係者などの人々がとんでもない目に遭ったなどで使う事があり、その場合は周囲から「めでたくない!」と返される。また、TVスペシャル18のCパート「パフィーも出るゾ!! ひまわりのかぐや姫だゾ」ではナレーションが「じゃなくて、めでたし」と突っ込まれている。
 
:「めでたし、めでたし」の言い間違い。しんのすけのせいで両親やふたば幼稚園の関係者などの人々がとんでもない目に遭ったなどで使う事があり、その場合は周囲から「めでたくない!」と返される。また、TVスペシャル18のCパート「パフィーも出るゾ!! ひまわりのかぐや姫だゾ」ではナレーションが「じゃなくて、めでたし」と突っ込まれている。
 +
;「おまたって言えばいいんだよ」
 +
:みさえがひまわりを身ごもっていた頃、みさえに対して「赤ちゃんはどこから出てくるの?」という質問をした際に答えに困ったみさえに対する爆弾発言。当然みさえはキレた。
 
;「はい、僕のお母さんです」
 
;「はい、僕のお母さんです」
 
:大原なな子と会った時の自己紹介の際の台詞。いつもと全く違う口調であり、これを聞いたみさえは思わずじんましんが出た。
 
:大原なな子と会った時の自己紹介の際の台詞。いつもと全く違う口調であり、これを聞いたみさえは思わずじんましんが出た。
 +
;「シュッシュポッポッ! シュッシュポッポッ!」
 +
:綺麗なおねいさんへの興奮が頂点に達した際にやってしまう汽車のモノマネ。こうなるとまともに話も出来なくなり、落ち着くまで縦横無尽に辺りを走り回る。かなりすばしっこいので、捕まえて止めることも容易ではない。
 +
;「母ちゃんこれ」<br>「オラがつくったひがんばな」
 +
:1996年9月27日放送分「赤ちゃんが生まれたゾ」より。無事に第2子を出産したみさえに、以前からこっそり作っていた[[花|造花]]を贈る。が、しんのすけの主張する彼岸花は'''死の象徴と言えるほどに激烈に縁起の悪い花'''である。なんてものを贈っているのだか。
 +
:実際のところ、造花の見た目は花弁が赤いだけのひまわりであり、偶然か否かこの時生まれた妹はしんのすけによって「ひまわり」と名付けられることになった。
 +
;しんのすけ「じゃあママおっぱい」<br>トオル「ダメー! ママのおっぱいはボクの!」<br>しんのすけ「でも夜になったら風間君のパパのだぞ」
 +
:連載終盤、風間くんの母に他の春日部防衛隊と一緒にプールに連れて行ってもらった際、風間ママが「私をママだと思ってなんでも言ってね」という旨の発言をした際のやりとり。この時点で男女の性交渉に関して完全に理解を示したド下ネタであり、風間ママもこれには強引に話を逸らさざるをえなかった。
 +
;「父よ! 母よ! 妹よ!」
 +
:コラボレーション企画『仮面ライダーしん王』<ref>『仮面ライダー電王』とのコラボ作品。作中しんのすけは同名の仮面ライダーに変身しており、商品化もされた。</ref>での台詞。元ネタは『仮面ライダーV3』のオープニングテーマであり、しん王であるしんのすけも両親と妹持ちである。
 +
;「じゃ、今日も!」
 +
:2018年6月29日放送分「いつものオラだぞ」開幕の台詞。この台詞と共に意気揚々とトイレに向かい、幼稚園の送迎バスに遅刻した。堂々とやることではない。
 +
 +
=== その他 ===
 +
;まつざか先生「『しんちゃんを さがせ』ゲームよ わたしが きめる しんのすけくんと おなじ しんのすけくんを さがすのよ」<br />しんのすけ「オォ オラを さがすのか? でも オラは ここに いるぞ トシのせいで めもわるく なったのか?」
 +
:ゲーム『嵐を呼ぶ園児』でのミニゲーム解説の一幕。残機数('''のこりのしんのすけのかず''')が減るボス枠のミニゲームとは異なりミスしても残機は減らずステージ進行できるが、こちらもこちらでネタにされやすい内容である。
 +
;「お兄さーん! みてみてー! ほーれ、ぞうさん」
 +
:『[[勇者特急マイトガイン]]』の[[ドラマCD]]『歌のアルバム』内のミニドラマ「君の名は…」より。同作と『クレしん』の放送局が同じだった上、初代しんのすけ役の矢島晶子(現:うえちあき)氏が同作で[[吉永サリー]]を演じていたという[[声優ネタ]]もあってなのか、銭湯にて[[旋風寺舞人]]がサリーと出会った際に唐突に乱入。出演するなり舞人に向けて'''上述したお決まりのギャグ「ぞうさん」を披露する。'''当然ながら舞人は「誰、君…?」と素でドン引きしていた。
  
 
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==
 +
;「ほうほう。間の方でしたか」
 +
:『X-Ω』イベント「嵐を呼ぶ!銀河ロボット大決戦」の冒頭部分より。当初は「おねいさん」だと思うも、「僕は女性でもなければ男性でもない」と返した[[ナイアーラ]]に対して。原作では様々な「間の方(要するにオネエ)」が登場しているので、こういう結論に至ったのが容易に想像できる。
 +
;ナイアーラ「フフ…。君は面白い少年だね。そうだ、この出会いを祝して、君にひとつお話を聞かせてあげよう」<br>しんのすけ「オラがする! オラがお話しするぞ!」<br>ナイアーラ「君が聞かせてくれるのかい?」<br>「…なるほど。たまにはそれも悪くないかもね。それじゃあ、宜しくお願いするよ」
 +
:同イベントより。それまで期間限定イベントではプレイヤーに対する語り部のような存在だったナイアーラが、逆にしんのすけの話の聞き手になる珍しい展開。
 
