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| 正式名称 = ベルゼルガWP
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| ポリマーリンゲル液 = DT-M/DT-MO
*開発者:[[クエント星]]の技師
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| 巡航速度 = 42.0 km/h
*所属:[[傭兵]]等他多数
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| 装甲厚 = 8-14 mm
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<!-- 設定が存在しない項目は削除してください。 -->
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'''ベルゼルガ'''は『[[装甲騎兵ボトムズ]]』の[[登場メカ]]
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== 概要 ==
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クエント製ヘビィ級[[アーマード・トルーパー|AT]]
  
クエント製ヘビィ級[[AT]]<br />
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ギルガメス製ATを参考にしてクエントの技師がハンドメイドで製造しており、マッスルシリンダーなどにギルガメス製のものが使用されている。
ギルガメス製ATを参考にしてクエントの技師がハンドメイドで製造しており、マッスルシリンダーなどにギルガメス製のものが使用されている。<br />型式番号は傭兵センターへの登録順であり、各機が雇い先の戦場とパイロットに合わせてカスタム化されている。そのため、旧式の方が形式番号が若いとは限らない様子。ちなみにシャッコの機体は水陸両用仕様機。<br />[[ダイビングビートル]]の脚部をそのまま流用しているとしている資料が多いが設定スタッフの井上氏は「どこから出てきた話なのだろう、デザインは似てるが部品のサイズが合わない」とコメントしている為真偽の程は不明である。
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型式番号は傭兵センターへの登録順であり、各機が雇い先の戦場とパイロットに合わせてカスタム化されている。そのため、旧式の方が形式番号が若いとは限らない様子。
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[[ダイビングビートル]]の脚部をそのまま流用しているとしている資料が多いが<ref>設定スタッフの井上氏は「どこから出てきた話なのだろう、デザインは似てるが部品のサイズが合わない」とコメントしている。</ref>、真偽の程は不明である。
  
 
本体と武器に搭載されているクエント素子を用いた金属センサーは極めて優秀な性能として広く知られており、「(クエント製のレーダーに)ミスは考えられない」と言わしめるほど。
 
本体と武器に搭載されているクエント素子を用いた金属センサーは極めて優秀な性能として広く知られており、「(クエント製のレーダーに)ミスは考えられない」と言わしめるほど。
  
外観は中世騎士を思わせるヒロイックなものでカメラはドッグ系ATのようなターレット式ではなく固定式となっている。また、'''パイルバンカーを搭載したロボットの元祖'''として非常に有名であり、これらもあってかATの中では非常に人気が高い。
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外観は中世騎士を思わせるヒロイックなものでカメラはドッグ系ATのようなターレット式ではなく固定式となっている。また、'''パイルバンカーを搭載したロボットの元祖'''として非常に有名であり、これらもあってかATの中では非常に人気が高い一方、逆にそのヒロイックなデザインが「ボトムズらしくない」として否定的な声も多く、いろいろと賛否両論が分かれた機体であった。
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なお、「ベルゼルガ」とは[[北欧神話]]に登場する狂戦士「ベルセルク」の[[ドイツ語]]読みが元ネタである。<ref>[[英語]]読みでいう「[[ノーベルガンダム|バーサーカー]]」。</ref><ref>ちなみに、外伝作品「青の騎士ベルゼルガ物語」ではこの名称がクエントから異能者を追放した人物「'''旧劣等種'''(ベルゼルガと読む。ちなみに、意味合いとしては北欧神話のベルセルクとほぼ似たような性質を持つ。)」からとられたということになっている。ただし、この作品自体が事実上パラレルワールドとなったため、本編世界観におけるベルゼルガの名称が、具体的に何に由来しているかは不明となっている。</ref>
  
なお、「ベルゼルガ」とは狂戦士のドイツ語読み「ベルセルク」が元ネタである。
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=== ベルゼルガWP ===
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クメン篇でシャッコが搭乗していた水陸両用仕様の機体。一般的に「ベルゼルガ」は本機を指す。シャッコ機はイプシロンとの戦闘で破壊された。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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=== [[Zシリーズ]] ===
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;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}
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:初登場作品。ベルゼルガWPがベルゼルガ名義で登場。クメンルートと第20話で[[スポット参戦]]した後、終盤で正式加入。原作で登場した[[ベルゼルガDT]]を兼ねており、ベルゼルガDTの参戦は[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|次回作]]までのお預けとなる。
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:ちなみに、クメンルートを通ると、'''離脱の際に改造資金が返還されるが、改造段階がそのまま残る'''。第20話でのスポット参戦、そして正式加入時にもそのまま残るため、非常にお得。
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:なお、第20話でパイルバンカーを使うと、[[地球防衛企業ダイ・ガード|ダイ・ガード組]]が驚くイベントがある。
  
