「マハーカーラ」の版間の差分
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− | ==== 構成要素 | + | == 概要 == |
+ | マハーカーラとはヒンドゥー教の破壊神シヴァ(大黒天)の別名の1つで、「大いなる暗黒」という意味。ネーミングはシュウが考えたもので、本人は「ブラックホールを操る機体にはふさわしい名前」と自負しているらしい。 | ||
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− | : | + | :「きせつ」とは手綱の意。グランゾンの左右の肩部に搭載されたシステムでマハーカーラの中核。ヴォルクルスの力を自在に引き出す反面、その力に機体と人間が束縛される危険性を秘める。後にシュウはこのシステムを解析してそのデメリットを打ち消すことに成功。ネオ・グランゾンを完全に自分の物とした。 |
:S.R.G-Sシリーズのキットの説明書では、ネオ・グランゾン時の肩アーマーの正面中央にある黄色いラインが羈絏であると記載されている。 | :S.R.G-Sシリーズのキットの説明書では、ネオ・グランゾン時の肩アーマーの正面中央にある黄色いラインが羈絏であると記載されている。 | ||
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;リドル | ;リドル | ||
− | : | + | :グランゾンの全身に配置されたブラックボックス群の名称。多少のばらつきはあるがどれも手のひらサイズ。通常のグランゾン時には多少の出力増強と、特定武器の強化程度にしか使われないが、ネオ・グランゾン時にその真価を発揮するようだ。 |
− | + | :ネオ・グランゾンの各種兵装はボタン一つで発射できるが、それはこのリドルの位置や構造を全て把握し、その場で制御可能なことが前提となっている。当然、それらを把握しているのはシュウのみである。 | |
+ | :リドルとは「なぞなぞ」の意味。 | ||
;カバラ・プログラム | ;カバラ・プログラム | ||
− | : | + | :マハーカーラを管理するプログラム。「カバラ」とはヘブライ語で「口伝」を意味する。 |
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− | シュウ「カバラ・システム起動。呪符アルパからエータまでを展開…」</ | + | ;[[スーパーロボット大戦α]] |
+ | :第54話「異邦人たちの帰還」参照。 | ||
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+ | シュウ「カバラ・システム起動。呪符アルパからエータまでを展開…」<br/>「断章・第2段…」<br/>「虚から虚へ、無から無へ、闇から闇へ…これぞ万物の移ろいの理なり…」<br/>[[マサキ・アンドー|マサキ]]「な、何が起きているんだ!?」<br/>[[シロ (魔装機神)|シロ]]「精霊界からグランゾンに凄まじい負のエネルギーが流れ込んでいるようだニャ!」<br/>マサキ「な、何だと…!? ポゼッションをしてるってのか!?」<br/>[[イングラム・プリスケン|イングラム]](なるほど…精霊の代わりに邪神クラスの存在と契約をしているのか)<br/>シュウ「無よりいでし者は無へ還り、虚よりいでし者は虚へ還る…」<br/>「さあ、ゲートが開きます。異邦人の方々…これでお別れです。またお会いすることもあるでしょう」<br/>(中略)<br/>シュウ「これで空間転移は終了しました。イングラム少佐、ご協力に感謝します」<br/>「運が良ければ、[[ドレイク・ルフト|彼]][[ショット・ウェポン|ら]][[バーン・バニングス|は]][[バイストン・ウェル]]へ帰還していることでしょう…」<br/>マサキ「運が良ければだと…!? それに[[アストラナガン]]が残っているじゃねえか!」<br/>シュウ「グランゾンとアストラナガンが全力で戦えば『この宇宙』を消滅させることになりかねませんからね…」<br/>「私と彼はそういう愚かな選択をしなかっただけのことです」<br/>イングラム「その通りだ。また会おう、シラカワ博士…」 | ||
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− | + | ;[[スーパーロボット大戦OG ダークプリズン]] | |
+ | :第1話「蒼き魔神、再び」にてシュウがカバラ・プログラムの出力が本調子でないことに言及するシーンがある。 | ||
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シュウ「カバラの稼働率は約60%……サブのロジック・サーキットで補うとしても、一部の武器や機能が使えませんね」 | シュウ「カバラの稼働率は約60%……サブのロジック・サーキットで補うとしても、一部の武器や機能が使えませんね」 | ||
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;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END]] | ;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END]] | ||