;「綺羅星ぃ~!」
 
;「綺羅星ぃ~!」
:X-Ωイベント「嵐を呼ぶ!銀河ロボット大決戦」にて、[[綺羅星十字団]]の面々に混じって。直後のあしゅら男爵の反応はまさにユーザーの代弁である。ちなみにこの時のしんのすけのイラストは'''ケツだけ星人'''であった。
+
:同イベントにて、[[綺羅星十字団]]の面々に混じって。直後のあしゅら男爵の反応はまさにユーザーの代弁である。ちなみにこの時のしんのすけのイラストは'''ケツだけ星人'''であった。
 
;「お前たちの企みは全てお見通しだ! オラとカンタムが、お前たちをやっつけてやる!」<br>「え…」<br>「冗談だったんだけど…」<br>「も~子供の冗談を本気にしないでよ~」
 
;「お前たちの企みは全てお見通しだ! オラとカンタムが、お前たちをやっつけてやる!」<br>「え…」<br>「冗談だったんだけど…」<br>「も~子供の冗談を本気にしないでよ~」
 
:で、[[あしゅら男爵]]に向けての前口上…ではなく'''冗談'''。これを真に受けたあしゅら男爵にしんのすけと[[シナダ・ベニオ|スカーレットキス]]は思わず呆れてしまった。
 
:で、[[あしゅら男爵]]に向けての前口上…ではなく'''冗談'''。これを真に受けたあしゅら男爵にしんのすけと[[シナダ・ベニオ|スカーレットキス]]は思わず呆れてしまった。
 +
;タクト「やりたいこととやるべきことが一致した時、世界の声が聴こえる」<br>「しんちゃん、カンタム。君たちにも聴こえているかい?」<br>しんのすけ「聴こえてるぞ! 父ちゃんと母ちゃんとひまの声が!」<br>カンタム「僕にも聴こえている。ヤツを倒せという世界の声が!」
 +
:同イベントより。理屈を超えて家族愛の力で野原一家がゼロ時間内に現れた際、タクトの信念に基づいた呼びかけに応えて。まさしく世界の声が聴こえる展開であり、この後のタクトの台詞通りアゲていく展開…なのだが、この後最後の最後の返答で'''「ブ、ラジャー!」とやらかして台無しになる。'''そのブレなさこそしんのすけなのだろうが…。
  
 
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
 
;[[カンタム・ロボ]]
 
;[[カンタム・ロボ]]
:好きなロボットアニメの主役メカ。映画『雲黒斎の野望』やスパロボでは乗り込んで戦う。
+
:好きなロボットアニメの主役メカ。映画『雲黒斎の野望』及び『超能力大決戦』では各々の設定で乗り込み、スパロボでも乗機とする。
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*声を担当している矢島晶子氏を代表するキャラクターでもあり、独特の低いトーンの声とも相まって、「[[リリーナ・ドーリアン|あのキャラが]][[パッフィー・パフリシア|しんのすけと]][[R・ドロシー・ウェインライト|同じ声と知って驚いた]]」という意見も多く見かけられている。尚、アニメ放送開始当初は声が非常に甲高く、美少女役を演じている時の矢島氏の声に近かった。
+
*キャラクターの原案は作者の臼井義人氏のデビュー作である漫画『だらくやストア物語』の登場人物である「二階堂信之助」とされている。
**代表キャラゆえに各作品で[[声優ネタ|矢島晶子氏が出演した際、パロディに使われる]]ことも多く、同局作品では『勇者特急マイトガイン』(SRW未参戦)や『美少女戦士セーラームーンS』でパロディが行われた。
+
*強烈なキャラクター故にほぼ毎回ボケ役であるが、作品が進むにつれしんのすけすら上回る濃いキャラクターも登場するようになり、レギュラーキャラの性格描写の変化などもあってツッコミ役に回る機会も徐々に増えてきている。
***SRWの[[アンソロジーコミック]]でも『[[スーパーロボット大戦F|F]]』の時点で早速リリーナでのパロディが行われており、本編でも『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』でこれに絡んだネタがある。
+
*原作連載当初の数話は、物静かな性格ながら言動の過激さや他所の幼稚園から転入してきた設定など、以降の設定とは大幅に違うキャラクター性をしており、スラング的な[[黒歴史]]となっている。
***別局ではあるが、『FAIRY TAIL』で矢島晶子氏を初めとした野原一家担当声優4人が出演した際には、その4人が演じるキャラだけのやり取りが行われたこともある。
+
**特に子供とは思えない言動の過激さは連載第1回が突出していると言ってもよく、'''『クレしん』が他国に進出している現在では絶対にネタにできないであろう実在の事件'''をネタに持ち出した過去もある。
 +
*初代しんのすけ役・矢島晶子氏が自身の甥などを参考にして作り上げたその独特の低いトーンの声による演技は、「[[リリーナ・ドーリアン|あのキャラが]][[パッフィー・パフリシア|しんのすけと]][[R・ドロシー・ウェインライト|同じ声と知って]][[吉永サリー|驚いた]]」という意見も多く見かけられているほどのインパクトを与え、彼女の代表作となった。矢島氏自身もTVのバラエティー番組に出演したりする機会などで「しんちゃんのせいで、私が本来『美少女やお姫様役が多い』ということを皆忘れてしまった」と半ば冗談で言及していた。尚、アニメ放送開始当初は声が後に比べて非常に甲高く、美少女役を演じている時の矢島氏の声に近かった。
 +
**代表キャラゆえに各作品で[[声優ネタ|矢島氏が出演した際、パロディに使われる]]ことも多く、同局作品では『[[勇者特急マイトガイン]]』でパロディが行われた。
 +
***SRWの[[アンソロジーコミック]]でも『[[スーパーロボット大戦F|F]]』の時点で早速リリーナでのパロディが行われており、本編でも『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』でこれに絡んだ[[R・ドロシー・ウェインライト|ドロシー]]の[[ホランド・ノヴァク|発言]]がある。
 +
*2018年6月に矢島氏からテレビ朝日に「他のキャラクターと同時にしんのすけを演じてきたが、彼の声を保ち続けることが難しくなった」と申し出があり、2018年6月29日の放送を最後に野原しんのすけ役を降板することが発表された。2018年7月6日放送回からは、二代目として小林由美子氏が担当している。
 +
*映画や特別編など、本編の設定に囚われない数多の作品に出演しているためか、[[変身]]能力や[[超能力]]を始めとし、本来彼が会得していない能力をその時々限定で所持する作品も少なくない。
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**極端な例としては、コラボレーションの際にコラボ先の設定を借りての変身形態が用意されたことも複数あり、男児向けの「仮面ライダーシリーズ」との共演で「仮面ライダーしん王」、女児向けの「プリキュアシリーズ」との共演でしんのすけは男児にもかかわらず<ref>詳細は省くが、男子キャラクターの変身する例も希少ながらないわけではない。その枠にコラボレーションでしんのすけが入る事自体が異例な話だが。</ref>「キュアオシリィ」などと破天荒な形態が用意されたこともある。
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== 商品情報 ==
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== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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<references />
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2024年10月15日 (火) 21:28時点における最新版