=== [[Zシリーズ]] ===
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=== 単独作品 ===
;[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇]]
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}
:初登場作品。PV1にて早速パイルバンカーを披露している。クメンルートと20話でスポット参戦した後、終盤で正式加入。なお、クメンルートを通ると、'''離脱の際に改造資金が返還されるが、改造段階がそのまま残る'''。20話でのスポット参戦、そして正式加入時にもそのまま残るため、非常にお得。なお20話でパイルバンカーを使うと、ダイ・ガード組が驚くイベントがある。
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:[[ル・シャッコ]]の乗るベルゼルガWPが登場。パイルバンカーには通常版と[[突破攻撃]]版がある。通常版には「貫通」特性が付いているため数値以上のダメージが出やすく、また「ショック」特性も持っているので敵の防御をダウンさせることがある。消費[[EN]]が20とやや多いが、命中補正も高いのでパイルバンカー主体で戦っていくことになるだろう。[[シールド防御]]があるので、ATとしては打たれ強いのもポイント。[[キリコ・キュービィー|キリコ]]の[[スコープドッグ・レッドショルダーカスタム]]及び[[バニラ・バートラー|バニラ]]の[[ATフライ]]とグループ出撃可能。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
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;[[格闘 (武器名)|格闘]]
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:アームパンチ機構は搭載されていないが、ヘビィ級AT故にパワーは高い。第21話では[[スタンディングタートル]]を[[鋼鉄ジーグ|抱き潰していた]]シーンもあった。
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:『再世篇』ではシンプルに敵をぶん殴る。
  
==== 格闘兵装 ====
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==== 武装 ====
;格闘
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:左腕に装着。
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:;パイルバンカー
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::[[クエント人]]伝統の狩猟具をもとにしたベルゼルガを象徴する武器。盾に付けられており、圧搾空気により金属製の杭を発射する。なお、本来はアームパンチの代替品である。
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::後の[[アルトアイゼン]]などのように「ダメージを与える武器」ではなく、'''コクピットを撃ち抜いて確実にパイロットを仕留める'''ための武器である。
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::意外にも『[[装甲騎兵ボトムズ]]』本編中では2回しか使用されておらず、実のところそれほど扱いの大きくない武装である。本格的に注目されるようになるのは[[小説]]『青の騎士ベルゼルガ物語』や[[OVA]]『[[機甲猟兵メロウリンク]]』といった外伝作品を待つことになる。
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::唯一の欠点は空中の敵に攻撃できない事だが、『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では[[ミノフスキークラフト|フライトモジュール]]等を付けることで解消できる。『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』では地形適応を変えられないため空中の敵には上記のアサルトライフルでしか攻撃できない。
 
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;パイルバンカー
 
:[[クエント人]]伝統の狩猟具をもとにしたベルゼルガを象徴する武器。<br />だが『[[装甲騎兵ボトムズ]]』本編中では2回しか使用されていない、それほど扱いの大きくない武装である。本格的に注目されるようになるのは『青の騎士ベルゼルガ物語』や『機甲猟兵メロウリンク』といった外伝作品を待つことになる。<br />左腕に装備された盾に付けられており、圧搾空気により金属製の杭を発射する。なお、本来はアームパンチの代替品である。<br />後の[[アルトアイゼン]]などのように「ダメージを与える武器」ではなく、'''コクピットを撃ち抜いて確実にパイロットを仕留める'''ための武器である。
 
 
==== 射撃兵装 ====
 
 
;GAT-40 アサルトライフル
 
;GAT-40 アサルトライフル
:ベルゼルガ専用武器で、本体と同じくクエント素子を用いたセンサーが装備されている。<br />装弾数が32発と少ないため、作戦時にはミッションパックに予備弾倉を3個懸架する。
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:ベルゼルガ専用武器で、本体と同じくクエント素子を用いたセンサーが装備されている。装弾数が32発と少ないため、作戦時にはミッションパックに予備弾倉を3個懸架する。
  
 
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
;盾装備、銃装備
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;盾装備
:[[シールド防御]]、[[撃ち落とし]]を発動。
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:[[シールド防御]]を発動。
  
 
=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
 
;[[陸]]・[[海]]
 