:[[グランゾン]]のコマンドとして登場し、使用すると[[ネオ・グランゾン]]へと変異する。気力が+30以上の状態で使用可能(隠し強化パーツ装備で制限がなくなる)。 | :[[グランゾン]]のコマンドとして登場し、使用すると[[ネオ・グランゾン]]へと変異する。気力が+30以上の状態で使用可能(隠し強化パーツ装備で制限がなくなる)。 | ||
+ | ;[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ]] | ||
+ | :上記の仕様がOGシリーズ本編にも正式に導入された。 | ||
+ | :制限を解除する隠し強化パーツは存在しないが、同作における気力系精神コマンドの充実ぶりやシュウの[[性格]]も相俟って、実質的には無条件と言える。なお使用時に'''全項目が全回復する'''ため、最低限グラビトロンカノンは使いきっておきたい他、[[底力]]を養成している場合は底力補正が消えるため注意が必要。 | ||
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2021年4月12日 (月) 19:52時点における最新版
マハーカーラ(Mahākāla)とは、グランゾンに組み込まれたネットワークシステムの名称で、ネオ・グランゾンへの変貌に必要なもの。
概要[編集 | ソースを編集]
マハーカーラとはヒンドゥー教の破壊神シヴァ(大黒天)の別名の1つで、「大いなる暗黒」という意味。ネーミングはシュウが考えたもので、本人は「ブラックホールを操る機体にはふさわしい名前」と自負しているらしい。
構成要素[編集 | ソースを編集]
- ヴォルクルスの羈絏(きせつ)
- 「きせつ」とは手綱の意。グランゾンの左右の肩部に搭載されたシステムでマハーカーラの中核。ヴォルクルスの力を自在に引き出す反面、その力に機体と人間が束縛される危険性を秘める。後にシュウはこのシステムを解析してそのデメリットを打ち消すことに成功。ネオ・グランゾンを完全に自分の物とした。
- S.R.G-Sシリーズのキットの説明書では、ネオ・グランゾン時の肩アーマーの正面中央にある黄色いラインが羈絏であると記載されている。
- リドル
- グランゾンの全身に配置されたブラックボックス群の名称。多少のばらつきはあるがどれも手のひらサイズ。通常のグランゾン時には多少の出力増強と、特定武器の強化程度にしか使われないが、ネオ・グランゾン時にその真価を発揮するようだ。
- ネオ・グランゾンの各種兵装はボタン一つで発射できるが、それはこのリドルの位置や構造を全て把握し、その場で制御可能なことが前提となっている。当然、それらを把握しているのはシュウのみである。
- リドルとは「なぞなぞ」の意味。
- カバラ・プログラム
- マハーカーラを管理するプログラム。「カバラ」とはヘブライ語で「口伝」を意味する。
登場作品とその言及[編集 | ソースを編集]
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦α
- 第54話「異邦人たちの帰還」参照。
シュウ「カバラ・システム起動。呪符アルパからエータまでを展開…」
「断章・第2段…」
「虚から虚へ、無から無へ、闇から闇へ…これぞ万物の移ろいの理なり…」
マサキ「な、何が起きているんだ!?」
シロ「精霊界からグランゾンに凄まじい負のエネルギーが流れ込んでいるようだニャ!」
マサキ「な、何だと…!? ポゼッションをしてるってのか!?」
イングラム(なるほど…精霊の代わりに邪神クラスの存在と契約をしているのか)
シュウ「無よりいでし者は無へ還り、虚よりいでし者は虚へ還る…」
「さあ、ゲートが開きます。異邦人の方々…これでお別れです。またお会いすることもあるでしょう」
(中略)
シュウ「これで空間転移は終了しました。イングラム少佐、ご協力に感謝します」
「運が良ければ、彼らはバイストン・ウェルへ帰還していることでしょう…」
マサキ「運が良ければだと…!? それにアストラナガンが残っているじゃねえか!」
シュウ「グランゾンとアストラナガンが全力で戦えば『この宇宙』を消滅させることになりかねませんからね…」
「私と彼はそういう愚かな選択をしなかっただけのことです」
イングラム「その通りだ。また会おう、シラカワ博士…」
OGシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦OG ダークプリズン
- 第1話「蒼き魔神、再び」にてシュウがカバラ・プログラムの出力が本調子でないことに言及するシーンがある。
シュウ「カバラの稼働率は約60%……サブのロジック・サーキットで補うとしても、一部の武器や機能が使えませんね」
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END
- グランゾンのコマンドとして登場し、使用するとネオ・グランゾンへと変異する。気力が+30以上の状態で使用可能(隠し強化パーツ装備で制限がなくなる)。
- スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
- 上記の仕様がOGシリーズ本編にも正式に導入された。
- 制限を解除する隠し強化パーツは存在しないが、同作における気力系精神コマンドの充実ぶりやシュウの性格も相俟って、実質的には無条件と言える。なお使用時に全項目が全回復するため、最低限グラビトロンカノンは使いきっておきたい他、底力を養成している場合は底力補正が消えるため注意が必要。
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