野原しんのすけ
読み のはら しんのすけ
漢字表記 野原 信之介[1]
登場作品 クレヨンしんちゃん
声優 矢島晶子(初代)
小林由美子(二代目)
神奈延年(未来のしんのすけ)
デザイン 臼井儀人(原作)
小川博司(アニメ)
初登場SRW スーパーロボット大戦X-Ω
SRWでの分類 パイロット
テンプレートを表示
プロフィール
種族 地球人(日本人)
性別
年齢 5歳
身長 105.9 cm[2]
体重 22.8 kg
血液型 B型
所属 ふたば幼稚園
かすかべ防衛隊
好きな物 美人の女性
嫌いな物 母のお仕置きとお説教
ネネのリアルおままごと
注射
歯医者
好きな食べ物 チョコビ[3]
ホットケーキ[4]
嫌いな食べ物 野菜類(特にピーマン)
テンプレートを表示

野原しんのすけは『クレヨンしんちゃん』の主人公

概要

坊主頭としもぶくれ顔、シャツと半ズボン[5]が特徴で美人の女性(主に未婚の20代)[6]が大好きな幼稚園児。アニメ版における「嵐を呼ぶ園児」のキャッチコピーのとおり、マイペースな性格で周囲の人間を翻弄する。基本的にはトラブルメーカーではあるが、時として困っている人間の悩み事を意図知れず解決する事も多い。また、ドジな一面もあり、最後は母のみさえ(時にはひろしやかすかべ防衛隊のメンバーまでなども加わって)にこっ酷く怒られたり[7]、やっている事を失敗するなど酷い目に遭わされる事がしばしば。

また、下半身を露出しアレの周りに象の絵を描き歌に合わせて腰を振る「ぞうさん」や、身体を折り曲げ臀部を露出し「ぶりぶり~」と叫びながら左右に動く「ケツだけ星人」、うつぶせに倒れたまま微動だにせず無言で過ごす「死体ごっこ」[8]といった下品な一発芸・遊びも得意としている。

なお、カンタム・ロボが絡まない場合でも番外編や劇場作品では幾度と無く世界を救っている。それらやギャグ描写を抜きにしても身体能力は高く、剣道に対して突出した才能を発揮したこともあった[9]

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。2016年4月のイベント「嵐を呼ぶ!銀河ロボット大決戦」にて期間限定参戦。カンタム・ロボのパイロット扱い。愛称はシナリオ中では「しんのすけ」、スキル使用時では「しんちゃん」で登録されている。
イベントでの存在感はかなりのモノであり、他の作品の人物を存分に振り回してくれる。

パイロットステータス

精神コマンド

X-Ω
加速熱血
パイロットパーツ装備時
幸運+、奇跡

「野原一家、ファイアー!」と熱血し、家族の絆で奇跡を起こし、未来を夢みるラッキーボーイといったラインナップ。 「加速」は…ケツだけ星人あるいはケツだけ歩きからの連想だろうか?