;[[陸]]・[[海]]
 
:シャッコ機は水陸両用仕様機なので海A。
 
:シャッコ機は水陸両用仕様機なので海A。
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;S
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:第2次Z再世篇
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=== カスタムボーナス ===
 
=== カスタムボーナス ===
<!-- :ボーナス内容:第2次G、GBA版OG2、OGs、OG外伝、A PORTABLE、第2次Zで採用。 -->
 
 
;装甲値+300、運動性+20、照準値+20
 
;装甲値+300、運動性+20、照準値+20
:
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:[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]
  
== [[BGM|機体BGM]] ==
+
== 機体BGM ==
;炎のさだめ
+
;「炎のさだめ」
 
:TVシリーズOPテーマ。
 
:TVシリーズOPテーマ。
 
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<!-- == 対決・名場面 == -->
== 対決・名場面など ==
 
<!-- できる限り作品順・時系列順に記述してください。 -->
 
  
 
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
;ATH-Q58 ベルゼルガDT
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;ATH-Q58 [[ベルゼルガDT]]
 
:旧式の機体。脚部に砂漠走破装備「サンドトリッパー」が装着されている。クエント編にて[[フィアナ]]が搭乗した。
 
:旧式の機体。脚部に砂漠走破装備「サンドトリッパー」が装着されている。クエント編にて[[フィアナ]]が搭乗した。
 
;ATM-09-HC ベルゼルガ・イミテイト
 
;ATM-09-HC ベルゼルガ・イミテイト
:OVA『ビッグバトル』にて登場したベルゼルガを模した[[スコープドッグ]]。漫画『CRIMSON EYES』には[[ファッティー]]をベースとした機体が登場した。
+
:[[OVA]]『[[装甲騎兵ボトムズ ビッグバトル|ビッグバトル]]』に登場するベルゼルガを模した[[スコープドッグ]]。SRW未登場。
 
;ATH-QX ベルゼルガ・プレトリオ
 
;ATH-QX ベルゼルガ・プレトリオ
:『幻影篇』に登場。ベルゼルガの基本モデルで、銃器やローラーダッシュ機構・高性能センサーを装備していない。パイルバンカーと槍を組み合わせた「ジョルトパイク」という武器を使う。
+
:OVA『[[装甲騎兵ボトムズ 幻影篇|幻影篇]]』に登場。ベルゼルガの基本モデルで、銃器やローラーダッシュ機構・高性能センサーを装備していない。パイルバンカーと槍を組み合わせた「ジョルトパイク」という武器を使う。SRW未登場。
;ATH-Q63BTS ベルゼルガ・バトリングスペシャル
+
;ATH-Q63-BTS ベルゼルガBTS
:通称「ブルーナイト」。『青の騎士ベルゼルガ物語』にて主人公ケイン・マクドガルが搭乗した機体。青く塗装されているのが特徴。
+
:外伝作品「青の騎士ベルゼルガ物語」に登場。バトリング用にカスタマイズされており、稼働時間の短縮と引き換えに出力を強化している。パイルバンカーはアームパンチ用の液体炸薬2発分を使用して射出するようになっており、通常タイプより貫徹力が高い。秘密結社の高性能ATシャドウフレアとの戦いで大破した後に修復されたタイプには、「スーパーエクスキュージョン」と名付けられた。SRW未登場。
;ATH-Q63BTSⅡSX ベルゼルガ・スーパーエクスキュージョン
+
;ATM-FX∞ ベルゼルガ・テスタロッサ
:上記「ブルーナイト」の改修機。次期主力ATのパーツを組み込むなど様々な改造が施されている。
+
:外伝作品「青の騎士ベルゼルガ物語」に登場。型番の「∞」は「アンフィニ」と読む。未知の技術を用いて「ATでは倒せない相手に対抗する」というコンセプトで造られた兵器で、文字通りATとは思えない超性能を誇るシリーズ最強の機体。こちらも凄まじい性能を誇る同作のラスボス・古代兵器レグジオネータとスーパーロボット顔負けの超常バトルを繰り広げ、ファンの賛否が分かれる。レグジオネータが単独で800機のATを軽く壊滅させ、こちらもまたATというには怪物マシンにもほどがあるFXタイプですらまるで相手にならないほどの戦闘力を持つと言えば、それと互角に戦うテスタロッサの性能が規格外であることは想像に難くない。<ref>余談だが、雑誌ホビージャパンの企画でフルスクラッチキットを製作したモデラーはデザインを見て、「ATじゃない!」と思わず叫んで頭を抱えたという。</ref>SRW未登場。
;ATH-Q60 グレー・ベルゼルガ
+
 