人間関係

家族

野原みさえ
母。普段は事あるごとに反発したり、息をするように暴言を吐いたり、様々なトラブルを起こして怒られているが、深い親子愛で結ばれている。
野原ひろし
父。太眉と女好きは彼譲り。だらしなさに呆れることもあるが、彼とも深い親子愛で結ばれている。
野原ひまわり
妹。アニメではしんのすけが名付けている。彼女が生まれて以降、しんのすけには兄としての意識が芽生えることになる。
性格は似たもの同士で仲も良く、彼女の赤ちゃん言葉を理解できることから通訳を担当することもある。
シロ
ペットの犬。散歩を初めとした世話をよくサボるが、基本的には仲良し。

父方の親族

野原銀の介
秋田県在住の父方の祖父。しんのすけの顔の輪郭は銀の介そっくりであり、特徴的なしもぶくれ顔は父方の血のようだ。ふざけた性格もしんのすけと同じ。
野原つる
父方の祖母。しんのすけと同じく悪戯好きである為とても仲がいい。
野原せまし
伯父。出会った当初はせましの冗談で実の父と間違えた。その後の関係はせましのドケチな部分以外は好感触であり良好。
野原育菜
せましの妻。しんのすけにとってら伯母に当たる。
野原菜摘
従姉妹。しんのすけとはウマが合うらしく仲がいい。
野原樹
従兄弟。しんのすけにとっては目上のお兄ちゃん。当初は彼のつんけんした態度から亀裂が生まれると思ったがすぐに打ち解ける。

母方の親族

小山よし治
母方の祖父。しんのすけのふざけた態度を叱ることもあるがしんのすけはよく懐いている。
小山ひさえ
母方の祖母。
小山まさえ
叔母その1。共に悪戯好きなのですぐに意気投合した。「まさえおばちゃん」と呼ぶ。
小山むさえ
叔母その2。当初は彼女を不審者と間違えたがその後はしばらく同居することになる。彼女の意味不明な言い訳に何度も困惑するも関係は良好。「むさえちゃん」と呼ぶ。

幼稚園・友人関係

風間トオル
幼稚園の友人で、かすかべ防衛隊の一員。自分とは正反対の真面目な性格である彼に煙たがられることも多いが、親友の間柄でもある。曰く「僕の友達は心がエリートです」との事。
なお、どういうわけか彼にだけセクハラじみた行いをする事もしばしば。
桜田ネネ
幼稚園の友人で、かすかべ防衛隊の一員。最初はマサオと同じ泣き虫だったが、ひまわり登場後はリアルおままごとをやり始めるなど精神的に強くなっていき、他の男子共々彼女の事を恐れるようになる。
佐藤マサオ
幼稚園の友人で、かすかべ防衛隊の一員。髪型からおにぎり扱いすることも多い。また、彼の家に遊びに行くと、向かいの家と何度も間違える。
ボーちゃん
幼稚園の友人で、かすかべ防衛隊の一員。何やら通じ合うところがあるらしく同じ趣味に興じる事もしばしば。
酢乙女あい
幼稚園の友人。1999年度から登場。「子供には興味ありません」とあしらった事が切欠で、一方的に好かれるようになる。
吉永みどり
ふたば幼稚園のひまわり組の担任教諭。恋人である石坂純一との仲を冷やかしているが、後に結婚した際には盛大に祝ってあげた。
まつざか梅
ふたば幼稚園のばら組の教諭。三姉妹の末っ子で三女。しんのすけからは「梅さん」と呼ばれる事もあり、その度に「梅って呼ばないで!」または「梅って呼ぶな!」と返されている(その理由は、子供の頃に「梅干し」呼ばわりされたトラウマから)。しんのすけに振り回されることが多いが、恋人である行田徳郎の一件などでしんのすけに助けられた事も少なくない。
高倉文太
ふたば幼稚園の園長。顔の怖さからしんのすけに組長とあだ名を付けられ、そう言われるたびに「園長です!」と返す。
大原ななこ
片思い相手の女子大生。彼女に対しては「ななこおねいさん」と呼び、丁寧な言葉で対応するなど、よく見栄を張っている。
神田鳥忍
ななこの友人。彼女から好かれてはいるが範囲対象外という事もあり、少々苦手。
桜田もえ子
ネネの母親。時として友人のママをも振り回すことがあるしんのすけだが、もえ子は特にその被害を被ることが多い。そのため、しんのすけ、ひいては野原一家を警戒しており、大人げない対応を見せてしまったこともある。
埼玉紅さそり隊
ふかづめ竜子、魚の目お銀、ふきでものマリーの3人の女子高生からなる不良グループ。しんのすけからは、お笑い芸人と勘違いされている。

その他

アクション仮面
劇中劇『アクション仮面』に登場する主人公にして憧れのヒーロー。原作とアニメで展開は異なるが、俳優とは知り合い。
桜ミミ子
アクション仮面の助手。絵本からアニメ等様々な形でしんのすけと関わる。アニメ版には彼女そっくりの一般人が登場しておりこちらも声はミミ子同様小桜エツ子。
カンタム・ロボ
劇中劇『超電導カンタム・ロボ』に登場する主役ロボ。映画やアニメスペシャル等では巨大ロボットではなく等身大ヒーローのロボットキャラクターとしてしんのすけと関わりを持つことも。
ぶりぶりざえもん
しんのすけが創作した「救いのヒーロー」。しかし、大仰で尊大な性格の割りに戦闘能力は非常に低く、おまけに都合が悪くなると卑怯な裏切りも辞さない…のだがおバカで詰めが甘く、どこか憎めない。番外編や劇場版では味方として呼び出すが、大半が敵に寝返った結果、しんのすけたちに叩きのめされる。「う〇ちおパンツローリングサンダー」など、仮にもヒーローのくせに使用する技もお下品。
よしいうすと
劇中劇『少年忍者吹雪丸』の作者。しんのすけに関わるせいでロクな目に遭わないことが多い。ちなみにモデルは作者の臼井義人氏。

コラボレーション 

非常に多くの作品とコラボしているため、SRW登場キャラクターのみ明記する。

旋風寺舞人
勇者特急マイトガイン』の『歌のアルバム』内のミニドラマでは、銭湯の脱衣所で彼に出会っている。

他作品との人間関係

あしゅら男爵
X-Ω』では彼ら綺羅星十字団に対し企みを阻止すると冗談で意気込むも、動揺して本当に企みがあったことを自白した彼に呆れる。なお、家族との合流後に出会った際には彼の名前を「ゴリラ男爵」と間違えていた。
シナダ・ベニオ
『X-Ω』では綺羅星十字団の本拠地に迷い込んだうえ、ツッコまれて照れたしんのすけに「誰も褒めてない」とお約束のツッコミを入れる。
ホンダ・ジョージ
『X-Ω』では綺羅星十字団を「キラキラ星注意団」と言い間違えたしんのすけにツッコミを入れた。
ツナシ・タクト
『X-Ω』ではゼロ時間での綺羅星十字団との戦いで共闘。一方で彼のイケメンオーラにあてられたり、しんのすけのボケ台詞にツッコミを返したりする場面も。
アゲマキ・ワコ
『X-Ω』では彼女を「おねいさん」認定した。
ナイアーラ
『X-Ω』では夢の世界で出会い、彼(彼女)に物語を聞かせる。参戦イベントの話は、しんのすけがナイアーラに話を聞かせる形の物語となっている。なお、自身を「女性でも男性でもない」と言ったナイアーラを「間の方」だと思った。

名台詞

原作及びアニメ 

「ほっほーい」
「だゾ」
口癖、しんのすけといえばこれを想像することが多いだろうが物語後半ではしんのすけが精神的に成長している為これを言うシーンはほぼ皆無。
「オラ22歳以下に興味無いんだよね。ただし、松たか子は別」
15巻以降でよく使用された言葉。松たか子氏は実在する人物であり、松氏が現実世界で22歳を超えてからは全く使用されなくなった。
これ以外にも連載時期に応じて、グラビアアイドル等の実在人物の名前を発言することがある。
「オラ、野原しんのすけ。5歳! 初めまして」
自己紹介の台詞。
「ねぇねぇ、お姉さ~ん。ピーマン好き? ニンジン食べれるぅ~? 納豆にはネギ入れる方? え、本当? オラたち気が合うかも~」
アニメ3代目OP「オラはにんきもの」の最後に流れる台詞。また、大好きな美人のおねいさんをナンパする際の決まり口上でもあり、大抵は相手の返答を聞かず勝手に照れながら続ける。途中でみさえなどに阻止されることもある。なお劇中表記は「おねいさん」だがこの歌詞のみ漢字で「お姉さん」と表されている。
おねいさん好きはずいぶんな筋金入りであり、腹痛で病院に運ばれた時でさえ、苦しみながらも看護師の女性に似た台詞でナンパを吹っ掛けている[10]
「おかたししなくちゃ」
みさえ「いけません!」
「オラ、今やろうと思ったのに…」
7代目OP「ダメダメのうた」内の台詞パートより。いつも通りおバカなことばかりやってみさえに「いけません!」と言われる繰り返しの最中、「おかたししなくちゃ」と片付けようとしている最中にみさえが勢いで「いけません!」って言ってしまったため困惑する。
ちなみにフルサイズではもう一か所みさえが勢いでやらかした場面があり、「ハミガキしなくちゃ」と歯磨きしようとする最中に咎めてしまい、「しなくていいのー?」と問われている。何でも子供のやることを頭ごなしにダメダメ言うのも考え物という流れだが、それにしてはしんのすけの暴走は度が過ぎているためみさえがダメダメ言うのも理解はできる。
「アクション仮面は特撮! カンタムロボはアニメ! 比べられるわけないじゃない。おバカだなぁ…」
みさえから「アンタアクション仮面とカンタムロボどっちが好きなのよ」というツッコミを受けた際の回答。子供ながらに特撮とアニメは別物と頭の中で割り切った台詞であり、世のアニメファン・特撮ファンを大いに納得させた名言である。しかしみさえには理解されず「あっそう、悪うござんしたねぇ~」と冷めた対応をされてしまった。
「石坂さん! ちんちん付いてんの!?」
吉永先生の結婚式にて、幼稚園で行われていたものの突然の大雨で会場がパニックになってしまい、気落ちする先生を見て、結婚相手である石坂純一に向けて。これを受けた石坂は奮起し場を収めた。
「小さいから悩んでんの?」
「人の器の話だよ」
大工の親方に悩みを相談された際の台詞。とても5歳児から出る言葉とは思えない。ちなみにちょっとしたことで怒ることが多いもののしんのすけの人としての器はとてもでかい。
「このおバカ!! スピード出しすぎだぞ、犬にあやまれ」
シロと仲良くなった雌犬が、しんのすけとシロの眼前で轢き逃げに遭い、轢き逃げ犯たちに激怒した際の台詞。だが、轢き逃げ犯たちには聞こえず、悲しみだけが残り、その夜、しんのすけはシロを気遣い、一緒に寝ることにした。
「あ~…オラ毎日楽しい!」
2018年6月29日放送分「いつものオラだぞ」より。初代しんのすけ役の矢島晶子(現:うえちあき)氏の最後の台詞。「いつものオラだぞ」自体も30秒程のショートムービーであり、しんのすけのいつもの日常を詰め合わせた末に最後に放たれた台詞。作品としての一つの区切りとなる台詞でもある。