:『青の騎士ベルゼルガ物語』にてクエント人の老戦士、ムディ・ロッコルが搭乗したベルゼルガ。なお、機体の地金をむき出しにした外見から「グレー・ベルゼルガ」と呼ばれているだけであり、塗装はされていない。
+
== 脚注 ==
;ATM-FX∞ BERSERGA SSS-X テスタロッサ
+
<references />
:同じく『ベルゼルガ物語』にてケインが搭乗した最後の機体。マッスルシリンダーは補機程度にしか使用されておらず、ATという概念から外れかかっている存在。
 
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
 
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== リンク ==
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2023年10月8日 (日) 20:52時点における最新版

ベルゼルガ
登場作品

ボトムズシリーズ

初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
正式名称 ベルゼルガWP
分類 クエント製ヘビィ級アーマード・トルーパー
型式番号 ATH-Q64
全高

4.274 m

降着形態時
2.865 m
乾燥重量 8.103 t
基本待機重量 8.333 t
最大出力 360馬力
最大トルク 76 kg/m
マッスルシリンダー 1P-NJ-S4
ポリマーリンゲル液 DT-M/DT-MO
巡航速度 42.0 km/h
最高走行速度 69.0 km/h
装甲厚 8-14 mm
PR液総量

180リットル

予備
60リットル
開発者 クエント星の技師
乗員人数 1名
主なパイロット ル・シャッコ
テンプレートを表示

ベルゼルガは『装甲騎兵ボトムズ』の登場メカ

概要[編集 | ソースを編集]

クエント製ヘビィ級AT

ギルガメス製ATを参考にしてクエントの技師がハンドメイドで製造しており、マッスルシリンダーなどにギルガメス製のものが使用されている。

型式番号は傭兵センターへの登録順であり、各機が雇い先の戦場とパイロットに合わせてカスタム化されている。そのため、旧式の方が形式番号が若いとは限らない様子。

ダイビングビートルの脚部をそのまま流用しているとしている資料が多いが[1]、真偽の程は不明である。

本体と武器に搭載されているクエント素子を用いた金属センサーは極めて優秀な性能として広く知られており、「(クエント製のレーダーに)ミスは考えられない」と言わしめるほど。

外観は中世騎士を思わせるヒロイックなものでカメラはドッグ系ATのようなターレット式ではなく固定式となっている。また、パイルバンカーを搭載したロボットの元祖として非常に有名であり、これらもあってかATの中では非常に人気が高い一方、逆にそのヒロイックなデザインが「ボトムズらしくない」として否定的な声も多く、いろいろと賛否両論が分かれた機体であった。

なお、「ベルゼルガ」とは北欧神話に登場する狂戦士「ベルセルク」のドイツ語読みが元ネタである。[2][3]

ベルゼルガWP[編集 | ソースを編集]

クメン篇でシャッコが搭乗していた水陸両用仕様の機体。一般的に「ベルゼルガ」は本機を指す。シャッコ機はイプシロンとの戦闘で破壊された。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
初登場作品。ベルゼルガWPがベルゼルガ名義で登場。クメンルートと第20話でスポット参戦した後、終盤で正式加入。原作で登場したベルゼルガDTを兼ねており、ベルゼルガDTの参戦は次回作までのお預けとなる。
ちなみに、クメンルートを通ると、離脱の際に改造資金が返還されるが、改造段階がそのまま残る。第20話でのスポット参戦、そして正式加入時にもそのまま残るため、非常にお得。
なお、第20話でパイルバンカーを使うと、ダイ・ガード組が驚くイベントがある。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Operation Extend
ル・シャッコの乗るベルゼルガWPが登場。パイルバンカーには通常版と突破攻撃版がある。通常版には「貫通」特性が付いているため数値以上のダメージが出やすく、また「ショック」特性も持っているので敵の防御をダウンさせることがある。消費ENが20とやや多いが、命中補正も高いのでパイルバンカー主体で戦っていくことになるだろう。シールド防御があるので、ATとしては打たれ強いのもポイント。キリコスコープドッグ・レッドショルダーカスタム及びバニラATフライとグループ出撃可能。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

格闘
アームパンチ機構は搭載されていないが、ヘビィ級AT故にパワーは高い。第21話ではスタンディングタートル抱き潰していたシーンもあった。
『再世篇』ではシンプルに敵をぶん殴る。