劇場版 

「違う…」
みさえ「え?」
「うそんこのアクション仮面だ!」
映画1作目「アクション仮面対ハイグレ魔王」にてテレビで見たアクション仮面に対するコメント。この放送回はアクション仮面の演者である郷剛太郎は撮影のアクシデントで大怪我をし、戦闘シーンの代役のスーツアクターを起用し撮影したものなのだが、しんのすけはそれを一目見ただけで本編のアクション仮面が代役であることを看破した。彼が筋金入りのアクション仮面ファンであることがよくわかるシーンである。
「美人だけど悪いおねいさんは嫌いだぞ!」
映画『ヘンダーランドの大冒険』にて、敵の美女チョキリーヌ・ベスタに言い放った台詞。一度は彼女に誘惑されたしんのすけではあったが、その本性を知ったことで決定的な拒絶の意思を示した。
「オラの頭の中を読め!」
映画『暗黒タマタマ大追跡』にて、ひまわりを奪いに来たヘクソンと対峙して、読心能力を持つ彼に対してあえて自分の思考を読ませる事で隙を作っており[11]、終盤でもこれが決め手となる。
「埼玉の危機を救う為、金魂の湯から現れた正義の味方! 我らは、温泉戦隊野原一家!!」
映画『爆発!温泉わくわく大決戦』にて、金の魂の湯に漬かり正義の心を認められた事で敵の巨大ロボットを打ち倒すパワーを得た野原一家。各々が描いたヒーロー像を具現化しており、どこかで見た事のある姿も。
強引だが、メンバーにおじさんや魔女っ子姿の女性がいるという点では本家を先取りしているといえなくもない。

迷台詞

原作がギャグ作品のため、圧倒的に迷台詞の方が多い。

原作およびアニメ

「ケツだけ星人ー! ぶりぶりー! ぶりぶりー!」
しんのすけと言ったらコレ。十八番の一発芸「ケツだけ星人」をやっている時の台詞。
気の知れた相手以外にも行ってはいるが、惚れたおねいさんに通りがかりに見られてしまいショックを受けたり、肛門科の女医達に行ったところ肛門までまじまじと観察・賞賛され精神的に大敗を喫するなど、しんのすけの方がダメージを受ける展開もある。
親世代からの度重なる苦情の影響によりしんのすけの過激なギャグがアニメで次々と封印させられてしまう中、アニメスタッフはこの一発芸だけは死守しようとしている[12]
「ケツだけ歩き~!」
一発芸のひとつである体育座りの姿勢から尻の動きだけで歩く「ケツだけ歩き」を披露する際の台詞。
ケツだけ星人に並ぶ代表的な芸であり、映画『爆発!温泉わくわく大決戦』や『嵐を呼ぶジャングル』ではこのケツだけ歩きが思わぬ活躍を見せ、『超能力大決戦』に至ってはなんとカンタム・ロボでケツだけ歩きを披露している
「いや~それほどでも~…」
説教を受けた際やツッコミを受けた際の照れ反応。「褒めてない」と返すのがお約束。なお、映画『嵐を呼ぶジャングル』では悪役を撃退した活躍の為か、両親に「今回は褒めてやるよ」と言われた。
ちなみにこの照れた際の「後ろを向いたにやけた笑み」は野原一家全員に見られている[13]
「そうとも言う~」
言い間違いを指摘された時の台詞。「そうとしか言わない」と返される事も多い。
「おかえりー」
帰宅時の挨拶。「ただいまでしょ」と返されるのがお約束。
「出発おしんこー! ナスのぬかづけー!」
乗り物が発車する時のお決まりの台詞。いくつかバリエーションがあり、映画『雲黒斎の野望』のラストではド下ネタに走ったバリエーションを披露している。
「おお~父ちゃんふともも~!」
ひろしが家族サービスをする際の返し。「それを言うなら太っ腹だろ」とよく突っ込まれる。
「男同士のお約束!」
ひろしと共にガニ股となり互いの腕を股の間に位置してクイッと上げる約束のポーズ。当然というべきか、みさえからは「やめんか父子バカ」と怒られている。初期に使われていた過激なギャグの1つ。
「いーもんもんじゃんじょん」
不良きどりの子供から、自分より小さな子供からお菓子を脅し取る時の台詞「いーもん持ってんじゃん」を教えられた時の言い間違い。
「ブ・ラジャー!」
お願いを聞く際によく行う了解の返事。普段は受け答えに関してみさえに注意されることが多いが、何故かこれは注意されない。これに限らず女性用下着に関連した話が多い。
『X-Ω』では「ブ、ラジャー!」表記。
「前が見えねェ」
コミックス2巻より。給食当番の時に、熱いから気をつけるよう言った給食のおばさんの足を使って熱さをはかり、顔がめりこむ程の反撃を受けた時の一言。漫画版初期の有名なギャグシーン。流石に過激だったのかアニメ版では変更された。
後に双葉社公式youtubeにてこの回が動画という形で公開されているが、サムネイルではこのコマが赤く着色されており、原作よりさらに過激になっている。
「風間、おめえヘンな奴ヤツだったけど…もっと優しくしてやればよかった」
コミックス2巻、クラスメイトの風間くんが風邪で3日ほど幼稚園を休んでいた際に、死亡したと誤解した時の台詞。机にはが活けられていたりと、かなりブラックなシーンである。
「でめたし、でめたし」
「めでたし、めでたし」の言い間違い。しんのすけのせいで両親やふたば幼稚園の関係者などの人々がとんでもない目に遭ったなどで使う事があり、その場合は周囲から「めでたくない!」と返される。また、TVスペシャル18のCパート「パフィーも出るゾ!! ひまわりのかぐや姫だゾ」ではナレーションが「じゃなくて、めでたし」と突っ込まれている。
「おまたって言えばいいんだよ」
みさえがひまわりを身ごもっていた頃、みさえに対して「赤ちゃんはどこから出てくるの?」という質問をした際に答えに困ったみさえに対する爆弾発言。当然みさえはキレた。
「はい、僕のお母さんです」
大原なな子と会った時の自己紹介の際の台詞。いつもと全く違う口調であり、これを聞いたみさえは思わずじんましんが出た。
「シュッシュポッポッ! シュッシュポッポッ!」
綺麗なおねいさんへの興奮が頂点に達した際にやってしまう汽車のモノマネ。こうなるとまともに話も出来なくなり、落ち着くまで縦横無尽に辺りを走り回る。かなりすばしっこいので、捕まえて止めることも容易ではない。
「母ちゃんこれ」
「オラがつくったひがんばな」
1996年9月27日放送分「赤ちゃんが生まれたゾ」より。無事に第2子を出産したみさえに、以前からこっそり作っていた造花を贈る。が、しんのすけの主張する彼岸花は死の象徴と言えるほどに激烈に縁起の悪い花である。なんてものを贈っているのだか。
実際のところ、造花の見た目は花弁が赤いだけのひまわりであり、偶然か否かこの時生まれた妹はしんのすけによって「ひまわり」と名付けられることになった。
しんのすけ「じゃあママおっぱい」
トオル「ダメー! ママのおっぱいはボクの!」
しんのすけ「でも夜になったら風間君のパパのだぞ」
連載終盤、風間くんの母に他の春日部防衛隊と一緒にプールに連れて行ってもらった際、風間ママが「私をママだと思ってなんでも言ってね」という旨の発言をした際のやりとり。この時点で男女の性交渉に関して完全に理解を示したド下ネタであり、風間ママもこれには強引に話を逸らさざるをえなかった。
「父よ! 母よ! 妹よ!」
コラボレーション企画『仮面ライダーしん王』[14]での台詞。元ネタは『仮面ライダーV3』のオープニングテーマであり、しん王であるしんのすけも両親と妹持ちである。
「じゃ、今日も!」
2018年6月29日放送分「いつものオラだぞ」開幕の台詞。この台詞と共に意気揚々とトイレに向かい、幼稚園の送迎バスに遅刻した。堂々とやることではない。

その他

まつざか先生「『しんちゃんを さがせ』ゲームよ わたしが きめる しんのすけくんと おなじ しんのすけくんを さがすのよ」
しんのすけ「オォ オラを さがすのか? でも オラは ここに いるぞ トシのせいで めもわるく なったのか?」
ゲーム『嵐を呼ぶ園児』でのミニゲーム解説の一幕。残機数(のこりのしんのすけのかず)が減るボス枠のミニゲームとは異なりミスしても残機は減らずステージ進行できるが、こちらもこちらでネタにされやすい内容である。
「お兄さーん! みてみてー! ほーれ、ぞうさん」
勇者特急マイトガイン』のドラマCD『歌のアルバム』内のミニドラマ「君の名は…」より。同作と『クレしん』の放送局が同じだった上、初代しんのすけ役の矢島晶子(現:うえちあき)氏が同作で吉永サリーを演じていたという声優ネタもあってなのか、銭湯にて旋風寺舞人がサリーと出会った際に唐突に乱入。出演するなり舞人に向けて上述したお決まりのギャグ「ぞうさん」を披露する。当然ながら舞人は「誰、君…?」と素でドン引きしていた。

スパロボシリーズの名(迷)台詞

「ほうほう。間の方でしたか」
『X-Ω』イベント「嵐を呼ぶ!銀河ロボット大決戦」の冒頭部分より。当初は「おねいさん」だと思うも、「僕は女性でもなければ男性でもない」と返したナイアーラに対して。原作では様々な「間の方(要するにオネエ)」が登場しているので、こういう結論に至ったのが容易に想像できる。
ナイアーラ「フフ…。君は面白い少年だね。そうだ、この出会いを祝して、君にひとつお話を聞かせてあげよう」
しんのすけ「オラがする! オラがお話しするぞ!」
ナイアーラ「君が聞かせてくれるのかい?」
「…なるほど。たまにはそれも悪くないかもね。それじゃあ、宜しくお願いするよ」
同イベントより。それまで期間限定イベントではプレイヤーに対する語り部のような存在だったナイアーラが、逆にしんのすけの話の聞き手になる珍しい展開。
「綺羅星ぃ~!」
同イベントにて、綺羅星十字団の面々に混じって。直後のあしゅら男爵の反応はまさにユーザーの代弁である。ちなみにこの時のしんのすけのイラストはケツだけ星人であった。
「お前たちの企みは全てお見通しだ! オラとカンタムが、お前たちをやっつけてやる!」
「え…」
「冗談だったんだけど…」
「も~子供の冗談を本気にしないでよ~」
で、あしゅら男爵に向けての前口上…ではなく冗談。これを真に受けたあしゅら男爵にしんのすけとスカーレットキスは思わず呆れてしまった。
タクト「やりたいこととやるべきことが一致した時、世界の声が聴こえる」
「しんちゃん、カンタム。君たちにも聴こえているかい?」
しんのすけ「聴こえてるぞ! 父ちゃんと母ちゃんとひまの声が!」
カンタム「僕にも聴こえている。ヤツを倒せという世界の声が!」
同イベントより。理屈を超えて家族愛の力で野原一家がゼロ時間内に現れた際、タクトの信念に基づいた呼びかけに応えて。まさしく世界の声が聴こえる展開であり、この後のタクトの台詞通りアゲていく展開…なのだが、この後最後の最後の返答で「ブ、ラジャー!」とやらかして台無しになる。そのブレなさこそしんのすけなのだろうが…。