武装[編集 | ソースを編集]

左腕に装着。
パイルバンカー
クエント人伝統の狩猟具をもとにしたベルゼルガを象徴する武器。盾に付けられており、圧搾空気により金属製の杭を発射する。なお、本来はアームパンチの代替品である。
後のアルトアイゼンなどのように「ダメージを与える武器」ではなく、コクピットを撃ち抜いて確実にパイロットを仕留めるための武器である。
意外にも『装甲騎兵ボトムズ』本編中では2回しか使用されておらず、実のところそれほど扱いの大きくない武装である。本格的に注目されるようになるのは小説『青の騎士ベルゼルガ物語』やOVA機甲猟兵メロウリンク』といった外伝作品を待つことになる。
唯一の欠点は空中の敵に攻撃できない事だが、『第2次Z再世篇』ではフライトモジュール等を付けることで解消できる。『OE』では地形適応を変えられないため空中の敵には上記のアサルトライフルでしか攻撃できない。
GAT-40 アサルトライフル
ベルゼルガ専用武器で、本体と同じくクエント素子を用いたセンサーが装備されている。装弾数が32発と少ないため、作戦時にはミッションパックに予備弾倉を3個懸架する。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

盾装備
シールド防御を発動。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

シャッコ機は水陸両用仕様機なので海A。

サイズ[編集 | ソースを編集]

S
第2次Z再世篇
SSまたは1
OE

カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]

装甲値+300、運動性+20、照準値+20
第2次Z再世篇

機体BGM[編集 | ソースを編集]

「炎のさだめ」
TVシリーズOPテーマ。

関連機体[編集 | ソースを編集]

ATH-Q58 ベルゼルガDT
旧式の機体。脚部に砂漠走破装備「サンドトリッパー」が装着されている。クエント編にてフィアナが搭乗した。
ATM-09-HC ベルゼルガ・イミテイト
OVAビッグバトル』に登場するベルゼルガを模したスコープドッグ。SRW未登場。
ATH-QX ベルゼルガ・プレトリオ
OVA『幻影篇』に登場。ベルゼルガの基本モデルで、銃器やローラーダッシュ機構・高性能センサーを装備していない。パイルバンカーと槍を組み合わせた「ジョルトパイク」という武器を使う。SRW未登場。
ATH-Q63-BTS ベルゼルガBTS
外伝作品「青の騎士ベルゼルガ物語」に登場。バトリング用にカスタマイズされており、稼働時間の短縮と引き換えに出力を強化している。パイルバンカーはアームパンチ用の液体炸薬2発分を使用して射出するようになっており、通常タイプより貫徹力が高い。秘密結社の高性能ATシャドウフレアとの戦いで大破した後に修復されたタイプには、「スーパーエクスキュージョン」と名付けられた。SRW未登場。
ATM-FX∞ ベルゼルガ・テスタロッサ
外伝作品「青の騎士ベルゼルガ物語」に登場。型番の「∞」は「アンフィニ」と読む。未知の技術を用いて「ATでは倒せない相手に対抗する」というコンセプトで造られた兵器で、文字通りATとは思えない超性能を誇るシリーズ最強の機体。こちらも凄まじい性能を誇る同作のラスボス・古代兵器レグジオネータとスーパーロボット顔負けの超常バトルを繰り広げ、ファンの賛否が分かれる。レグジオネータが単独で800機のATを軽く壊滅させ、こちらもまたATというには怪物マシンにもほどがあるFXタイプですらまるで相手にならないほどの戦闘力を持つと言えば、それと互角に戦うテスタロッサの性能が規格外であることは想像に難くない。[4]SRW未登場。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 設定スタッフの井上氏は「どこから出てきた話なのだろう、デザインは似てるが部品のサイズが合わない」とコメントしている。
  2. 英語読みでいう「バーサーカー」。
  3. ちなみに、外伝作品「青の騎士ベルゼルガ物語」ではこの名称がクエントから異能者を追放した人物「旧劣等種(ベルゼルガと読む。ちなみに、意味合いとしては北欧神話のベルセルクとほぼ似たような性質を持つ。)」からとられたということになっている。ただし、この作品自体が事実上パラレルワールドとなったため、本編世界観におけるベルゼルガの名称が、具体的に何に由来しているかは不明となっている。
  4. 余談だが、雑誌ホビージャパンの企画でフルスクラッチキットを製作したモデラーはデザインを見て、「ATじゃない!」と思わず叫んで頭を抱えたという。

商品情報[編集 | ソースを編集]