搭乗機体

カンタム・ロボ
好きなロボットアニメの主役メカ。映画『雲黒斎の野望』及び『超能力大決戦』では各々の設定で乗り込み、スパロボでも乗機とする。

余談

  • キャラクターの原案は作者の臼井義人氏のデビュー作である漫画『だらくやストア物語』の登場人物である「二階堂信之助」とされている。
  • 強烈なキャラクター故にほぼ毎回ボケ役であるが、作品が進むにつれしんのすけすら上回る濃いキャラクターも登場するようになり、レギュラーキャラの性格描写の変化などもあってツッコミ役に回る機会も徐々に増えてきている。
  • 原作連載当初の数話は、物静かな性格ながら言動の過激さや他所の幼稚園から転入してきた設定など、以降の設定とは大幅に違うキャラクター性をしており、スラング的な黒歴史となっている。
    • 特に子供とは思えない言動の過激さは連載第1回が突出していると言ってもよく、『クレしん』が他国に進出している現在では絶対にネタにできないであろう実在の事件をネタに持ち出した過去もある。
  • 初代しんのすけ役・矢島晶子氏が自身の甥などを参考にして作り上げたその独特の低いトーンの声による演技は、「あのキャラがしんのすけと同じ声と知って驚いた」という意見も多く見かけられているほどのインパクトを与え、彼女の代表作となった。矢島氏自身もTVのバラエティー番組に出演したりする機会などで「しんちゃんのせいで、私が本来『美少女やお姫様役が多い』ということを皆忘れてしまった」と半ば冗談で言及していた。尚、アニメ放送開始当初は声が後に比べて非常に甲高く、美少女役を演じている時の矢島氏の声に近かった。
  • 2018年6月に矢島氏からテレビ朝日に「他のキャラクターと同時にしんのすけを演じてきたが、彼の声を保ち続けることが難しくなった」と申し出があり、2018年6月29日の放送を最後に野原しんのすけ役を降板することが発表された。2018年7月6日放送回からは、二代目として小林由美子氏が担当している。
  • 映画や特別編など、本編の設定に囚われない数多の作品に出演しているためか、変身能力や超能力を始めとし、本来彼が会得していない能力をその時々限定で所持する作品も少なくない。
    • 極端な例としては、コラボレーションの際にコラボ先の設定を借りての変身形態が用意されたことも複数あり、男児向けの「仮面ライダーシリーズ」との共演で「仮面ライダーしん王」、女児向けの「プリキュアシリーズ」との共演でしんのすけは男児にもかかわらず[15]「キュアオシリィ」などと破天荒な形態が用意されたこともある。

商品情報

脚注

  1. 映画『嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』作中。
  2. 作中では幼年層のキャラがデフォルメされて非常に小柄に描かれている。そのため大人はしんのすけの数倍の大きさで描写されている。
  3. 原作漫画初期においては「コアラのマーチ」だったが、商標上の問題からかアニメ化以降は架空のお菓子「チョコビ」に置き換えられた。なお、「チョコビ」も後に実際のお菓子として商品化されている(ただしメーカーはロッテではなく東鳩)。
  4. 映画『雲黒斎の野望』作中での自己申告。
  5. 原作および映画『超能力大決戦』では黄色いシャツと紫の半ズボンだが、アニメでは赤いシャツと黄色い半ズボンとなっている。
  6. しんのすけは「おねさん」と呼ぶ。ただし、誰でもOKというわけではなく、好みに合致していても性格が悪い相手…所謂「悪いおねいさん」は大いに嫌う。また、いわゆる「宝塚系」の女性も男に見えるからと範囲対象外。一方、『新クレヨンしんちゃん』では人妻がストライクゾーンに入っているかのような描写がある。
  7. 家の中や洗濯物がめちゃくちゃになる・みさえの高級品を台無しにする・シロの散歩やひまわりの面倒をさぼる・帰る時間が遅くなるなど。
  8. ただし、こちらは不謹慎ネタの宝庫である『クレしん』でもさすがに不味かったのか、近年では見られなくなっている。
  9. 原作・アニメでは『武蔵野剣太シリーズ』に該当する連作。目標が出来た途端に努力を重ねていたが、目標を達した途端に満足して剣道を辞めてしまった。劇場版では『雲黒斎の野望』にて、大人に変身した状態で日本刀を使い、黒幕のヒエール・ジョコマンに一度勝利している。
  10. 1993年9月13日放送分「救急車で入院だゾ」より。
  11. しんのすけやひまわりの思考は極彩色の不定形な模様が不気味に蠢いている空間として表現され、ヘクソンはこの思考を読み取った瞬間悶絶してしまった。
  12. バラエティ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』2021年4月19日放送分より。
  13. 一方で、他の家族と違いしんのすけが後ろ向き以外で笑う描写はほぼない。また野原家以外の人物が披露することもたまにある。
  14. 『仮面ライダー電王』とのコラボ作品。作中しんのすけは同名の仮面ライダーに変身しており、商品化もされた。
  15. 詳細は省くが、男子キャラクターの変身する例も希少ながらないわけではない。その枠にコラボレーションでしんのすけが入る事自体が異例な話だが。